*シリアス注意
とある本丸の話。
多忙な日々に愛する家族とも会え無い審神者は疲労が溜まっていた…そんなある日に一振りの刀に手を出した。
その一振りは練度も低く既に居る刀の"二振り目"であった。
一度手を出せばその吐け口は味を占め何度も続く、何度も何度もなんどもナンドモ___
周りの者は気にしてくれている様子であったがその行為を止める事はしない、自分に回るかもしれない、最小限に抑えるならこのままにすべきなのだ、と。
そうなってしまえば二振り目に構う者など居なくなる、どんどん孤独になって折れようとしようにもそれすら許されない。そんな毎日に貴方が現れる。
とある日に貴方は新しい一振り目として顕現された。皆大喜びだ、一振りを除けば。
貴方とのはじめての出会いは裏庭の井戸。傷を負った自分に話しかけて来た…それを鬱陶しいと思いながらもその心地よい声に癒されていく…毛嫌いするどころか日に日に優しく接してくれる……どんどん、惹かれていく。
でも、審神者にされている事は知られてはいけない…この関係が、続くようにと願っているから。お願いだから、気づかないで…………たすけて。
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