長 2019-04-02 21:54:52 |
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名前 麻丸(あさまる)
種族 狛犬
性格 好奇心旺盛なお節介焼きお兄やん。更に慌てん坊で何かにつけていつもバタバタと街の中や桜の大木の下にある境内を忙しなく走り回るのが日課になりつつある。小さい子供や加護欲を抱かせるものに弱いため、迷子を見つけると放っておけずそんな時には任せろ、といの一番に駆けつけるが本当に役立っているかは謎。妖や人間に対しフレンドリーで人懐こいが、ごく稀にいるかいないか、神さまや桜の大木に無礼を働く者には敵意を表すのだとか。
容姿 しっかりと鍛えられたしなやかな筋肉は、小麦色に焼け健康的なイメージを持たせ、パッチリとしたツリ目気味の緑色の瞳と真黒な短髪によく合うように見える。大事なお祭りの日以外は黒と緑を基調とした袴姿で、よくたすき掛けをしており、足元の下駄と合わせて動きやすさ重視だと分かる。頭と腰には黒色のピンと張った耳とクルリと回った尻尾が生えており、首元につけている鈴のついた首紐を解くと本来の姿である全長5メートル程の黒い毛並みの化け犬へと変化する。
備考 桜の大木の根元に半ば埋もれるようにして存在する社の狛犬。もう1匹の狛犬と2匹で管理しているが、神主はいつも姿が見えず、存在しているかも謎。ただ不思議と桜をあしらったお札やお守りが朝になると桜の根元に置いてあり、それを売ったり、簡単なお祓いをしたりして金銭を工面している。元は「阿」と言う名の化け犬で、大きさと粗暴さ故に周囲に溶け込めなかったが、ある日桜の大木の元で眠った時に夢の中で誰かに「麻丸」の名と人に近い姿を貸すかわりに狛犬として働くように言われ、目が醒めると今の姿になっていたという。本人はそれを桜の大木の神さまだ、と信じており毎日楽しそうに過ごしている。
おう、誰かと思えば座敷童子のチビちゃんか!今日はどうしたんだい?(小春日和の境内は、いつも見事に咲き誇る桜のおかげで枯葉は落ちないが、代わりに花弁がこれ見よがしと降ってくる。黙って見るぶんには風情があって最高の景色だが、掃除する側としてはなかなか骨の折れる作業。珍しく大人しくざりざりと砂利と桜の花弁を竹の箒で掃いていると、視界に入ったのは鳥居をくぐった小さな童。顔見知りの登場に、すでに飽きかけていた掃除を一旦休んで側に歩みよると、どうやら恋仲のことについてだろうか、おみくじが引きたいのだと少し恥ずかしげに告げる幼子にお節介心が顔を出す。「よし!任せときな!どんな結果だろうと俺は応援するぞ!」決して小さくない声で己の胸をどんと叩き、掃除そっちのけでおみくじ売り場まで案内を始めて。「いいよ代金なんて!好きなだけ引いてきな!」などと言われた当の座敷童子は少し困ったような顔をするがお節介焼きは気付かずに他のおみくじの箱も出してきて。)
(/>>15で質問をさせていただいた者です!ご返答ありがとうございました!特殊になりすぎないように気を付けたつもりですが、何か不備等ございましたらご指摘お願いします!)
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