時の旅人 2019-04-11 22:06:09 |
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ありがとうございます!では、何個か置きますね!
林間コースから見た景色
また会おう、このネコの国で
チーター女学生が強くて気にくわない
>Heartsutraさん
こういうセンスがあって羨ましい…
ちなみにこれは、自分用ですか?他の人が使ってもOKなタイトルですか?
私も持て余してるタイトルを置かせて頂きます!どなたでもよろしければ使ってやってくださいー
金魚のメランコリー
午前三時のパンザマスト
疑り深いアイロニー
白夜の国を埋め立てて
靴擦れと卒業証書
>Heartsutraさん、ネロさん
どうもありがとうございます!
自分も面白い小説が書けるよう頑張りたいですね…
遅くなると思いますが一つ話を考えてみたいと思います。
皆さんも自由にどーぞ!
>17
少人数でちまちまやるのものんびりしていていいかもしれませんね
やるとしたら、日時や参加したい方を決めてやろうかな、と思っています。途中参加とか、内容とかそこら辺はまだ決めていません。とりあえず小説について雑談でもしてましょうー
なかなか文が思いつかないのでお題(Notタイトル)おいておきます
自由に使ってください…
・二等辺三角関係
・廃れた遊園地
・あの子のメモ帳
データが……四回ぶっ飛んだ……泣きたい…… ( 泣け )
・
いつからだろうか。昨日? 先月? 一年前? そんなことが分からないほど、本当に自然だったんだ。君に、愛しいという感情を持ち始めたのは。
ふとした瞬間、君を可愛いと思った。愛しいと思った。前まではぼんやり可愛いとしか思わなかったけど、今は全く違う。
これが世間で言う一目惚れやつ? ……いや、違うか。初めて会ったときは全然こんな感情なんて持ってなかった。何これ複雑。
あれから毎日浮かぶ、解けない疑問を云々考えながらあの子を見つめる。
一番最初に可愛いってすごく思う。そのあと色々細かいとこに目線がいって……ただの変態じゃないか。
落ち着くために一旦あの子から目を逸らしつつ頬杖をつく。目を逸らしたってあの子の声が耳から離れないのは可笑しいだろうか?
ごちゃごちゃと悩んでるとあの子がいる方から足音が聞こえてきた。もしかして、もしかしなくても。
「ね、みどり、ちょっといい?」
さっきまで聞こえてきた声が耳に響く。声の主の方へ向くとやっぱりあの子。思わず変な声が出そうになった、可愛い。
「な、何?」
頬杖をやめ、改めてあの子……菫を見る。菫の瞳にはぎこちない動きの自分が映っていることだろう。
問いかければ相手はにっこりと笑い、その柔らかそうな片手を出す。その片手には、ほんの軽く装飾されたヘアゴムが二つ。
え、なんて声が漏れた。こんな展開予想してなかったから。
「みどり、髪長いでしょ? だから必要かなって。少し飾った程度なんだけどね」
えへへ、なんて笑いを零す君。可愛すぎか、優しいすぎか。
脳が混乱していやがる。取り合えず差し出されたヘアゴムを受けとる。その時手と手が触れて鼓動が早まった。ドキドキというよりかはドッドッの方が近い、どうでもいいが。
ありがとう、って呟く。すればどういたしまして、と言うようにして満面の笑みを浮かべる相手。
触れた手と耳に熱が帯びる。熱を消そうと思っていても消えてくれない。
会話なんてもの続かずに沈黙。そのまま菫は友達らしき人に呼ばれて連れていかれた。バカバカバカ、なんで話題出せないんだ。
今でも鼓動は落ち着いてくれないし、さっきよりかマシになった熱もまだまだ引いてくれない。
この感情は一体なんなの。
その答えは一人では導けず、いつまでも自身の胸を絡み付いて離れてくれないらしい。
・
>23
投下ありがとうございます!
読ませていただきました…こういうのが書けて羨ましいです
視点の思いや動揺が文から伝わってきました。形容しがたい感情を文章にするのは難しいけど、仕草や心の声で表現されていて凄いです…!
菫は女の子ぽいけど
みどりは髪が長いけど、女の子…?
>24
あっありがとうございます……! 恐れ多いです……
一応テーマの「 好き 」を広げてこんな風になりました!
>25
ありがとうございます……! 恐縮です。
こういう文章しか書けないもので……三人称が苦手なので一人称とともに頑張りたいです。
みどりはヘタレっぽさを出そうとしましたが何かそれっぽくない。うーん、この違和感はなんでしょう。
さあ、どうでしょうね。見方によって結構変わるので、皆様の想像にお任せします。
御二人とも感想ありがとうございます。
突然ですが入れてください……!
お題:ようやく掴んだ幸福さえも(byバドエン厨の友人)
以前書いたマフィアもので、主人公は元スパイ、スパイ時代は味方だった組と交戦中の話です。直接的な表現は避けましたが、人死にの描写がありますのでご注意を……
密偵と地獄に咲く花
散々云われてきた事象かもしれないが、想像もつかない程の何かが起こると、人間、やはり実感が沸かないものだ。一種の防衛本能と言えるだろうか。信じられないというより、信じたくない。身体が、脳が、全身の細胞が眼前の出来事を拒絶して、これは嘘だと暗示をかけたがる。
仕事柄、身近な人間を失うことなど常日頃から多々あった。だから慣れた気になって、本当に大切な者が消えるなんて状況下に置かれても、受け止められず、打開もできず、無様に喚くしかない。
所詮、俺はスパイでいたときから何一つ変われていないのだと理解した。どうしてここに来て気付くのか、今更成す術もないので思考を擲って天命を恨むしかない。あまりに無力。全く嫌になる。
なんだか朦朧として頭が回らない。視界と共に考えられる事柄がどんどん狭まっていき、そのどれもが浮かんでは消える。
ああ。
どうして。
どうして。どうして。
「俺の命を引き渡せば、こいつはまだ生かしといてくれるんだろう」
背を向けた親友はそう言った。
あまりに絶句して、数秒腕の拘束への抵抗を止めてしまった。それが不味かった。隙を見逃さなかった敵は、固定するようにうつ伏せになった俺の背中にずしりと体重をかけてくる。
いよいよ身動きが取れなくなると、視覚が鋭敏になり始めた。見慣れた黒髪の向こうから、敵の男が胡散臭い笑みを浮かべて頷く様子が目に映る。今は敵に対する畏怖ではなく、得体の知れない恐怖と焦燥に駆り立てられていた。それが何かは解らない。解らない。解らないのだ。
誰の顔つきも認識できないほどにぐわんぐわんと目の前が揺れ始めても、頷いた男の拳銃だけはやけにはっきりと見えていた。
一瞬にして脳裏を過った恐ろしい想像に戦慄し、せり上がってくる絶望に耐えかねて、俺は喉奥から咆哮にも似た制止を叫び、必死に吐き出す。
俺らしくない。偽りの愛情に縋って、あいつまでも殺めんと思案していた冷酷なスパイはもう何処にも居なかった。何故かは見当もつかないが、あいつの前では、あのファミリーでは、俺はごく普通の青年に引き戻されてしまう。マフィアでも内通者でも裏切り者でもない、ただの一人間に。
いつもなら面倒臭そうに悪態を返してくるあいつが、いくら必死に呼んでも振り向こうとしなかった。
代わりに、あちこちで響く悲鳴と銃声に紛れ、微かに震えた声が俺の鼓膜を揺らす。
「ばーか。あんたの為じゃねぇ、組の為です」
またそれか、お前は。
なんて、冗談言って笑いたかった。無情にも、今溢れてくるのは目頭の熱さだけだ。
見え透いた虚勢だった。普段の斜に構えた態度は見る影もなく、親友の死への覚悟と躊躇がひしひしと伝わってきてしまう。その全てが、俺を信じ難い現実に追い込んでいくのだった。
『他人の為に自分を犠牲にするな。』幾度言い聞かせたかも判らない。
よりにもよって俺なんかの為に命を投げ出すんじゃねぇ。頼むから言うことを聞いてくれ。と、心拍を速める胸の内で何度でも願った。
こんな小さな両手じゃ足りない。いつもいつも、掴んだ幸せが全てすり抜けていってしまうんだ。行かないでくれ。こんなにあたたかいものをもう手離したくない。だから、だから……
たった数秒間の祈念も虚しく、あいつは笑う。
「じゃあな、××××。お前は──……」
砕け散った。
鈍いような発砲音と共に、地面に大輪の血花が咲き、ばたばたと花弁が散り敷かれていく。
頬と額に生暖かい液体が貼り付いて、滲んでいた視界が赤に染まる。拘束が解かれたことにも気がつかなかった。
涙すら出てこない。唖然と、呆然と、愕然と。ただ目を見開いて、スローモーションのように流れる光景を眺めていることしかできなかった。
自分でも知らぬ間に叫んでいた。見っともなく、子供みたいに、魂を残らず絞り出すように、地面に向かって叫んでいた。
銃声に重なったあの言葉を、自分は正しく聞き取れていたのか。それは定かではない。
だけど、
『生きろ』
あいつは最期、そう言っていた気がした。
>27
初心者…?このクオリティで…
語彙力があって羨ましいです。
血の花弁の比喩表現とか、グロいはずの場面を綺麗に見せていてセンス良いなと思いました。
マフィアものは最後が悲惨…地獄に咲く花てのは、何を表しているんでしょう
血の花ってこと…?
>27
ちょっ待ってください……泣いていいですか……?
本当に全部と言っていいほど好みで、何度も読み返しました。いろいろ考察できて楽しいです。
お題から表現まで何もかも好きです。表現の仕方も参考にさせてもらいたいくらいに。脳内再生普通にできますありがとうございます。
>28
気に入ってもらえて幸いです…!
読みづらいかと思っていたのですが、思いがけず好評を頂いて驚いてます……
スッ(*´-`)つ[ハンカチ]
>29
初心者といっても4ヶ月は書いてるので初心者詐欺ですね(笑)
ありがとうございます。……実はこれ長編から切り取った一部で、実際の文は絶望を煽りたいが為にもっと鮮明かつ残酷に描写していたんですが、規約に引っ掛かりそうなので……(-""-;)
地獄に咲く花は本文中で明かされる伏線です。なのでご自由に解釈してくださればと。
現在お題の『廃れた遊園地』をお借りして執筆を進めています。そちらもご一読くださると嬉しいです。
>30
スッ(*´-`)つ[ハンカチ]
感謝感激雨霰です。ありがとうございます!
お題に関しては友人を崇めざるを得ません。
こんな粗末な表現で良ければどんどん使ってやってください!!
突然だが投稿
読みずらいけど許して下さい
(このタイトルは、とあるサイトでお借りしたものです。内容は一応オリジナル(なはず) )
厚化粧ナビゲーター
「殺人や強盗がはびこる世の中。この前は連続殺人が、昨日は保険金詐欺。毎日のように事件や事故が起こるこの現代の日本で、勝ち組になる方法は、一つ。そう、"美人"になること。しかし、顔の良し悪しは生まれつき、学力ののように努力すれば偏差値が高くなるわけではありません。そんな時、武器になるのが 化粧 です。しかも、ただ薄っぺらい化粧ではなく、『厚化粧』です。厚化粧をしている間は、元の顔を忘れられる。女の強力武器ですね。だけど、初心者の方にはどう厚化粧していいかわからない!という方もおられるでしょう。そんなあなたに、この 「厚化粧ナビゲーター」 !このサービスは、貴方の顔を撮影、スキャンすることで人工知能があなたの顔にぴったりの化粧の仕方を割り出します。手順は一つ一つ丁寧に人工知能が教えてくれるし、厚化粧ナビゲーターはいつもインターネット上にアクセスされているので、最新の化粧だけでなくファッションまでチェックすることができます。今なら、期間限定で今シーズンぴったりの化粧品がショップで販売されています。それでは、楽しい厚化粧ライフを!
【始める】」
長いチュートリアルが終わり画面にはスタートボタンが表示される。背景では、スタイルの良い綺麗な女性二人が決めポーズをとって笑っている。私も、こんな風になりたい。美人になりたい。そんな一心でこの端末アプリを買った。
私は家から2時間のとある職場についていた。あまり顔は良くないほうだが、働きは認められていた。はずだった。あの女がくるまでは…。
あの女の名は 明山梨花。見た目も良いし、スタイルも抜群。そのくせ、部長や周りの人間に媚を売るような人間だったので、直ぐに気に入られた。もともと女性社員が少ない小さな職場、彼女だけは特別扱いだった。きらきら光るその大きな瞳は、適当な扱いを受けている私を、嗤っていた。悔しい、憎い、そんなむせ返るような思いが体中を巡って私の頭はグルグル掻き回されているようだった。
そんな時、このアプリに出会ったのだ。
これを使えば私はすぐに美しくなれる。早速使ってみて、職場に行ってみよう。
私は、誘うようにピコピコ光るスタートボタンを押したーー
「な、最近荒木さん雰囲気変わったよな」
「あーそれ俺も思ったわ」
「なんかさー、お洒落になったっていうか?前は芋臭かったのに」
「好きな男でも出来たの?あ、これセクハラに入れないでね?」
「荒木さん、飲み会行く?」
「カラオケ行かない?」
厚化粧ナビゲーターを使い続けて、かれこれ3月はたっただろうか。私はあの明山梨花を凌ぐ程の人気者になっていた。まさか、これ程の影響があるとは、始めたばかりはたかをくくっていた私だが、すっかり感心した。嬉しくて誇らしくて。このまま、この調子で人気者のままでいてやる。
でも、現実はそうはいかなかった。
私が重い瞼を持ち上げながら、パソコンとにらめっこしていた時。
「先輩、もしかしてあの『厚化粧ナビゲーター』使ってるんですか?」
明山も、その存在を知っていたらしい。是が非でも暴いてやろうと私の袖を掴み、上目遣い、甘えた声で迫る。まるで、他人の秘密を「一生のお願いだから!」としつこく聞いてくるクラスメートのようだった。
私は、鬱陶しくて、すぐにでも離れて欲しくて…
これがいけなかった…
「明山さんさ、めっちゃ可愛いよなぁ?」
「前はかなり可愛いだったのが、今は世界一可愛いだよ!」
「きっもー」
「あ、そういえば今日の飲み会荒木もメンバーに入ってるんだっけ」
「えー、あいつはもういいよ」
「地味だよな、明山と比べて」
「てかあれ化粧っしょ?素とかやばくね?」
「うわ、なんだそれ詐欺じゃーん」
なんで。なんで。どうして。
私はきれいになりたかっただけなのに。明山とちがって、あの細いうでも、長いあしも、大きなむねも、くっきりとしたくびれも、持ってないから。せめて周りを着飾っておきたい。それだけなのに、それのどこがわるいの。
悔しいを通り越して、ただただ悲しかった。涙で濡れた厚化粧ナビゲーターの端末の画面を拭きながら、私は悲しみに暮れていた。拭けば拭く程画面は塩水に濡れていく。
画面を触った弾みで、変なボタンをタッチしてしまった。
びっくりして一瞬流れる水が止まった。暗い背景に浮かび上がる文字によくよく眼を凝らす。
「??秘密の??Q&A・・Q.厚化粧したのに、モテない!どうすればいいの?
A.それなら、「いっそ元の顔をかえて」しまえばいいのです!
"整形"は一番強力な厚化粧ともいえますよ。????参考に、こち
らのサイトをどうぞ ( ttps://seikei/○○ーーーー)
これ…だ
考える暇もなかった。あの心地よさが忘れられなかった。もう一度、あの気持ちを味わいたい。
私は、新たな道へ足を一歩踏み出したーー
(2レス目いきます。スレ主が長編書いてどうする。まだ、3レスいってないので、セーフセーフ)
「どうも、今日は。来ていただいてありがとうございます。ここは、貴女の意見に沿って整形をさせて頂きます。少々お値段が張りますが、素晴らしい仕上がりにしてみせますよ」
藁にもすがる思いできたが、手術担当らしき美形の男性、落ち着いた雰囲気の部屋を見て、高鳴っていた胸がおさまってきた。お金は、この人のATMに振り込んでおいた。
手術後の、美しい私の顔を想像する。もう、後には引けない。手術を受けるために目を瞑った。
瞼の裏に、沢山の人に囲まれた私が見えた ーーーー
大きな打撃音。
大声で叫ぶ人。物と物がぶつかる音。
外が騒がしい。恐る恐る目を開いた同時に、黒っぽい服を着た男の人が、ドアを蹴破って入って来た。
「動かないで下さい。ここは、○○整形であってますね?手術担当の○○さん、あなたに逮捕状が下されました。来てもらえますね」
来てって、どこに?
男の人が話しかけてくる。
「何もされていませんね?詳しい説明は後にしますが、○○さんを含む厚化粧ナビゲーター開発団体は、医者免許無しで高額な手術代を請求、手術を受けた沢山の女性に借金を追わせています。あなたも、そのうちの一人です。取り敢えず、起きて貰えませんか?」
なんで?
あと少しなのに。
あとちょっとで世界一綺麗な女の人になれるのに、邪魔するの。どうせ、美しい私を見たらバカみたいにヘコヘコするくせに。
動かない私に、男の人は呼びかける。応答がないと、腕を持ち上げて手術台から降ろさせた。
体が動かない。空気と一つになったみたいだった。
そのうち、脳が考えることを拒否する。空っぽの頭には入り口が無く、周りの雑音は耳の途中で跳ね返された。
何故か意識が薄れてく。幻想も消え、最後に見えたのは、ガラスに写った醜い私の顔だった。
・・・・・
暗い部屋に、TVの光が点滅する。
画面の中のニュースキャスターが、巻き舌で原稿を読み上げた。
「『厚化粧ナビゲーター』開発団体の、Seikei.navigatorトップの…………さんが逮捕されました。また、その開発団体と、一部の利用者が一斉検挙されました。Seikei.navigatorは____________ 」
・・・・・
(終わりです。あくまで私の妄想なので、色々変な部分が沢山あったと思いますが、そこは目をつむってください。小説書いたのは初めてなので、長くなってしまいました。誤字もあるとおもうので、読み辛いと思います。感想もらえたら、泣いて喜びます。もっと書いて面白いものが書けるよう頑張りたいです。)
>33
>34
嫉妬と対抗心によって主人公が徐々に狂っていく様子にゾクゾクします……!誰かがありのままを認めてくれるまで、彼女は正常に戻れないでしょうね……
処女作でこれは尊敬します!私には書けないジャンルなので余計に( ;´・ω・`)
短編は4000文字から30000文字、ssで8000文字以下だったと思います。なので3レス行こうが短編ですよ()
>31
ハンカチッ……イケメントゥンク…… ( やめ )
私何故かお題決められると出来ないことが多い人なので……何故……
わ、わ、ありがとうございます! 参考にさせていただきますね。
>33-34
ひゅえッ …女の嫉妬……! 表現が素晴らしや。好きなジャンルですありがとうございます!!
嫉妬に狂うと周りがつい見えなくなりがち……心情も読んでて凄く面白かったです。
>36
ありがとうございます!自分飽き性なので主人公の心情を単調に書いてしまったのは残念
>37
ありがとうございますー
逆にファンタジーや裏社会モノ苦手なので、書けるよう頑張りたいです
>>短編は4000文字から30000文字
そうだったんですか!そこらへん適当で気にしてなかったです()
教えてくださりありがとうございます
>40
ですね、ドロドロしたものは一部を除けば結構いけます…!!
衝動で書きました。本当短いです。( )
ホラーっぽく書こうと思ったんですがなんちゃってホラーですねこれ。
・
とある幼子は赤い日記帳を手にした。ところどころ汚れており、鍵付きだったと思われる。が、それは壊れていて意味が無い。
どうして誰も使ってないような小部屋にあったのだろう。幼子が浮かべた疑問は、好奇心に覆われてしまった。
日記帳を開く。幼子と同じような年齢の字らしく書かれてあった。少し破れていたり、色褪せたりしているところもあるが、なんとか読めるだろう。
そのまま幼子は日記を読んだ。
「×がつ×にち。きょうはあめがざあざあふった。おねえさんがかさをかしてくれて、とてもうれしかった。でも、おねえさんはぽたぽたになった。おもしろくて、わらってしまった。ぼく、わるいこ?」
どこか分からないところでもあったかのようにして首を傾けた幼子。その後何もないようにして次のページを開く。
「○がつ○にち。きょうはおにいさんのおうちへいった。はちみつをわけてくれた、とってもだいすき。…………て、おにいさんがいってた。うれしいなあ!」
破れていて読めないところに、子どもらしい片手を乗せる。不機嫌そうに眉を寄せたが、また直ぐに次のページを開いた。
「○がつ×にち。きょうはあのこのところへいった。きらきらとしたかみと、あのあかいふくがうらやましかった。ぜんぜんしゃべってくれなくてつまらなかった。だから……したらすぐしゃべってくれて、とてもとてもたのしかった。だけど……から、……した。おもしろかった!」
幼子の動きがとまった。目も驚いたように見開いている。
先程のように破れたところに手を置く様子などない。ただただ固まったまま、顔が青くなっていく。
小刻みに震えだし、ゆっくりと後ろを向く幼子。
……いつから居たのか、幼子と同じような年齢の少年がにっこりと笑っている。その笑顔は無邪気で裏表のないような、そんな笑顔のようだった。がしかし、幼子には、このような場面で使うと逆に何かあるのではないか、と感じた。
幼子は後退りをする。その意味を無くすようにして少年は幼子との距離を素早く縮めた。
「や、お客様。……久しぶりだね?」
汚れのないような笑みから正反対の笑みに変わった後、幼子は悲鳴も上げず、そのまま呆然と立ち尽くす。
ただその表情は、絶望を味わったような、そんな表情だった。
>41
後味が悪い終わり方…
前半の日記は謎の恐怖感が煽られますね…背筋が凍ります…
ホラーは一歩間違えると意味不明なストーリーになってしまうので、すごいです
小説のいいアイデア思い浮かばないので、息抜きにこの小説の支援絵描かせてもらってもいいですか…?
>42
そういう終わり方好きなので挑戦してみました。
一応日記も遠回しに言ってます。破れているところは……なんとなく言葉わかりますよね ( )
あ、ありがとうございます!
支援絵!!いいですよ、歓迎です!!
あ、私も支援絵描いてみたいです…小説の方優先しますけども……、よろしいでしょうか?
>43
ありがとうございます!かなり汚いと思いますが…頑張ります
ここはなんでも所なので、小説優先だろうが支援絵優先だろうが基本的にOKです
>44
頑張ってください! ファイトです。
はいはい、把握しましたー!
それとタイトル……お題? どちらでもいいです、置いておきます。
……センスが人並み以下なのは承知の上です。
「 楽観的 = 悲観的 」
「 真っ赤な果実 」
「 願わくばその先 」
「 きみと ( ※ ) の秘密 」
「 くらべっこ 」
※ 一人称が入ります。キャラに合わせてください。
>47
お題投下ありがとうございますー
了解です、何時頃書き終わるかは不定ですが、白黒アナログなので(ごめんなさい…)今日中には書き終わるかと
>48
白黒アナログでも描いてくれるだけでありがたいです……! 容姿についてご説明しましょうか? 想像でもよろしいですけど……と、把握です。
>50
はーい! 色は白黒で説明します。ここに書かれていない情報が欲しければいってください。
【 幼子 】
髪は黒。前髪は真ん中でわけている。肩より下、胸より上の髪を低めの位置で一つに束ねている。丸目で黒。中性的だが一応女の子。黒パーカーに白い半ズボン。日記帳の話では幼児の姿。
【 少年 】
髪は白。右側の前髪を上げている。右の横髪は結んでおり肩にかかる。後ろ髪は少し長め。癖毛がち。白いたれ目。日記帳の話では幼児の姿。黒い首の詰まった服の上に、丈は短めだが袖が長い白の上着を羽織っている。膨らんだ黒ズボン。
描写自体はそうでも無いけど、一応グロ苦手な方はご注意ください!
女子高校生の興味の対象なんて簡単に変わる。ころころ転がっていく話題について行くのは一苦労だけど、楽しいものでもある。
繋がれていないビーズのような、色んな物語の最初の一文目のような、取り留めもない話題によく上がるもののひとつが都市伝説だ。
ちょっと前に一世を風靡したらしい口裂け女はもう時代遅れ。
今私たちが――というか、全国の学生、子供たちが注目しているのは、『人喰いウサギ』だ。
「ねえ、また被害があったんだって!」
「知ってる知ってる。____学校の生徒でしょ?」
「えー、すぐ近くじゃん。次はうちかも」
「ちょっとやめてよ!」
女の子特有のかん高い声。いくら教室の隅に固まっても男の子たちはうるさいんだろう、ちらちらとこっちを見てくるけれど、みんなが気になる『人喰いウサギ』の話だから何も言わない。
情報通の友人曰く、隣町の高校の女子生徒が失踪――五体を切断された状態で発見されたらしい。
残されたのは胴体だけ。ポケットに入っていた学生証から身元が証明された。
消えた頭と手足は『人喰いウサギ』が食べちゃったんだろう。とかなんとか。
「怖いねえ」
と、私も月並みな返答をしてみる。
これまでも『人喰いウサギ』はもう三回も出没していて、そのたびに女子高生が一人亡くなっている。これはニュースでも新聞でも取り上げられていること。
そう、『人喰いウサギ』は実在する。都市伝説というよりは、本当にシャレにならない存在への恐怖をエンタメに昇華して誤魔化そうという子供たちの無意識の抵抗だ。
毎日登下校のときに前と後にくっついている警察も、未だに犯人の性別にすらたどり着けていないんだって。これじゃあ不安でやってられないよね。
だから『ウサギ』なんてファンシーな名前がついたんだと思う。
まあそれも家に帰れば関係の無いこと。『人喰いウサギ』は家屋には入れない。本当かどうかは分からなくても、少しでも安心できればいいんだ。
我が家は小さめの一軒家だけど、今はパパもママもいないから広く感じるなあ。
「……喉かわいた」
駆け足で冷蔵庫を開けると、端っこの方にお目当てのペットボトルが三本。一番量が少ないものを取り出して中身を一気に喉に流し込む。
徐々に透明度を増していくペットボトルの底を視界の端に捉えながら、昨日の朝刊を広げた。
遺体の切断面から凶器が刃物であることは間違いないものの、種類は何処でも買えるような市販のもののみ、しかも毎回変わる。被害が出た周辺のお店に聞き込みをしても特に情報は得られない。
また、被害者には皆争った形跡がないことから、それだけ警戒されにくい相手だったことが考えられる。つまり、彼女たちに共通の知り合いがいる可能性がある。
そう書かれた記事の最後には被害者の両親のコメントがあった。
『明るくて誰にでも優しい自慢の娘でした。こんな悲劇が一刻も早く終わることを祈っています』
「…………」
印刷された写真には確かに笑顔で写る少女がいる。でも隈と頬の絆創膏が目立つ……噂ではいじめられていたって話もあった。
それ以前の被害者たちにはそんな噂は立たなかったことを考えても、この子、本当にいじめられてたんじゃないかな。
だとしたら、楽になれたのかもしれない。
亡くなる前よりも幸せにできたのかもしれない。
……なんて。いい話すぎてつまんないな。
私はそこで新聞を閉じて、鞄の中身を机の上に移す。
『人喰いウサギ』がいようといなかろうと、学校はある。なんとも残酷だ。
そして、大人がいないならご飯は自分で作らなきゃいけない。渋々ながらもいくつかメニューを頭に浮かべながら今日の分の教科書やノートを棚に戻していく。
「――ん?」
何やらノートに紙切れ、というか便箋型に折りたたまれたメモ帳が挟まっている。
器用なことするなあ、なんて思いながらそっと引き出すと表面に私の名前が書かれていた。裏返すと案の定、一番仲のいい友達の名前。
私を心配する言葉ばかりが羅列された手紙を読み進めると、ところどころ文字が震えていることに気付く。
そして最後に一文、縋るように、小さいけれどはっきりと書かれた文字列。
『もし、____くんが殺されちゃったらどうしよう』
「…………!」
あの子の彼氏さんの名前ならちゃんと覚えてる。
最近喧嘩したって言ってたのにね。
不謹慎だと分かっていても緩んでいく頬を抑えて、手紙に向かって呟いてみる。取り急ぎのお返事。
「大丈夫。男の子は襲われないよ」
だって、女の子が男の子に力で勝てるわけないもん。
「今日の晩御飯、ステーキにしよっと!」
遅くなっちゃいましたね~…取り敢えず、短編一丁!
※タイトル募集中
「ウフフー、今日も空気は美味しいし、空は雲一つさえ無い!
素敵な日になる気がしますネ~♪」
小さな診療所の扉を開け放ち、一人の医師は…私は、外に出る。
2mを優に超えた身長、頭を覆う紙袋、背からでも存在を主張する
巨大なメス…奇抜な外見とは裏腹に、患者に対して真摯に接する、
そんな医師。そんな私は、『Closed』の看板を扉に掛け、次に
巨大な扉を召喚すると、そのノブに手を掛けた。
「…アナタと初めて出逢った日を、思い出しますネェ」
ポツリと呟いて、扉を潜る。その先の空を仰ぎ見れば、
満天の星が広がっていて。感嘆の息を吐いて、白衣の内に
隠し持っていた、多くの華を散らした。
「戻って来てくれませンかネェ…__さん」
眼を閉じれば、愛しい彼女の姿が脳裏に浮かぶ。何時か
幻聴までもが聞こえて来るのではないだろうか。
『先生!今日は何処に遊びに行きますかー!』
眼を開けば、彼女がそこに居るような気がして、薄ら眼を開く。
当然、誰も居る筈がなく、私はこの広い場所に一人立っている。
「嗚呼…あの時、私がアナタを守れてさえいれば…今も私の隣で、
笑ってくれてたンですかネ……」
深淵と対峙したあの日、あの子はその儚い命を散らした。
彼女の紅い血が舞う様が、今も瞼の裏に焼き付いて離れない。
…私が殺したも同然の彼女。なのに、私は彼女と再会する事を
夢見ている。願っても、還る事は無い彼女。
紅い花弁が舞い散る夜空を見上げ、遠い昔の記憶を呼び覚ます。
その空に狂い咲く星が、全て消えたら。そこは、真黒に
染まるだろう。彼女の命を奪った深淵の如く。
もう存在しない男の顔を思い出した。消えた筈の胸の刻印が、
痛みを訴える。背負っていた巨大メスを手に取って、滅茶苦茶に
振り回せば、多少は気が紛れた。が、一度思い出せば、それは
数多の林檎の中に紛れた、腐った林檎の如く、私の心を黒く
塗り潰して行く。
「っ…あの男さえ、居なければ…こんな、事には…」
こんな事にはならなかった。そう言おうとして、
唇を噛み締める。何故なら、あの男が居なければ、私と彼女は、
決して交わる事も無かっただろうから。つまり、あの男が全ての
ヒトの運命を左右していた。あの男が運命を左右していたから、
彼女と出逢えた。あの男が運命を左右していたから、彼女と
離別した。嗚呼、アナタに会いたい。その華奢な身体を
抱き締めて、頭を撫でてあげたい。
私が物思いに耽っていると、不意に後ろからヒトの気配がした。
初めて感じる気配、しかし、確実に私の方に向かって来ている。
おかしいですね、ココは無名の境地…誰も来ないと
思ったんですが…
私の後方5m程で止まる気配。振り向き様に巨大なメスで
斬り付けようと思い、それを握る手に力を込めた。
刹那、気配の持ち主は駆け出た。私の腰に、細くて白い腕が
回される。懐かしい声が、辺りに響いた。甘く愛らしいその声に、
脳髄が溶けるような感覚さえ覚える。
「……先生、ただいま」
「…一体、何年待たせるンですか。全く…」
私が散らした、アマリリスの花弁が、風に吹かれて
彼方へと消えて行った。
「…繰り返す輪廻転生、冥府の道。我の術式は、そう簡単に
解ける事は無い……我は深淵、我は異形、我は名状し難き者……
僕を増やすべくして、今日も漂う、常世の狭間……」
幸せの余韻に浸っている医師が、遠くより己を見詰めている
複数の眼に気付く事は無かった。
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