美月 2019-03-24 16:45:05 |
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一期)…ふむ、困りましたな…
無銘)…うーんと、機動を使って捕まえるべきだったのかな…?でも美月さんをかばってあげたいし…(ブツブツと呟いて)
小狐丸)やはり開きませんね。
小狐丸は力でこじ開けようとしたが、つっかえ棒と美月の力で開けられないのだ。美月は、身なりこそ小さいが、れっきとした太刀だ。力はそれなりにある。
鶴丸)なら二人で開けてみようぜ。
鶴丸は小狐丸と一緒に開けようとした。中でそれを聞いた美月は、つっかえ棒の量を増やし、三本にした。
鶴丸)くっ!開かねぇ!
小狐丸)普通これ程頑丈ではありませんし、やはり隠れているのでしょう。
三日月)この中で一番怪力と言ったら誰だ。その者にこじ開けさせれば良い。
美月はかなり焦った。
美月)(だれを選ぶ気!)
絢羽「じゃーん。(1本の人参を取り出す)今日は人参が入ってる料理を作る予定だったのを思い出してねー、ちょっと拝借してきたんだ。人参がなくてもあれにはあまり支障がないし」
美月)人参!
美月は、急いで、納屋を開けた。その途端鶴丸に抑えられた。
美月)ぎゃぁ!
鶴丸)捕まえたぜ、美月。仕置きだ。
鶴丸はそう言うと、美月の耳や尻尾を触った。
美月)あ、あ...やめ、やめて~。
美月は耳と尻尾を同時に触られ、もがいていた。しかし、鶴丸は、一向に手を休めない。
美月)、あ~やめてぇ、頭がとけりゅう~
美月は、そう言った。
鶴丸)人参を食い荒らしたんだ。ちゃんと躾けないとな。
中の人)すいません、つい
美月)もう、やめて!謝るから。謝るから!
小狐丸)やはり首輪をしておいた方がよろしいのでしょうか?
美月)誰情報よ!それ!
三日月)なら、主のそばに居させれば良いだろう。近侍ではなく、そこに、ウサギを置いておけばよいだけだ。
美月)(うさぎ定着)
鶴丸)それで、どうだ?主?
鶴丸)その方が美月も安心するんじゃないか?俺たち刀剣は、主命のとおりに動くからな。首輪は好きにしていいぜ?
美月)だからそれ、たれ情報なの?
三日月)美月はどうだ?主のそばに居た方が楽か?
美月)まぁ、薬も主からもらわなきゃいけないし、助かるといえば、助かるけど選択は主に任せる。
小狐丸)主がだめでしたら、私のところなんてどうです?同じ野生ゆえ、話が合うかもしれません。
美月)私は一時的なものだぞ。永遠的似合うなら、三日月だろ。月が同じだ。
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