主ガチ勢の刀 2019-03-16 11:11:47 |
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(/ 破邪顕正。ずず様はカカちゃんとの回想もとっても素敵ですよね。浄化ネヒラ何があったんだよ…って思ってもあの回想見るとなんとなく納得します。人の言葉しっかり受け止めてくれる数珠様素敵。
青江が特のときは「置物としての刀」を忌避していたのに、修行で自分が既に「過ぎたるもの」になった頃の時代に行くのとても好きです。しっかり自分のこと見つめ直してきたね…
他の刀に移るといけないから取り敢えずさにわのお部屋に隔離しようね……霊力ちゃんと行き渡るように距離詰めなきゃね……それであれですね?政府に報告書出したら直に霊気送れとか言われてキスするんですよね知ってる!! )
【朧】
__まあ、だとしたら少女漫画みたいだよね。
( じわじわと熱が顔に集まっているであろう彼女を見る。矢張り言われて自覚する程度には彼の行動を起こしているらしい。それならもう少し早く気付いてやってもいいものを、自分のことは棚に上げ、不憫な彼女の近侍を思い。茫然自失といった様子の彼女の手を再び取って歩き出す。少し言い方が直接的過ぎただろうか。審神者に就任して早数年、毎日が余り変化もないとはいえ、こういった他人の色恋を娯楽にするのは少々不躾か。そも、少し断定しすぎたのかもしれない。ううんともう一度小さく唸ると取って付けたように上記を付け加えて言葉尻を雑に濁す。彼女が歩調を緩めないように手を引くと、その内矢張りそれとなく視線を集めている近侍の姿を目に捉える。声を掛ける不敬な輩はいなかったようだが、矢張り意中の人が他の女性からの視線を浴びるのはどうも気に食わない。つかつかと距離を詰めると、「寂しかった?」なんて小さく揶揄の声を掛けつつチケットを持たせ。)
【宗三左文字】
___主?
( あぁ、と納得の声が思わず漏れる。初期刀、実に忌々しい響きだ。自分もこの本丸では中々の古参ではあるが、それでも初期刀という肩書きには敵わない。靡く藤紫と牡丹の刀は、本丸基彼女にとっては目付けのような立ち位置だ。彼の慎しみ深い考え方は好きだが、主人にとっての“特別”である事に悋気を隠せない。本丸を任されたその瞬間から佩していた刀が、初めて側を離れるとしたら。__彼女の反応は、全く想像に難くない。嗚呼、もう少し池田屋関連の任務は達成しなくても良いだろう。虚を漂っていた目線を戻すと、此方へと向かう主人の姿を目に留める。今しがた不穏なことを考えていた為か、随分長く離れていたような気がして。二三歩自ら彼女へと歩み寄ると、何処か上の空な様子へと気付く。背を見送った先程と何ら変わりのないもう一人の審神者とは違い、気も漫ろだ。表情を覗き込むように軽く屈むと疑問符を浮かべ。)
(/あーーわかります、色々な人から色々なことを聞いて、それを自分なりに聞き入れて蓄えていくっていう素晴らしい人柄をなさってます。おじいさまとの手合せボイスも好きなんですよね、聞き入れた上でのお茶目さ。是非思考が似てらっしゃる江雪兄様ともボイス追加されて欲しい…
わかります……なんかもう見た目が何処かの王子様見たいですしちゃんと主の為に、って帰ってきてくれるし語彙力消し飛ぶんですけどとにかく好きなんですよ。
あーー尊いー!めっちゃくちゃ尊いです!さにわ手作りのお粥あーんするんですね最高です。職務も放棄してられないからって戻ろうとしたら「行かないで」って引き止めるんですよね!最高ですね!キスしたことも刀の方は熱に浮かされてて覚えてない、とかだと可愛い。覚えてても可愛い。)
【髭切】
__あ、おかえり主。勿論寂しかったよ。
( 何やら紙きれをひらひらさせながら主が戻ってくる。気色が思うように落ち着かない様だが、何かあったのだろうか。小さく揶揄う様な声にさも当然と言ったような様子で、息をするように砂糖が口から溢れ出て。柔い藍鉄に触れ、人差し指でその髪を耳にかけるように梳く。待ち遠しかった愛おしい顔が其処に在る事がとてつもなく嬉しく感じて微笑むと。彼女の不機嫌の理由は全く解らないのだが、どうも相手方の審神者が粗相を働いたようには見えない。寧ろ周りへの不満、にも思えるが。兎に角彼女と話したい事は沢山有る、展望室も楽しみにしているのも相まってどうも心がそわそわする。ちら、と先程まで話していた彼を見遣ると彼も彼で心ここに在らずな主人でいっぱいいっぱいな様だ。矢張り惚れ込んでいるな、自分はさて置きそんな事を思いながら自身の主に視線を戻して。 )
【葵】
__え……そ、宗三!?えっと、何でもないよ、気にしないで?
( 好かれているかもしれない、否、そんな訳もない。彼女の言う通り少女漫画でもないのだから。この世は少女漫画のように都合良くはできていない、真逆。__嗚呼、でも。手を引かれながらも其ればかりが頭の中に残る。何を考えるにも結局行き着くのはその思考の循環で、哀しきかな自惚れそうで、それが違ったら虚しいから自惚れたくはないのに。これから先また髪を撫でられたら、きっと期待してしまう。思考することばかりに集中して周りを見ておらず、久しく聞いたような声にはっと意識が引き戻される。心地よい中低音、心臓がはやる端麗な顔立ちが目の前にある事に驚愕して思わず身を仰け反らせると。__何も知らない彼に行成こんな事をしては非道いのでは。少し申し訳なく思って、一呼吸の後にかぶりを振って手に持つチケットを見せるように掲げると苦笑を浮かべ。 )
(/ 折角素晴らしいお人柄なんですから是非光世との会話も聞きたいです。カウンセラーJUZUもっと見たいよ…特んばとかと話してくれ…
村正とか青江とかの、ちゃーんと過去と向き合ってきた系の手紙好きすぎて何度も読み返しちゃってその度沼が深くなります。あー推しの手紙楽しみだけど同じくらい怖い…
やっぱり病気ですから数日間寝込みますよね???一回じゃ霊力溜まるわけないから一日数回キスしますね???例えばおはようとおやすみのちゅーが日課になっちゃって完治した後も癖になってお互いちょっとキスしたくてそわそわしちゃうんですよね?????政府万歳!!!!!! )
【朧】
うんうん、良い子で待てて偉いね。
( 彼の手が?の横を通り過ぎ、髪を梳かす指先に退けられた毛先が首を擽る。入れた茶々に対して返された本心も相まって擽ったく、軽く身を捩ると髪と同じ色の瞳を細めて。頭でも撫でてやりたかったが、人の目もある事で彼に触れるのは堪えて安堵の色を含ませて上記を告げ。ちらと隣の彼女の気色を窺う。本当に分かり易くて助かる、基可愛らしい娘だ。戻した視線が丁度彼の梔子色の瞳と絡み、得意げに笑みを浮かべ。小さく手招きをすると自分から彼の腕を取り、軽く引いてから踵を上げこっそりと耳打ちを。「近侍さん可哀想だったから、ちょっとヒントあげちゃった。」元はと言えば他に好きな人がいる、だなんて小学生並みの嘘を吐く近侍側の問題なのだ。尤も人の身としては小学生にも満たないわけではあるが。言いつつ目線は気も漫ろな様子の彼女へと。)
【宗三左文字】
…人の顔を見るなりその失礼な反応、何も変わりはないようですね。
( 身を仰け反らせる彼女に一瞬目を見開く。更に加速する疑問に寒色の瞳を細め、目の前に掲げられた二枚の入場券よりも奥にいる彼女の貼り付けられた苦笑いを仔細に見詰める。明らかに様子がおかしい。先程から鬱陶しく纏わりつくもう一人の審神者の目線から察するに、何か吹き込まれでもしたのだろうか。ならば熱りが冷めるまで、且つ彼女が冷静になるまで待つ他ないだろう。単純な彼女にわざとらしく一つ溜息を聞かせると、彼女の持つ紙を一枚手に取り呆れた様子で上記を。そのついでに一歩、彼女の方へと寄ると空いた小さな手を重ねるように結び直す。名目上の理由は人が多い場所で逸れてしまわないように。今から又混雑した展望台へと行くのなら、何も違和感はない行動な筈だ。一応と彼女の様子を窺うように目線を上げ。)
(/カウンセラーJUZUの語感が良すぎてびっくりです。ネガティブな子達のお話をゆっくり聞いて、前に進めるような意見をくれると思うと数珠さん最高ですね、さすが推し。極になったら神々しくて蒸発してしまいそうです……
わかります、知れば知るほど好きになってもう本当に可愛いって思ってしまいます。青江ちゃんは本当にいい子だなぁ。偉いなぁ。
寝込みますね!!!癖になってキスしたがるとか最高過ぎてこう……あの、そう。そうなんです、好きがすぎてめり込みそう…。もうこれやるしかないですね、やりましょう是非。あぁお布団に審神者を引きずり込んで欲しい…そして抱き枕して一緒に寝て…)
【髭切】
おや、そうなのかい?それはそれは。
( 背伸びをして何かを話したそうにしている彼女に屈んで耳を傾ける。聞こえてきた言葉を数秒咀嚼して。__まだどうも横文字には慣れないが、ヒントと言うのは解決の糸口、手がかりのようなものだった気がする。軽く与えただけで彼処まで動揺する辺りは後輩もかなり牽制していたのだろう。それだけ思わせぶりなことをしておきながら気付かれないとは確かに可哀想なものだ。__否、それにしてもだ。「…あれだけ真っ直ぐなのに伝わらないなんて、」些か鈍すぎるのでは。我が主とて例外とは言えないが自分に向けられる恋情に対して鈍いものだ。彼が主人へと子供じみた嘘を言ったことなどつゆ知らず、悪戯を企てる子猫のようにくすくすと笑うと。嗚呼、此方も何かしらの進展があれば良いものを。少しばかり物足りないと羨ましく思えば、彼女の手を取って。 )
【葵】
ぎゃあ!……そ、宗三……あの…。
( 靱やかな指先に手が包まれるとつい口から溢れ出たのは可憐さの欠片もない声で。先程までは何も気にせず繋いでいた手が、今ではひどく緊張する。自然と手を取ることすら自惚れてしまいそうな要因になって、指先までばくばくと脈打っている様な気までしてきた。然し元はと言えば自分が"逸れないように"と取った手だと言うのに無責任過ぎるのでは。__嗚呼、もう。期待してるなんて莫迦みたい。内心叱責の言葉をを幾つも思い浮かべるも、拍動は留まることを知らず。脈打つ速さから気持ちが伝わってしまいそうな一抹の不安が過ぎり、握る手に余り力が入らない。好きな人が居ると言われた以上そんな筈はないと言うのに期待してしまう自分が情けない、ふるふると緩く首を振ると助けを求めるように先輩の方へと視線を。 )
(/ 極で数珠様のお肌が露わになると思うとそわそわ。黒シャツとっても色気あるからどうか消し飛ばないで欲しいです…
彼も中々のスルメというか、ただのよくいる下ネタキャラじゃないんだよっていうのを全人類にわかってほしいです。主に対して真摯ですき。
熱あるからそりゃあお布団に引き摺り込みますよ。あるじ冷たくて気持ちいいよね!?発症初日からでも良いですし発症してから数日後、キスしろの指令出てから始めてもいいですね。夢が広がりまくってる…)
【朧】
ふふ、好きな人からの好意ってね、伝わり難いものなんだよ。
( 彼から零れた呟きに楽しげに笑みを返す。再び取られた手をまた指先まで絡めれば、彼へと身を寄せ幸せに浸りつつ微笑ましい二人の様を眺め。同時に、彼が何となく肩入れをしている気がして。仲良くなれたのだろうか、子を想う親心から嬉しさが湧き、後輩二人が余計にいじらしい。ふと視線が助けを乞うように此方へと向く。参った、まさか飛び火するとは。二三瞬も、どう助け舟を出すべきなのか全く見当がつかない。迷った末に繋いだ手を引き、「行こっか。」とだけ誰に宛てるでもなく一言。聳え立つ展望台へと再び踵を返し、彼女に背中を向ける。本当は出来ることならまた後方から見ていたかったが、この状況では諦める他ないだろう。大体、色恋に関しては彼女の方が先輩だというのに。思い通りにいかない現状に胸中で溜息を吐き。)
【宗三左文字】
な、…__よくもまあ、こんな街中で…
( 予想外にも彼女の口から発せられる端ない声に身体を強張らせる。いま自分は手を握っただけのはず。思わず視線を下げて確認すると、一方的に握られた二つの手。繋いでいる、というよりは握っている、という形容の方が似合いそうだ。上げられた声に呼応して数人の目が四方から刺さり、一瞬手を緩めるも眉を顰め。一方で彼女の目は自分ではなく笑みを湛えて此方を見詰める審神者の方へと視線を注いでいる。その事が癪に障り、一度緩めた手をもう一度結び直し、たった今彼らがしているように互いの指を絡める。ここで身を引いては完全に見知らぬ女性に迫る不審者とでも思われてしまう。一度耳へと顔を寄せると、「事情は歩きながら聞きますから」としっかり棘の効いた声で。ぐっと彼女の手を引き、前を行く背に従って。)
(/多分残る筈です、天下五剣がますます神々しくなってしまいますね。数珠様統率といいガードが堅いからなぁ……
激しく同意しかないです、凄くいい子ですよね。青江式倒置法で紛れてしまうだけで凄く思いやりがあるし、周りに気を使えるし、マメだし繊細な優しさを感じます。そんな所が好き。
はぁーーー夢の広がり方がえげつない!!発症初日だと手ぬぐい替えてくれる主の手が冷たくて……って奴ですね。熱高いもんね。色々口走るよね。)
【髭切】
うん、確かに伝わらないものだよねぇ。
( 彼女の指が再び絡むと応えるように握り返して。聞こえてきた言葉に深く頷くと、とあることを実感する。__確かに、伝わっていない様な気がする。彼方とは別の方向でどうも進展しない。いじらしい気持ちを抑えるように柔らかく微笑むと足を前に出して従うように着いていき。さて、これからあれだけ高かった展望室に行く訳になるのだが。エレベーター、とやらでもどの位掛かるのだろう、人があの高さ迄行くにはかなりの時間が掛かりそうだと言うのに。興味が彼方此方へと移り変わるのは少々注意散漫だろうか。展望室より隣の彼女へと目をやり、特に用がある訳でもなくじっと見詰める。柔らかな藍鉄の髪が歩く度に揺れるのが愛おしくて、つい緩む表情を堪え切れずに。 )
【葵】
ごめんなさい……うん…ほんと何でもないから…。
( 節度のない叫びに辺りの視線を集めてしまっている事に気が付き、流石にこれは不味いと漸く我に返り。深く息を吐いて呼吸を整えると、目線を下の方へと向けて。組まれた指も、耳元に響く棘のある声も、近侍に迷惑ばかり掛けているようで申し訳ない。デートじゃないんだから、遇現代に行く事になって彼を連れてきただけ。そう強く言い聞かせると引かれるままに着いていき。先程先輩に吹き込まれた事を易々と話す訳にも行かない。"そんな訳ないでしょう、勘違いでは"と言われてしまうのがいいオチだ。それでは可也虚しい。申し訳なさと少々の後ろめたさから彼の顔を見れずにいると、小さな声で何でもないとしか言う事が出来ない。当然なんでもない訳がないのだが。 )
(/ 天下五剣は逸話重視なだけあって月だの蓮の花だの雷だの極の真剣必殺が華やかになりそうでとっても楽しみです。大包平はどうせちょうちょだろうからいっそディズニープリンセス並みに侍らせてきて。
ああ脇差好きすぎて苦しい。絶対全員仲良いですよねかわいいなあもう。絶対部屋割りが刀種別だったら定期的に寝る前に修学旅行みたいな話し合いしてると思いますかわいい。
主は冷たくて気持ちいいなあとか笑いつつ抱き締めるけど何気余裕なくて即寝する兄者見たすぎて見たい…(語彙) 発症→取り敢えず一緒に寝る→起きたら政府からの通達って感じが一番いいんでしょうか。LINEかなんかで審神者同士相談とかしちゃうんですね分かります。)
【朧】
…そんなに楽しみ?
( 何処からか視線を感じ、彼の方を一瞥すると思わず首を傾げる。穏やかに綻ぶ?が不思議で、彼にとって展望台とはそこまで楽しみなものなのだろうか。熟猫っぽい性質だとは思っていたが、高いところも好きなのだろうか。兎にも角にも愉しげな彼を見るのは嫌いじゃない。此方も思わず口許を緩めると、結んだ手を解いて指先で彼の頬を撫でる。良いように弄んでしまったが、此処へ行く事を提案してくれた彼女には感謝しなければいけないようだ。歩みを進めながらちらりと後方を窺うと、途端に刺さる相手方の近侍の視線に浮かんでいた笑みに苦味が交じる。流石に彼女の反応の原因が此方にあることは気付かれているようだ。これ以上下手なことを言っても彼の眉間の皺を濃くするだけだろう。本丸じゃ見れない表情を眺めるのもまた愉しいが、流石に悪趣味過ぎるのと、これ以上は本丸毎名誉に傷が付く可能性がある。__否、既に手遅れかもしれないが。今は兎に角知らぬ存ぜぬで通す他ない。誤魔化しの為に彼の腕へと顔を埋め。)
【宗三左文字】
…貴女は、何でもないのにそんな反応をなさるんですか。
( 先程から彼女の気色を窺ってはいるが、全く以って目が合うどころか此方すら見ようとしない。多少の冷静さは取り戻したようだが、動転した気は戻っていないらしい。いつも通りの聞かせるための溜息を呑み込むと、前を歩く二人へと恨めしげな目線を投げ掛ける。多少払拭された負の印象が再びどっと雪崩れ込む。矢張りああいった掴み所のない性格は好かない。しかし苦言を呈するのは後回しだ。相変わらず一方的に握っている手を離すと華奢な肩へと腕を回し、そのまま抱き寄せるように手を彼女の頤へと。ぐっと顔を上げさせ、無理矢理に此方へと目を向けさせると上記を。別段と彼女を責めているわけではなく、ただ単に何も言われない儘拒絶をされることに納得がいかないだけだ。駄々を捏ねる幼子に言い聞かせるようにと目線を合わせ。)
(/あぁーー蓮の花舞わせてしまったら本当に尊すぎませんか…!?仏様や…!ってなります。天下五剣の真剣必殺は絶対美しいですね。ひらひらふわふわの大包平……ひらふわ平…()
脇差可愛いですよね、上手く調律が取れているというか。一段大人な青江が保護者してるの本当に可愛いです。篭手切くんも新人アイドル、基脇差として仲良くやってほしいです。
えーー何それ可愛い、やりましょう是非!やらせてください!そうですね、流れとしてはそれで良いと思います。LINEで情報交換しても原因がわからなくて政府からの通達が……って感じでしょうか。「えっ、どうしよう……」ってどぎまぎして、迷ったけど結局するしかないからって口付ける審神者ズ可愛いが過ぎます……。)
【髭切】
うん、高い所は初めてだからね。
( 解かれた手に流れる空気が先程まで在った熱を思わせてどうも寂しい。その代わりに暖かな手が頬に触れるとそれに擦り寄るように目を細め、こそばゆさにくすりと笑みが零れる。後方で一悶着やっているであろう後輩達が提案してくれたにも関わらず、此方ばかりが楽しんでいるような気もする。まぁそれはそれで良いかと細かい事を気にせずに彼女の肩を抱き寄せ距離を縮めると。__恋仲でもないのに。何だかそんな声が聞こえたような気もするが、元より之が自分の性分なのだから仕方があるまい。少なからず先程の会話で後輩にも影響されているなと自覚しては。嗚呼、初めての現代でこうでは自分には良い思い出になるが彼にとってはまた別になってしまうのだろう。背中に張り付く恨めしげな視線には気付かなかった事にして「お土産なんかはどうするのかな?」と少しばかり先の事を主に尋ね。 )
【葵】
っ!___……だ、って。
( 俯いたままの視線が突然に上に上げられる。視界いっぱいに広がる、眉間に皺の刻まれた寒色の瞳に目を奪われる。振れられている肩がじくじくと熱くなり、鼓動が聞かれてしまいそうな距離にまで抱き寄せられて近付いていることに気が付いた。如何して彼はこうも少女漫画の様な展開を運んできてしまうのか。真逆人生で頤クイなる物を体験するとは思わなんだ。彼の不満の原因こそ今回ははっきり解るものの、どうしてこう勘違いしてしまいそうな行動にばかり出るのか。指を絡めたり、抱き寄せたり。「……好きな人居るのにそんな事されたら、誰だって気にするじゃん。」彼は女性経験がない以上誑しこんで仕舞うのだろうか。節度のある距離の取り方を主として教えなければいけないかもしれない。でないと、これ以上は本当に期待してしまう。消え入りそうな声で伝えれば、目線を横へと逸らし眉を歪めて。 )
(/ ひらふわ平とか早口言葉か何かで???きわ歌仙ともきわ宗三ともモチーフ被ってるので上手いことマンネリ化避けてほしいですね。どうしてもマンネリするようなら土俵とか両国国技館背負ってきても良いぞ。
篭手くんがアイドル目指してるって言ったら全員でサイリウム振ってくれそうな脇差ックスが好き………一番わちゃわちゃしてる年齢の子たち本当に可愛いです。元大太刀もはしゃいでええんやで。
なんかその言い方だと審神者すごい嫌がってそうでちょっとふふってなりました。ふと思ったんですけど一回ちゅーしただけで実は結構元気になったのにすっとぼける近侍もいいと思います。あー霊気足りないわーちらっちらっ )
【朧】
お土産__…やだなあ、折角の髭切との逢引なのに。
( お土産。面倒なその響きに、抱き寄せられて浮かれていた気分が平時まで引き下げられる。出不精な主人が偶に重い腰を上げて外に出るとなると、主に幼い身形の刀はその三文字に目を輝かせる。見送りの際の期待を想起すると、どうにか面倒なこの話題を避けられないかと逡巡し。単純な思いつきにぽんと手を打つと、悪戯な笑みを浮かべて。肩に回された腕を取ると身体で抱き締め、わざとらしく甘えて見せる。「………で、許してくれると思う?」猫撫で声を止め、いつも通りの口調でぱっと腕を離し。今から既に本丸で留守番をしている彼らの猛批判が聞こえる気がして苦笑を。勿論何も無く帰るのも悪い為、何か懐に優しい物程度は買うつもりだが___、一度足を止めて振り返り、どうやら複雑な雰囲気の後輩二人をまじまじと眺める。無論頼みの綱は彼女だ。当初自分の想定していた展開とはやや違い、やや不穏に思いつつ首を傾げ。)
【宗三左文字】
__好き、な?
( 無意識に彼女の言葉を復唱するも、脳の処理が追い付かずに途中で尻切れ蜻蛉のまま。寄せられていた眉も戻り、唯々不可解そうに瞬きを繰り返す。一体全体、消え入りそうなその声の主語は誰なのか。自分の好きな人__意中の相手は勿論目の前にいる彼女に他ならない。随分と陶酔してしまっているのは自覚済みで、他の異性など目に入るはずも無い。先日小さな意地を張って吐いた嘘など既に忘却の彼方、思考は更に翻り。だとすればこの場合は、そこまで考えて抱き寄せていた腕を緩める。「…貴女、誰か意中の人でもいたんですか。」何も言わずに断定するのは余りにも苦惜しく、はっきりとした否定か肯定が欲しかった。腕の力が抜け、ずるりと彼女の肩から滑り落ちる。目線を逸らされているのを良い事に、拗ねた子供のように此方も目線を逸らし。)
(/国技館は流石に笑いました。ネタになっちゃうけどそれなら誰とも被らないですね!歌仙も宗三もちょうちょですもんね。
あーー平和ーー!脇差可愛いー!!!!青江も一緒にハメ外そう!可愛いね!篭手切江くんと一緒にれっすんしよう。
あぁー!言葉足らずで申し訳ないです……。なんですかそれ可愛い。兄者ってば策士……)
【髭切】
うーん、口裏は合わせるけれど。
( 嗚呼、甘え上手な主人を持ってしまったものだ。態と甘えている、とは解っていても恋焦がれる以上甘やかしたくなるのは仕方が無い。抱き締められた手が温かくて頬が緩んでしまう。ついうっかり忘れてしまった、と言えば短刀達は口を尖らせるだろうけれども、どちらにせよお土産無しと言うのは少々仲間が可哀想な気もする。批判を浴びるなら自分も一緒の方が良い。眉を下げて協力する旨を伝えると彼女の視線を辿る。後ろの二人組は随分と宜しくない雰囲気だ。後輩の刀は随分と沈んでいる様に見える。__振られた、様な顔。振られる筈も無い程の雰囲気であったと言うのに、一体何が起こったのか。隣で首を傾げている彼女同様に此方も不思議そうに二人の様子をしげしげと眺め。 )
【葵】
え……いや、居ないよ?宗三前に言ってたじゃん、強いて言うなら私に似てる、みたいな……。
( 随分と力が抜けてしまった様子の言葉尻に冷静さが漸く戻ってくる。逸らしていた目を相手へと向けると、今度は彼の方が目を逸らしているようだ。然し彼は何故私に想い人が居ると聞いたのか。どの流れでそうなったのか全く解っておらず、唯々疑問符が湧くばかり。先の自分の発言を思い出してみると、主語が欠けていた事に気がつく。自分の想い人らしき人は目の前の彼以外に居ないのだが、先日聞いた虚しい言葉を思い出しつつ彼に説明すると。嗚呼、似てるだけで該当しないと自分で言うのは哀しきかな心が空になる。現代の人には彼が現代に溶け込めるように見えているらしいが、この状況は人の視線を集めてしまうのでは。胸の奥が痛むような気がするのを気の所為として、力の抜けてしまっている手を両手でそっと包むと。 )
(/ これ豆知識なんですけどきわ歌仙さんのマントの蝶って実は蛾らしいですね。修行先で素敵なマント選んだら蛾だった歌仙さん可愛い。
マイ本丸妄想するときに、部屋割りが刀種別じゃ普通すぎてつまらないかなーとか思うんですけど脇差だけはほんと仲良さそうでほくほくです。でも個人的に部屋割りは刀種別入手順三振りずつとかがめちゃくちゃで好きだったり。
なんというか、政府のせい霊力のせいで言い訳が出来ちゃうの最高すぎません???霊力不足でさにわ倒れて看病とか、羽目外しすぎて政府に怒られて近侍によしよしとか便利な言葉だ… )
【朧】
まあでも、まずはお仕事しなくちゃね。
( 本来想定していた展開と違う流れに曇りがちだった表情が和らぐ。揺れる薄桃の髪に安堵から笑みを浮かべると、再び彼へと向き直り上記を。飽く迄第一の目的は現代への視察であることを念頭に置かなければならない。現代へ行くに当たって、刀剣男士に何か影響が及ばないかも報告書に書き連ねなければいけないだろう。実直な後輩に感化されたのかいつに無く職務に対して真面目な自分に気付くと、気恥ずかしそうに彼へとはにかむ。胸中で自分自身に甘く褒めると、後輩二人がもう少しで此方まで追い付きそうだと目測を。自分用のチケットを彼の前に掲げると、受付のカウンターを目線で促して「あそこに出せば入れるから」と小さな稚児に聞かせるように教える。高いだけだとは思うが、彼の喜ぶ顔が見れると思うとそっと目が細まり。)
【宗三左文字】
ああ、…信じてたんですか、それ。
( 数刻、彼女の言葉を脳内で整理する。一体この主人は何を言っているのか。事実なのだとしたら一体全体誰と勘違いしているのか。自らの記憶よりも彼女を疑い始めた矢先、漸く頭の中を覆う霧がふっと晴れる。___そう言われてみれば雰囲気に流されて口から出任せを吐いたかもしれない。案外と彼女の反応が薄くて肩を落とした記憶が明瞭に想起され、どう説明したものかと眉を寄せる。暫くの閉口の後、包まれた手を此方からも握り返す。ぐだぐだと長く語るのも面倒だ、上記をさらりと告げると止めていた足を再び進める。訝しげに此方を見据える前方の二人に軽く首を振って大事でない事を伝えると、「単純ですね、貴女」と一つ。兎も角彼女に想い人はいない。その事実に少々語尾が上がるも気付く様子はなく。)
(/えっ、そうなんですか…!?蛾と蝶の明確な区別はないって偶に聞きますけどそういうところ文系だから気にしないとかかな…言わないでおいてあげよ。
刀派とか何かしら決まった規則じゃなくて、それこそ不規則にごちゃ混ぜて部屋割りされてるのすごく好きです…!刀種ごとにバラバラだと尚よし。脇差は大部屋で修学旅行感あるといいなぁ。
とりあえずなんか霊力と政府のせいにしておけば何とかなるの凄くいいですよね。就任したばっかりのあるじが霊力切れ起こして看病してもらった経験あるといいです。)
【髭切】
了解。ふふふ、珍しいねぇ。
( 後輩達の雰囲気が和らぎ、大丈夫だというメッセージを受け取ると視線を彼女へと戻す。珍しく仕事に対して前向きな発言をされたのを聞くと、くすりと笑みが零れる。そうだ、今回は視察という理由をつけた逢引なのだから、ちゃんと視察をしなければならない。周りに目に付く若い男女は逢引を楽しんでいるのだろうけれど。何時かもう少し静かなところで気兼ねなく楽しめたら良いのだが。先程受け取った入場券で口許を隠しながら真面目な主の指示に頷いて。カウンターへとチケットを見せると、昇降機待ちの列へと並ぶ。何にするにも並んでばかり、人が多いと困ることが多いのだな、なんてぼんやり思いつつ、まだ見ぬ高所からの景色に思いを馳せ。「そういえば、君は高い所って行ったことある?」主人も生まれて十数年は此方に住んでいる、ならばこういった眺望も見たことがあるのだろうか。隣を歩く彼女へと軽く首を傾げ訊ねると。 )
【葵】
……えっ、嘘?嘘だったの?
( 明らかに真実では無いことを信じ込んでいた時にしか言われない台詞が頭の中に響く。その後に続けられた"単純"という小莫迦にされた皮肉。間抜けた顔でぽかんとしたまま数度瞬きを。数拍の後に漏れたのは、少々上擦った調子の上記で。好きな人が居る事が嘘ならば、と少々嬉しくなってしまった反面、思い沸き立つのは。__じゃあ私、嘘にこんなに悩まされていたの?全く不躾な近侍だ、主人をこんなに困らせるなんて。今迄の彼の想い人を巡る勘違いによる感情の起伏は一体なんだったの、という呆れと安心感。「__なんか、嫉妬してたのが莫迦みたい。」ぼそりと小さく零すと、心の蟠りも解けていく気がした。彼のことばかりを考えていた自分は宛ら恋する乙女か、それに準ずる何かだったことは確かだ。だがもうその勘違いも亡くなった。何処かスッキリした様子の面持ちで足取り軽く近侍に笑いかけると。__確かに、我ながら単純かもしれない。 )
(/ モチーフにした蛾が結構柄そのままなんですよね。でも蛾でも蝶でもなんだっていいんです。大事なのはるんるんであのマント選んだ歌仙さんが存在しているという事実なので…(かわいい)
実を言うと出戻り繰り返してる不規則さにわなので、入手順が面白いことになっちゃってるんですよね。小豆さんの後に鶴丸来てたり。なので入手順部屋割りの話になるとそわそわしちゃいます。驚きだぜ。
あーそれとっても最高ですね!!!!多分宗三さん永遠にそのときのこと弄りそうです。ちょっと頑張ってると「また倒れないでくださいよ」とかちくちく刺してきそう。)
【朧】
んー、初めてだね、今も昔も閉じ篭ってばっかり。
( 彼の問い掛けに、思い出を想起するまでもなくさらりと答える。実家は如何にもといった感じの日本家屋だったし、溌剌な後輩のように積極的に出掛けるような性格でもない。学校行事で遊園地に行くこともなかった。十八年間現代で過ごしてはいたが、したことと言えば学業と、心得含む審神者としての勉強か。心得なんて何一つ覚えていない上に見ての通り反してばかりだろうが。「でも、髭切と初めてを共有出来るなら良かったかな。」眺望絶佳には更々興味もないが、彼と一緒に初めての経験をしたとなると少し嬉しい。目尻を下げて笑みを浮かべると、結んでいる手を一度解いて彼の黒い手套をするりと外す。普段刀を振るっている癖に、嫌味な程綺麗な手だ。彼の体温が心地良く、繋ぎ直す前に自らの頬に添わせる。つい先日も同じことをしたような。矢張り彼の素肌に触れたい、というのは節操がないだろうか。浮かんだ懸念にもう一度小さくはにかみ。)
【宗三左文字】
___またですか、それ。
( きっと彼女は小さく呟いたつもりなのだろう。否、実際そうなのかもしれない。だが、意中の人の声を敏感に拾ってしまう、本人よりずっと素直な耳が聞き漏らせなかった。溜息交じりに此方も上記を零す。嫉妬。彼女の嫉妬は悋気と表現しても障りのないものなのだろうか。そう期待してしまうのは随分と恋煩いに振り回されている証拠だろう。「嫉妬、だなんて。大抵の男性は勘違いすると思いますよ。」こんなことを本丸にいる他の刀、いや、本丸にいる誰かならばまだ自分の目が届くからマシだろう。これを現代での友垣などに言われては堪ったものじゃない。無意識に彼女との距離を詰め、呆れたような目線を向けて付け加える。無論、そうやって何人も異性を誑かしてきたのだとしたら自分もその内の一人でしかないが。繋いだ手に力が込められ。)
(/なんと……でも確かにルンルンで選んでる歌仙可愛いですね、新衣装自分で見繕うのか……可愛い。
なんと。でもそっちの方が面白いと思いますよ!私も前まで出戻りしがちで貞ちゃんがかなり初期に来てたりするのでお気になさらず!
永遠に弄りそうですね、張り切りすぎて審神者始めて1週間くらいでふらっと倒れて看病される……みたいな。初期は霊力の使い方下手くそだといいです。)
【髭切】
本当に?ふふ、じゃあ之もお揃いだね。
( 初めて、と聞くとほうと息をつく。彼女は周りの同年代の人の子達と較べても大人しそうなきらいはあったが、中々外出をしないのは昔かららしい。彼女の出生は審神者の家系らしいが、それも関係して来るのだろうか。くすりと笑って共通点が増えたと上記を。素肌に直接彼女の頬が触れる感覚がすると、いつの間にか手袋は外されており。明るさこそ違えど、何処かで見覚えのある構図に触れたいと思う気持ちが募り。嗚呼、でも。自分こそ気にしなくても他人が之を気にするかもしれない。眺望も楽しみだが早く帰りたいような気もする。参ったなぁ、と口内で言葉を転がすと再び絡められた素の掌にそっと力を込め、柔い掌を握ると。「…じゃ、いこうか。」丁度やってきた昇降機に足を踏み入れる。嗚呼、乱れ刃の短刀が言う浪漫ちっくと言うのはこういう事かもしれないな、なんて幸せをかみ締めながら。 )
【葵】
勘違い…する様なことしかしない宗三よりマシだと思うけど。
( 勘違いすればいいじゃん、そう言いかけた言葉を呑み込み、結局出てきたのは素直とは言えない嫌味で。思った事をそのまま口に出していたら、大衆の目の前で告白したも同然だ。先程口にした上記は半分以上本心だ、心臓に悪い程思わせぶりな事をするのだから。抱き寄せたり、想い人を執拗に訊ねてきたり、今こうして手を繋いでいたり。そういえば、先日彼の目の前で妬いていなかった事を残念だと口にした様な気がする。あれも彼にとっては可也思わせぶりであっただろう。"また"と形容したのは確実にそれ絡みだ。言っておいては何だが、中々自分も人の事が言えない。「大抵の男性は…って言うけど誰にでも言うわけじゃないしさ。」多分自分の本丸の刀剣等、それなりに親しい人にしかこの言葉は言わないだろう。そんな意味を込めて言ったのだが、何となく言葉が伝わりにくかったような気もする。気恥しさを紛らわす為に受付にチケットを差し出して、先輩に着いて昇降機の方へと脚を速めると。 )
(/ えっ私は修業先で自分で服買ってるものかとばかり…政府から渡されてるんですかね。るんるんで新衣装選ぶ男士はいなかった…???
最近始めた方はみっちゃんより貞ちゃん先に来る方多いらしいですね。噂の…??ってなるらしいです。っていうか初鍛刀貞ちゃんの人とかもいると思うと…信じられない…
小夜宗三と来てもう一人兄弟いるの?ってはりきって鍛刀しまくって江雪顕現と共にぶっ倒れるとかでしょうか() 顕現した途端に主倒れて江雪さんトラウマになりそう。)
【朧】
__わ、すごい…
( 矢張り触れられるのなら素肌同士が良い。包まれた掌から感じる体温に安堵を覚えつつ丁度降りてきた昇降機の中へと。先程とは打って変わって、強張った表情も幾分か緩んだ二人が足を踏み入れたのを見ると、扉が閉まる。観光地だけあって狭いエレベーターの中も装飾が凝っていて、少しばかりかかる重力も気にならなかった。ここへきてやっと、高所からの観望へと胸を踊らせ。その内重い戸が開くと、一面の硝子越しに広がる近くなった空の色。都会において他の建物が邪魔をしない空は余り見られるものではない。彼の手を引くと硝子へと近寄り、模型のようになった街並みに感嘆の声を。高さに足が竦むタイプではないが、絶佳が見慣れない光景すぎてたじろんでしまう。視察だなんて言葉は既に脳の隅に追いやられ、彼の喜ぶ顔が見れれば良い、だなんて考えも薄まり目を輝かせ。)
【宗三左文字】
…貴女は勘違いなんて出来ないでしょうに。
( 普段自分が口から零すような嫌味に目を細める。勘違いするようなこと、というのはなんとも不名誉な言葉だ。これでも彼女への想いは出来る限り抑えていると自負していたし、ここ数日は自らの主人と距離が近い刀剣を間近で見ることが出来たこともあって自信の裏付けにもなった。降りてきた昇降機へと入ると、皮肉なその言葉に返すように再び彼女の華奢な肩を抱き寄せて距離を縮める。腰に腕を回さないだけ自重が出来ているというのに。もう一度口端から溜息を溢すと、彼女に宛てるわけでもなく上記を呟く。この世でたった一人、彼女だけは自分の行動に“勘違い”は出来ない。彼女曰く思わせ振りな行為も全て、本心から来ているのだから。鈍い彼女のこと、きっとこの程度の発言では気付かないのだろう。昇降機の扉が開く。「視察、忘れないでくださいよ。」浮かれ過ぎないよう釘を一本刺し、肩に回していた腕を下ろして再び手を取り。)
(/ど、どうなんだ……修行終わったら直帰ですし政府が用意する時間もなさそうです。矢っ張り修行先で買ってるのかな…。
周りの子にとうらぶ押しまくって映画を機に始めさせたら初鍛刀謙信くんとか言い出してひっくり返りそうになりました。何故だ。レア短刀を初鍛刀で出す人こわい。え……??こちとらめちゃくちゃ苦労したのに……?ってなりました。
普通にありそうですね、初レア太刀が江雪兄様以外だとより奮起しちゃってガス切れしそうな……。あるじが鍛刀するって言い出したらオロオロしだす江雪兄様可愛い。)
【髭切】
__わぁ……!積み木みたいだねぇ。
( 昇降機の扉が再度開くと、目の前に広がる景色に目を輝かせる。初めて見る高所からの絶景、硝子の前の手すりに繋いでいない方の手をかけ、身を乗り出し食い入るように景色を瞳に入れれば。主の方へと向き直り、輝かせた瞳のまま感想を上調子で述べれば。昔と違って幾重にも重ねられた縦に長い箱や、その間を縫うように走る道路がハッキリと見える。天守閣、とは天から見守る楼閣の事なのかもしれない。手に入れた天下の味を噛み締める将達は、この景色を好んだのだろう。多分ここ迄高くは無いだろうが。改めて現代の技術、という物に感嘆する。視界いっぱいに広がる都市の街、先程まで紛れていた雑踏は高過ぎて見えない。初めての経験に踊る心を抑えきれずに主人の手を引いて「彼方の方も見てみようよ」なんて、幼子のようにはしゃいで。 )
【葵】
え、どういう事?……まぁいいか。
( 勘違いすればいい、ならまだしも出来ないとは。言葉の真意が全く掴めず、疑問符を浮かべて目を丸くする。結局これ以上は考えてもわからないか、そう諦めて、エレベーターの中で一等近付いた距離に変に気を取られないように、この先の展望台の事を考える。気圧の急変で耳が痛いような気もするが、唾を呑み込んでやり過ごし。再びエレベーターの扉が開くと、釘を刺すような声に苦笑して、「忘れてないよ」と続ければ彼について展望台へと脚を踏み入れる。先輩の二人はそう見ることはないであろう眺望に随分と喜んでいるようだ。自分はここからの景色を見たことがあり、スマートフォンにその時の写真も収めてある。現代の天守閣とは我ながらよく言ったものだ。天守閣、隣の彼にとっては懐かしい響きであろう高所からの景色を見せたいと窓際に寄ると、近侍の顔を覗き込むように伺い。 )
(/ 割と修行って謎に包まれてますよね。いまつるの修行について、審神者に更に懐かせるために実在していないことを知らしめた、みたいな考察あってひょええってなりました。ニトロプラス…
初鍛刀謙信くんはちょっと羨ましすぎて腕食べたいです。そんな…物欲センサーって本当に存在している…でも毛利くん謙信くんは早く極実装してあげないと初鍛刀の人たちがちょっぴり寂しいですね。
始めたばっかりの頃のレア4、っていうか太刀の頼もしさ異常ですよね。まあ私は山踏破後まで太刀一振りも来てくれなかったんですけど… )
【朧】
多分、夜だったらもっと綺麗なんだけどなぁ。
( ちらり、彼の方へと視線を向けると、自分よりも更に輝かせた梔子の瞳が目に入る。齧り付きで食い入るように景色を見詰めるその姿に思わず笑みが溢れ。齢千を優に超えるというのに、全く以って可愛らしい。自分よりも興奮している相手を見ると、相対的に此方の熱りも落ち着き、興味の対象が彼に向いてしまう。幼子のように手を引く彼越しに、目を細めて景色を眺める。独り言のように上記を呟くと、青く澄んだ眩しい空の色を若干残念に思い。「現代はね、夜でも灯りがいっぱい点くから暗くないんだよ。」遙か遠い平安の時代で時が止まっているであろう彼に、稚児に本でも読み聞かせるように語りかける。無論、きっとそれでは視察にはならないが___此処まで高いと今だって怪しい。足を止めて下を眺め、小さな蟻が蠢くような人の動きに目を落とす。本丸では余り見られないこんな表情が見られるのなら、たまの面倒ごとも悪くないか。他の物に興味を向け過ぎるのも考えものだが。水を差さない程度に距離を詰め、甘えるように身を寄せ。)
【宗三左文字】
…流石に壮観ですね。
( 彼女に手を引かれるままに硝子の側へと寄ると、先程まで歩いていたであろう道が一本の線ほどに感じられる。聳えていた建物さえも此処からでは唯の小箱か。吹く筈のない風を感じて、垂れた前髪を耳へと掛ける。年甲斐もなく燥ぐ何処ぞの近侍を尻目に、憂げな溜息を一つ。第六天魔王を自称した彼も、きっとこの光景を見てしまえば閉口する他ないだろう。しかしまあ、高いだけでよくもあんなに興奮出来るものだ。此方の表情を覗き込む彼女を目に留めると、暫し迷った後に上記を一つ。別段高所であることにそこまで胸は踊らないが、無反応というのも主人に対して失礼だろう。「唯、視察には向きませんね。」もう一方の審神者も視察という目的は頭から消えているように見える。もう一度下方を覗き込むと、目に入るのは随分と小さくなってしまった騒々しい雑踏。これではただの逢引、か。思わず口許を緩ませ。)
(/や、闇を感じる……!しんどいですね、いまつるちゃん。みんな幸せにしてあげたい。
羨ましすぎて3回くらい聞き直しましたね。物欲センサーって怖いです、長船に嫌われてるのかしら。確かに、短刀で極実装されてないのその辺の子達ですよね。初鍛刀が極めないって寂しいかもしれない……。
わかります、うちの本丸宗三より江雪兄様の方が先に来たので頼もしい限りでした。江雪兄様戦い嫌いなのに初期にめちゃくちゃ出陣させてごめんね……。それにしても山終わるまで来ないって大分きつそうです。)
【髭切】
そうなのかい?夜なのに暗くないだなんて、不思議だね。
( 日が暮れれば月や行灯の薄明かりのみ、電気など以ての外だった時代に生まれた分、暗くない街という物が随分と珍しく感じる。暗くなったならば寝て夜更けを待つのみであると言うのに。元よりさして重視もしていなかった視察の事などとうに頭から消え失せ、そう見ることの出来ない景色を堪能する。特別な体験を逢引で出来るだなんて、随分と懐を許された近侍である事が幸福だ。主が綺麗だというのだから、夜の街並みも二人で見てみたい気がする。主の持つ、情報が沢山詰まった端末ならば調べる事が出来るだろうか。使い方を知らない分何とも言えないが。「君と一緒でよかった。」どちらにせよ、今こうして気分が好いのは隣にいる彼女のお陰であることが大部分を占めている。もっと触れたい、と思う気持ちを抑えて甘い声で微笑むと。 )
【葵】
ふふ、そうだね。………あ。懐かしい。
( 近侍の珍しく穏やかな横顔を見ながら微笑む。彼の歴代の主達は、学生時代日本史の教科書に名を連ねていた名将達ばかりで、それがどんなに凄い業績かは想像がつかないほど遠いものだ。かくして今彼の主をやっている自分は平々凡々の元一般人で、添加を取れるほどの器も才能も、野心もない。それでも大切な佩刀を彼等より物理的にだが高い場所へと、彼に初めての体験を与えられたという点ではそれとなく優越感が湧く。唯、今回は視察なのが頂けない。矢張り幼子に混じって望遠鏡を使うしかないか、そんな事を思っていると、ふと近侍の向こうに見覚えのある物が見える。審神者になる時に自宅に置いてきた女子高生の名残、自撮り用の棒だ。自撮りとは中々懐かしい、沢山撮ったなぁと懐古的な気持ちになる。中々写真を撮らせてくれない彼も、今日の一枚位ならば許してくれるだろうか。徐に鞄からスマートフォンを取り出すと、近侍に問いかける。「ねぇ宗三、写真撮っていい?」一枚だけだから、と端末を軽くちらつかせれば、ちろりと舌を出して悪戯っぽく笑い。 )
(/ いまつるちゃん本当にしんどい…本来の意味でしんどい。もういまつるはポテンシャル高すぎて大好きです。三条最年長説とか最の高じゃないですか???
長船はお高い男たち…皆もうちょっと祖を見習った方がいいんじゃないですかね?謙信くんは是非とも祖を見習ってほしいです。現状一番お高いにゃーさんとか見習っちゃだめよ。
江雪兄様はステ高すぎるんです。初太刀が兄様だったのであまりの和睦(物理)っぷりに驚きでした。太刀っょぃ。打刀と脇差でゴリ押ししてたので六面はとんとんクリアできましたね。代わりに短刀育ててなくて泣きを見ました。)
【朧】
__ねえ髭切、写真撮りたい?
( 本当に彼は口の減らない刀だ。誑かされてるなあ、知ってか知らずか次から次へと溢れる甘露に複雑そうに苦笑を浮かべ。甘い声が無性に擽ったい。気恥ずかしさに目を他所へと向けると、やや距離を置いた後輩含め辺りで見られるのは薄い携帯端末で。そういえば、現代の人々は写真に凝っているんだったか。機械の扱いはそう得意でないし、写真の善し悪しなんて習っていない自分には過ぎた趣味だ。本丸で撮った写真なんて数える程だろう、そう思えば上記を彼に尋ねる。すぐ隣の絶佳にもう一度目を向けた後、彼に視線を戻す。弟の名前さえ忘れてしまう彼のことだ、切り取って残しておくべきなのだろうか。いざ弟刀が来てくれのなら沢山一緒に撮ってあげよう。薄緑の彼を憐れみつつ、小さく首を傾ける。「撮らなきゃ忘れちゃう?」二本の指をそれぞれ立て、手で長方形を作る。照準を絞るように彼の姿を中に収めると、小さく笑ってみせ。)
【宗三左文字】
仕方ありませんね、一枚だけ。ああ、でも__、
( 写真。自分の存在を顕示されているようであまり好めず、普段ならば眉を顰めている単語だ。しかし今は状況が状況、行く機会の少ない現代にて、他に刀を佩していない二人きり。詰まる所忍び逢いなのだから、その記録を残しておくのも悪くはない。子供染みた独占欲に振り回されている自分を胸中で嘲りつつ、仕方ないといった様子で首を縦に振る。途端ふっと湧いた懸念に彼女を見据え、頭から爪先まで視線を動かす。本来の反応のように眉を寄せると、「その慎みのない服装は余り写さないように。」とだけ付け加える。自分が常日頃見る写真ならば是非とも収めて欲しいが、これは飽く迄彼女の為の写真。他の刀剣がふらりと彼女の端末を覗き、晒された肌を写真越しにでも見るだなんて耐えられない。出来るならば、今日という日を自分だけの物にしたかった。親しみ易い彼女のこと、きっとこの先も新たな刀が顕現する度にすぐ距離を詰めてしまうのだろう。だとしたら、今日くらいは自分だけの主人でいてほしい。馬鹿な考えに内心で頭を振ると、困ったように彼女を見つめ。)
(/最高ですね。いまつるちゃんは悲しい過去が本当にしんどい……純真無垢かと思いきや何だかんだ矢っ張り年上ですし、それでも子供らしいところもあるし。可能性の塊。
本当にわかります、謙信くんもっと来てくれていいのよ。小豆ママ早く来てほしすぎて物欲センサーが……年明けのキャンペーンでにゃーさん割とすぐに来たのに…
江雪兄様の和撲の威力高すぎますよね、練度低いのに敵を一撃で屠った時は驚きました。えっと……兄様…?ってなりました。お小夜もびっくり。夜戦は短刀独壇場な所ありますもんね…。私は短刀メインに育ててたので夜戦はスイスイでしたけど山での兄様と数珠様以外の耐久度の低さが辛かったです。遠戦でまぁ削られる削られる。)
【髭切】
…うーん、そうしようかな。
( 写し絵、と聞くと暫し逡巡する。嫌という訳では無いのだが、主はそんなに写真というものを取らない。だが、こうした珍しい場面は忘れないように撮っておくべきか。多分、幾ら忘れがちとはいえこれだけのことはそう忘れないと思うのだが。弟の名すら忘れてしまうような刀では頼りないということか。忘れて欲しくないということにしよう、都合よく言葉を咀嚼して、華奢な指の枠越しに笑う彼女に緩く手を振ると、ひとつ頷いて。__折角撮るなら何より愛おしい主人と一緒に写りたいものだ。そも、男一人だけが写るというのも華がないと思ってしまうのは平安育ち故か。「主も一緒に撮ろうよ、あの子に頼めば撮ってくれると思う。」何かと現代に聡い少女ならば端末の使い方など簡単に覚えていることであろう。内側のカメラなどつゆしらず告げると。 )
【葵】
現代ではこれが普通ですー。……はい、これ見て。
( 慎みがない、と言われるとまるで自分が無恥である様に聞こえてむっと唇を尖らせる。確かに彼の時代からしてみれば女性の肌の露出が少ないかもしれない。然し現代では巫女服よりずっと馴染み深い服装であり、同様に動きやすい。短いスカートだってそこらじゅうに居ると言うのに。まあでも、普段写真を撮らせてくれない彼が頷いてくれたのだから言うことには従おう。自撮りなど一年以上はやっていないのだから上手くできるだろうか。スマホのカメラ機能を起動させ、内カメラにすると腕を高く伸ばし、うまいこと景色と二人とが写るように調整して。広い画面ではなく、その隣の小さなカメラのレンズを指差すと、カメラ越しに彼に笑いかけ。これを撮ったら待ち受けにしよう、だなんて考えるとこの一枚が相当貴重なものに思えて。 )
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