Fate/kaleid liner プリズマ ☆イリヤ 二人の聖杯（いのぼくのキャラとFateで織り成すストーリー）

はいはい（三上から離れる）ま、お仕置き程度だし殺す気なんてさらさら無いby希美
お姉ちゃんは冗談は冗談じゃない・・・by優里菜
あん？by希美

岳斗「まぁ仕方ねぇよ。あんな顔面見たら誰だって震えあがんだろ」
太市「お、おい岳斗！！！あんま師匠にそんな事言うなよ！！！怖えんだぞ師匠は！！！！」
岳斗「ん？お前がそんな怖がんなんて珍しいじゃねぇか。恐れ知らずが恐れるなんて…こいつそこまで怖いか？」
太市「十分怖えよ！！！お前の精神メンタルが強すぎるだけさだろ！！！」
三上「太市うるさいですよ…腹に穴でも開けてやりましょうか？」
太市「す、すいません先輩！！！！！」

あん？いや俺そこまで鬼畜じゃねぇぞ。精々物を投げる程度by希美
十分怖いですbyカイトール
あと、ちょっと怒鳴るだけby希美
十分鬼ですby優里菜

岳斗「そんなのまだまだじゃねぇか。こっちには鬼2人もいるんだからな…」
月見「岳斗はよく説教されるよね…」
アルマロス「流石ブレイダーの問題児だな！」
太市「やっぱほんと型破りだよな！！」
三上「BREAK DRIVE一の異端者だけはありますね」
ソラ「よく真冬に凍らされてるのだ！！」
岳斗「ねぇ全然褒められてる気がしないんだけど」

んで、岳人。フォーリナーっつークトゥルフ絡みになっちまったけど・・・・・・まぁ、俺が言いたいのはそれに関しての情報な無いかなーって話by希美

うーん…そこらへんはあんまよくわかんねぇんだよなー…でも、わかることっつったら…(イゴールナクの死骸や冒涜の球体を見る)こいつら…魔力が桁違いだ。いや…こいつは魔力っつったら良いのか？

・・・・・桁違い・・・か。警戒はしといた方が良さげだな。俺らに仇なすかもしれねぇしby希美

だな…(もしもの時は…あれを使うしかねぇか…)

あと・・・・三上！重要参考人である山口には手出しするなよ。殺したらあとから収集つかねぇんだよ。by希美

三上「倒した方が解決するのに…仕方ありませんね」
智也「………」

‐希美の本拠点‐
あﾞー・・・・優里菜が嫌う理由分かったわ。
ウザイし、インテリぶって、それに容赦ない・・・あんなド畜生娘がブレイダーだなんて、信じたくねぇ～・・・by希美

‐その頃‐
・・・・・・・分かったよ。冒涜の球体とイゴールナクに刻まれた文字の正体。by舞奈香
文字って・・・さっきLINEで来た変な文字？つまり────解読出来たの!?by憐
うん・・・・全部哲学者などの言葉だった。
冒涜の球体を覆ってた地球ゴマには
「万物は流転す、人は再び流れに身を入れるを得ず。｣
と。これは哲学者ヘラクレイトスの万物流転‐パンタレイ‐から。
そして、イゴールナクに刻まれた文字は「ラストセリオン」───翻訳すると「欲望の獣」だ。
・・・・この世界にあるすべてのものは、絶え間なく変化していると意味する万物流転‐パンタレイ‐と欲望の獣・・・・なんの関係があるのだろうか・・・？by舞奈香

岳斗「そんなら俺だって、本当ならブレイダー試験に落ちてブレイダーになんてなれなかったんだぜ？」
月見「ブレイダー試験でチーム形式だったのに…仲間のチームメイトに殴って攻撃しちゃったんだっけ？」
岳斗「だって…あいつら聖の奴を人質にして俺に一番強そうな怪物倒させたんだぜ？それで約束を守らず解放しようとしなかったから殴ってやったんだ。まぁでも、おっさんに気に入られなかったら、行く当てなく俺と真冬は彷徨ってただろうな」

舞奈香に言わせれば、人間は状況によって善人にもなれるし、悪人にもなれる。そんな感じだ。by希美

岳斗「…善人にも…悪人にもなれる…か。確かにそうだな…」
月見「岳斗…」
ソラ「…………」
俊哉「そういや岳斗、月見からお前の過去について話してもらったんだけど…お前、家には帰んねぇのか？」
アルマロス「…帰んないじゃない。帰っても何もないからだ」
俊哉「は？」
岳斗「…俺が元の学校で問題起こして引っ越してきて俺達が今の学校に転校してきた1週間後だ。その日はたまたま遅く帰っちまって…両親も真冬も家に居た。家に帰ってくると…父さんと母さんは……死んでた」
俊哉「！死ん…でた…！？で、でも待てよ。怪物が出たら避難警報やらなんやらが出てくるんじゃ…」
岳斗「そん時の怪物は人型でな…人に紛れてたんだ。だから誰も気付かなかった。俺の両親はめちゃめちゃ強いブレイダーだったらしくてな？戦慄の鬼と聖なる天女って言われてたらしいんだ。両親は真冬を守ろうと戦ったんだけど…結局破れちまったんだ…」

・・・・・・・・そのせいで怪物とかに激しい殺意を抱いてるってか？by希美

いや…逆に俺に怒ってた。もっと早く帰ってきてれば…こんな事にならなかったかもしれねぇしな。月見が来てくれたからなんとか助かったけど…俺はそこで力が解放され、訳もわからず戦ったけど…結局やられちまって…無力なままだった。悔しいんだよ…俺には元々家族に捨てられちまって…引き取ってくれた両親も殺されちまって…あん時なんもできなく…真冬まで悲しい目に合わせちまったんだからな…

・・・・・・・・なぁ、お前はどうしたいんだ？強くなりたいのか？by希美

岳斗「…もちろんだ。その為にも俺達は敵わねぇような怪物共と戦ったり、千年いきし災厄の怪物・ラヴァドって奴にも立ち向かって、ラヴァドの元にいたリミテッドクラインとも…俺の幼馴染達とも戦って…俺達は死闘を繰り広げて強くなってきたんだ。俺の目標は最低最下級の問題チームであるBREAKDRIVEで…色んな奴等見返して、最強のブレイダーチームにしてぇ。A級ブレイダーチームも、今最強って言われてる時の皇帝ークロノスエンペラーーって奴がいるチームも、俺達の1番のライバルであるリミテッドクラインも、全部超えてこんな俺達でも最強になれるって事、見せつけてやりてぇんだ」
俊哉「…すげぇんだな、お前。そんな悲惨な過去があっても…前向けれるなんて」
岳斗「こんぐらい前向いてねぇと、やってけねぇだろ？」

・・・ま、そんぐらいが良いかもな。一応母さんにお前らの仮拠点を作って貰えるようにお願いすっから。
感謝しろや。by希美