ビギナーさん 2019-03-29 20:50:29 |
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…まだいる…早くどっか行ってくれなきゃ一茶の所に行けないじゃんっ…。
(そっと個室の扉を開け廊下の様子を見ながらぽつり呟き出るタイミングを見計らっていて)
……よし、今のうちに一茶のところに戻ろ。──ごめん、ちょっと遅くなっちゃった。思いのほか化粧上手くいかなくて…
(晴の様子を伺いながらようやく個室を出れば急いで一茶の元へと戻り、敢えて晴を見かけたことを伝えず)
ううん、全然大丈夫だよ。女の子を待つのは慣れてるから。でもそろそろ晴来たかな~?会わなきゃいいけど。
(ニコッと微笑み待ったことを気にする素振りもなく、それよりも晴と偶然にも会ってしまわないかが気になり)
さすが一茶。女の子の扱い慣れてるもんねー。──…あ、うん。そうだね…っ。
(若干棒読みに返しながらも晴の名前を聞くと一瞬間が開けば、誤魔化すかのようににこっと笑い答えて)
…ん?会いたく…なった…?
(返事に何か違和感を感じるも確信はなく気持ちに変化があったのではないかと憶測で尋ねると同時に一茶の携帯に晴からのメールが入り)
──…べ、別に。そんな訳ないでしょ。…ねえ、デザート食べていい?
(若干図星をつかれたのかふい、と視線を逸らしながら素っ気なく返事を返せばメニューを手に取り一茶に視線を向け)
うん、勿論いいよ。でもそっか、違うんだ。愛莉晴のこと大好きだからさ、てっきり探してくれてるの嬉しいのかと思ってた。あ、俺アイスにしようかな。
(デザートへの返事はするも話を晴に戻したがあまり晴のことを言って機嫌を損ないたくないためすぐにデザートの話題に戻して)
──別に、嬉しいとかじゃないから。あたしこれにする。
(ふい、と視線を逸らしながら呟けば再びメニューを見つめ、ティラミスを指差し「ねえ、この後ってどうするの?」と先程見た晴の姿を思い浮かべると「もしかして…晴に会うとか?」と問いかけ)
わかった。
──いや、会わないよ。会いたくないでしょ?
(ウェイターにデザートを注文すれば安心させるように微笑み晴には会う気はないことを告げ)
うん。でも気が変わったらいつでも言ってね。
(今更会いたくなったとは言いづらくなっていた場合のことを心配して上記を言うと晴も落ち込んでいるのではないかと心配し後程連絡しておこうと考え)
うん、ありがと。──あ、デザートきた。
(一茶の優しい気使いにぽつりとお礼を告げると、運ばれてきたデザートに早速手をつけティラミスをひと口食べ)
…ん!このティラミス美味しい。一茶も食べる?
( 満足気な表情でティラミスを食べ進め、スプーンで掬ったティラミスを一茶に差し出し)
…いや…間接キスとか、いいの?
(ティラミスを食べさせてもらい自分の方が照れてしまっていることに意外性を感じながらも晴に絶対報告しようと思いつつ念のため間接キスは大丈夫なのか確認をして)
…は?今更何言ってんの。そういう事いちいち気にしなくていいからっ…
(一茶の言葉にハッと我に帰れば気恥ずかしくなったのか口調を荒らげふい、と顔背け)
あ…はいはい。─愛莉って、可愛いね。…うん、絶対晴と上手くいってよ。で、二人の結婚式で俺が二人のキューピッドだって言ってね。
(急に態度をかえる貴方にクスッと微笑めば今日二人で過ごした時間から可愛いと感じたため呟くと本気で晴との仲を持ちたいと思い)
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