琴音 2019-03-17 15:55:11 |
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琴音)え?...え?
琴音は何が起こったのわからなかった。
星疾)おーい、どうした?
星疾も降りてきた。そして由梨を見るたび
星疾)お、綺麗な女性が迷い込んできたのか?ついてるな。
琴音)口説くなよ。色烏。
琴音は星疾の襟首をつかみ、由梨から離した。
琴音)えっと、紅音。知り合いの子?
紅音:由梨のことだから驚くより興奮するかもしれないけど。私ね…(体全体に目が出てくる)妖怪なんだよ
由梨:え!ほ…本物!?ちょっとその目見せて!!
紅音:……そうなると思った
琴音)意外な反応だな。おかるとだっけ?な奴はみんなそうなのかな?
琴音はそう考えながら、くすっと笑った。
星疾)俺らも解こうぜ。
琴音)うん。
琴音と星疾も変化を解いた。
琴音)おねーさん、私は猫又よ。
星疾)俺は鴉天狗だ!
琴音は両手をグーにして、猫っぽさをアピール。星疾は、葉団扇を口元にあて、笑った。
星疾)そうだ、琴音。この酒飲めよ。うまいぞ。
琴音)本当!
琴音は肺に酒を入れてもらい、飲んだ。が目が回り、星疾に思い切り絡んだ。
琴音)ふふふ~、なんかいい気分。
星疾)しまった。辛口の酒じゃなくてまたたび酒だった。
紅音:ばーかばーか。っていうか強めの酒あるなら言いなさいよ
由梨:あ…紅音はザルだったね
紅音:まあね。というか由梨、慣れるの早すぎ。馴染みすぎてて怖いわ
由梨:そうかな?
琴音は足元も覚束ない状態で星疾に抱き着いたまま、ふらふらしていた。
琴音)あ~いい気分。
星疾)琴音、しっかりしろ。目を覚ませ。
星疾はあたふたしている。
ルール追加するね。恋愛OKだよ。
星疾)それどっちも、琴音が泣き叫ぶから、やめてあげて。ほら、琴音。もう寝よう。寝床行こう。
琴音)やだよ~。星疾と一緒じゃなきゃやだ~。星疾と一緒にいるの~。
琴音は、マジ泣きして星疾から離れようとしない。離れようとすると、いやだと言って首を振って泣くのだ。
星疾)(またこいつの幼児並みのわがままが始まった)しょうがないなぁ、よしよし。
星疾は泣く琴音を慰めた。
紅音:んじゃあ頼んだ。私は由梨を送ってくるよ
由梨:でも琴音さんが…
紅音:まあほっとけ。あれじゃどうしようもないから。まあまた今度おいでよ
琴音は星疾に抱き着いたまま泣いている。
琴音)星疾~
星疾)ん、何?
琴音)ぐー。
星疾)え!琴音?
星疾が琴音を見ると、琴音は星疾にもたれて眠っていた。
琴音)すやぁ。
星疾)(俺の名を呼んだと思ったら、泣きつかれて寝てる)
琴音)むにゃ、星疾
琴音は幸せそうに笑う。星疾はやれやれといった感じだが、琴音を抱かかえると一緒に眠った。
No.102は間違いです。
琴音は星疾に抱き着いたまま泣いている。
琴音)星疾~
星疾)ん、何?
琴音)ぐー。
星疾)え!琴音?
星疾が琴音を見ると、琴音は星疾にもたれて眠っていた。
琴音)すやぁ。
星疾)(俺の名を呼んだと思ったら、泣きつかれて寝てる)
琴音)むにゃ、星疾
琴音は幸せそうに笑う。星疾はやれやれといった感じだが、琴音を抱かかえると琴音の寝床に行き、琴音を撫でているうちに、じぶんもそのまま寝落ちしてしまった。
紅音:……ったく、帰ってきたらこれか…邪魔しても悪いし、ゲーセンにでも行こうかな(ポツリと呟き、二人を起こさないようにそっと部屋から出ていった)
琴音は夢を見ていた。
琴音)ここは?
遠くに星疾と紅音がいる。
琴音)星疾、紅音。
しかし、どんなに追いかけても二人に追いつけない。徐々に離れて消えてく。
琴音)やだ、一人にしないで。嫌だ!
琴音)いや...だ!
星疾)ん?
星疾は琴音がうなされながら、泣いているので気が付いた。
星疾)なんか、夢でも見てるのか。
星疾は、琴音の涙を優しく吹き、頭を撫でた。次第に琴音の顔は安らいでいき、静かな寝息が聞こえた。
星疾)ふぅー、寝よう。
星疾は、琴音を抱きしめて再び眠りについた。
紅音:…こいつらなんで付き合わないの?こんなに仲良いのに(手に付いている目を使って一部始終を見ていた。魔眼的な能力がついていたようだ)
紅音:まあいいや。久しぶりにアイツの墓参りでもしますか…
琴音)何だろう?温かい。毛布かな?あれ、でも私いつの間に寝床に?それに、誰かの寝息も聞こえる。
琴音は、寝ぼけ眼で、誰かを探したが眠くて、そのまま二度寝した。
太陽の光が射し、家で寝ている琴音と星疾は、その太陽の光で目を覚ました。またたび酒の酒はすっかり抜けていたが、琴音は猫のため朝は苦手だ。逆に、星疾は鴉なのに、朝の光がさわやかで大好きという。
星疾)琴音、朝だぞ。起きろ。
星疾はカーテンを開けて、琴音を起こす。余計に光が部屋に差し込む。
琴音)や~だ~、まだ眠い~。
琴音は、頭から毛布をかぶった。
星疾)起きろって。朝はきれいだぞ。
琴音)無理~。眩しい~。
星疾)吸血鬼じゃないから、灰にならないだろ。じゃあ、大丈夫だ。
琴音は無理やり、星疾に毛布を引っぺ剥がされ、そして、濡れタオルで顔を拭かれた。
琴音)にゃっ!濡れるの嫌い!(渾身の猫パンチ)
星疾)痛ッ!
琴音は逃げようとした。星疾は追いかけた。
星疾)髪もぐちゃぐちゃだし、服も着替えてねぇのに、逃げるな。
琴音)濡れるの嫌い!
琴音は猫なのですばしっこいが今は朝のため、猫になれない、星疾は、鴉天狗のため俊足の持ち主、飛ぶのも走るのも何物でも右に出る者はいない。なので、琴音はすぐに捕まった。
星疾)さぁ、顔洗って、着替えさせて、髪もしてやるから帰るぞ。
琴音)自分でする!自分でするから、離して!逃げないから。
星疾)信じられねぇし、大体、俺が泊まった時は、いつもやってって言ってるじゃねぇか。だからやってやる。
琴音は結局、星疾に顔を現れ、巫女服に似た服に着替えさせられ、可愛いツインテールで結び目を赤と白の市松模様のリボンで結んだ。
星疾)はい、出来上がり。どうだ、可愛いだろう?
琴音)(完璧だから、文句言えないな)あ、ありがとう(赤面)
琴音は星疾にお礼を言った。
星疾)なんだ?顔赤くして...照れてる?
琴音)照れてない!...ただ嬉しいだけ。
星疾)じゃあ、そういうことにしとくよ。昨日、いろいろと魚のつまみ、買ってきたから。一緒に食べようぜ。もちろん、煮干しも買ってきたから。
星疾は、笑って煮干しの袋を琴音に渡した。琴音は受け取ると頬を赤くし、うつむきながら、
琴音)あ..りが....とう。(小声)
星疾)うん?
琴音)なんでもない。
琴音は星疾に背を向けて花柄の鼻緒に赤い草履をはいて、外に出た。そして、背を向けたまま
琴音)ありがとうって言っただけよ...。
そう言った。星疾は、頬を赤らめ笑うと琴音の頭を撫でながら
星疾)素直じゃねぇな、どういたしまして。
そう言った。
星疾は黒の青の無地の鼻緒に紺の下駄をはくと、翼を広げ、
星疾)先に散歩してくるから、食ってていいぞ。
星疾はそう言うが、琴音はフッと笑って
琴音)待っててあげるから、さっさと戻ってきなさい。
そう言った。星疾はニッと笑い
星疾)わかったよ。
そう言って飛んで行った。
琴音&星疾)いつかは、本当の気持ちを言わないといけないね/な
(家の裏でこっそり聞いていた)
紅音:はあ…両思いなのになんで気づかないかなぁ…(灰色のパーカーとデニムのミニスカに着替えていた)
紅音:手遅れになるまえにさっさと告ればいいのに…由梨呼んでこよっと
琴音は、近くの椅子で星疾を待っていた。まるで恋人を待っている彼女だ。普通なら手に持つとしたら可愛らしいバッグだが、琴音が持っているのは煮干し。
琴音)まだかなぁ?先に食べていいって言ってたし...
琴音は煮干しを見た。まだ封を開けていないのでキラキラと輝いているように見える。そして、琴音の腹の虫が鳴り、よだれも垂れている。しかし、琴音は首を振り
琴音)いや、ダメダメ。待つって決めたんだもの。ちゃんと待たなきゃ!でも、一個ぐらい...いや、ダメだって!
琴音は一人で葛藤し始めていると
星疾)お待たせ。飲み物買ってきたんだ。
琴音)あ、そうなの。ありがとう。
星疾)じゃあ、食べようか。
琴音)うん。
琴音は煮干しの封を開け、星疾と一緒に煮干しを食べた。
琴音)どこで買ってきたの?この飲み物。
星疾)近くのコンビニ。
琴音)そうなんだ。
星疾)なぁ、琴音って買い出しでしか、外でねぇんだよな?
琴音)そうだけど、何、急に?
星疾)明日、俺と出かけね?
星疾が突拍子もないことを言ったが琴音は
琴音)あ、買い出し?
星疾は吹きだした。
星疾)お前、外出るのが買い出しだけだと思うなよ!俺と出かけるってことは、外で遊ぶってことだ。
琴音)それって、公園で?
星疾)そんな幼稚な遊びじゃねぇよ。子供かお前は!わかった。明日外に連れ出してやるから、外の遊びってのをたっくさん教えてやる。
琴音)え?あ、はい。
琴音はとりあえず、返事した。
紅音:入りづらいー…つーかはよくっつけ
由梨:紅音。口調戻して…
紅音:だってあれカップルにしか見えないもん!リア充爆発しろ
由梨:まって聞こえちゃう
琴音は誰かの声が聞こえ、耳がぴくっと動いた。きょろきょろ辺りを見ると紅音と由梨がいた。幸い、先ほどの声は、聞こえてなかったようだ。
琴音)紅音と由梨、いたの!そんなとこに突っ立ってないで入りなよ。
星疾)お、由梨じゃねぇか、昨夜ぶりだな。
星疾も気づき手を振った。
琴音)この中を通っていくのなら、これを持って行って。この神社は手入れされてないから、木が空を隠すの。
琴音は、提灯を由梨に渡した。
紅音:あぶねぇ
由梨:あ、ありがとうございます
紅音:あとアパート借りたからたまにいなくなるよ。お二人で仲良くドーゾ
由梨:え…借りれたの…?
紅音:意識操作でちょーっと、ね?
琴音)紅音って、結構怖いことするよね。
星疾)あ、ああ。俺らは、意識操作とか出来ねぇからな。
すると、
カラス)カーカー
ノラ猫)ミー、ミャウー。
星疾)お、どうした?
琴音)また来たの?
星疾)(自覚ないのかよ)
琴音)(また違う意味で怖さが...)
由梨がカラスと猫に気付いたので、二人は説明した。
星疾)ああ、こいつらは友達だ。外のことを教えてくれたり、限定品の食べ物を教えてくれるから、すげぇ助かってる。
琴音)この子たちは、よく来るノラ猫よ。私の煮干しの味を占めたらしく、よく来るようになっちゃって。おかげで、いつも買う量の倍以上買わなくちゃいけなくなったの。
琴音は困ったように笑うが、楽しそうだ。
紅音:私もよくわからないんだけど…この目のおかげでなんでも見れるんだよ。(と言って体についている目を指す)勿論、今考えてることも見えてるからね?(ニタァと笑う)
琴音)いや、紅音は私たちと違っていろんなことができるからすごいなぁって思って...
星疾)そうそう、すごすぎて、怖いよなぁって思ってたんだよ。
琴音と星疾は一先ずホッとした。
琴音)(あっぶねぇ、本当のこと言ったら言ったで、何かされそうだしこれで終わってよかった)
星疾)悟ることまでできるなんて、終いには腕とかも伸ばせるんじゃねぇか?いや、包帯を自在に操って、相手をぐるぐる巻きとか?)
琴音&星疾)(ギクッ)あ、操り人形ってなんだよ。いくら紅音でも、手から糸を出すなんて出来ないでしょ/だろ。そんな蜘蛛みたいなこといくらなんでも...(いや、出来そう。紅音なら)
琴音と星疾は、少し後ずさりすると、回れ右して逃げた。が、何故か体が思うように動かなかった。まるで、何かに引っ張られているようだった。
琴音と星疾はずるずると何かに引きずられ、徐々に紅音との距離が縮まってきた。
琴音)な、なにこれ。引き離せない。
星疾)引き離すどころか、引っ張てるものが何かも分からねぇぞ。
琴音と星疾は、一歩ずつ歩を前に進めるが、すぐに距離が縮まり、引き離せないのだ。
琴音)じゃあ、これは私たちが、勝手に紅音に近寄らせてるっていうの?
星疾)反対方向向いてるのになんでだよ。
しかし、二人には、何かを妙に感じていた。
琴音)あれ?そういえば何で逃げてるんだっけ?逃げる必要ないんじゃ...
星疾)紅音は危ないやつじゃねぇのになんで?
(リア友が入りたいそうです。リア友はこのサイトに入れないので代わりに私がコメント入れます)
名前、狐白(こはく)
種族、妖狐(九尾)
容姿、銀髪(耳にかかる位
藍色の瞳、肌は白い、スーツ、尻尾と耳は銀で先だけ薄い紫、左手首に銀の鈴
備考、執事的なポジション。
魔力が紅音より高い。でも悪用しない。たまに紅音の暴走を止める。優しいけど怒ると恐ろしい。尻尾と耳はできれば触らないでほしい(特に先の方)
これでよろしいでしょうか?
琴音)う~ん、悪いことっていうよりか、ただ単に思っていただけでそれを悟られただけだから。別に私たちも紅音も悪くないと思うなぁ。
星疾)紅音のいう操り人形は、糸で操るんじゃなくて、思考妨害して意のままに操ることだったらしいしな。
琴音&星疾)(マジかよ!紅音の前で何が正解か分かったもんじゃない、何かで機嫌損ねたら、確実に操ってくる。くれぐれも間違った言動は言わないようにして、思わないようにしなきゃ...ってあれ?もう手遅れなんじゃ)
琴音と星疾は、今思っていることこそが、やってはいけないことだと確信する。当たり前だ。紅音が、怪しい笑顔でこっちを見たのだから。星疾と琴音は全速力で逃げた。
琴音)とりあえず、遠くまで逃げないと、紅音の思考妨害がどこまで続くかわかんないけど、
星疾)遠くに行けば、俺たちの居場所が分からなくて思考妨害したくても出来ないかもしれねぇもんな。
紅音:ちょうどいいからほっときましょうか。これでくっついてくれればいいんですが…
由梨:じゃあ暇潰しにカフェに行きませんか?
狐白:大丈夫ですよ、、二人でお茶でも飲んできたら如何です?紅音は殺っておいてもいいですが
紅音:あら怖い。何もしないから…
琴音)ゼェゼェ、追ってこないね。
星疾)ああ、変な感じにもならねぇし、引っ張られる感覚もねぇ。てか、提灯もなしにこんな奥に来てよかったのか?
琴音)それなら安心して。尻尾に火をつければ道しるべになるから。
星疾)その手があったか。なぁ、琴音。
琴音)ん?
星疾)俺さっき、明日外に連れ出すって言っただろう。
琴音)うん、お外の遊び教えてくれるって。
星疾)本当は、明日言うつもりだったけど、もう我慢できねぇ。
星疾は、琴音とまっすぐ向き合い、抱きしめた。琴音はびっくりしたが、思わず抱きしめ返した。
星疾)琴音、好きだ。友人じゃなくて。異性として。俺と付き合ってくれ!
琴音はびっくりしたが、クスッと笑うと、
琴音)私も同じ気持ち。星疾、大好きだよ!
琴音と星疾は晴れて、恋人同士になった。
琴音)早く戻ろう。
星疾)ああ。
二人は手をつないで、元の場所に戻っていった。
狐白:さて、、、二人は上手く行くのですかね、、
一方紅音と由梨は…
紅音:いやぁおしゃれカフェ怖い。怪談始めただけで追い出されたね
由梨:カラオケに行けと?
紅音:行くか
狐白:こちら、、遊園地のチケットなんですが、、偶然二枚間違って買ってしまったんですよね、、。仕方がないので、差し上げようかと、、、
後、こちらの薬で、人間化出来ますので楽しんできてくださいね?
琴音と星疾はチケットと薬を受け取り
星疾)(ラッキーだ!どこ行こうか、これから決めようと思っていたが、狐白がこんないいものを持ってたなんて)ありがとう、丁度、明日俺は、琴音に外の遊びってのを教えてやろうと思ってたところなんだ。琴音ってば、買い出しでしか外出ねぇからさ。ありがたく使わせてもらうぜ。ありがとな、狐白。
琴音)いつもは術で隠してるけど、この薬一日効力効くやつだよね。それに、遊園地のチケット。聞いたことはあるけど、どんなとこなのかまでは知らないなぁ。
星疾)安心しろ、明日たっくさん教えてやる!
琴音)うん、お礼だから。大好きな油揚げだよ~。
琴音が油揚げを横に揺らすと狐白の顔だけが横に揺れる。
琴音)やっぱり狐白も私と同じで、腐ってもキツネだね。油揚げはキツネの好物だもの。はい、どうぞ。
琴音は油揚げを狐白に渡した。
(狐白役の友人が今日明日はできないそうです)
紅音:話は聞いたわ!(扉を勢いよく開ける)
由梨:デートするなら服を選んであげます!(ニコニコしながら現れる)
琴音)だめ~、紅音の力で引っ張られる~。
星疾)由梨は力強い。
(色だけ決めさせてください。琴音は赤やピンク色の服をよく着る設定です。花柄、市松柄が好きです。星疾は、鴉天狗なので黒い和服と洋服がほとんどですが、白いシャツにジャケットを着ることもある設定です。こんな感じでコーディネートお願いします。楽しみです)
紅音:はい完成!
由梨:こっちも終わったよー
琴音
ピンクの花柄のワンピース/白いハイソックス/赤いフラットシューズ
星疾
黒のスウェット(白いロゴつき)/黒のスキニーパンツ/黒いスニーカー
(ネットのコーデ例などを参考にしました。おかしかったり気に入らなかったらすみません)
遅れてごめんなさい。外食言ってました。
琴音は、紅音にコーデされ、星疾は由梨にコーデされ、お互い変わった姿を見た。なんだか気まずい。
琴音)(滅茶苦茶かっこいいい!でも、恥ずかしくて言えない)
星疾)(可愛すぎる!紅音のことだから、絶対明日メイクとかする気だ。余計可愛くなって...俺大丈夫かな?明日は俺がリードするのに)
素敵です。ありがとうございます。
(狐白役の友人が「返信が遅くなるが参加はできる」と言っていました。一応会話に参加してきます)
狐白:夕御飯はご用意しますか?それとも何処かに泊まってきますか?(油揚げを満面の笑みで頬張りながら)
琴音)この薬一日しか効かないから、晩御飯は必要ね。
星疾)そうだな。せっかく二人が選んでくれた服を着崩すのも悪いし。晩御飯、作ってくれるか?
琴音)でも、それ以前にこの薬が一日しか効かないし、ホテルの取り方も知らないから、やっぱり晩御飯は必要だよ。
星疾)セットってまさか...髪の毛か!
琴音)?
星疾)おい、紅音と由梨。あっちの意味ってそういう意味か?しかもアパート借りたってまさか。
星疾は、紅音と由梨にこっそり聞いた。
星疾)出来るに決まってるだろう。だが、すぐにキャンセルしろ。朝、妖怪二人が寝てるなんて知れたら、ヤバいからな。狐白からもらった薬は一日しか効き目がないやつだからな。
星疾は、勝ったと言ったようにニッと笑った。
琴音)ねぇねぇ、三人で何話してるの?
星疾)琴音、なんでもないよ。とにかく、紅音、由梨。薬の効果は一日しか効かないから夜には帰ってくるから。そのアパートにはキャンセルしといてくれよ。
星疾)そうだね、和食でいいよ。さてと、俺も、着替えてくるか。
星疾も服を着替えに行った。
琴音)狐白ー、デザートはプルプルのフルーツゼリーがいい。
琴音は狐白にキラキラした目で言った。
琴音)苺がいいなぁ。真っ赤でちっちゃくて可愛い苺!
琴音は二本の尻尾を振って答える。
星疾)俺はレモンかな?あの酸っぱさが堪らないんだよ。
星疾は、わくわくして言う。
狐白:全く、、何故そこで諦めてしまうのですか?もう少し渋ってもいいものを、、、ご安心下さい。これは唐辛子ではありませんから。アセロラジュースで作ったものです。少し酸っぱいですが、、、(琴音の口にゼリーを入れる)
琴音は、ゼリーを食べた。噛む度に酸っぱさが口いっぱいに広がる。
琴音)確かに酸っぱい。諦めるって意を決しただけだよ。猫は唐辛子を食べても死なないもん。私は妖怪だから、玉ねぎやネギを食べても体調崩すだけだけど、それ以外、嫌いなものはないもん。
琴音は、腰に手を当てえっへんと言った。
琴音)でも、アセロラゼリー美味しかった。ありがとう。でも、やっぱり苺の方がいい。今が旬だし。ちゃんと果肉も入れてね。
琴音はニコニコ笑っていった。
星疾)琴音~すごいことがわかったぞ!
琴音)な~に~?
星疾)明日行く遊園地なんだけどさ、仲間のカラスにさっき急にやってきてさ、「明日は春限定のスプリングナイトショーがある」って教えられたんだ。
星疾が、ワクワクして言う。しかし、その手のものに疎い琴音は分からなかった。
琴音)ナイトショーって?
星疾)任せろ、教えてやる。
星疾が指をパチンッ慣らすと、一斉にカラスの群れがやってきて、列を組んで歩き始めた。
星疾)これは、いつも遊園地が夜にやる目玉のパレード。で、これが...
星疾が、近くにあった枯葉を拾い、フッと息を吹きかけると枯葉が散り尻になり更新してるカラスの上から、キラキラ光って落ちては消えていった。
琴音)わぁ!
琴音は、思わず見とれてしまった。
星疾)これがナイトショーだ。パレードとまた違う凄さがあるから楽しみだな。あれ、でもこれ狐白がくれたよな。まさか、
星疾は、狐白に聞いた。
星疾)星疾、もしかしてこのチケットナイトショーがあるの知って、わざと...
(狐白役の友人がスマホ没収されているので狐白の反応が遅くなります。親の目を盗んでこっそり来るかもしれないとのことです)
紅音:ありそうだな…
(了解です)
琴音)紅音、明日私と星疾凄いもの見れるんだって。
琴音は紅音の背に飛び乗った。
琴音)肩車してよ。
琴音は、みんなと比べて一番背が小さい。年は500歳を越しているのに精神年齢は小さい。
狐白:べ、別に知っていたから買った訳ではなく、偶々何故かボタンを押し間違えてしまって二枚買ってしまって偶然にも星疾と琴音さんがいたので捨てるのも勿体無いと思っただけです、、(尻尾と耳が下の方を向き、いつもより少し顔が紅色に染まる。)
星疾は、それを聞くがカラスからは全部聞いている。これが福引の一等だと。しかし、星疾は
星疾)そうか、ありがとな。
そう言った。
琴音)紅音、おんぶじゃ無くて肩車!
琴音は早くしてほしいようで紅音を急かす。
紅音に降ろされ、琴音は
琴音)ケチ~、この間はしてくれたのに、紅音のケチ~。
琴音は文句を言った。しかし、由梨が代わりにしようか聞くと、
琴音)由梨おねぇちゃん、してくれるの!
琴音は目を輝かせた。
星疾)さぁて、そろそろ俺は寝るか。琴音も明日は出かけるんだから夜更かしするなよ。
星疾はそう言って、家に帰った。
琴音)わかった。
琴音はそう言って、手を振ったが、ふぅっとため息をついた。
琴音)とはいえ、私夜行性なんだけど...
星疾)つべこべ言わない!
琴音)地獄耳!
琴音)またねー。私も帰ろう。
琴音も家に帰り、白い和服の寝巻に着替えた。布団にもぐると
琴音)ぐー。
夜行性なのに、すぐに寝た。
(紅音と由梨がのんびりと帰っている)
紅音:…そうだ、偵察しよう
由梨:『そうだ、京都に行こう』じゃないんだから…でも偵察は楽しそうだね
紅音:じゃあ明日は偵察で決定ー。メイクとか変えてきてね
由梨:思いっきり化けよう(笑いながら)
琴音は夜中を寝ぼけながら徘徊していた。
琴音)むにゃ~
そして、星疾の家までやってきた。ドアから入ると、星疾の布団に潜り込んだ。
星疾)また来たか。まぁいいけど。
星疾は琴音にも布団をかけて一緒に眠った。
紅音:由梨、じゃあまた明日ー。髪色は魔眼で変えられるからー
由梨:魔眼すごいね…私は美少女に化けるね
紅音:じゃあ私は美人系で
由梨:了解!また明日!!
翌日、星疾はカーテンを開けた。
星疾)朝だぞ、琴音。起きろ。今日はお出かけだ。
琴音)は~い。
いつもなら布団にもぐる、琴音が素直にそう言って、起きた。
星疾)珍しいな。いつもは嫌だって言うのに。
琴音)だって、今日はお出かけなんでしょ!なら、起きなきゃ。
琴音はいやいや顔を洗いながら言った。
星疾)朝ごはん、作ったから食べようぜ。食べた後、人間になる薬忘れず飲むように。
琴音)は~い。
(とある公園にて)
紅音:由梨おはよー
(紅音の服装は白シャツに黒パンツ、黒いパンプス。髪色はダークグレーでポニーテール、化粧する前とは別人のよう)
由梨:え紅音!?うっそ別人みたいじゃん!
(由梨の服装は水色のオフショルダーワンピに白いミュール。茶髪で軽くウェーブがかかっている)
紅音:そういう由梨だって別人みたいだし…
琴音)ごちそうさま。後は、薬。
琴音は人間になる薬を飲んだ。すると、尻尾や耳が消えた。
琴音)あんま変わんないかな。
星疾)俺も羽がなくなったぐらいだ。
星疾も自分の姿を見る。
星疾)じゃ、着替えるか。髪は、あの二人がやってくれるからな。
琴音)うん。
紅音:でも二人にバレないように見た目戻しとこう
由梨:あ、そっか忘れてた
紅音:じゃ戻すよー(魔眼で見た目と服を戻す)
由梨:服が変わってるよ!?
紅音:服もバレたらやばいじゃん
由梨:あー…たしかに
琴音)服もばっちり。
星疾)どっからどう見ても人間。
琴音)あとは二人が来るだけ。
星疾)髪はどうしてもな(琴音の場合、メイクもありそうだけど。あ、でも最近、男もメイクしてたりするなぁ)
琴音)何か、昨日より荷物多くない?見たことない道具まであるけど?
琴音が紅音のバッグの中身を見て言った。それはメイク道具だ。普段、メイクもしない琴音はメイクの言葉すら初めて耳にする言葉なのだ。
星疾)なぁ、由梨聞いていいか?最近、男もメイクするだろ?まさか、俺も?
由梨:星疾さんは髪のセットだけですよー
紅音:琴音はメイクまでするけどね…かわいい系でまとめるかなー…
由梨:化けさせるなよ?
紅音:わかってるって。軽ーく…ね?
星疾)(軽ーくって軽ーく化けさせるって意味じゃねぇよな?すでに猫又だから、化けるのはお手の物だが)
琴音)メイク?
琴音は、初めて聞く言葉に首をかしげた。
琴音)紅音、メイクって何?
琴音は、首をかしげて聞いた。星疾は、由梨に髪をしてもらっている。
星疾)なぁ、由梨。詐欺メイクってなんだ?
紅音:メイクっていうのは顔を変えること。こういうのを使う(と言ってメイク道具を並べ出す)
由梨:メイク前と比べて圧倒的に顔が違うと詐欺メイクとかって言われるね
琴音)いろいろあるね。
琴音は手に取ってみるが、どう使うかはわかっていない。
星疾)別人になりすぎるとダメってことか。でも、お化け屋敷の人とか、かなり別人すぎるけど、あれはいいのか?
琴音)紅音~、なんか、粉っぽいもの塗られてる気がするんだけど?
琴音が、目を瞑ったまま顔をしかめる。
星疾)え、これが俺!すげー。
星疾)俺、おしゃれすると、こんなかっこよかったんだな。
星疾は驚いていた。
琴音)紅音~、何か口が変。変な感じする。
琴音はそう言った。
琴音は鏡を見る。
琴音)えっと、鏡に映ってるの誰?
とても可愛らしくメイクされ、琴音は鏡に映ってるのは自分ではないと思ったらしい。
星疾)(天然なのが、琴音のいいところでもあるけどな)
紅音:あんた以外に誰が映んのよ。他人が映ってたら怖いでしょうが
由梨:ってことで私達の出番はおしまーい
紅音:後はお二人でごゆっくりー…ふあぁ、ねみぃ
(二人が退出する)
琴音)これ、本当に私なの?さっきのサバメイクってやつになんないかな?
星疾)琴音、サバじゃなくて詐欺な?詐欺メイク。大丈夫だって。似合ってるぜ。さぁ、行こう。
琴音)うん。
(どっかの路地裏にて)
紅音:じゃあ服戻して…(魔眼で服と見た目を戻す)
由梨:最強か
紅音:ついでに声も…(声が少しだけ低くなる)
由梨:あー、あー…カワボじゃん!?(カワボになる)
紅音:あとは偽名。私は彩乃(あやの)ね
由梨:じゃあ結菜(ゆいな)で
(変装中なので名前を変えてお送りします)
彩乃:これで完璧
琴音と星疾は、手をつないで歩いた。
琴音)結構遠くにあるの?その遊園地って?
星疾)遠くにあったら、こんなのんびり歩いてねぇよ。近くなんだ。それに遠くなら歩くだけで疲れちまうだろう?
琴音)そういや、そうね。
(琴音達に見つからないように歩いている)
結菜:なんか彩乃が仕事に行くOLにしか見えない…(ふわふわとした喋り方で)
彩乃:それ着替えた後に気付いたのよ…ま、尾行ついでにたっぷり遊んできましょう?(大人っぽい喋り方で)
結菜:そうだねー
琴音)ん?
琴音は後ろを振り返った。
星疾)琴音、どうした?
琴音)妖気を感じたの。紅音の。
しかし、紅音は見えない。
琴音)でもいないから、気のせいかも。
星疾)そうか、そういや琴音の猫耳ってさ、音ちゃんと聞こえるの?
琴音)つけ耳とか思ってないよね。確かに、人間の耳はあるけど、猫の耳はより小さい音まで聞こえるようになってるの。人間には聞こえない音とか、聞こえるようになってる。人間より動物の方が感覚は優れてるからね。
星疾)へぇ、ハイテクなんだな。琴音の耳。
星疾は目を輝かせる。
琴音)そお耳がロボットみたいな言い方やめて。
彩乃:(妖気を段々薄くしていく)
結菜:彩乃どうしたのー?
彩乃:いいえ?なんでもないわよ
結菜:そっかー
(二人とも演技力高い)
結菜:グッズ買おっかなぁ…
彩乃:私はやめとく
結菜:えー
彩乃:ずっと後つけてたら怪しまれる(結菜にしか聞こえない声で)
結菜:あー…そうだね
星疾)ここがグッズ売り場だ。
琴音)可愛いものがいっぱーい。あ、ウサギさんのぬいぐるみだ。
星疾)ぬいぐるみは帰りにしよう。ほら、これつけて。
星疾は琴音にあるものを付けた。
琴音)うわっ!
星疾)ほら、青いウサギさんだ。
星疾は、琴音に鏡を見せた。頭にはウサギの耳にリボンが付いたカチューシャが付けられている。
琴音)ウサギさんだ
星疾)俺は、熊耳のピンにするか。
星疾は、熊耳を頭に刺し、パチンっと止めた。
星疾)似合うし、レジで払って、つけようぜ。
琴音)うん!
(二人が買っている間にジェットコースターに乗っていた)
結菜:きゃぁぁぁぁぁぁぁ!
彩乃:わぁぁぁぁぁ
※二人は絶叫系も大好き
彩乃:じゃあ戻りましょうか
結菜:たのしかったー。そうだね、戻ろ
琴音と星疾は、グッズを買って、店を出た。
琴音)あっちこっちにいろんな耳つけてる人いるね。
星疾)ここは、そういう場所だからな。まずは、どれ乗ろうか?(パンフレットを広げ)
すると、二人の上を飛んでいく何かが見えた。
琴音)あれ乗りたい、あれ。
星疾)空中ブランコか。わかった。行こう。
星疾は、琴音の手を引き、空中ブランコの入場の列に並んだ
結菜:彩乃ーあそこならみえんじゃない?(空中ブランコの隣にあるメリゴラを指す)
彩乃:そうね。あの二人と同じやつばっかり乗ってたら……ねぇ
結菜:そだねー
(メリゴラへ)
(最近じゃ、そういう略し方するんだ)
琴音たちの番になり、二人はブランコに乗った。そして、全員が乗ると、ブランコが空中に浮いた。
琴音)うわー、空飛んでる。
星疾)はははっ!気持ちいいな。
彩乃:いやあ楽しいねぇ…
結菜:なんかアンティークっぽくていいねぇ…
彩乃:ちょうど空中ブランコが見えるし
結菜:まったりだし
彩乃:まったりもいいわね
琴音と星疾は、空中ブランコを降りた。
琴音)すごかったー。
星疾)そうだな。次は、目玉のジェットコースターに乗ろうぜ。
琴音)でも、人間たくさん並んでるよ。
星疾)そういうと思って、ここに入ったときにプラチナパス買ったぜ。これを使えば、列に並ばなくてもアトラクションに乗れるんだ。さ、行こうぜ。
琴音)うん!
彩乃:アイス買いましょ
結菜:そうだねー。あそこで食べよ。ちょうどジェットコースターが見えるよ
彩乃:良い案ね。じゃあそうしましょう
琴音と星疾は、プラチナパスを見せて、さっそくジェットコースターに乗った。ジェットコースターがゆっくりと高度を上げ、一気に落ちていくと
琴音)わーーーーーー!
星疾)ひゃーーーーー!
乗車全員の悲鳴が聞こえる。ジェットコースターが終わり、
星疾)どうだった?琴音?
琴音)ま、まだ目が回ってる。
星疾)どこかで、一休みしよう。
彩乃:冷たぁ…(いつのまにか完全に妖気を消している)
結菜:イチゴアイスおいしー。彩乃も食べる?
彩乃:いや、大丈夫。そんなに食べれない
結菜:そっかー
星疾)ここで待っててくれ。冷たいものでも買ってくる。
琴音)うん。
琴音は、星疾を見送って、木陰の椅子に腰かけた。そして、あたりを見渡す。たくさんの人の声と、大きなアトラクション。どれも、琴音には初めてだ。
琴音)すごいなぁ!
男1)おう、嬢ちゃん。こんなとこで何してるんだ?
男2)可愛いじゃねぇか!俺らと遊ぼうぜ。
琴音)え?え?
琴音は、驚いたが、軽く怯えてる。
琴音)い、いいです。待ってるだけなので!
男1)ちょっとぐらいいいじゃねぇか!ほら来いよ。
男は琴音の腕をグイッと掴んだ。
琴音)やだ、離して!痛い。
琴音が必死に抵抗してると
男2)あんまり俺らを怒らせない方がいいぜ。
男は、琴音をにらんだ。琴音は恐怖に怯えたが、抵抗した。
琴音)嫌!嫌だ!離してってば!
結菜:行く?
彩乃:行きましょう
(男の肩を掴み)
彩乃:そこのお兄さん?弱いものいじめはよくありませんよ。私とも遊びませんか?(ニタァと笑い)
結菜:私もー。そこらへんの不良よりは手応えあるかなぁ?(ニコニコしたまま)
彩乃:女性をさらうくらいなんだからあるんじゃないかしら?
結菜:そうだねー
男1)じゃあ、二人も一緒に行こうぜ。
男2)そうそう、人数多い方が楽しいし、ほら行くぞ。
琴音)嫌って言ってるじゃん。離してよ。
星疾)やめてくれるかな?その3人は、俺の連れだ。
星疾が、冷たいものを持って、やってきた。
星疾)そうだ、これやるよ。
星疾は、持ってた食べ物を渡すと、指をパチンっと鳴らした。すると、
カァーカァー
男1)うわっ、何だ?この烏
男2)行くぞ!
男達は逃げてった。琴音は呆然としている。
星疾)琴音、大丈夫か!
琴音)だ、大丈夫だけど、妖術使えないのに、どうして。
星疾)使えないけど、烏は俺の友達だからな。お前だって、朝、野良猫に絡まれたろ?自分から、何かするのはできないが、周りに助けを呼ぶことはできるんだ。二人も大丈夫だった?
結菜:お連れ様がいたんですね。なら大丈夫かな?
彩乃:リア充か…まあいいか、結菜。行きましょう
結菜:せっかく"遊べる"と思ったのにー…
彩乃:こんど不良狩りでもする?
結菜:お、彩乃良いこと考えるねえ
(完全に他人のふりをしてその場を去る)
琴音と星疾は、一緒にメニューを選んだ。
琴音)じゃあ、ストロベリースムージーと、チョコレートサンド。
星疾)フルーツサンドに、チョコシェイクのS
琴音と星疾は、自分の食べたい物を頼み、店を出た。琴音は、チョコレートサンドを食べた。
琴音)おいひい、ほうだ!(おいしい、そうだ!)
琴音は、チョコレートサンドを半分にちぎった。そして、星疾に渡す。
星疾)ん?何だ?
琴音)半分こ!
星疾)ありがとな、じゃあ俺も一個やるよ。
星疾は、フルーツサンドを一つ、琴音に渡した。もちろん、飲み物も飲み合いっこした。
琴音)ごひほうはま!(ごちそうさま!)
星疾)よし、次は何に乗ろうか?
琴音)あの、お馬さんは?
星疾)メリーゴーランドだな。よし行こう。
琴音)わぁ~、綺麗なお馬さんいっぱい!
星疾)一緒に乗ろう。
琴音)うん。
二人は、一緒に乗った。すると、メロディに合わせて、馬が上下左右する。
琴音)すっごい!
星疾)楽しいな。
琴音)楽しかった~。えーと
星疾)メリーゴーランドだ。
琴音)そう、それ。
星疾)だんだん日も落ちてきたな。
空を見ると、太陽が少し山に隠れ、夕焼けと夜の空が交じり合い、紫色の空になっている。
星疾はニッと笑い
星疾)琴音、最後はこれに乗ろう。
星疾は目の前にある大きな観覧車を指さした。
琴音)おっきいー。
星疾)行こう。
https://www.saychat.jp/bbs/thread/645798/
良かったら来てください。
舞台は似たようなものですが、ちょっと違います。
(新しいトピにも参加させていただきます。あちらでもよろしくおねがいします)
結菜:もう夕方だね…
彩乃:じゃあ気づかれる前にさっさと帰りますか
結菜:そうだねー
(遊園地から出る)
琴音と星疾は観覧車から、景色を見ていた。
琴音)わぁー、遊園地がライトアップされて綺麗。
星疾)高いの平気か?
琴音)猫だから。
彩乃:よし戻るぞ(化粧室に入っていき)
由梨:完了(いつもの顔、いつもの服装に戻っていた)
紅音:じゃあ神社で待ってる?
由梨:そうしよっか
星疾)琴音、昨日言ったけど。
琴音)ん?
星疾)俺は琴音が好きだ。これからも一緒だぞ。
琴音)うん。星疾、顔真っ赤!
星疾)琴音もだぞ。(キスをする)
琴音)んっ!
星疾)人間はこうやって愛を誓うらしいぞ。
琴音....///(恥ずかしすぎて何も言えない)
琴音は、ハッと気が付き
琴音)も、もう、星疾ったら!
星疾)わりぃ、わりぃ。でも、本気だからな。
琴音)わかってるよ。
星疾と琴音は観覧車から降りた。そして、人の少ない場所に行こうとした。しかし、どこも混雑している。
星疾)琴音、こっち。
琴音)え!
星疾は建物の影に隠れた。そして、烏を呼ぶと
星疾)俺と琴音をナイトショーの見えやすい場所へ、連れてってくれ。
すると、烏が、星疾と琴音の髪の毛や、服の裾を掴み、人がいない、とても見えやすい場所へと運んでくれた。
琴音)星疾、すごい。
星疾)さぁ、そろそろスプリングナイトショー始まるぞ。
星疾はそう言った。そして、一気にライトアップして、プロジェクションマッピングが始まった。
琴音)綺麗ー!
星疾)初めてだけどすごいなぁ。
そして、桜型のスポンジシャワーも降ってきた。
琴音)せっかくだから、持って帰りたいけど、届かないや。
すると、星疾が
星疾)取った。
琴音)え!すごい!見たい!
琴音が目を輝かせて言う。
星疾)はい。
しかし、渡してくれたのは、桜型のスポンジではなく、桜型のケース。
琴音)これって、(開ける)ネックレス?
ネックレスには、ハートの飾りがついていて、可愛らしいものだった。
星疾)貸して、つけるよ。
琴音は、ネックレスを渡した。そして、星疾はつける。
星疾)かわいいよ。琴音。
琴音).....(抱きしめる)
星疾)琴音?
琴音)嬉しい。ありがとう。
星疾)ああ、ナイトショーも終わったし帰ろうか。
琴音)うん。
由梨:ところで紅音は彼氏とかいるのかい?
紅音:人だった頃に好きだった奴ならいる
由梨:なにそれ気になる
紅音:今は生きてるかわからないよ?私もあの人も戦後すぐに産まれたから
由梨:……紅音ってそんなにおばあちゃんなの?
紅音:年寄り言うな
琴音)えへへ、私はパペット人形買っちゃった。
琴音は、猫のパペットを買っていた。
星疾は嬉しそうにみているが、紅音に言った。
星疾)紅音、本当は後をつけてただろう。
星疾)俺が知らないとでも思ったか?俺には仲間がいるんだぜ。
星疾がそういうと、烏が肩に留まる。
星疾)琴音が気づかなくても、俺の仲間は気づくんだ。これでもまだ、行ってないと言い張るか?
星疾)じゃあ、証人烏が、これを撮っていても言い切れるか?
星疾は一枚の写真を見せた。それは紅音と由利が化粧室から出てくる写真だった。
星疾)妖気を消して、姿を変えても、仲間がいればわかるんだよ。
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