美月 2019-03-24 16:45:05 |
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美月)安心しろ、歩かなくても、散歩できる物を座敷童に用意してもらった。
美月は、笑うと、遠くから、なにやら黒い乗り物を引いて、座敷童がやって来た。
美月)私の時代は、牛車があったが、生憎私の神域に牛は居ないからな。人が車を引く、所謂人力車を用意してもらった。これなら、歩かなくても、景色を楽しめるだろう?
美月)しかし、乗るのは、その服では難しいだろう。
美月は、麗奈の着物姿を見て言うと、麗奈を抱き抱えた。そして、人力車に乗ると座席に下ろした。
美月)さて、神域内をゆるりと一周してもらうとしよう。
美月)頼んだぞ、座敷童。
座敷童)はーい。
座敷童は、ゆっくりと人力車を引き始めた。
美月)人力車に乗って景色を見る散歩、存分に楽しむとしよう。
美月は、麗奈に笑って言った。
美月)これより、もっと凄いところがあるぞ。座敷童、あの場所へと連れて行ってくれ。
座敷童)はーい。
座敷童は楽しそうに、人力車を引きながら言った。
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