美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)先に謝らせてくれ。麗奈、三日月。
美月はかしこまってこう言った。そして頭を下げて
美月)麗奈、怖い思いをさせてすまなかった。三日月、怒鳴って叩いてすまなかった。
美月は、そう謝った。三日月は
三日月)そ、そんな俺の方こそ、撫でてすまなかった。お主は、撫でられるのが、嫌いだったのに。
美月)だからと言って、怒鳴って暴力を振るっていい理由にならない。ふつうに撫でるなというだけでよかったのに、あんなことになってしまった。私のせいで、麗奈が怖い思いをさせてしまい、私には、付き添いが務まらないと思ったのだが、主が、麗奈が私を探していると聞いたとき、私に付き添いでいいのか心配だったのだ。あんなに怯えさせてしまったのだ。私なんかより、もっと安全な刀の方が麗奈も安心出来るんじゃないかと。麗奈、私が付き添いでよいのか?今なら、まだ変えられるぞ。
美月は、麗奈が決めてくれという顔で麗奈を見た。
麗奈:私、美月が怖いって言った覚えはないよ。それに私の周りの人間は、自分が悪いことをしていることにも気がつかないから謝らないやつらが多いから。私は美月じゃないとやだ。私は変わりたい。美月に変えてもらいたいの
月都)解決したか?
黒葉)うん
月都)たく、飯が冷める
まんば)本当にな
黒葉)ごめんって
月都)暖め直したからさっさと食べるぞ用意できている
美月はフッと笑い
美月)じゃあ、引き続き麗奈の付き添いをしよう。改めてよろしく頼むぞ、麗奈。三日月、撫でるのは気を付けてくれよ。
三日月)あいわかった。
鶴丸)仲直りしたようだな。
小狐丸)ことがすぐにすんで良かったです。
美月)なぁ、主。無銘を付き添いに入れてもよいか?せっかくの機会だ。コミュニケーションを取るのに丁度いい。それに、無銘とは一度話してみたかったんだ。
一期)私からもよろしくお願いします
無銘)え…?まっ待ってください!ぼくみたいなただの集合体が美月さんのような方と一緒に麗奈さんの付き添いなんてとんでもないです…!ぼくにできることなんてあまり、ないですし…
美月は無銘を抱き上げた。
美月)それは私も同じだ。重い物を持つのはもちろん、高いところのものは届かない。背が低い故に子供扱いされることが多い。だからこそ、ここで自分にしか出来ないことを見つけるチャンスだと思えばよい。麗奈と一緒にいるのなら、、私たち二人にしか出来ないことがきっと見つかるはずだ。私たち二人で、麗奈を変えよう。
美月は、ニコリと笑った。
美月)麗奈、無銘も付き添いになるがよいか?
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