ヤンデレに愛された吸血鬼

…………………………(放置してご飯を作り始め)

テオ）うっ眩しい...(うつ伏せになる)
テオは、少しでも視界に太陽が入らないよううつ伏せになった。
テオ）ゆうき、何で登るもの寄こしてくれないんだよ。
テオは、しんどそうにしながら、そう呟いた。

……………………ご飯、持ってきた。(天窓を閉めて降りてきて)

テオ）あれ、眩しくない？
テオは、声に気付き、顔をあげた。
テオ）ゆうき、ここから出してよ。
テオは牢屋越しに言った。

………………いいよ。その前にご飯。(ご飯を出して)

テオ）おいしそう。ごはん上手だね。
テオは、目を輝かせた。

(このご飯、何か入ってる感じですか？)

……………………食べて。(俯いて)


(うん。睡眠薬…かな。)

(了解、参考になったみたいでよかった)

テオ）うん、いっただきまーす。
テオは、ゆうきが作ったご飯を食べた。
テオ）お、おいし～。お腹すいてたから、とっても美味しいよ。ありがとう、ゆうき。
テオは、ゆうきに礼を言って、ご飯を全部食べ終わった。
テオ）美味しかった。本当にありがとう、ゆうき。それにしても、眠いな～。食べたら眠くなるのは当たり前だけど、なんか、急に睡魔が...(バタッ)
テオは、そのまま眠ってしまった。

……………………(牢獄に入れて)

テオは、壁にもたれて、眠っている。
テオ）すぅー
心地よい寝息を立てて、テオは全く起きる気配がない。きっと薬の効果が切れるまで、彼は眠ったままだろう。

…………………………(見つめ)

テオ）ん...すぅー。
テオは、またすやすやと眠っている。起きる気配は全くない。

…………………………(拘束して)

テオ）すぴー
テオは気づく気配がゼロ。

……………………起きろ。(踏みつけて)

テオ）痛っ！な、何するんだ、ゆうき...あ、あれ手が！足も！
テオは、外そうとしたが、頑丈な手錠と足枷は外れない。
テオ）ゆうき！これ何？

………………手錠と足枷。(しれっと答えて)

テオ）なんで、こんなこと...ってここさっきの地下牢と違くない？微妙に。
テオは、周りを見た。
先ほどは牢が、繋がっていたが、ここは一つ一つ隔離されている。
テオ）ゆうき、何でこんなことするんだ！これ取ってよ。
手錠と足枷を動かす。動かすたびにガチャガチャ鳴る。

(今日はこれで落ちるね、お休み)

……………………取ったら、逃げるだろ。(見つめ)

テオ）は？どういうこと？
テオは聞いた。

(おはよう、仕掛けの追加するね。相手が本気で愛さなくなったら、媚薬や、惚れ薬を使うといいよ。ごはんに混ぜたり、飲み物に混ぜる。口にしようとしないのなら、無理やり飲ましたり、口移しなどをするといいよ。するかしないかは、ゆうきさんに任せるよ)