美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)乗る前に...
美月は麗奈のドレスに息を吹きかけた。すると、赤い着物、緑の帯、黄色い簪をした姿になった。
美月)さぁ、行こうか。
美月)待たせたな、座敷童。次の場所へ連れて行ってくれるか?
美月は休憩している座敷童に声をかけた。座敷童は、お茶を飲んでまったりしていた。
座敷童)いいよー、お茶飲んだらねー。
座敷童は、ニッコリ笑って言った。
座敷童)じゃあ、めちゃくちゃスローモーションで。
座敷童はそういうと、ものすごくスローモーションで動いた。
美月)日が暮れるぞ。
座敷童)冗談だよ、もう飲み終わるから。
美月)分かっておるよ。というより、本当に日が暮れるまで掛けられたら困る。夕餉に間に合わんし、折角麗奈に神域の綺麗な場所を見せる時間が無くなる。
美月は笑って言った。
美月)麗奈が驚く場所だ。
美月は、笑いながら言う。
座敷童)それじゃあ、次のところに行くね。
座敷童は、人力車を引き始めた。
美月)そら、着いたぞ。
美月は、麗奈に景色を見せた。そこには、植物で作った、迷路があった。
美月)私が作った迷路だ。ごーるで待ってるから、一人で頑張って私のところに辿り着いてもらおう。
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