ジェイド 2019-03-26 15:48:45 |
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フローラ)すぅー、むにゃ。
フローラは、幸せそうな顔をしている。なかなか寝付けずにいるジョシュアは、隣でぐっすり眠ってるフローラがうらやましく思った。
ジョシュア)俺、寝れねぇのに。
バルツァ \ 美味しくなかった…かな?
( 小瓶のせいだとしてもゲンナリしてしまう顔色に伺うが )
それはそうと、君を誘ったのは他でもない僕の相談に乗って欲しかったんだけど…面倒臭いと思うけど少しの時間だけ、いいかな?
バルツァ \ 本当かい!?…あ、ふふ。嬉しいね君からそう言われると
( 照れ笑いを浮かべると改まって )
あと、お礼も言いたくて。倒れた所を心配してくれたって聞いたから…ありがとうね?
ジョシュアはあれから寝付けず、こっそり部屋を出て、屋上の展望台で星を見ていた。
ジョシュア)今日はいい天気だったから、星がいっぱい見えるなぁ。
フローラ)ふにゃ?
フローラは夜中に起きてしまった。隣のベッドにジョシュアが居ないので、部屋を探したがどこにもいない。
フローラ)ジョシュア~?
フローラは、マカロンクッションを持って、寝ぼけながら、部屋を出た。ふらふらと廊下を歩くが足がおぼつかない。右に行ったり、左に行ったりまるでスリップした車のようだ。
フローラ)ジョシュア~?
廊下の構造は音が跳ね返る構造になっておりフローラの言葉が反響する。そのせいで、廊下の声は、普通の声の何倍にも不気味に聞こえる。ましてや夜で薄暗い。余計に不気味だ。
バルツァ \ 人に興味無さそうに見えるけど、そんな事ないんだなって…嬉しかったんだ。そういう所先生は好きだなって…
( 思わず口走ってしまった言葉にあたふたし、慌てて修正する )
生徒として!素敵な人だなって、誇りに思うよ。
ジョシュア)さて、眠くなってきたし、寝るか。
ジョシュアは、展望台を降りたが、妙な声が聞こえた。
?)ジ...ュ...ア
ジョシュア)ん?誰の声だ。
ジョシュアは、妙に思った。
?)ジョシュア~?
ジョシュア)俺を呼んでる?
ジョシュアは、声の方に向かった。
ジョシュア)(こんな声、聞いたことない。まさか、怖いやつじゃないよな)
ジョシュアはゆっくり前へ進む。すると、目の前にふらふら歩く人影が
?)ジョシュア~?ジョシュア~?
ジョシュア)出たか。ってフローラ!
フローラ)ジョシュア?やっと見つけた。部屋にいないから心配したよ。
ジョシュア)ごめんごめん。寝付けなくてな。心配させてごめん。
フローラ)ぐー。
ジョシュア)もう寝てるし。
ジョシュアはフローラはお姫様抱っこで、部屋に運んだ。ベッドに寝かせると、自分もベッドに潜り、ようやく眠りについた。
バルツァ \ へっ…?ぼ、僕そんなに変な事言ったかい!?
( あ、笑った。なんて呑気な事を考えた束の間の恥ずかしさに思わず顔を真っ赤に染めあげ )
寝惚けて居るのかな、や、やだなぁ…ははっ…
( ぎこちなく恥ずかしさを分散させるように笑う )
バルツァ \ あ、う…嘘は良くないよ。からかってるんだね?このーっ…
( 冗談めかして笑うとマリーくんの頬を軽く摘みくいっと引っ張る )
バルツァ \ あ、ごめんね!?パニックになってしまってつい…
( 深い溜息を零す )
あの…その、す、すきってどう言う…?
( すき、を恥ずかしさから小声で )
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