年下彼女。 2019-03-29 07:22:27 |
通報 |
……それは──。私にも分からないの…植野くんの顔見ると胸が苦しくなっちゃう気がして…。( 視線は相変わらず斜め下を向いたまま胸辺りを抑えて )
──……っ。( 彼女の言葉に期待するように胸は高鳴りを覚えるも、いやいやと思考を消し去ろうと軽く首を振り )…後夜祭までには理由がわかりそうですか?聞かせてくださいね、会長。もう暗いですし、一緒に帰りましょう。
多分、後夜祭には気持ちがハッキリとしてると思うから…。──いつも送ってくれてありがとう。( 深呼吸して気持ちを落ち着かせるとこくりと頷いてその日は帰路につき )
( その日は帰宅し、いよいよ文化祭当日を迎えて。いつもより早くに学校へ着けば、すぐ様文化祭の準備に取り掛かり生徒会役員たちと忙しそうにしていて )
よし、今のところどのクラスも特に問題は発生していないみたいね。( 滞りなく準備が終わると待ちに待った文化祭は開催され、毎年何かしらの問題が発生しているのだが今年は順調にどのクラスも盛り上がっている様子を伺いながら、生徒会の控え室で座っていて )
会長、そろそろ見回りの時間です。( 他の役員たちと相談しながら控え室へ戻ると、彼女の姿があり隣に座り。役員たちが出ていく中話しかける機会を伺いながらも、席を立って言葉少なに控え室を出ていき )
──えっ、あ…ちょっと待って!( 座って作業をしていると、隣から声をかけられ顔を上げると既に控え室を出る姿に慌てて追いかけていき )
まずはどこから見回りしますか?( 彼女が追いつくようにと歩く速度を緩めて、パンフレット広げ屋台や立て看板などへ視線を送り )
うーん、とりあえず1年生の所から順番に回っていかない?1年生は行事自体が初めてだからちょっと心配な部分もあるし。( パンフレットを眺めつつ1階のフロアの1年生の教室を指差し )
わかりました。見たいところあれば言ってくださいね。( 一年生の教室へと並んで歩いていくと、呼び込みをしている生徒やカップルなどが行き交い。自分も興味深げに一年の教室を見て回りどこにするか考えているようで視線を巡らせ )
今年の1年生は割と凝ったお店出してるんだね。看板も派手でパッと見て入りやすい感じっていうか、惹き付けられるっていうか…。( 時折すれ違う生徒に挨拶をされると笑顔で交わし、「植野くんは気に入ったお店見つかったの?」とちらり視線向けて )
言われてみるとそうですね。今年の一年は柔軟な発想があります。( 彼女の言葉通り装飾へと視線を向ければ立て看板には絵が丁寧に描かれており、工夫を凝らしたデザインに同意を示すように頷いて。目に止まった縁日らしい外装の教室を指差し、歩き出して )そうですね…ミニゲームでもやります?
今日で付き合って2周年かな?おめでとう。( にこ )愛美、今まで続けてくれてありがと。それと…色々迷惑かけてごめんね。色々あったけど、今後もずっと俺は愛美が好きだし、大切にするからね。今やってる設定落ち着いたらリアタイに戻す?…ひとまずおやすみ。( ぎゅっ )
聡くんおはよう。昨日はバタバタしててお返事が出来なくてごめんね…!それから、付き合って2周年おめでとう!いつの間にかこんなに経ってたんだね?時間の流れってあっという間なんだなあ…。こちらこそ、こんな私ですがこれからもよろしくお願いします。聡くん大好きだよ。
今やってる設定が終わったらリアタイにしよう。聡くんと会えないの寂しくなっちゃうから。
いいよ、無理しないペースで大丈夫だし、俺も気付くの遅い時あるから。
…寂しいか。ありがと。わかった。愛美が落ち着いた時で構わないから、返事待ってるね。
ミニゲーム面白そうだね。やってみようかな、でも先に植野くんがやってよ?( ミニゲームのコーナーに向かうと列に並びさり気なく彼の後ろに立てばにこっと微笑み )あ、ほら次植野くんの番だよ。頑張れ副会長。
あ。……まあいいですよ、会長。僕こういうの得意ですから。勝負でもします?負けた方が…勝った方の言う事を聞く、とか。( 彼女に先へと案内され声を上げるも、余裕たっぷりに笑みを見せるとダーツで高得点を出し )
私だって負けないんだから。──って、何その得点…私絶対不利じゃない?( 彼の意見に頷くと彼の投げる姿を見守り、コントロールのいいフォームに周りがどよめいていて。まさかの高得点に苦笑い浮かべつつ自身もダーツを投げるも、なかなか当たって欲しい場所には当たらずにいて )…当たらない、なんで当たらないのー…。
仕方ありませんね…。会長、そのまま構えてください。( ダーツの投げ方を後ろから見ていたが、彼女の背後へ立ち。投げ方を教えようと説明しながら手首を取って、角度を教えるようにして )──これで投げてみてください。
──えっ…あ、うん…!当たった…!植野くん見て、当たったよ!( まるで恋人に教えるようにする姿に周りから歓声混じりの声が響けば、恥ずかしさから半分上の空で返事をしており。しかし彼の言う通りに投げてみれば見事に命中し、嬉しそうに笑顔を向けて )
トピック検索 |