美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)はは、そうかもてもてか。
美月が笑うと、無銘がやって来て
美月)ああ、本丸の外には、物好きな輩が多いからな。麗奈が無理やり連れて行かれないために男の姿になったのだ。男がいると知れたら、ほとんどは引き下がるだろう。
麗奈:えっ、私そんなにかわいいかな?(よく、クラスの男子や一部の女子から美しいとか絶世の美女と呼ばれているが自覚がなく、それが原因なのかは不明だが友人だった女子たちからいじめを受けていた)
無銘)そう….ですね、はい。すごくかっこいいと思います…
……刀だった頃の意識もありませんし美醜に関してはよくわかりませんが麗奈様は綺麗だと思いますよ(首を右に傾けて)
月都)ん、今日はいつも通り、小屋の掃除と馬の餌やりだな
黒葉)畳の在庫ならまだあるはずだ、クリーム色は黄色かなり薄めて少し肌色が混ざった感じの色だ、けど言葉だと伝えにくいから本持ってくるな
自室に戻り本を持ち小狐丸のところに行く
黒葉)こんな色だ
と本を見せる
小狐丸)なるほど。ではこの色の壁紙の在庫は...ありませんね。
小狐丸は、そう言った。
美月)まぁ、無理やり連れて行こうとするやつが現れたら、簡単に追っ払ってやるから安心しろ。ところで年はいくつだ?
小狐丸)ぬしさまとお出かけですね。もちろんです。(嬉しそうに)
鶴丸)そういや、小狐丸は?さっきからいねぇけど
三日月)小狐なら、主と麗奈の部屋の壁紙や畳のことを聞いている。そのあたりは麗奈の部屋の好みもあるから、大変なのだろう。
鶴丸)そうか。
美月)ふむ、14か。なら、かなりいるな物好きな輩は。極力離れないでくれ。どの時代にも物好きという輩はいる。その年だと狙われやすい。だから、あまり私と無銘の傍を離れるなよ。あと、男言葉を使うが気にしないでくれ。
小狐丸)はい、ぬしさま。
三日月)汚れを取るのも大変だな
鶴丸)でも、今日は俺たち風呂一番にしてくれるんだろ。ほこりまみれになるからって
三日月)そう聞いてるが。
鶴丸)じゃあ、やろうぜ。こういうのあると、やる気出るんだよなぁ。
美月)さてと、そろそろ行こうか。主、麗奈と無銘と万屋に行ってくる。
美月は、主に行った。
本丸を出ると、美月は一呼吸置いて、低い声で
美月)では行こうか。万屋に俺たちから離れるなよ。
男口調で話した。男が普通に話す声の高さと口調だ。妙にうまい。
美月達はしばらく歩き、万屋に到着した。中に入ると、衣服、食料、調味料、菓子、日用品など様々なものが売っていた。
美月)奥に試着室がある。気に入ったもので着てみたいなら、行くといい。
美月はそう言った。
麗奈:わーい!(フリルやレースがついた服が好き。あと充電器も忘れずに。かわいい化粧品も売ってる。しかし、やはり万屋の前には物好きな輩がいた。中には鼻息を荒くして麗奈を見ている男がいた)
美月は危険な気配を察知した。そして
美月)無銘、私は麗奈のそばに居る。そなたは、麗奈に近づこうとした男が近づけないよう、足止めを暴力を振るうものなら...武器を使わずやってしまえ。
無銘)…(本当はぼくなんかがこんなこと言っちゃいけないと思うけど…)
はい、あなたが狙っている“お姉ちゃんの弟”ですが……何か姉に用でも?(いつもの雰囲気は消えて何処か冷たく無慈悲な声色と雰囲気になり)
美月)麗奈、迷ったときは声をかけてくれ。アドバイスは出来る。
美月は男口調で、優しく麗奈に言った。そして、チラッと男たちの方を見ると、フッと口を緩め、麗奈が完全に見えないようにした。
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