梨花 2019-04-17 22:14:10 |
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未鶴「はぁ!?な…なんなの…?………あいつ…もしかしてまだあの事を…」
花緒「ど…どういうことですか…?あの人何かあったんですか…?」
未鶴「……あいつの家って、結構凄い家系でさ…色んな政治家なんかも輩出してるんだけど…最強ブレイダーである兄の十文寺出流がいるおかげで、十文寺家からは辛い事を言われ続けてるんだ…私、あいつの気持ちわかるんだ。私もあいつみたいにプレッシャーをかけられて…一度道を外れてしまったから。それを助けてくれたのが、あいつなんだけどね」
疾風「…………(こんなに努力をしているのに…色んな怪物達も倒してきているのに…俺はやっぱり認められないのか……俺の努力は…無駄だったのか…)」
岳斗「疾風じゃねぇか、お前こんなとこで何してんだ?」
疾風「岳斗……ソラは一緒じゃないのか?」
岳斗「ソラは部屋で寝てる。で…お前、なんか暗くないか?まさか…またなんか言われたのか?」
疾風「………」
(影の世界を作ったシャドウは、影の悪魔四人組の中で一番優しく、一番の恐怖と言える存在である。彼女は、いつしか人間と仲良くなりたいと思っていた。今は猫しか友達がいないのだ。)
[シャドウ]「正直…できないかもしれない…」
(彼女は気が弱い。話しかけることさえできな
[シャドウ]「うるさい。」
(…)
僕は希美の知り合いだよ。
・・・・疾風。あんな大人の言う事なんて聞かなくていいさ。あいつらは調子に乗ってるだけで、君の意見なんてちっとも聞いてくれない。
君に必要なのは“抗う心”即ち“反逆の意思”
このまま君は底辺の人間として生きるのか?嫌だと思わないのか?by舞奈香
岳斗「…疾風…お前…」
疾風「………十文寺家に役立ずはいらない…当然の事だ。本当なら、もっと上のチームに行けたはずが…俺はそのチャンスを棒に振ったんだ…自業自得(岳斗に手を引っ張られる)!なっ…!!」
岳斗「行くぞ疾風、お前の家に」
疾風「お前には関係ないだろ!!!最初に会った時も言ったはずだ!!!!俺に関わるなと…」
岳斗「てめぇはそれでいいのかよ!!!!」
疾風「!」
岳斗「関わるとか…そんなのどうだって良いだろ。俺はそいつらが気に食わねぇから文句言いに行くだけだ。あんたも来るか?」
岳斗「それしたら全力で止めるからな!?相手はブレイダーでもねぇ奴も居るんだからな!?」
疾風「………ブレイダー1の問題児が何言ってるんだ」
岳斗「あっ、お前言ったな?俺だってたまにはまともなとこはあんだからな」
ふむ・・・・やはり夜兎の血が混じってるとどうしても乱暴な方に進んでしまうのか・・・・?
いや、それは僕の闘争本能があるだけか・・・by舞奈香
[シャドウ]「…友達、欲しい。」
(彼女は友達が欲しいといつも言っている。実際、猫もいないときは誰ともいれないのだ。いつもは他の悪魔もやるべきことがあると言って遊んでくれないのである。)
[シャドウ]「皆は忙しいから、仕方ない…」
疾風「一応警備の人には来ることは言っておいた。普通に入れるだろう」
岳斗「よし、そんじゃ行くか(扉を開けて中に入る)…広いな。流石金持ち」
岳斗「おうよ!」
父「帰ってきたのか…疾風。ん?そこの奴等は…」
出流「父上、どうかなさい………!お前は…」
疾風「父上…兄上…」
岳斗「よぉ、皇帝さん。話し合いをしに来たぜ」
父「話し合いだと…?俺は忙しいんだ。さっさと帰ったらどうだ」
・・・・・単刀直入に言います。
疾風の扱いが酷すぎます。家柄の事は大事だと思う・・・ですが“まともな会話ができない人間は、人の上に経つ資格はありません。”by舞奈香
[シャドウ]「!…嫌…その…何でもない…」
(そう言うと、一瞬彼女は目を背けるが、駄目だ、と言うように首を横に振って)
[シャドウ]「…その…友達が居ないから…遊んでくれる人が居なくて…」
(そう言って、また目を背けてしまった。その時、偶然にも快登が通りかかった。)
[快登]「…あの子…普通の人間じゃあないな…」
(快登はそう言ったが、ちょっとの間見ている事にしたのか、少し戻って隠れているようだ。)
父「俺達より下の奴等の話を聞けと?無駄な事だ。十文寺家は完璧でなければならない。格下の奴等の話を聞くなど無意味にも等しい。疾風にもそう教えてきたつもりだが…どこで間違えてこんな欠陥品になったんだかな」
疾風「っ………申し訳…ございま(岳斗「欠陥品はあんたらの方だろ」!」
父「…何?」
出流「(岳斗の目の前まで歩いていく)貴様…今、なんと言った?」
岳斗「耳クソ溜まって聞こえなかったか?欠陥品はあんたらの方だって言ったんだよ。俺らは確かにE級ブレイダーチーム…最下級のブレイダーだ。でもな、てめぇらが思ってる以上に、BREAK DRIVEは…俺達は強えんだよ」
出流「部外者が何を言っても関係ない事だ。これ以上は話しても無駄だ。さっさと去れ」
岳斗「部外者でも言わせてもらうぜ。疾風は最初に会った頃、俺に啖呵を切りやがった仲間なんだからな。あの頃のあいつもあんたらみてぇだったけど…てめぇらみてぇには腐り切ってはなかったんだよ。俺が絶望して立ち直れなくなったときに、「こんなんでへこたれるやつじゃないはずだ。運命に抗うんだろ」って言って俺を元気づけてくれた。疾風はあんたらなんかより、よっぽど強えんだよ」
疾風「岳斗…(最初に会った頃も…BREAK DRIVEを結成した時も…俺はあいつをブレイダーとは認めていなかった……でも…あいつはいつも、燃えるような真っ直ぐな目をしてた…そうか…だからこそ、真っ直ぐだから首を突っ込んでくるのか)」
分かります・・・劣化品を否定する事は分かります。
けど、見えない努力を認めないのは。その人の力も否定するのですよ。
おまけに・・・・自らの“正義”を他人に押し付けて。自らの“正義”を善人に振るい。他者を傷付ける。
自分が正しい、自分こそ正義だと・・・・身勝手に、我儘に。
それを世間では自己中心的存在と言うんですよ?
僕の敬愛する哲学者・ニーチェの言葉にはこんな言葉もある
「悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。」by舞奈香
父「…貴様らが何を言っても変わらん事だ。疾風、お前もわかっているだろ?この愚か者どもに十文寺家の威厳を見せてやれ」
疾風「………できません」
父「何…?」
疾風「俺には…こいつらにそんな事は出来ません」
出流「疾風…父上に逆らう気か?」
疾風「俺は父上や兄上に従う気はありません。俺は俺の道を進み、岳斗達と一緒に強くなります。俺は貴方達みたいな貴族ぶって見下すような奴等になるぐらいなら、喜んで愚か者に成り下がります」
父「…ついに行くとこまで行ってしまったか…疾風…!!」
疾風「だから…今は敬語や敬意をなしで言うのを許してください…俺はあんた達みたいな見下すような名家の名にしかクズになんかならない!!!!!!俺はお前らを見返して強くなってやる!!!!!十文寺家としてじゃない、BREAK DRIVEの十文寺疾風としてだ!!!!!!!!もう俺はこの家には帰らない、首を洗って待っていろ!!!!!バカ親父にバカ兄貴!!!!!!!」
岳斗「疾風…(ニッと笑う)やっぱ言えんじゃねぇかよ!」
父「……勝手にしろ、二度とこの家に足を踏み入れるんじゃない。もうお前は…俺の息子ではない」
疾風「………」
岳斗「そんじゃま、そう言うことでな」
出流「園崎岳斗、ブレイダー1の問題児とは聞いてたが…ここまでとはな。思ってたよりもぶっ飛んだやつだ」
岳斗「誰にも縛られねぇのが俺なんでな。あ、それと…(出流の方に指を指す)俺はてめぇを越えてやるよ。十文寺出流。下克上ってもん見せてやるから待っとけ、ブレイダー1最強の皇帝様よ」
出流「ふん…貴様には到底出来ないと思うが…いいだろう、やれるものならやってみろ。圧倒的力の差を見せつけてやる。ブレイダー1最悪の問題児」
未鶴「………」
花緒「………」
未鶴「………帰ってこないね…あいつら」
花緒「帰ってきませんね…」
未鶴「ほんとあいつらふざけてんでしょ…いつまで待たせる気…!?帰ったらほんとシメてやろうか…!!!」
花緒「未鶴さんって…なんだか元ヤンみたいですね…」
未鶴「はっ?何言ってんの?私元ヤンだけど」
花緒「え」
未鶴「え、あ、いやいやいやいや!!!今のは違うから!!!元ヤンじゃないし普通のブレイダーやってる女子校生だから!!!!!わかった!?」
花緒「は、はい…」
・・・・・・・なぁ、トシ。覚えてるか?
あいつが言った言葉・・・・“人は沢山殺してきた”みたいな事・・・・・あれが、ずっと引っかかってんだよ・・・・そもそも、あいつは・・・何者なんだ?by希美
・・・・・・・・・っ。やっぱ、探してくる。
俺、あいつの事が気になるし、十戒の名を持った人物にお前と声が同じの魔帝に襲われる可能性もある。
だから・・・・探す・・・・・。
(俊哉を見る)・・・・・・嫌、なのか?トシ。俺が、お前の傍から離れる事を・・・・by希美
そりゃあな…それに…魔帝の奴は襲いに来ないと思うぜ。この前俺のとこに来て言ったんだ。「今は襲わない、次の特異点が起こる世界にいる。楽しみにしてるぜ」って
・・・・・次の特異点か・・・・・・。by希美
(業務連絡です。次の特異点モチーフは血界戦線にします。日本と血界戦線の同時並行します!それはトピが出来次第、移動してください!)
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