美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)麗奈、聞こえるか、しっかりしろ。
美月は麗奈に声をかけた。
小狐丸)意識がはっきりしておりませぬな。
鶴丸)なんで急に?
三日月)嫌いなものは入ってなかったと思うのだが。
美月)二日間飲まず食わずの状態だったのだ。無理もない。空腹で、急に飲み食いすれば体も内臓も追いつけなかったのだろう。消化にいいもので、手を打つしかない。まだここに、薬研はいないからな。
美月は、麗奈を優しく抱きしめた。
美月)ありがとう、月都。無銘を手伝って。麗奈、ゆっくりでいいから食べて。
美月は、スプーンでりんごのすりおろしを掬った。
美月)ほら、口を開けて。
美月は、麗奈にそう言った。
美月は、りんごのすりおろしを口に運んだ。
美月)ゆっくりでいいからな。食べれるところまで食べよう。主、当番の組み換えを頼む。しばらく、私と無銘は、麗奈の付き添いだ。だが、当番がある日は、どちらかが、麗奈についているようにしてくれ。
美月は主に頼んだ。
美月は時刻を見た。
美月)麗奈、それは明日でもいいか?万屋は、もう閉まっているんだ。明日まで我慢してほしい。
美月は、すまなそうに言った。
美月)布団ひいてくれた?
美月は聞いた。
三日月)美月よ、明日中に空いている部屋を非番の者たちと一緒に掃除をする。そこを麗奈の部屋にしてやるといい。
小狐丸)私も明日は非番なので、お任せください。
鶴丸)俺も頑張るぞ。
美月)助かる。ありがとう。鶴丸、何もしかけるなよ(仕掛けたら、斬るという圧)
鶴丸)お、おう。
美月)布団ひいてくれた?
美月は聞いた。
三日月)美月よ、明日中に空いている部屋を非番の者たちと一緒に掃除をする。そこを麗奈の部屋にしてやるといい。
小狐丸)私も明日は非番なので、お任せください。
鶴丸)俺も頑張るぞ。
美月)助かる。ありがとう。鶴丸、何もしかけるなよ(仕掛けたら、斬るという圧)
鶴丸)お、おう。
美月)ああ、分かった。これで最後だ。さぁ、これ最後だ口を開けて。
美月は、最後のりんごのすりおろしを掬うと、麗奈に口を開けるよう促した。
三日月)では、俺たちも湯あみをして、休むとするか。
小狐丸)そうですね。
鶴丸)おやすみ、美月。
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