美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)山姥切の!何とか言ってよ。こんなの主に見せられない。主は、毎日忙しいから早くどうにかしないと見られてしまう。
美月は、そう言う。美月は、すでに自分を見失っていた。
美月はそこで我に返った。全員を見た途端、山姥切の布団を頭から被って
美月)おやすみなさい。
そう言った。ただ、布団からうさ耳の先っぽが飛び出てる。
三日月)どうしたのだ。
小狐丸)先ほどから美月殿の叫び声が聞こえるが
鶴丸)何か、新たな驚きでもあったのか?
皆は、突然布団を被ったことに驚いた。そして、鶴丸は、布団からうさぎ耳の先が見えているのに気づき
鶴丸)ん?なんだこれ?
鶴丸は、うさぎ耳をつまんで軽く引っ張った。
美月)ひゃん!
美月は布団の中で口を抑え赤くなった。相当恥ずかしかったようだ。鶴丸が布団をはがした。
美月)ちょっ!返せ!
美月が布団を取り返そうとすると、鶴丸がまた耳を引っ張った。
美月)あひゃ!か、返して~。
美月は布団を取り返そうとするが、鶴丸に耳をいじられ、取り返せずにいた。
鶴丸)これは、驚いた。面白いな~。
美月)わ、私で遊ぶな!あ、やん!
鶴丸から解放され、一息ついた。そして、堀川と和泉守の問いかけに
美月)そうらしい。もしかして昨日の兎と今朝の夢が原因か?うさぎに関連するとしたら、それしかない。
美月は、なぜこんなことになったのかを一人でぶつぶつ言ってると
三日月)さっきから何を言っているのだ?
美月)実は...
美月は昨日、風呂の近くにうさぎが現れたのと、夢のうさぎの話をした。
三日月)ふむ。しかしこれは手入れでは無理だな。無理に祓おうと手入れしても俺たち付喪神の霊力と混ざり合っている故、下手に祓えん。
美月)じゃ、じゃあ、しばらくはこのまま...
小狐丸)そうなりますね。
美月は落ち込んだ。
美月)こんな姿、敵に見せたくない。しばらく手合わせだけにする。
美月はうずくまってそういう。そして、和泉守の言葉に
美月)そ、そういえば...
美月は行こうとしたが、
美月)誰でもいいから起こしてあげて。
美月はそう言った。
麗奈:ぅ……ん
深く、暗い森。
麗奈が行方不明になった山と同じ光景だ。
真っ暗な森、薄い着衣、たった1人。
食べることはおろか水分すら摂れない状態が夢にまで現れた。
麗奈:……っ
美月)あ、でも麗奈の付き添いだし、行く。
美月は麗奈の部屋に行った。
美月)れ、麗奈ー、起きて、麗奈!
美月は、麗奈がうなされていることに驚き、叫んでしまった。
美月)麗奈、麗奈。しっかりして。大丈夫?
( / 有難う御座います! / )
結葵 茉宙( ゆうき まひろ )
性別/♀
性格/本人曰く、何時もにこにこしてて明るく、陽気な子。天然のようにみえるが実際はかなりの頭脳派であり、辛辣な毒舌。ふとした時に裏が出る。黒葉のことは“先輩”と呼んで慕って尊敬しており、役に立とうと精一杯尽くそうとしている。
備考/一人称:私 二人称:先輩、-さん
政府の高官の娘であり、幼い頃から色々な場面に出くわしてきてるため大人びていてしっかりしている。
美月)と、とにかくどうすれば...
美月があたふたしていると、急に体がソワソワしだした。
美月)(まさか...)ごめん、後は頼んだ。しばらく一人にさせてくれ。
三日月)どうしたんだ、美月は。
鶴丸)さぁな。
小狐丸)とりあえず、今は麗奈殿をどうにかしないといけません。
美月は、自室に戻り、布団を被る。美月は荒い息を吐く。
美月)(熱い、体が熱い。これがうさぎ特有の発情期か?かなり酷だ!早く収まってくれ!)
三日月)大丈夫か?誰か濡れた手拭いを持ってきてくれ。それから、温かい茶も。
鶴丸)じゃあ、手拭い持ってくる。
小狐丸)私はお茶を。
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