梨花 2019-04-17 22:14:10 |
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・・・・・・死なせてくれ・・・・・・頼むから死なせてくれ!!!!!!もう嫌なんだ!!!!俺のせいで、誰かが苦しむのは!!!!!!
俺のせいで・・・・・俺のせいで・・・・・by希美
朱莉「っ……(希美を思いっきりビンタする)」
俊哉「!おい朱莉、お前何して…!」
朱莉「…痛いでしょ、希美。私の手だって、心だって、とっても痛いの。でもね、それ以上に…今まで希美が苦しめてきた人達の方が痛いの。でもその中には…貴方に未来を託す人が居たの。貴方は今、その人の気持ちを無下にしようとしている。きっとその人ならこう言うだろうね…「お前が俺の託した思いを無駄にすんなら、てめぇを100回以上ぶっ殺す」ってね。だから…ちゃんと前を向いて、幸せとかそういうのに囚われないでよ。希美」
自分で止めるしかないよ。希美のお陰で過去に向き合ってきた人は沢山いる…だから、今度は希美が向き合う番。私達も協力するから、一緒にこの戦いを止めよう
止める・・・・止め方・・・・どうやって、止め───────・・・・・・・
(ふと、フラッシュバックする。だが、それは・・・・伝説のバンド“axis”の曲を聴いていた希美の姿だった)
!!!!そうだ・・・・あの日・・・・俺が歌に救われたように・・・・・・・(目を閉じる)・・・・・・・・・・朱莉“お前、LINE昔ので良いよな”by希美
・・・・・俺が歌で救われたように、俺が奴らを歌で救ってやる。これは所謂賭けだ、効果はないかもしれない・・・・でも、その可能性にかける。(目を開く、そこには光が戻っていた)悲劇が悲劇を産む前に、俺の歌で・・・戦いを終わらせる。by希美
俊哉「…俺は平気だ。今は滝澤を止めるのが最優先だろ?」
朱莉「希美、これから天界で十三階段が集まる。私たちやアルティネイターや空間警察、それに二代暴力団の人達も来る。一緒に来てくれる?希美」
朱莉「…うん、わかったよ。それじゃ行くね、今は休んでね、希美(そこから去る)」
俊哉「…まさか、あいつがあんな事をお前に言うなんてな」
・・・・・・あいつ、昔は泣き虫だったのに・・・・
(土方を抱きしめる)・・・・・・・・けど、正直言って、まだ怖い・・・・・・失敗したら、どうしようって・・・・by希美
ユリウス「…罪人殿、少々宜しいですかな?実は、その…ハスター殿の事なのですが…」
アナザー「……俺を騙せるとでも思ったか…アテール!(鎖鎌でユリウスを切り裂くと、
ユリウスがアテールの姿に戻り)」
アテール「…何故解った?」
アナザー「……奴は、闘いを好みこそしないが……殺る時は殺る。そんな男だ…」
アテール「チッ……情報収集不足か…」
俊哉「…大丈夫だ、俺達ならやれる。必ずな」
フレン(蓮)「(天界におり、目が赤くなっている)ん?(沙月達の方を向く)どうやら来たようだね」
紅魔「今はその子の身体を借りてるの?」
フレン(蓮)「あぁ、ちゃんと許可は取ったさ。こうでもしないと話せないからね」
双葉「で…私達をここに呼んだということは…これから起こる事についてだな?」
清十郎「まさかこんなとこに本当に来るとはな…」
弥三郎「ガハハ!!!良いではないか良いではないか!!!あまり来れぬ場所だしな!!!!だが、お前の娘が来るとは思わなかったぞ!!!少し見ぬ間にデカくなったな!!!!!」
清十郎「鈴華、滝澤の事について…俺達を呼んだんだな?」
鈴華「……うん、そうだよ」
奈緒「他にも色んな神の人達にはちゃんと声を掛けといたよ。私が声を掛けた神達は全員青ざめてたけど…」
沙月「あははー…でも、これで大体揃ったかもね」
・・・・・・うんby希美
ごっめーん☆みんなそれぞれの用事があるって抜け出せないって~後々朗報!希美ちゃんが元気を取り戻しました~!!!!by美麗
沙月「ほんとですか!!良かった…そしたら蓮さん、私達も始めましょう」
フレン(蓮)「あぁ、そうだね。まず…第十四階段位【守護者】の【滝澤】の目的は十三階段の全滅だ。ただ…相手は一人だけじゃない。ナナフシギ、十戒の所有者…それにナナフシギのバックにいる絶王陣営だっている」
清十郎「ナナフシギが動いたら…絶王陣営も動く…そうすると、格段にこっちがピンチになるな…」
フレン(蓮)「あぁ、だからそうなった場合には…君達5人に任せてもいいかな?」
沙月「え、私達に?」
いや違うよ。蓮君・・・・この戦いは、私達の“名誉”の為じゃない。
希美の“けじめ”だよ。
過去の過ちで、蹂躙尽くした世界。けど、今の彼女は違う。彼と出会った事で希美ちゃんは更生したのよ?
分かるよ。分かる。我等が無意識にやった事は一部の人には圧政に過ぎなかった。
孔子だって言ってるでしょ?誤ちを正さないものが本当の悪だって。
私達は、未来に進まないといけない。
一人ぼっちの私の可愛い娘に、全ての責任を負わすのは無理があるからさ、私達が希美ちゃんの“荷物”を抱えようよ!!
by美麗
フレン(蓮)「美麗…」
沙月「………そう…ですよね…希美さんだけを苦しませる訳にはいかないですもんね!血を流す戦いなんて私も嫌です…だから、この戦いを止めましょう。希美さんの為にも、この世界の為にも!」
沙月「歌で…?」
弥三郎「(神々がふざけるな!と怒号をあげはじめる)ガハハハハ!!!!!音楽で救うとは面白いではないか!!!!!春咲!!!!俺はその意見乗った!!!!!!」
清十郎「俺も一時期音楽を嫌っていた時期があったが…子供達から音楽の素晴らしさを教えてもらった。俺も賛成だ」
双葉「私もだ。それに…何も意見を出していないのにぐちぐち言うなど…そんな恥さらしに私はなりたくないしな(神々の事を睨むとビクッとなって黙る)」
そーそー。じゃあ・・・・・一応方法は言っとくね。
希美ちゃん曰く、この歌は全世界配信にする。
今決まってるのは、それだけ。
これはかーなーり大きな賭けになるわ。乗るか乗らないかは、貴方達次第よby美麗
花緒「………(鏡の前に立ち、右目の包帯を外し、右目にできた火傷を見る)…………はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…(崩れ落ちて床に手をつける)はぁ…!はぁ…!はぁ…!」
詩穂「花緒?(扉を開ける)どうかした………!花緒!?(顔に駆け寄り、花緒を支える)大丈夫!?」
花緒「……詩穂姉…やっぱり…私まだ怖いよ…この火傷を見る度に…あの焔矢の事思い出して…次は私が殺されるんじゃないかって…!怖くて堪らない…!!」
詩穂「花緒…」
‐その頃‐
・・・・・・・・出来た。これが・・・・俺らの想いの具現(楽譜が出来上がる)・・・・・・・後は、題名だけか・・・by希美
花緒「怖いよ…助けて…助けてよ…詩穂姉…!!」
詩穂「……大丈夫、あなたも、他のみんなも、私が守るから。誰一人傷つけさせない(十三階段…絶対に許さない…私が…この手で滅ぼしてやる…!!!)」
・・・・・・・・良し。
(一斉に「今日、教会で全世界配信のLIVEをする。一回限りだ。ゴールデンウィークになったら、奴等も動く確率も高い。だから、今動く。」と送る)by希美
男「詩穂さん詩穂さん!!!大変だ!!!」
詩穂「どうしたの!?」
男「教会に大きなステージみたいなのがあるんだ…!!」
詩穂「す、ステージ!?」
「救われると思って 振るった刃は
何時しか君の心まで引き裂いて
「ごめんなさい」とありきたりな台詞を吐いて
未来も 希望も 予測変換してた
悲しみだけ 刻まれた歴史の傷
愛無き海には 誰も居なかったんだ
けれど だけれど勇者だと思い込んで
己の敵を切り裂いた
血を流してても 傷痕を付けても
生きた証が欲しかったんだ それだけで
誰かを祈りを 踏みにじっていたんだ
そんな 事は思い浮かばなかった
だって、僕は救世主‐メサイア‐なんだろ?」
(止まらずに、歌い続ける)by希美
「日常をのうのうと生きてた僕は
みんなの気持ちも分からずに過ごしてた
ある時 少女が僕の元に来て
「破壊者、侵略者」だと罵った
違う!僕はそんなじゃない
僕は!誰かが居ないとダメで
自分を勇者だと思い込んだ
マリオネットの糸は切れて泣き叫んだ
自分の正義が正しいと信じてた
僕こそ偽善者だと分かってしまった
僕が居なければみんなは幸せだ
そう言って 喉元にナイフを刺した
だって、僕は不良品だから ねぇ?
心壊れて 心壊して ココはもう砕けていた
午後6時のアニメの様な展開をください
「前を見ろ」「生きろ」と言う言葉が聞こえてきて
水底から光が漏れて──────」by希美
正義と信じて 正しいと信じて
誰かを気付かずに傷つけた
壊れた心は二度とは戻らない
けれど それでも生きていいですか?
「ガラクタでもいい オンボロでもいい
美しさだけがこの世界じゃない
醜く生きろよ 醜く生きてもいい
それが 我等が贖罪‐生きる‐答えさ。
掴めよ その奇跡を
絶望を消さなくてもいい
さぁ
生きろよ 共に生きろよ
気付いて お前の脳裏に見えるだろ
未来を託した奴の祈りを」by希美
詩穂「………」
花緒「これは…」
詩穂「っ…今更何…償いのつもり…?(ステージに上がり、マイクを倒す)ふざけないでよ!!!!!こんなので私の心は変わると思った!?」
・・・・・・・・分かってるさ。そんな事。
でも俺だって・・・・・・俺だって・・・・・・・!!!!!!!
“お前と、同じ気持ちを生きた”
俺は・・・・・高校の頃、大事な奴を失って・・・・PTSDになっちまった・・・・・
苦しいし、辛いし、悲しいし。そんな時期を生きた。
でもよ・・・・・俺は・・・・・俺は・・・・・。
高杉に居たことを後悔してる。けど、間違っては居なかったんだ。
分かってるさ、他の奴らは俺らを憎んで恨んでる・・・・・勝手な正義の押し売りみてぇなもんだ。
けど、お前を殺したら・・・全てが嘘になっちまう。
だから
“俺は、お前と、戦わない”by希美
詩穂「…情けのつもりか…!!!だったら私があんたを殺すだけだ!!!!!連鎖された刻印ーパルメニデスー!!!!!!!(弓を出し、希美に向かって矢を放つ)」
花緒「詩穂姉…!!」
詩穂「花緒は他のみんなを教会に入れて!!!!ここは私が守るから!!!!」
花緒「…うん!(外に出てる全員を教会に入れる)」
・・・・・・・・by希美
分かってないね、あんた。(緑の矢を蹴り落とす)
希美の奴は、本気だよ。byヒサノ
!!ヒサノ・・・・by希美
希美・・・・成長したね。
さーて・・・・いつまで経っても今の希美を分かってくれないアンタに、プレゼントさ。(そう言うと、詩穂の目の前に心が壊れた時の希美の動画を見せる)詩穂、目を背けるな、絶対に。これが・・・“アンタに会った時の希美”
希美はずっっと自分の事を攻めてたんだよ?
ずっと自分のせいだと言ってたんだよ?
それをあんたは、そんな残酷な言葉を突き付けて・・・・
忘れるなとは言わない、もういい加減に許せよbyヒサノ
あんたのやってきたことは間違ってない…?うぬぼれるのもいい加減にしてよ!!!!!!そうやって自分達を正当化したいだけでしょ!!!!!!!!あんた達を殺さない限り…また誰かが死ぬんだ…偽善者気取ったあんたらを今ここで殺さないと!!!!!!
それは「不殺」であるアンタの本音かい?byヒサノ
・・・・・・・・(詩穂を抱きしめ、強度の硬い宝石で希美と詩穂を縛り付ける)・・・・・・・・(目を閉じる)by希美
・・・・・・分かってるよ、偽善者ってのは
でも、それでもいいんだ。
俺は、お前を、殺さない。
俺は、お前と、戦わない。by希美
(すると、一人の少女が教会から飛び出す)
詩穂「…それが何…?後悔してた…?今更…今更そんなの受け入れろっていうのが…無理なんだよ!!!!!(風の刃を放つ)」
明菜「っ…!!!(希美を庇うように出て来て、もろに詩穂の攻撃を受ける)」
詩穂「…え…?明…菜…?やだ…明菜…明菜!!!!!!(明菜に駆け寄って支える)なんで…なんでなの明菜…!!」
明菜「…お姉…ちゃん…私……あの人…恨んでた……でも…あの人は……優しい人…なんだよ…?私……知ってるんだ……ちゃんと反省して……心を閉ざした人達に……直接…謝りに行ってた…こと……」
詩穂「え…?」
明菜「お願い……許して…あげて……私は…お姉ちゃんに…同じ過ちを…犯してもらいたく…ない……ガハッ!!!(血を吐く)」
詩穂「明菜!!!!」
明菜「はぁ…はぁ…(力もない笑顔を浮かべる)お姉ちゃん……私ね…よく…寝る子だって…言われてたけど……お姉ちゃんの…側で寝るのが……一番…好き…だったんだ……」
詩穂「だめ…もう喋らないで!!!貴方まで居なくなったら…私はどうしたらいいの…!!!」
明菜「…お姉ちゃん…なら…大丈夫……私…眠くなってきちゃった……お姉ちゃん……大好き…だよ(目を瞑り、ガクッとなる)」
詩穂「…え…?明…菜…?………あ、あぁぁ…!!!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ユリウス「(拍手をしながら詩穂の前に歩いてくる)…これが、
復讐劇の結末にござあい……その身をもって体感した感想は如何かな?
クックックックッ……我はまっこと…面白うありましたが
(拍手を止めると薄ら笑いを浮かべ)」
ファウスト「呼ばれてなくとも私参上!悲痛な叫びが聴こえたので、
急遽やって参りましたァ!!…患者は、何処…に…
…ユリウス!?(巨大な扉から現れるが、ユリウスの姿を見ると
声を裏返して驚き)」
・・・・・血は流さない戦いだって言ってたけど・・・・こんな事になるなんてね・・・・・(明菜に近づく)byヒサノ
詩穂・・・・・・(すると、みんなが希美の方に駆け寄る)by希美
黒コートの男「(詩穂の背後に現れる)かわいそうだな。詩穂」
詩穂「!先生…!!!」
黒コートの男「君の唯一の家族でもある妹が死んでしまうなんて…なんとも悲しいことだ」
詩穂「先生…お願いだよ…明菜を助けてよ…!!!」
黒コートの男「…悪いが、それは出来ない。何故なら…(男の右手が心臓を貫く)お前はもう用済みだからだ」
詩穂「………え?先…生…?」
黒コートの男「不殺ーエズディアーの力は返して貰うぞ…家族で仲良く暮らすんだな(右手を抜くと、詩穂が倒れる)」
・・・・・・良く知る奴・・・・か。・・・・・・まさか!!!!by希美
千尋。魔帝・・・・いや、神祖‐モーセ‐の名を持った人物と手を組んでるなんてね。間違いじゃ、ないよね?by美麗
そんなの知るか。不殺ーエズディアーの力を与えてやったってのに使いこなせてなかった役立たずが悪いんだ。あの花緒の方がもっと楽しませてくれそうだ…あぁ、そうそう…確かそこのヒサノにも十戒の力を託してたな…俺を失望させるなよ?失望させたら…力は返してもらうからな
残念だが・・・・・・“アンタと花緒のペアリング”
ある人物に断ち切ってもらったから。
不可能だと、俺達に言ったが・・・・流石幻想神、術式システムを操る力はあるねぇ。
という訳で、花緒の【破壊‐リーシェナ‐】と俺の【侮蔑の‐ガルミーユ‐】は完全なる神話礼装器になったよ。
アンタのこと、最初っから信じてなかったから。byヒサノ
…くっ…くくっ…あははは!!!そう来たか!!!面白いじゃねぇか!!!!でも…元々十戒は俺の力だ。そんな事しても…俺の元に帰って来るだろうよ。じゃあな。慈悲としてその骸共を埋めてやれよ(そこから消える)
ユリウス「…クックックックッ…信じていた者に、裏切られたか…これだから、
止められぬ……(黒い煙に包まれると、姿がアテールに変わる)」
アテール「…そうだろう?闇医者よ(言い残すと、黒い煙に包まれて消える)」
(ローブの様なものを着て、フードを深く被った男2人がどこかから希美達の様子を見ていた)
??「…やはりアイツらは…甘いな。」
??2「そんなこと言うお前もなかなか甘いがな。おかげで色々滞ったんだぜ?」
??「それに関しては謝罪する。だが、まさかお前に来てもらうことになるとはな…どうやら、事態は思ったより悪いみたいだ。」
??2「ま、そうでもない限り俺は来ないしな。」
??「そうだな…とにかく、今やるべきはアレの起動。そしてーーーーーーー”アレを使ってこの世界を無くす事。”」
双葉「………」
月見「(双葉のいるとこに入ってくる)義母さん、魔帝がここに来たって…」
双葉「…あぁ。宣戦布告…ということだろうな」
月見「…どうするの」
双葉「時の皇帝ークロノスエンペラーーはもう動いている。君達も動きたいだろうが…」
月見「…私達はまだ謹慎中…でも、私達はそれでもやりたいの。みんなもそれを望んでる」
双葉「………」
俊哉「………」
魔帝「さぁて…ここからが本番だ…なぁ…?千年生きし災厄…ラヴァドさんよ」
ラヴァド「(髪が紫色の怪物のツノが生えた男がいる)感謝するぞ…この俺を復活させてくれたことを。くくっ…待っていろBREAK DRIVE…園崎岳斗…!!!!」
魔帝「くくっ…次の世界でまた会おう…愚者共よ」
魔帝が動いたみたいですし、僕達も本気を出しましょうか。by狼牙
ええ。byマリーナ
もちろんさ。by薫
めんどくさいけど…やるしかないよね…by英里
‐その頃‐
(紺色のポニーテールに赤目、革ジャンに黒いスカートを付けた女子高生がいる)万丈さん!!!!私を京都大作戦に連れて行って!!!!by桔梗
あら。どうかしたの?byつばき
・・・・・結局、何も守れなかった・・・・・血を流さないって言ったのに・・・・・こんな、救われない結末って・・・・by希美
花緒「!(この人は…!!)離してください!!!(手を払う)貴方には関係のない…」
出流「藤沢花緒、十戒を持つ者か…」
花緒「!だ…誰…!?」
出流「…不安分子は…今の内に叩いた方が良いな…(一瞬で花緒の目の前にいる)」
花緒「!(いつの間に…!?)」
・・・・・・固有魔法そのものを反射させる・・・かな?
君は一体何者なんだい?彼女は怯えてる・・・・・ん?怯えてる・・・・・怯えてるのは“名の知れた物だけ”なら・・・・・・。
さてと、策が出来たことによって・・・・(出流の方を見る)君の目的、君の名前を言いたまえ。
返答次第では、攻撃対象とみなす。by舞奈香
…十文寺出流。アルティネイターに所属しているS級ブレイダーだ。そうだな…よく言われる名前だと…時の皇帝ークロノスエンペラーーか?
・・・・・・・喜瀬舞奈香。
小説家の神埼梨花であり「コギト・エル・ゴスム」のリーダー。
サバゲー界では【青い梟】と呼ばれてる。by舞奈香
だからと言って、怯えてる存在を見捨てる訳には行かない。
あぁ分かるさ、トラウマは簡単には消せない。けど少し乱暴じゃあないか?by舞奈香
確かにそうだ。でも・・・その過程を飛ばして、襲うのかい?だとしたら君は非道な人間だ
ならば・・・・“僕が花緒の僕達に関する記憶を消すことも可能だ”
なんなら、今ここでやるかい?by舞奈香
さてと・・・・・(花緒に視線を向ける)少し我慢してくれ。キツいのは分かってる。(そう言い花緒と共に出流の視界から消える)by舞奈香
けど・・・・十戒に俊哉さんと声が似た「魔帝」なる存在・・・・か。
って、ようやく静かに暮らせると思ったら!!また敵なの!?by桔梗
…それは…俺より強いから言えるのか?安心しろ、俺には忌々しい記憶なんかない、それに…俺はお前の攻撃など受けないから、無駄口叩かずにかかってこい
(あ、すいません!)
花緒「っ…!!なんなんですか貴方は…貴方には関係のない事でしょ!?」
出流「そう…お前には関係のないことだ(花緒の後ろにいる)」
花緒「!な…なんで貴方が…!!」
出流「そう簡単に逃がすか。お前には消えてもらう」
花緒「…私が…私が何をしたっていうんですか!!!私はただ焔矢にあの事件の真実を聞きたかっただけなんです!!!」
出流「そんなもの知るか。大人しく消えろ」
往生際の悪い!!!!(出流を蹴り飛ばす)僕は・・・・・焔矢つばめの同級生だ。
それに、相手の話を聞くこと。それは人としての最低限の常識。それを無視してる君はブレイダーとしてはなく、人としてどうかと思うが?by舞奈香
彼女は何をした?悪い事はしていないだろ?
そう言って君は自分の“正義”を正当化して、元々“敵”であった人畜無害な“人間”すら“敵”だと見なし。身勝手な“正義”の刃を振るう。
そこだよ、十文字。
君は“正義”の為だと思っているが、無害な人間すら“敵”だという君の“正義”・・・・・僕はそれを“悪”だと思うだろう。
君は“善人”じゃない
君は“悪人”だ。
じゃあ君がもし、僕を“悪”だと認識して殺したら・・・・・僕だけじゃない“十三階段や十二支王、それに君の意見に賛同していないアルティネイターすら敵に回す”
それでも君は、まだ自分の“正義”が正しいと言うのかい?
この“偽善者”が。by舞奈香
あぁ、止めるさ。君のその愚行を。by舞奈香
はい、そこまで。(破壊不能オブジェクトの鎖で出流を縛る)君、少しおいたがすぎるんじゃないかい?双葉さんに言っちゃうぞ?by美麗
出流「………神…か。下らないな(いつのまにか鎖を抜けてる)俺は最後まで最幹部長から受けた任務をやり終えるだけだ。邪魔するなら…」
疾風「兄上!!!!!!!」
出流「!……疾風か…何故ここにいる。お前は謹慎中の筈だ」
疾風「…総司令最幹部長から撤退しろとの命令です。この件についてはもう手を引けとのこと。兄上が十文寺家に泥を塗りたくないのはわかりますが…いくらなんでもやり過ぎだと思います」
出流「………(花緒の方を見る)」
花緒「うっ……」
出流「………わかった。手を引こう(歩き始める)いい加減、十文寺家の威厳を損ねるような事はやめておけ、疾風(疾風の横を通り過ぎる時に言い、そこから去る)」
疾風「…………」
疾風・・・・・怒らないのかい?こんな一般常識すら欠けた欠落品の兄に対して。
僕だったら、怒り狂ってるけどね。
それと違い君は話が分かる相手だ。by舞奈香
疾風「………兄上の言ってる事は事実だ…俺は兄上に追いつこうと努力してきたが…実際、俺は最下級ブレイダーになってしまった…これに変わりはない…十文寺家は、いつだって誰よりも強くなければならないんだ(そこから去ろうとする)」
花緒「あ、あの!!!ありがとうございました!!!助けてくれて!!!!」
疾風「!」
君はあの屑共とは違う
君には・・・・“人間の心”がある。
それに対して、君の兄は“兵器”だ。
・・・・・・・“君は抗う牙を捨てるか?このまま従うだけの犬のままでいるのか?都合のいい大人の言いなりになるか?無力だと決めつけるのか?このまま・・・・君の評価をされないまま、死ぬのか?”
もしそうであれば、僕は今の基盤を作った十文字の投手に抗議するよ。by舞奈香
疾風「………」
未鶴「ちょっと疾風!!!急に走り出さないでよ!!!!」
疾風「………すまなかったな…」
未鶴「え…な、何よ…あんたが謝るなんて…」
疾風「しばらくほっといてくれ、少し…頭を冷やしたい(そこから去る)」
未鶴「は?ちょ、疾風!!!…なんなのあいつ………もしかして…兄貴の奴が…?」
(大丈夫ですよ!)
・・・・・・・(舞にLINEで「十文字家の居場所を特定できる?」と送る)ごめん、少し用事が出来た。美鶴、花緒の保護を頼む。(そう言い疾風を追いかける)by舞奈香
[ありがとうございます!これからまたお願いします!メインとしてなのですが、快登と久しぶりにシャドウ等悪魔5人組でいきますね。]
未鶴「はぁ!?な…なんなの…?………あいつ…もしかしてまだあの事を…」
花緒「ど…どういうことですか…?あの人何かあったんですか…?」
未鶴「……あいつの家って、結構凄い家系でさ…色んな政治家なんかも輩出してるんだけど…最強ブレイダーである兄の十文寺出流がいるおかげで、十文寺家からは辛い事を言われ続けてるんだ…私、あいつの気持ちわかるんだ。私もあいつみたいにプレッシャーをかけられて…一度道を外れてしまったから。それを助けてくれたのが、あいつなんだけどね」
疾風「…………(こんなに努力をしているのに…色んな怪物達も倒してきているのに…俺はやっぱり認められないのか……俺の努力は…無駄だったのか…)」
岳斗「疾風じゃねぇか、お前こんなとこで何してんだ?」
疾風「岳斗……ソラは一緒じゃないのか?」
岳斗「ソラは部屋で寝てる。で…お前、なんか暗くないか?まさか…またなんか言われたのか?」
疾風「………」
(影の世界を作ったシャドウは、影の悪魔四人組の中で一番優しく、一番の恐怖と言える存在である。彼女は、いつしか人間と仲良くなりたいと思っていた。今は猫しか友達がいないのだ。)
[シャドウ]「正直…できないかもしれない…」
(彼女は気が弱い。話しかけることさえできな
[シャドウ]「うるさい。」
(…)
僕は希美の知り合いだよ。
・・・・疾風。あんな大人の言う事なんて聞かなくていいさ。あいつらは調子に乗ってるだけで、君の意見なんてちっとも聞いてくれない。
君に必要なのは“抗う心”即ち“反逆の意思”
このまま君は底辺の人間として生きるのか?嫌だと思わないのか?by舞奈香
岳斗「…疾風…お前…」
疾風「………十文寺家に役立ずはいらない…当然の事だ。本当なら、もっと上のチームに行けたはずが…俺はそのチャンスを棒に振ったんだ…自業自得(岳斗に手を引っ張られる)!なっ…!!」
岳斗「行くぞ疾風、お前の家に」
疾風「お前には関係ないだろ!!!最初に会った時も言ったはずだ!!!!俺に関わるなと…」
岳斗「てめぇはそれでいいのかよ!!!!」
疾風「!」
岳斗「関わるとか…そんなのどうだって良いだろ。俺はそいつらが気に食わねぇから文句言いに行くだけだ。あんたも来るか?」
岳斗「それしたら全力で止めるからな!?相手はブレイダーでもねぇ奴も居るんだからな!?」
疾風「………ブレイダー1の問題児が何言ってるんだ」
岳斗「あっ、お前言ったな?俺だってたまにはまともなとこはあんだからな」
ふむ・・・・やはり夜兎の血が混じってるとどうしても乱暴な方に進んでしまうのか・・・・?
いや、それは僕の闘争本能があるだけか・・・by舞奈香
[シャドウ]「…友達、欲しい。」
(彼女は友達が欲しいといつも言っている。実際、猫もいないときは誰ともいれないのだ。いつもは他の悪魔もやるべきことがあると言って遊んでくれないのである。)
[シャドウ]「皆は忙しいから、仕方ない…」
疾風「一応警備の人には来ることは言っておいた。普通に入れるだろう」
岳斗「よし、そんじゃ行くか(扉を開けて中に入る)…広いな。流石金持ち」
岳斗「おうよ!」
父「帰ってきたのか…疾風。ん?そこの奴等は…」
出流「父上、どうかなさい………!お前は…」
疾風「父上…兄上…」
岳斗「よぉ、皇帝さん。話し合いをしに来たぜ」
父「話し合いだと…?俺は忙しいんだ。さっさと帰ったらどうだ」
・・・・・単刀直入に言います。
疾風の扱いが酷すぎます。家柄の事は大事だと思う・・・ですが“まともな会話ができない人間は、人の上に経つ資格はありません。”by舞奈香
[シャドウ]「!…嫌…その…何でもない…」
(そう言うと、一瞬彼女は目を背けるが、駄目だ、と言うように首を横に振って)
[シャドウ]「…その…友達が居ないから…遊んでくれる人が居なくて…」
(そう言って、また目を背けてしまった。その時、偶然にも快登が通りかかった。)
[快登]「…あの子…普通の人間じゃあないな…」
(快登はそう言ったが、ちょっとの間見ている事にしたのか、少し戻って隠れているようだ。)
父「俺達より下の奴等の話を聞けと?無駄な事だ。十文寺家は完璧でなければならない。格下の奴等の話を聞くなど無意味にも等しい。疾風にもそう教えてきたつもりだが…どこで間違えてこんな欠陥品になったんだかな」
疾風「っ………申し訳…ございま(岳斗「欠陥品はあんたらの方だろ」!」
父「…何?」
出流「(岳斗の目の前まで歩いていく)貴様…今、なんと言った?」
岳斗「耳クソ溜まって聞こえなかったか?欠陥品はあんたらの方だって言ったんだよ。俺らは確かにE級ブレイダーチーム…最下級のブレイダーだ。でもな、てめぇらが思ってる以上に、BREAK DRIVEは…俺達は強えんだよ」
出流「部外者が何を言っても関係ない事だ。これ以上は話しても無駄だ。さっさと去れ」
岳斗「部外者でも言わせてもらうぜ。疾風は最初に会った頃、俺に啖呵を切りやがった仲間なんだからな。あの頃のあいつもあんたらみてぇだったけど…てめぇらみてぇには腐り切ってはなかったんだよ。俺が絶望して立ち直れなくなったときに、「こんなんでへこたれるやつじゃないはずだ。運命に抗うんだろ」って言って俺を元気づけてくれた。疾風はあんたらなんかより、よっぽど強えんだよ」
疾風「岳斗…(最初に会った頃も…BREAK DRIVEを結成した時も…俺はあいつをブレイダーとは認めていなかった……でも…あいつはいつも、燃えるような真っ直ぐな目をしてた…そうか…だからこそ、真っ直ぐだから首を突っ込んでくるのか)」
分かります・・・劣化品を否定する事は分かります。
けど、見えない努力を認めないのは。その人の力も否定するのですよ。
おまけに・・・・自らの“正義”を他人に押し付けて。自らの“正義”を善人に振るい。他者を傷付ける。
自分が正しい、自分こそ正義だと・・・・身勝手に、我儘に。
それを世間では自己中心的存在と言うんですよ?
僕の敬愛する哲学者・ニーチェの言葉にはこんな言葉もある
「悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。」by舞奈香
父「…貴様らが何を言っても変わらん事だ。疾風、お前もわかっているだろ?この愚か者どもに十文寺家の威厳を見せてやれ」
疾風「………できません」
父「何…?」
疾風「俺には…こいつらにそんな事は出来ません」
出流「疾風…父上に逆らう気か?」
疾風「俺は父上や兄上に従う気はありません。俺は俺の道を進み、岳斗達と一緒に強くなります。俺は貴方達みたいな貴族ぶって見下すような奴等になるぐらいなら、喜んで愚か者に成り下がります」
父「…ついに行くとこまで行ってしまったか…疾風…!!」
疾風「だから…今は敬語や敬意をなしで言うのを許してください…俺はあんた達みたいな見下すような名家の名にしかクズになんかならない!!!!!!俺はお前らを見返して強くなってやる!!!!!十文寺家としてじゃない、BREAK DRIVEの十文寺疾風としてだ!!!!!!!!もう俺はこの家には帰らない、首を洗って待っていろ!!!!!バカ親父にバカ兄貴!!!!!!!」
岳斗「疾風…(ニッと笑う)やっぱ言えんじゃねぇかよ!」
父「……勝手にしろ、二度とこの家に足を踏み入れるんじゃない。もうお前は…俺の息子ではない」
疾風「………」
岳斗「そんじゃま、そう言うことでな」
出流「園崎岳斗、ブレイダー1の問題児とは聞いてたが…ここまでとはな。思ってたよりもぶっ飛んだやつだ」
岳斗「誰にも縛られねぇのが俺なんでな。あ、それと…(出流の方に指を指す)俺はてめぇを越えてやるよ。十文寺出流。下克上ってもん見せてやるから待っとけ、ブレイダー1最強の皇帝様よ」
出流「ふん…貴様には到底出来ないと思うが…いいだろう、やれるものならやってみろ。圧倒的力の差を見せつけてやる。ブレイダー1最悪の問題児」
未鶴「………」
花緒「………」
未鶴「………帰ってこないね…あいつら」
花緒「帰ってきませんね…」
未鶴「ほんとあいつらふざけてんでしょ…いつまで待たせる気…!?帰ったらほんとシメてやろうか…!!!」
花緒「未鶴さんって…なんだか元ヤンみたいですね…」
未鶴「はっ?何言ってんの?私元ヤンだけど」
花緒「え」
未鶴「え、あ、いやいやいやいや!!!今のは違うから!!!元ヤンじゃないし普通のブレイダーやってる女子校生だから!!!!!わかった!?」
花緒「は、はい…」
・・・・・・・なぁ、トシ。覚えてるか?
あいつが言った言葉・・・・“人は沢山殺してきた”みたいな事・・・・・あれが、ずっと引っかかってんだよ・・・・そもそも、あいつは・・・何者なんだ?by希美
・・・・・・・・・っ。やっぱ、探してくる。
俺、あいつの事が気になるし、十戒の名を持った人物にお前と声が同じの魔帝に襲われる可能性もある。
だから・・・・探す・・・・・。
(俊哉を見る)・・・・・・嫌、なのか?トシ。俺が、お前の傍から離れる事を・・・・by希美
そりゃあな…それに…魔帝の奴は襲いに来ないと思うぜ。この前俺のとこに来て言ったんだ。「今は襲わない、次の特異点が起こる世界にいる。楽しみにしてるぜ」って
・・・・・次の特異点か・・・・・・。by希美
(業務連絡です。次の特異点モチーフは血界戦線にします。日本と血界戦線の同時並行します!それはトピが出来次第、移動してください!)
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