ビギナーさん 2019-03-29 20:50:29 |
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…何よ、ていうかほんとに気付いてなかったんだ。──それで晴はどうしたいの?
(晴の言葉にため息混じりに呟けばこの先の事をさりげなく問いかけ)
うるせぇよ。
──絶対、幸せにするから…俺と付き合おう。
(鈍いと思われたことにひと言呟けば恥ずかしさを振り払うように一呼吸置いて)
二人で家出したときくらいから…だと思う。俺が一生守るって思ってた。でもフラれるのが怖くて、妹みたいだからって思うようにしてたんだ。
(見つめられれば照れくさそうにしつつゆっくりと真剣に答えれば本当の気持ちを話し、゛愛莉も恋愛の話はしなかったしな、ずっと好きなやつなんていないと思ってた゛と続けて)
…え、そんな前から?家出した時が懐かしいね。でもあたしはもっと前から晴の事好きだったんだから…晴しか見てこなかった。
(晴の言葉に驚き目を見開いて。しかしすぐに柔らかく微笑めば懐かしそうに目を細めて。「晴の前で言うわけないじゃない」とぽつりと呟き)
そう…なのか。もっと前っていつだよ
(相手の答えに驚きつつも゛自分しか見てない゛と言われ嬉しさのあまり頬が緩み、隠すように問いかけて)
…それは、言わない。──…一茶にもお礼言っとかなきゃ。晴と付き合えたのも一茶のおかげでもあるし。
(首を振りながらぽつりと呟けば思い出したように携帯を取り出し一茶に電話をしようとして)
いや…一茶も愛莉のこと好きなんだって…。
(一茶との電話から貴方を好きなのだと勘違いしており、ライバルになるつもりで行動し告白したためお礼と聞き混乱してしまい)
えっ?…あ、その事なら違うから。一茶があたしの事好きになる訳ないでしょ。
(晴の言葉に一茶と作戦を立てていた事を思い出せばすぐさま否定をして)
そうなのか!?……好きになるだろ…俺が惚れたんだからな
(一茶は違うと知れば大きく驚くも相手に惚れないやつはいないと思っているため惚れてしまうと本気で言うが恥ずかしさから視線を泳がせていて)
──…何それ、こっちまで恥ずかしくなるんだけど…
(晴の言葉と行動に思わず頬が熱くなるのを感じればこちらもぱっと視線を逸らし、少し怒り気味に呟き)
うっ、うるせぇ…。お前が照れんなよ、余計恥ずかしくなんだろ。
(照れる相手を横目で確認すると益々恥ずかしくなってしまい視線を合わせることは出来ないまま)
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