三久 2019-04-16 03:33:45 |
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>100
え、…は?そんなことで
(良いのかと拍子抜けして言おうとするも玩具を出し始めた相手に口を噤みついその玩具を受けってしまい。子猫こと雨は玩具を見た瞬間目をまん丸くしてターゲットを定めていてその愛くるしさに目を細め手持ちの猫じゃらしをゆらゆら揺らめかせ。相手の膝の上で器用に立って前足を盛んに動かす猫を見つつ僅かに緩んでる自分の表情に気付くと真顔に戻して口を開き「もっと他に無かったのかよ。…掃除でも何でもしたのに。やっぱなんかずりぃよな。……で、コイツが来てからの話って?」とブツクサぼやきながらも話は聞く気があるのか雨に玩具を取られないように手を動かしながら、ちらと相手の目を見て)
>101
⇒秋くん
そんなこと、ではないよ。寂しい独居老人にとって、話相手というのはとても貴重で素敵な存在なんだから。
(ぽかんとした様子の相手の言葉には大袈裟な仕種で肩を竦めてみせながら何処か自虐的な言葉を返し、玩具を揺らして子猫を誘う相手の珍しく和らいだ表情と玩具の動きに翻弄されて激しく動く子猫の微笑ましい姿に暫しでれでれと頬を緩めているも相手の表情がまた引き締まってしまえば何処か残念そうにへにょりと眉尻を垂らして。何やら文句を言いながらも己の話に付き合ってくれるらしい相手に思わず「秋くんは本当に良い子だねえ」等と爺くさい台詞を零して微笑みながら己の膝の上で転がり回っている子猫を捕まえてはそのまま相手の膝上へひょいと移動させてから緩慢に立ち上がり、様々な傷の目立つ相手の顔を覗き込んで僅かばかり心配そうに眉をひそめるもすぐに笑顔を浮かべてはその頭をぽんと撫でやってからまたのんびりと隣室へ消えていき)
うーん、話したいのは山々なんだけど、まずは服を乾かさないとね。すぐに戻るから、ちょっとだけ雨を見ていてもらえるかい?
>102
…そんなこと言ってっと俺みたいな良く分かんねえやつに変に懐かれっぞ
(やはり相手は気の回しかたから優しさまで何枚も上手、猫を見る眼差しも陽だまりのように暖かくてついそのぬくもりを求めて長居したくなると思うと同時に何となく危なげに感じ半分冗談で乱暴な口調ながら忠告をして。頭を撫でられ慣れないことに小さく肩を竦めると去っていく相手を見送り膝の上の子猫を見ながら「子供扱いすんなっての。」っと一人悪態吐いたところでクシュンとくしゃみを零し。するとその音に驚いた子猫が膝の上から飛び出し部屋の隅に隠れてしまい、人の部屋を勝手に歩き回るのは気が引けたが仕方なしに立ち上がると箪笥の影にいる子猫に玩具で釣りながらしゃがんで話しかけ)
大丈夫だから出て来いよ。…怖くねえし(といつものぶっきらぼうな言い方で)
>103
⇒秋くん
ふふ、秋くんに懐いてもらえるなら、僕は大歓迎だけどなあ。
(去り際に紡がれた相手からの忠告めいた言葉にも楽しげに笑いながら飄々と言葉を返しては風呂場に置かれた洗濯機へ濡れた制服を入れて脱水を始め、その間に風呂場を覗けば丁度一杯になった浴槽に柔らかく微笑んで。話を聞いて貰うのは相手が冷えた身体を暖めてからでも遅くはないだろうと思い直して新しいタオルと共に相手の元へ戻れば何やら部屋の隅の方でしゃがみこんでいる相手の姿にきょとりと首を傾げ、どうやら隠れた子猫に話しかけているらしい様子を見ては愛らしいその光景にまた頬を緩ませながら相手の背後へ静かに移動し己も子猫へと話しかけて)
そうだよ、雨。きみを拾ってくれたのは秋くんなんだから、何も怖くはないだろう?
>104
…っ、
(此方を警戒している子猫にどうしたものかと集中するあまり背後へ来た相手の気配に気付かずに突然降り掛かってきた声にビクリと肩を震わせて。子猫は相手の登場に澄まし顔でスタスタ箪笥の影から出てきて相手の足に尻尾を纏わりつかせながら絡みついておりその様子に小さく嘆息を零しつつ立ち上がって「拾ったのは俺でもやっぱ飼い主いないと不安なんじゃねえの?…てかおっさん足音消すのが猫並みに上手いのな」と手持ちの猫じゃらしを相手の顔の前で揺らしてみて)
>105
⇒秋くん
おや、驚かせてしまったかい?ごめんね、昔から影が薄いってよく言われてて。
(跳ね上がった相手の肩に気付いては申し訳なさそうにしょんぼりと眉尻を下げながら謝罪し、出てきた子猫を「よっこいしょ」と抱え上げて胸元に抱いてからその小さなけものの頭へ愛おしげに口付けを落とし。眼前で玩具を揺らされては己も戯れに指を伸ばして捕まえようとするもそれより早く反応した子猫がもふもふの先端へと齧り付いてはがっしと玩具を捕まえたまま得意気に相手を見上げ、その光景にくつくつと喉を鳴らして「僕は猫かい?それじゃあ秋くんは背が高くて格好良いから大型犬かな、ドーベルマンとかさ」と可笑しげに笑っては持ってきたタオルを軽く掲げてみせながら首を傾げて)
秋くん、お風呂が沸いたけど入るかい?着替えたとはいえ、冷えたままだと風邪をひくかもしれないし……それに、手当てをするにも先に汚れを落とさないとね。
>106
…いや…別に
(眉を下げる相手に相手のせいではないと言いたいのにすぐに上手い言葉が出てこないまま意識は相手が子猫の頭へと口付ける動作に惹き付けられ。その絵になる光景に影が薄いなんて誰が言ったんだと魅入るうち子猫が玩具を確保。もふもふをガジガジする子猫にお腹でも空いているのかと思いつつ相手の言葉に顔を上げ「ドーベルマンか…。俺がそんな血統書付きの立派な犬とは思えねえけど、猫のおっさん見たら今みたいに付け入って襲うかもしんねえよ?」と少しだけ笑んで冗談を返すも、続く言葉にスッと笑みを消して何か思案するように視線を横に流してからタオルに手を掛けて相手をまっすぐ見据え)
じゃあお言葉に甘えて風呂借りるわ。……で、ついでにさ、泊まってていい?
>107
⇒秋くん
うん、どうぞ。……お泊まりかい?僕は構わないし、むしろ嬉しいくらいだけど……秋くんのご家族が心配しちゃわないかい?
(僅かに緩んだ相手の表情にほっこりと心が暖まる心地がして思わず此方も笑顔になりつつ「食べられちゃうのは怖いなあ」等と冗談めかして返すも、ふと表情を消した相手が紡いだ言葉にはきょとりと目を丸め、何処か心配そうに眉をひそめながらも穏やかな口調で問いかけて子猫の背を撫で)
>108
……いや今は一人で暮らしてっから大丈夫。あ、親は二人ともピンピンしてっから家出じゃねえからな。…つーか、こっちか聞いといて何だけどこんな簡単に他人泊めるおっさんのが心配だわ…
(思いの外あっさり認められたお泊りに目を瞬かせた後、さらっとしたふうに答えて肩を竦めると変に勘ぐられるのを懸念して先に疑いを排除しておき、それよりもと怪訝そうに相手を見て。)
>109
⇒秋くん
そうなのかい?それなら良いんだけど……ふふ、だって秋くんは他人じゃないからね。信用のおける大切な友人だよ。
(存外にあっけらかんと語られた事実に僅かばかり驚いたように目を丸めるも続けて紡がれた両親健在の言葉にはほっと安堵の吐息を漏らし、次いで己に向けられた眼差しに小さく笑っては踵を返して相手を風呂場へと案内しながら至極当然と言わんばかりの調子で己が相手へ抱いている印象を紡いでみせ、そうしている内に辿り着いた 昭和の匂いを感じる小さなタイル張りの風呂場を手で示して)
はい、此処がお風呂場だよ。此処にあるものは好きに使っていいからね。
>110
…うわぁ、すっげぇ昭和。こんな風呂テレビでしか見たことねえよ
(案内された風呂場を見て思ったままの感想を失礼も気にせず零すもその声は好奇心から少し弾んでいて「じゃ、有り難く浸からせて貰うな」と一応感謝の意を示すと相手が居なくなってから服を抜いで浴室へと。シャワーと石鹸はヒリヒリと傷に染みたが我慢をし髪と体を洗い、泡をしっかり洗い流してから湯船へ浸かると傷を程よく温めてくれて心地よくなりまるで相手と居る時のようなぬくもりを感じるとこっそり口元を緩ませ「友人かぁ…」と独り言。それからたっぷり骨の芯まで温まると風呂から上がりまた軽くシャワーを浴びてから脱衣所に出て体を拭いて。風呂上がりのせいか体が火照っていて服を着るのが億劫になると下だけちゃんと履いて上はシャツを羽織るだけで前のボタンは閉めず、髪をタオルドライして首からそのタオルを下げると相手の姿を探し元いた部屋へ足を向けて)
>111
⇒秋くん
うん、しっかり温まるんだよ。
(古風な風呂に物珍しげな反応をした相手に気を悪くするでもなく微笑ましげな眼差しを向けて柔く笑んではカラカラと引き戸を閉じて緩慢に元居た部屋へと戻り、春先とはいえ未だ朝晩は世話になっている炬燵の電源を入れて下半身を突っ込めば子猫もいそいそと布団の中へ潜り込んで。そのまま老眼鏡をかけて新聞をめくりながら暫し過ごしていれば相手が風呂から上がる音が遠くに聞こえ、爺くさい掛け声と共に立ち上がって救急箱と冷えた缶のお茶を用意しているも酷く薄着の相手を見ればぎょっと目を瞠ってから視線のやり場を探すように視線を彷徨わせてもごもごと言葉を紡ぎ)
うわあ、……ええと、傷の具合はどうだい?もし良ければ、少し手当てをしようかと、思うんだけども……
>112
…あー…、ちょっと痛む気ぃするけど平気。こんくらい慣れてるし。てか、何に視線泳がせてんの。女の体じゃねえんだからさ。それとも見惚れた?
(傷の具合を聞かれると放おっておけば平気と自己判断しやせ我慢でもなくしれっと答え、タオルで髪を軽く拭くも相手の目の動きに気付くとその手を止めて相手に近づいて。痩せ型ではあるが筋肉がしっかりついた体躯。自信はないが相手の反応が面白くて顔を覗き込むと悪戯に笑んで)
>113
⇒秋くん
そうかい?じゃあ消毒だけでも……っ、
(怪我に慣れているとの相手の言葉に僅かばかり表情を歪めて痛ましげに眉をひそめるものの何やら愉しげに笑みながら寄ってきた相手には更に動揺を露にして息を詰まらせ。生来の気質故に色恋沙汰とは終ぞ無縁のまま四半世紀あまりを生きてきた己にとっては 同性のものとはいえ露になった肌はどうにも目の毒で。何か返答しようと口を開くも均整のとれた若い肉体が眼前に据えられては思い浮かんだ言葉も全て吹き飛び、手に持ったままだった冷たいお茶の缶を相手の剥き出しの腹へと咄嗟に押し付けては僅かに裏返りかけた声音で説教じみた言葉を連ねて)
──ッ!もう、そんなにお腹を出していたら風邪をひいてしまうよ!
>113
⇒秋くん
そうかい?じゃあ消毒だけでも……っ、
(怪我に慣れているとの相手の言葉に僅かばかり表情を歪めて痛ましげに眉をひそめるものの何やら愉しげに笑みながら寄ってきた相手には更に動揺を露にして息を詰まらせ。生来の気質故に色恋沙汰とは終ぞ無縁のまま半世紀あまりを生きてきた己にとっては 同性のものとはいえ露になった肌はどうにも目の毒で。何か返答しようと口を開くも均整のとれた若い肉体が眼前に据えられては思い浮かんだ言葉も全て吹き飛び、手に持ったままだった冷たいお茶の缶を相手の剥き出しの腹へと咄嗟に押し付けては僅かに裏返りかけた声音で説教じみた言葉を連ねて)
──ッ!もう、そんなにお腹を出していたら風邪をひいてしまうよ!
ごめんね、誤字を見付けてしまったから再投稿させてね(しょぼ)
>115
__冷たッ!!……っ、
(急に腹に押し付けられた冷たいお茶、温まったお腹には結構なダメージで反射的にお茶の缶を手で払い除けてしまい缶が相手の手を離れ落下を始め。それを畳に落ちる前に拾おうとするも勢いで肩が相手の体をドンッと押してしまい咄嗟に傾く体を掴むも時既に遅し、間に合わないと判断すると少しでも相手への衝撃が和らぐようにして床に倒れて。「痛ってぇ…、わりぃおっさん。大丈夫か?」と床に手をついて相手に覆いかぶさる形になりながら眼下の相手を見下ろして)
へーき、へーき、誤字なんて俺しょっちゅうだから。確認してるつもりでも何故か投稿したあとに気付くんだよなぁ…てかわざわざ訂正ありがとな
>116
わッ、ぁ、……──っ!?
(己の反撃が予想外に効いてしまったのか払いのけられてしまったお茶に小さな声を上げては手の中から零れ落ちたそれを受け止めようと咄嗟に身体を捻って腕を伸ばすも、同様に手を伸ばした相手と接触しては老いた身体が衝撃に耐えられる筈もなく無意識に硬く目を瞑ったまま無様に床へと転がって。しかし予想していた程の痛みが無い代わりに何故か真上から降ってくる声、そして少しばかり近すぎる体温に恐る恐る瞼を開いては己の上に覆い被さっている状態の相手と目が合い。端正な顔立ちと均整のとれた体躯が視界を埋めるその光景に脳が思考を放棄したのか微妙な表情と体勢のままぎしりと固まっては瞬きすらも出来ぬまま暫し静止して)
そうなのかい?僕はあんまり気が付かなかったけれど……ふふ、此方こそありがとう。
>117
…おっさん?…おーい、生きてるかー?
(目が合ったかと思えば身を硬直させて動かなくなってしまった相手。当たりどころが悪かったのか心配する反面、自分より倍以上生きているのに初な反応をする相手に悪戯心が湧いてきて相手の脇腹辺りを指でツンツンして擽ってみて)
>118
──ッひぇっ!あッ、秋くんっ!?ちょ、生きてるからっ、やめ、あははは…!
(ぎしりと音が鳴りそうな程に硬直しているも不意に脇腹へ柔い刺激が走れば完全に油断しきっていた所への擽りに思わず裏返った悲鳴を上げ、咄嗟に身体を捩って相手の手から逃れようとするも相手と畳に挟まれた状態では大して逃げ場がある訳もなく、勝手に沸き上がってくる笑いに顔をくしゃりと歪ませ左右にごろごろ転がりながらギブアップとばかりに相手の胸元をぺちぺちと力無くタップして)
>119
__フッ…っ、おっさん面白すぎ
(思いの外、擽りに良い反応を示してくれてその笑いに此方も釣られるようにフッと吹き出して笑いを堪えながら上記を。悪戯心も満たされ満足すれば漸く相手の上から退いて立ち上がると相手に手を差し伸べ「腰、抜けてないか?」とまだ笑いをこらえた様子で)
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