梨花 2019-04-06 18:25:51 |
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・・・・・・・舞奈香なら、何か知ってるかも。
彼奴愛書家だし・・・ひょっとしたら、俺に暗示を掛けた理由分かるかも・・・・・しれ・・・ない。(俊哉の膝の上に倒れる)by希美
‐翌日‐
(iPadのテレビ電話で)
「それはきっと、ベリアルにあるよ」by舞奈香
ベリアル?by希美
「あぁ、イギリスの詩人ジョン・ミルトンの『失楽園』においては、[天から堕ちた天使のうち、彼ほど淫らで、また悪徳のために悪徳を愛する不埒な者も、他にはいなかった]と言われてるんだ。それのベリアルの本質に、ある邪神に感知されたんだ。それが、イゴールナク。イゴールナクは悪行と背徳の邪神で、自らが直接手を下さず、崇拝者に悪事を行わせることにより、精神的な堕落をこの世にもたらす事も出来るんだ。僕の仮説だと、イゴールナクが生きてる間に、希美さんのベリアルの力を感知して・・・黒幕たるフォーリナーに伝達した。これならどうだい?」by舞奈香
・・・・・・・・その線が妥当だろうな・・・by希美
フレン「なんるへそー」
俊哉「だから希美に呪術が……」
三上「で?私達のとこに来て何のようですか?」
智也「あんたらにお願いがあって来たんだ」
スミレ「(机に置かれたハーブティーをぎこちなく飲む)あちっ…!」
三上「はぁ…そう無理に飲まなくても良いですよ。お願いとはなんですか?」
智也「あんたらに護衛として、今回の黒幕のフォーリナーのとこに一緒について来て欲しいんだ」
太市「フォーリナーのとこに!?じゃあ倒しに行くってことか!!!!!熱い依頼だな!!!!」
三上「太市、引っ込んでてください」
太市「はい!!すいません先輩!!!!」
三上「あなた…それは正気ですか?私達は貴方達特異点を狙ってるも同然…太市の師匠から殺さないように言われていますが…今、この瞬間だって(アクアスランスを出し、智也の顔面ギリギリに突き出す)貴方に大穴開けて殺すことだって…私には可能なのですよ?」
スミレ「!智也さん!!!」
太市「先輩!!!!」
智也「…俺は別に殺されたって構わねぇぜ。元々、俺はその覚悟で来てんだ。俺が殺されてこの事件が解決するんだったら、俺もそれで良いぜ。でも…てめぇはそれでどうなって…アルティネイターと十三階段達との全面戦争なんかが起こったって…知らねぇ事だけどな(冷徹な目で三上を睨む)」
三上「!………あなたも中々…頭がキレるようですね(アクアスランスを消し、ソファに座りなおす)良いでしょう。あなた、面白いですし。話を聞いてあげますよ」
「そもそも、希美さんは神の血を持ってるとは言えど、薄いからね。デバフ耐性が持ってなかったんだよ。
それに・・・・君の知り合いの・・・岳人だっけ?彼から送られてきた情報だけど。「ラストセリオン」と万物流転‐パンタレイ‐の関連性はないらしい。
冒涜の球体の地球ゴマは回転・・・つまりは万物流転‐パンタレイ‐と同じく【変化】。「ラストセリオン」は訳すると「欲望の獣」だから【欲望】・・・・・・・世界の【変化】、人間の【欲望】─────やっぱり法則性は見つからない。しかも、今回ばかりは鬼兵隊絡みじゃないから、法則性に沿ってできないんだ。彼が仕組んだのは法則性があって予測できたけど・・・・」by舞奈香
確かに今まではたくさんの人が法則に従って襲われてきた…でもさ、今回はそんなに被害も出てないし、どちらかといえば…何かを誘き寄せる為にやってるんじゃないかな?
「人型の特異点に、現人神・・・・・・」by舞奈香
それとクトゥルフに何の関連がby希美
「トゥールスチャ。衰退と腐敗、そして────死を糧としてる外なる神。外なる神と共に居る時はは輝く緑色の球体をして、地球に召喚される時は輝く緑色の火柱として存在するとされる・・・・・もし、トゥールスチャが特異点と聖杯を依り代に召喚したら?」by舞奈香
大量殺戮待っただなしby希美
フレン「なるほど…」
俊哉「え、じゃあなんで智也は特異点に…(外から大きな衝撃音と悲鳴が聞こえる)!なんだ!?」
二人「(大和と岳斗が壁を破って倒れ込んでくる)っ…」
フレン「!岳斗君!?…と…だ、誰?」
大和「(立ち上がる)おい岳斗ぉ…てめぇなに邪魔してくれてんだ、あぁ?」
岳斗「(立ち上がる)はぁ?邪魔してきたのはてめぇだろ大和…てかなんでてめぇもここにいんだよ!!」
大和「仕事できてんだよ!!!あのでけぇ野郎は俺が倒すからてめぇは引っ込んでろ!!!!!俺達リミテッドクラインがやっつけんだよ!!!!」
岳斗「はぁぁぁぁ!?てめぇが引っ込んでろ!!!先に目をつけたのは俺だ!!!!BREAK DRIVEだ!!!!!」
大和「てめぇなわけねぇだろ!!!!俺だ!!!!」
岳斗「俺だ!!!!!!」
大和「俺だ!!!!!!」
岳斗「俺だ!!!!!!!」
大和「俺だ!!!!!!!」
二人「うっ!!!!(それぞれ頭を抱え込む)いってぇー…!!なにすんだ!!!!」
ノラ「(黒い丸い羽の生えた猫が来る)なにしてるんだぜ!大和!!」
ソラ「(赤い丸い羽の生えた猫が来る)喧嘩するほど仲がいいのだ!!」
二人「仲なんて良くねぇ!!!!(互いを睨む)」
大和「つーかてめぇ!!!!(希美の方に来る)なにしてくれてんだおい!!!!!喧嘩売ってんのかゴラァ!!!!!!!」
フレン「えっと…君は?」
岳斗「影月大和…同じ忌み子で切っても切れねぇ腐れ縁だ…頭がクソ悪りぃ」
大和「うるせぇ!!!!よけぇな事言ってんじゃねぇぞ変態野郎!!!!」
岳斗「あぁ!?てめぇに言われたかねぇんだよ脳内猿野郎!!!!」
(髪の毛が白くなっている)・・・・・・・おいテメーら、肉塊にしてやろうか?(ドスの効いた声と満面の笑みを岳人立ちに向ける)by希美
大和「知るか**ェ!!!!岳斗ごと倒してやろうかあぁ!?」
岳斗「んだとてめぇ!!!!俺がてめぇなんか負けるかアホ!!!!!!」
大和「決着つけんのかあぁ!!!??(ロストソードを構える)」
岳斗「上等じゃおい!!!!」
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