三久 2019-04-16 03:33:45 |
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⇒秋くん
ふふふ、歳をとると狡賢くなるものなんだよ。
(逸らされた視線には思わずくすくすと密やかな笑みを零してから悪戯っぽくにんまりとしてみせ、部屋へ入っていった相手の背中を確認してからそっと引き戸を閉めてはもう遅い時間だからと店仕舞いにするつもりなのか店側の出入口を施錠して外の明かりを消してしまい。漸く落ち着いたのかパイプ椅子へ深く腰を落ち着けて小さな吐息を漏らしては食事を終えた子猫が我が物顔で己の膝の上へ丸まってくありと欠伸を零し、その背中をのんびりと撫でつつ手当てと風呂のどちらを先にすべきかと暫し悩んで。着替えを終えたらしい相手の声にはっと意識を戻してそちらを見やれば安堵したように表情を和らげ、タオルに包まれているらしい制服へと手を伸ばして問いかけ)
ああ、良かった、サイズも一応は大丈夫そうだね。それじゃあ制服も乾かしちゃおうか、先に脱水してくるから少しだけ借りてもいいかい?
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