美月 2019-03-24 16:45:05 |
通報 |
美月)あいわかった。早速してやろう。
美月は服に息を吹きかけた。すると、水色の服で袖は透けた妖精の服に変わり始めた。羽も軽く透けている。
美月)似合っているぞ、麗奈。
美月と麗奈は、飛びながら移動した。すると、温室の前で美月は止まった。
美月)この中は、茶が飲めるようにしているのだ。それに、現実では未だ出来ず、私の神域だからこそ出来る花が咲いている。何か分かるか?
美月は笑うと、温室の扉を開けた。そこには一面青い景色が広がっていた。
美月)見事な物だろう?現実ではこの色は自然に出来ぬと前に言っていたからな。折角だからこの温室を青い薔薇専用の温室にしようと思ったのだ。何もかも全て青い薔薇だ。
美月はそう言った。確かにその通りだ。青い薔薇のアーチにあちこちに青い薔薇畑、お茶が出来るように用意されている、テーブルの上には青い薔薇が刺された花瓶。椅子には青い薔薇の形をかたどったものが背に描かれている。美月は近くにあった、青い薔薇を取ると、麗奈に差した。
美月)似合っているぞ。服も青い薔薇に似合う服にするか?
美月は麗奈の服に息を吹きかけた。すると、麗奈の服は妖精の服から、紺色のドレスへと変わった。
美月)流石どれすも似合うな。
美月は麗奈の前に跪いた。
トピック検索 |