全部全部がすきなもの

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主ガチ勢の刀  2019-03-16 11:11:47 
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  • No.121 by 宗三 / 朧  2019-04-12 22:28:44 





(/ そうなんです、ちゃんと挨拶できる良い子なんです。遠征関連は数珠様がお見送り有難う御座います、って言ってくれるのが大好きです。いえいえ!!!
ああ大将組好き…好きです…思うんですけど大将組って4人しかいないのにかなりのストライクゾーンカバー出来ません??あの子らだけで乙女ゲーム出来ちゃうよ…
まあ歌仙さん極めたらあれですしね() 葵ちゃん本丸はその内池田屋踏破させて歌仙さん修行に出しても良いかもしれません() )


【宗三左文字】

何ですか、慎みのない…__貴女、現代じゃそういった関わり方が常なんですか?
( 此方の言葉を聞くや否や、溌剌と歯切れ良く返ってくる答えに内心胸を撫で下ろす。手間だから、と一蹴されてもおかしくはないと考えていた為、表情も多少和らぐ。無論、彼女がそんな風に人からの頼みを蹴るような人柄ではないのは百も承知だが、それでも懸念してしまうのが恋慕の醜い点か。自らの懸想を憂いていれば、ぴたりと寄せられる彼女の柔らかな肢体。何事かと視線を其方に向ける前に、一つ呼吸を整える。改めて彼女の方へと視線を落とすと、いつも通りの調子で上記を。こんなにも密着して歩いているのなら、きっと街行く人々にはよくいる恋仲同士にしか見えないのだろう。歩く度に形を変える、個人的に余り頂けないすかーとなる衣服が風に靡いて揺れる。___ああ、心許ない。現世ではいつもこうして素肌を晒していたのだろうか。きっとこうして手を結び、霰もない格好で隣並んで男がいるのだろうと思うとどうにも歯痒い。思わず深く溜息を吐き。)


【朧】

ふふ、可愛い。内緒に__は、しなくていっか。お忍びデートじゃないもんね。
( 予想外の彼の言葉に思わず目を丸くする。脳内で何度か反芻すると、嬉しさがこみ上げてくるのを抑えられなかった。審神者として模範的とは言い難自らを自覚しているからこそ、こういった言葉は有難いというか、少し主人に甘すぎるというか。それが想い人であるなら尚の事であり、自然に口角が上がる。甘えるように腕を軽く絡めると、続いた彼の言葉にくすりと肩を揺らす。甘く溶ける声色が酷く蠱惑的に思え、それに加え反対に望む我儘が可愛らしい。ここが往来でさえなければ、柔らかな象牙の色をした彼の髪を鞣す用に撫でていたのに。残念さと先程の嬉しさが尾を引き、ついつい此方も彼に対して甘くなってしまう。傾倒するのは控えたいが、これは単なる彼への謝礼の気持ちとして呑もう。__ああ、出来れば彼への気持ちがお揃いなら良いんだけど。浮かれた心が醸す馬鹿な考えが頭を過り、思わずまた楽しげに笑み。)



  • No.122 by 葵/髭切  2019-04-13 10:46:41 




(/あーーわかります、数珠丸さん遠征に送り出すと新婚の旦那様感があって好きです…!行ってらっしゃいませ、ってついつい言いがちですね。
た、確かに…!!属性過多ですね大将組…!揃いも揃って美少年なのがいけない、うん。攻略対象にバッチリなりうる。
そうですね、極めたらアレです() 池田屋踏破させたいですね…!初期刀が修行でいないっていう状況に退屈してる葵にモヤモヤする宗三が欲しい…。)


【葵】

うっ、ごめん…嫌ならやめる…。__でも自分からこういう事した事は無いかな、大体向こうからくるから。
( 慎みがない、の言葉に生まれた時代の差を感じざるを得ず、深い溜息まで吐かれてしまっては思わず口をつく短い謝罪。声のトーンが何時もの調子である故に単なる嫌味と言うのは解っているのだが、初期刀といい彼といい情緒を非常に大事にする性格。公衆の面前で密着するのを良しとはしないだろう。それを思うと嫌がる事はしたくなく、寄せた身を名残惜しそうに引き離す。だが道行く女性が彼の美しさに目を引かれているのは実に面白くない、相も変わらず子供のように口を尖らせたまま質問に答えると。__そう云えば、元カレなる存在の彼がかなり押せ押せだった分腕を組んだりして歩くのを自分からした事は無いような。何かと引き合いに出したがる理由は自分でも解らないが余り深く考えずに、来る者拒まずなニュアンスを含めて上記を呟くと大分近付いてきた目的の巨塔を見上げ。此処にデートとして来るのは、初めてなような。 )


【髭切】

本当かい?有難う。
( 特に答えに渋る様子も無くお揃いの了承を貰うと、本当に良いのかと一旦聞き返して顔を綻ばせて。彼女は一振りにばかり傾倒する事に抵抗感を持っている分、それはちょっとと苦い顔をされる可能性も憂慮していたが、杞憂だったようで。嬉しそうに礼を述べると、自然も足取りが軽くなる。浮き足立って仕舞うのをつい隠せず、ひらりと花弁までもが視界に入る。__嗚呼、隠蔽値がもう少し高ければ隠せたかな。そんな事を思うも、無い物ねだりはしない性分。隠せていないならば今更隠す必要もあるまい。楽しげな様子の相手の顔を見るとより愛おしいのだから我ながら主に甘い刀だとつくづく思う。初めての場所での逢引、二人きりの空間だったならまた口付けでもしていたかもしれない、なんて。軈て前を歩く少女の言っていた"天守閣"が見上げるのも疲れるような位置に来ている事に気が付き。上からの景色は見たことが無い、未知への好奇心も相まって「高いねぇ、楽しみだな。」と隣の主へ向き直ると。 )




  • No.123 by 宗三 / 朧  2019-04-13 12:29:37 





(/ そんな真摯な態度取られるとさにわどぎまぎしちゃいます。はあずず様の黒シャツになりたい。
とにかく見た目も併せて信濃くんの乙女ゲーム臭がすごい…はー大将組かわいいです。貞ちゃん同様是非成長しないでほしいですしんどいので…
歌仙さん先に出してると修行行くのも嫌がりそうですね。自分がいない間に何が起こるか分かったもんじゃない。もやもや。)


【宗三左文字】

__嫌とは、言ってない筈ですが。
( 最早癖のような嫌味に小さく謝り、彼女の体躯が離れる。色付く唇を何故だか尖らせる彼女を不思議そうに見つめ、二三瞬きを。返答をぼんやりと噛み砕くと、近付く巨塔へ目線を。嗚呼、今も昔も距離を詰めるのは男の仕事か。だとすれば今自分は、主人に恥をかかせたのではないだろうか。来歴も来歴、こういったことに気の回らない自分が気に食わない。少しも嫌だということはないし、寧ろ何よりも愛おしい彼女のこと。離れてしまった体温が名残惜しくさえ感じていたところだ。繋がっていた手をやおら解くと、一度彼女の細い腰を此方へと抱き寄せ先程同様距離を詰める。遊んでいる彼女の手をもう一度取り直すと、若干の気恥ずかしさから巨塔へと興味を向けている体で素っ気なく上記を添え。)


【朧】

…髭切、短刀みたいだね。
( 目端に映る桜色を目で追うと、顔を綻ばせる彼をはたと見つめる。自分が一度首を縦に振るだけでこんなにも喜んでくれる近侍が酷く愛らしい。見場はこんなにも端麗で婉然たる様だというのに、素直に感情を露呈する彼は矢張り小さな幼な子のようで。いつの間にやら近付いていた展望所を見上げると、相変わらず高揚した様子の彼に耐え切れず楽しげに上記を。前々から思ってはいたが、彼の反応は幼い見目の短刀たちによく似ている。余り実感はないが、彼も弟のいる身。甘えたい欲を此方で発散しているのだろうか。常日頃からこうした肌の触れ合いを好むのも、矢張りそういった性格からの行動か。無論、役得なのは勿論なのだが、何処と無く寂しいような。__ふと脳裏に先日の夢魔が過り、小さく頭を振る。若干積もる罪悪感から目を逸らすように、前方の後輩二人を眺める。一等近くなっている距離に、いつもの自分たちの方が近いというのに何となく羨望を感じ。)



  • No.124 by 葵/髭切  2019-04-13 17:24:35 




(/本当お数珠は罪な男…細いし脚長いし声は低くて落ち着くし、内番服萌え袖可愛くてずっと見てられます。さにわおずずだいすき。
わかります、赤髪に端整な顔立ちに、ふところ。さにわさんいつでも懐空けておきます。可愛い。短刀詐欺ですよね大将組。中身がイケメンすぎる。
ありそうですね、極めると歌仙さん突然口説き始めますからね…。それを見た上で修行とか行きたがらないだろうなぁ。)


【葵】

____うん。
( 嗚呼、手まで離されてしまったとなっては相当嫌だったのかもしれない。一瞬でもそう思った数刻前の自分はなんて莫迦なのだろうか。現状に付いてこれずぐるぐると廻る思考。また近付いた距離に、この間から使わせている揃いの椿油が香って余計に恥ずかしさが込み上げる。この間の純情さは一体何処へ消えてしまったのか。何処でそんな口説き文句を覚えて来たのか。嫌味を言ったり、かと思えば逆に距離を近付けたり、何がしたいのかなんていう疑問は沸けどそれを言う気にはなれず、嬉しさが勝ってしまう辺り我ながら単純だと思う。気恥ずかしさから視線は一気に上から下へと下がり、髪で顔を隠して小さく頷くと。元は自分が近付けた距離なのだが、こうされては本当に彼に好かれていると期待してしまいそうだ。自然と緩む頬を抑えるように内頬を噛んで、しなやかな手を握り返すと。 )


【髭切】


えー、そう?太刀なんだけどな。
( 短刀みたい、その言葉を何回か口の中で繰り返す。刀種は太刀なのだが、彼女が言いたいのはそういう事では無いのだろう。所謂、反応が子供っぽい、と言う奴か。そこ迄単純明快な憶えはないのだが、確かに主が自分へと向けてくれる一挙一動に逐一解りやすい反応を示してしまうのも事実。此の儘では愛玩対象という位置付けからは抜けられないのかもしれない、それを少し残念に思って彼女の顔を窺うと、憧憬の眼差しで前を見ている事に気が付く。その視線を辿った先には当然後輩の姿__なのだが、人の事を睨む割に随分と距離が近いのでは。"此の前は睨んできたのにねぇ、飼い慣らされちゃって。"どうせ聞いてもいないであろう後輩の背中を見詰めながら口の中で言葉を転がすと、再び主に視線を戻し。「僕らももう少し近くても良いんじゃないかな。」なんて、淡い期待を込めながら腕を組めるように少し隙間を作って。 )




  • No.125 by 宗三 / 朧  2019-04-13 18:35:15 





(/ 7-4で割りと気軽に来てくれて嬉しいです。色味もあって、レア5の中じゃホロもそこそこ似合ってますよね彼。でんたよりずっとマシ。
はあー彼らの高校生姿とか見たら財布の紐緩みまくる自信あります。卒業式に厚くんの第二ボタンが欲しいだけの人生だった…
「へし切でも先に行かせればいいでしょう」→へし行かせる→更に修行行けなくなるのコンボですね分かります。どんどん敵が増える。)


【宗三左文字】

___ところで、ですけど。あんなに高いんじゃ逆に視察ならないような、僕の思い過ごしですか?
( 密かに彼女の様子を窺うと、顔を俯けているのが分かり、空いた片手が落ち着かずに袈裟を弄る。これはいつもの如く恥ずかしがっている、と捉えて構わないのだろうか。垂れる長い前髪が邪魔で上手く表情が掴めない。口を噤んでしまうとなんだか気恥ずかしく、薄い唇を開くと会話の糸口を探し。矢張り目に入るのは目の前の巨大な建造物。遠目から見てどの程度の高さなのかは分かっていたが、近付くとなると実感が湧き、何やら非現実感さえ漂う。一望出来る、___彼女はそう言っていた筈だが、実際この高さから一望は出来たとして、政府からの指令である視察は完遂出来るのだろうか。まだ適当に街中を散策した方が視察になるのでは、…無論自分は御免だが。彼女の気を和らげさせることも兼ね、いつも通りやや棘のある、人の隙を探すような声色で声を掛け。)


【朧】

__ねえ、そういうのって意中の相手以外にも言うものなの?
( ぼんやりと、先日の演練場での会話を想起する。有り体に言うとどちらも相手への恋情に首を横に振ってはいたけれど、数日後の今日、二人を遠くから眺めるととても事実とは思えない。水を差すように声を掛けてくる彼を見るとぱちり、瞬きだけ返す。彼に問えばいいのか。返答はせずに視線で前方の二人を指し示すと、難儀そうに上記を問う。まあ彼は距離の近い長谷部のような刀、余り参考にはならなさそうだ。しかし言われた彼女もどうやら満更でもなさそうなご様子。さて、自分は如何だろうか。彼以外の刀に抱き寄せられたら、__そこまで考えて、ぷつりと思考が途切れる。先程自分が発した言葉に万が一彼がううんと首を横に振ってしまえば、それって、そういうことになってしまうのでは。烏滸がましいかもしれないが、大雑把な彼のこと。質問の意図を広義に捉え否定する可能性もある。出来ることなら、審神者として余り聞きたくはない。「さっきの質問、答えないでね。主命。」ぐっと彼の腕を引いて付け加える。今の自分は、後輩二人が相思相愛であるかだけを考えていればいい。)



  • No.126 by 葵/髭切  2019-04-13 21:30:46 




(/わかります…私一個人の感想なのですが大包平くんが数珠様に敬語使うの凄く好きなんですよ、使わせられるほどに礼儀正しい数珠様も好きですし感化されちゃった大包平くんも好きなんですよ。しかもあれで駄洒落好きとか可愛くて…。
厚くん学ラン第二ボタンとか似合いすぎてめちゃくちゃ青春ですね!?さに子第二ボタン貰ったら一生取っておく自信あるわ。
「此方では4日間なのだから行ってくれば良いじゃないか、主も喜ぶのに。」っていう歌仙のアドバイスすら聞き入れなさそうですね。されど四日、と思ってそうです。そして歌仙は一言多そうです。その間の主は僕が見ておくから。)


【葵】

あー…望遠鏡あるから大丈夫!街中ぐるぐるすると宗三が倒れちゃいそうだし。
( なんでもないような声音で声を掛けられると、未だほんのり熱い頬をゆっくりと上げる。__私の方が恋愛経験ある筈なのに、余裕そうだな。何だか踊らされているような気がして悔しさを覚えつつ。確かに目の前の白い巨塔では高過ぎたような気もする。下の景色などミニチュアの模型程度にしか見えないだろう。だが何か異常があれば上からの方が察知しやすいし、最悪の場合自分が幼子に成り下がれば良い。小さな子に混じって硬貨を入れて数分間仕える望遠鏡に頼れば良いのだ。別にデートがしたい訳ではない、あくまで近侍の体調を気遣っているだけだと自分に言い聞かせては上記を述べて。丁度言い終える位で相手方の近侍が声を掛けてくる。「あぁ、えっとチケットを買わなきゃですね__」展望台に入るにもチケットが必要だ、入場券を手に入れなければ。そう思いキョロキョロと辺りを見回し。 )


【髭切】

ん?それは勿論____ありゃ。解ったよ。
( 君だけだよ、と言いかけた言葉を途中で制止されて口を噤む。言われてみてはっとしたが、この質問に答えを出したら告白することと同義になってしまうのでは。一つに絞らない優しい彼女の事だ、多分色々を懸念しての主命なのだろう。織田の刀では無いが、主への忠義心は彼に負けないくらいにはある。主命と言われては従うほか無いのだからと名残惜しそうに眉を下げて了承すると。仲睦まじい様子の前方の二人組とは、数日前と違って立場が逆転してしまったような気もする。お揃いの物を買うとなっても、彼女は色々時にしてしまうのではなかろうか。その内板挟みになってしまわないと良いのだけれど、そんな不安が募る。それを誤魔化すように一歩前に出、彼女の手を引いて前方の二人に追い付くと。「天守閣、どうやって登るんだい?」如何にも待ちきれない、といった風で現代に一番近い少女に問うと。 )




  • No.127 by 宗三 / 朧  2019-04-13 22:35:18 





(/ 浄化ネヒラ本当に大好きです…相手に畏まられるとこっちも畏っちゃう大包平ほんとに良い子。でも一回浄化されても暫くしたら俺は一体何を…って正気に戻ってまた噛み付いて欲しいです。そしてまた浄化されろ。
大将組であっくんだけ学ランなイメージです好き。あと後藤くんのブレザーめちゃくちゃ似合うだろうなって感じも好きです。あんなのクラスにいたら惚れてしまう
初期刀ぐぬぬ!!!主の側離れたくないし歌仙さん監視したいしでどんどん修行行きたくなくなるね…葵ちゃんきょとんって感じですよねこれ。)


【朧】

んー、この時間じゃ人少ないみたいだし、待ち時間もそんなにないかなあ。
( 寸でのところで言葉が途切れ、ほっと胸を撫で下ろす。折角の逢引とはいえ関係は主従で、相手は天上の神様。それを改めて念頭に置くと、随分と近付いていた展望台と、後輩である彼女の呟きに薄い携帯端末を取り出す。不慣れながらも眼前の建造物について軽く調べると、フロアガイドのページを眺めつつ顔を上げ上記を。それでも10分程度は並ぶらしい。面倒だなあ、やや憂うと心なしか?に朱が差しているような少女の姿が目に入る。「中も人多いだろうし、私たちだけで買ってこようか。」繋いだ手を解くと、代わりに後輩へと手招きを。中より袂の方が人が少ないというのは勿論事実。彼女の近侍は人酔いしてしまうタイプのようだし、後輩への気遣いも先輩の仕事だろう。そしてもう一つの目的は、先日から少し変わった気がする彼らの関係についてで。彼女の細い手首を掴むと、そのまま爪先を建物内へと向けて。)


【宗三左文字】

___さて、今度はどんな下世話なことを聞かれるんですかね。
( 飽く迄此方を気遣う体の彼女の言葉に目を細める。確かに最初は随分と人の波に呑み込まれてしまったが、今は然程辛くもない。無論、窮していないと言えば嘘にはなるが。しかしこれも逢引へとこじつけられるのなら、ある意味役得、ということなのだろうか。__そう考えたところで、聞こえる相手方の主人の声。どうやら役得ばかりではないらしい。あれよあれよと言う間に解かれた手を名残惜しげに見詰めると、中へと消えていく二つの背を見送る。さて、二人にされてしまった。ちらりと象牙色の刀へと一瞥を送る。彼らがいたのは此方より後方、きっと先程の自分の行動も見られているのだろう。先手を打つように上記を告げる。此方からは見えなかったが、きっとお互い様だろうに。彼女と繋いでいた方の手で風に乱された髪を軽く整えると、仄かに香る椿油の匂いに彼女の帰りを待ち遠しく思い。)



  • No.128 by 葵/髭切  2019-04-14 08:29:26 




(/心が真っ直ぐすぎて非の打ちどころなし…。何回か繰り返すとその内数珠様も面白がり始めそうです。数珠さん天下五剣なのに対応が謙虚で真摯だから浄化されちゃうんだね。寺生まれのTさんは強い。
後藤くんは間違いなくブレザーですね!何かとイケメンだしモテそうなんだけど身長が小さいのを気にしてそうです…可愛いなぁ。
葵的には宗三の極も見たいけどどうして行かないのか解らない、って状態なんでしょうね…。初期刀の座は強し。)


【葵】

あ、はーい!
( きょろきょろとしていると先輩からの手招きを受ける。あぁそうだ、建物の中だった。不慣れながらも端末を使う先輩の姿が愛らしく、元気な返事をして近侍と繋いでいた手を解く。そのまま彼女に付いて建物内へと足を進めると。惜しむらくは密着していた分の温もりがなくなってしまったことか。まぁ、宗三は大人しいからいい子にして待ってくれていることだろう。うちには象牙色の彼は来ていないのだが、弟君と仲が悪いわけではなさそうだし。そう断定すると先輩の横に並んで歩き。建物内もそれなりに混雑している、人の少ない時間帯とはいえこの混雑状況は中々のものである。隣を歩く彼女には色々と聞かれるだろう。多分先程のも見られている。それを思うとどう応えようかと先程の行動に反省をしつつ相手の言葉を待ち。 )


【髭切】

いやぁ、そんなに怖い目しなくても。同族の好誼で仲良くしようよ。
( 二人残されると中々寂しいものである。可愛がってくれる主とは裏腹、相手は睨みをきかせてくる刀だ。繋いでいた手を見つめたり、それで髪を梳く姿は線の細さも相まって女性的だというのに。相当自分の主に惚れ込んでいるらしいと確信すると、いつも通り柔和な微笑みで目を細め上記を。手持ち無沙汰な手を自分の顎にやれば、何を聞こうかと思案をする。彼は間違いなくあの少女の事が好きだ、其れはもう聞かないでもわかる。なれば聞くべきはあれか。「もうお付き合いを始めたのかな?」主従だけでは中々に近付かない距離を超えている分、気になるのはそこの所で。人好きのする笑みで問うと、拒否されてしまいそうな自分とは違って何となく羨ましく感じ。隙があるようで無い、それがもどかしい。別段相手方の主を隙だらけ、と言っている訳では無いのだが。当人達には聞かれたくない事まで聞ける、と言うのは中々に良い状況かと思えば、どうだろうかと見定めるように目を細め。 )




  • No.129 by 宗三 / 朧  2019-04-14 09:20:40 





(/ ずず様お茶目で好きです。堅苦しい感じかと思ったら本丸でつついて行方知れずの云々で沼ドボンでした。極で開眼するかな…お目々何色なの…???
成長した後藤くんに対して望むのは一つだけです。是非身長169で止まって欲しい(鬼)
というかこう、歌仙さんがいなくてそわそわしちゃった後に帰ってくるのがあれですから。そりゃあ宗三さんも行きたくなくなりますよね。likeを感じて葵ちゃんが喜んでたりしたらもっと良い。)


【朧】

ごめんね、折角いい雰囲気だったのに。
( 矢張りどうしても好まない携帯端末を仕舞うと、上記と共に柔和な笑みを添え。彼女の細い手首を離し、歩調を緩めると空いた手を顎に遣る。さて、何から聞いてやろうか。色恋沙汰は本丸にいては味わえない刺激、今の内に沢山教授しておかなければ。響めく屋内の人波を掻き分け当日券の販売列へと並ぶと、くるりと彼女の方へと振り返る。「__それで、近侍さんとは恋仲なんでしょ?」わざと先日と同じような文言で、語尾のみすり替える。意地悪な我が近侍も恐らく同じような問いを投げ掛けているのだろう、やや一方的ではあれどあの二人も仲は悪くないご様子。会話を続けられる程度の間柄ならば十分だ。話している二人を想像すると少し微笑ましく、若干遠目から見ていたい衝動にも駆られる。子供に友達が出来るのは嬉しい、又もそんな親馬鹿な思考を巡らせ。)


【宗三左文字】

まさか。僕は他の刀への牽制が出来れば十分、なんですけどね___
( 同族。相手の言葉を甘く食む。つい先日ならば忌避したいと思ったであろうその言葉が、今の自分には深く突き刺さる。彼が人前で堂々と想い人に身を寄せる様を数日前はあんなにも疎ましく思っていたというのに、今ではこの様だ。接吻で子は成せない_後程同僚に聞いてみると気でも触れたか、という反応が返ってきた_という事実が自分の中の箍を緩めてしまった気がする。慎みのない行為は今も昔もあまり好きではないのだが、愛おしい彼女への衝動を抑えなくても身体に障らないと知ってしまえば煩悩は増すばかり。睨んでいた目線を下へと落とし、上記に続くように大きな溜息を一つ。「矢張り、そう見えますか。」敵意の抜けた瞳で彼を見る。彼がいつから主人への恋慕を抱いたのかは分からないが、自分よりも長い筈。自らの中で沸き立つ葛藤に対し縋るように“同族”の彼を見つめ。)



  • No.130 by 葵/髭切  2019-04-14 19:38:40 




(/そうなんですよね……!!堅苦しいのかなって思ってたのにそこはかとない奥ゆかしさがあるのずるいです。いっぱい説法してください。膝枕で。
ほかの大将組三人は170越えるのに一人だけ1センチ足りないままなんですね、わかります!悔しがって!(鬼畜)
ああ、初期刀極めたバンザイ!と多分初極になりそうなのでその他諸々で喜んじゃうやつだ…歌仙と仲良くしてるのがまた気に食わないと可愛い。)


【葵】

あ、いえ……__違うんですよね。宗三、好きな人いるみたいで…そのお手伝いを。
( 嗚呼、矢っ張り。この間と同じ言葉選びの質問に内心頭を抱え。良い雰囲気を邪魔された、とは一切思って居ないのだが質問の答えをどうしたものか。そこで蘇るのは、好きな人がいる事を仄めかされたあの日の帰城後の事で。彼処で彼の思った以上に初心な一面を知ったのだが、それより頭に残るのはあの時の確かな嫉妬心。数拍の間を置くと、ため息混じりに否定の言葉と実状を述べ。本当に何処で出逢ってしまったのか、自分の知らないうちに目移りしてたなんて。自然と下がる眉尻に、自嘲的な笑みが零れる。「どんな人?って聞いたら、一番似てるのは私だそうで。」私によく似ている人。似ていても非なる人。自分の持つものはそういう好きとは別物なのだから笑顔で送り出しても良いのでは。まだ見ぬ女性への羨望を抑えるようにそう言い聞かせながらもの寂しさから乾いた笑いを一つ零すと。__これだとまるで私が彼のことを好いているみたいだ。そうだと認めてしまえたらどんなに楽だろうか。 )



【髭切】

うん、とってもお似合いに見えるけれど。あの子、素直に思いの丈を伝えたら受け入れると思うよ。彼女が鈍くなければ。
( 先程とは打って変わったような眼差しに数度の瞬きをした後、再び目を細める。成程、太刀に比べて隠蔽値が高い打刀は大変だ。自分は隠し事が苦手な性分、早々に焦がれて隠し通す事を諦めた分、幼子の様に甘える形になってしまったのだが。彼の矜恃的にもそれは難しそうだ。第三者視点から見た上での率直な感想を告げると、くすりと一つ笑みを零し。然し、先日のあれでくっついていないとなると拗れた方向に話が進んだのでは。仮に鈍かったとしたら彼も相当苦労している事だろう。生殺しと言うのは中々に辛い。恋慕に気付いた最初の頃は苦しいと思う事もそれだけ多かったのだが、今となってはそれも身体の一部。伝える事を拒む彼女とは違う主が羨ましい。彼に今後新たに付き纏うであろう葛藤も教えた方が良いのだろうか。距離を縮めるかどうかより、今我が主が気にしている根本的な生命の違いを。そこまで考えて、新たに迷うことを与えるほど酷な先輩にはなりたくないと取りやめると。 )




  • No.131 by 宗三 / 朧  2019-04-14 20:51:24 





(/ あんなに麗しいのに案外女性的ではないんですよね。お声の低さから始まって言動の節々が男性みあって好きです。内番着彼ジャーみたいなのに。
個人的な好みだと、最終的にあっくんは薬研に身長抜かされちゃって欲しいです。今のところ一番大きいあっくん不動くんは170前半で止まっちゃえばかわいい。
極めた歌仙さん見て「宗三も修行帰ってきたらあんなんになるの…?」とか若干期待してると最高にエモいかなと…ならないけど… )


【朧】

…あれ、なんかそれって___
( 予想外の言葉に思わず目を丸くする。第三者、野次馬としては少々詰まらない展開に少しばかり肩を落とすと、彼女の話に適度に相槌を。哀愁を漂わせて笑う彼女に対し、軽く眉根を寄せる。思わず上記が漏れ、はっとして途中で口を噤み。恋は盲目とはこのことだろうか、やや意味合いが違うようにも思えるが、彼女の視界が狭まっているのは確からしい。だって、こんなに___使い古されたベタな展開が実在するのだろうか。明らかに誤魔化しもしくは揶揄、相手の反応を窺う為の虚言だろう。意中の人に程捻くれた態度を取るタイプならば濃厚だ。しかしこれを先述の通りの野次馬が口出しして良いものかどうか。余り黙っているのもおかしいか。折った言葉を一旦飲み込むと知らぬ間に虚へと向いていた顔を戻し、「それじゃあ片想い、なのかな?」と当たり障りのないよう付け加え。)


【宗三左文字】

…彼女が望まない限り、距離を詰める気ありませんよ。
( 苦手と感じていた笑みに硬直が解かれているのに気付き、表情を曇らせる。矢張り食えない刀だ。揃いの拵のもう一振りはあんなにも実直だというのに。自分よりも数刻長く人の身として生きている身分らしく助言を呈する彼に此方も目を細めると、呆れたように上記を。普段は言葉の節々から棘が抜けないが、彼女を一途に想う身。結局は望みを叶え、求められてから応えられればそれで十分__そう思うのは元が主人に合わせる物だからか。意気地がないと言われるかもしれないが、側仕えが出来るだけでも僥倖なのだから。数日前自分が吐いた虚言の記憶など何処へやら。「というか、随分先輩風を吹かすんですねぇ…恋仲でもあるまいに。」此方の実状にばかり土足で踏み入られるのは気に食わない。鬱陶しげに眉を寄せて。)



  • No.132 by 葵/髭切  2019-04-14 23:09:44 





(/え、ほっそ!お姉さん!って思いがちですけどその実全然違いますよね…ずるい…。ダボダボ彼ジャージ…
あーー可愛いですねそれ…!成長期が来て密かに喜んでる薬研可愛い。
さらりとキザなこと言っちゃうのを期待してる葵…エモいですね。それでいざ修行に送り出して帰ってきた時に期待してたのとは別の方向に行きますからね…)


【葵】

__片想い、なんですかね…。でも私の一存で宗三を縛り付けるのはしたくなくて…矛盾してるなぁ。
( 認めてしまえば楽なのに。それをしないのは頭の中にずっと有る蟠りのせいで。彼は自信を籠の鳥に準えているし、実際の来歴だってほぼそれに近い。幾度も彼を求めた天下人の手元を転々とし、その度囚われた生活をずっと送ってきたのだから此度位は自由にして欲しいと、出逢った初めに思っていたのを今でも覚えている。それなのに、今ある自分はどうだ。彼の側に居られるのは確かに幸せだし、彼の側に出来るだけ永く居たいと、相反する気持を抱えている。好きになったら結ばれたいと思う、そんな発言をも彼に向けたような。何度考えても整理のつかない気持ちを先輩に縋るように吐露すると、小さく溜息を一つ。望みのなく哀しい話題はやめよう、考えを打ち切ると今度は此方から、とでも言いたげに「朧さんは髭切さんのこと好きなんですか?恋仲かどうかは別にして。」なんて問い返して。 )



【髭切】

んー?主は寝惚けてて覚えてないけれど、接吻はしたからね。あと同じお布団で寝たよ。
( 恋仲では無い、それは確かだが彼等より進んでいるのもまた確か。恋仲になろうと思えば告白する事も吝かでないのも確かな答えだ。ただ、一振りの刀にのみ傾倒するのを彼女が忌避している分、未だ正しい時では無い。彼女が許してくれるのを待つのみ。先輩風を吹かせている事に不満があるようだが、それ相応の理由があるとでも言いたげに笑みを崩さずに上記を。別段それ以上何かしたわけではない、至って健全な時間であったことは確実な後ろ盾があるとの確信を持てば、少しばかり勝ち誇ったような笑みを浮かべ。接吻だって同衾だって、言い出したのは彼女だ。またいつかちゃんと唇に触れられたら、あの時の柔い感触を思い出しながら相手の言葉を躱すと。 )




  • No.133 by 宗三 / 朧  2019-04-15 01:11:09 





(/ 上品な男性って良い…あんな風体なのにおじじより僅かに身長高いずず様最高です。お仕置きして……………
でもやっぱり短刀ちゃんたちがいち兄の背超えるの想像すると寂しいですね。大きい毛利とか想像つかないよ…
青い宗三さんが見られるのは今だけ!!!!修行後は色々と達観しちゃいますよ!!!() )


【朧】

え?__うん、好きだよ。髭切が一番好き。
( 彼女の心情の吐露から、誠実な人柄をひしひしと感じる。こんなに想って貰えるだなんて随分と幸せな刀だ。彼女が好いているのは“天下人の刀”ではなく、ただの“宗三左文字”だということにお互いが成る可く早く気付けるなら見てる此方としても愉しいのだが。さて、何と返そうか。助言とはいえ余り直接的では情緒が足りない。自らの輪郭を指先でなぞり思索していれば、どうやら話題が変わってしまったようで。彼女の言葉に思わずぴたりと思考を止め、再び目を丸くする。少しばかりの困惑に数拍開けると、さも当然のようにさらりと肯定を述べ。「もしかして知らなかった?葵ちゃん、結構鈍いんだね。」短く晴やかに笑みを零す。彼への恋慕を態度に出さず抑え切れている自信は毛ほどもない。先日だって可笑しな夢を見てしまう程には彼に耽溺してしまっているわけで。見てさえいれば分かるだろうに、此方を照れさせるのが魂胆なのだろうか。だとしたらまずまずの結果だ。?を緩めると気恥ずかしげに肩を竦め。)


【宗三左文字】

はあ、恋仲でもないのに。__それはそれで問題だと思いますけど…
( 接吻。その単語に思わず一瞬身を固めるが、軽く頭を振り薄桃の髪を揺らして。得意げに笑みを浮かべ、相も変わらず先輩風を吹かせる彼を見詰め、それとなく先程の話を自らの主人に置き換えてみる。__もしもそんな行為が実現するのならば確かに夢のようだが、段々と眉間に皺が刻まれるのが自分でもわかった。一度客観的な視点で見てみると、詰まるところ彼の主人は恋仲でもない相手と口付けを交わし、同じ床に就くことを厭わない人だということだろうか。流石にこれを歯に衣着せぬ物言いで告げるのは憚られる。貶したいわけではなく、単純に同族の誼とやらの心配とでも言うべきか。はっきりと言い切っているのを見る限り、別段疚しい行為に及んだわけではなさそうだが___愛しい主にそんな行動を取られたらと思うと、矢張り自分なら懸念が勝ってしまうだろう。困ったように彼に視線を向けると、何処か気まずく視線を泳がせ。)



  • No.134 by 葵/髭切  2019-04-15 22:06:39 




(/上品でお茶目でちょっとひたむきの高身長、属性過多が過ぎません?本当におずずは最高ですね……あれで900歳っていう年長組なのも素晴らしい…
大きい毛利くんとかとても想像がつかないですね、いち兄より大きなごこちゃん…寂しい。
では今のうちに堪能しておきます!!!頑張れ葵!)


【葵】

矢っ張り両想いなんですね…!__えっ、私鈍いですか?
( あれだけの好意を嫌がらずに受け止めているあたり両想いか。そんな予測を立てていると少しばかり気恥しそうに肯定してくれた先輩。そんな姿が愛らしくてつい胸がキュンとする。確かにこれは髭切さんが惚れ込むのも納得だ。両想いならば早く付き合って仕舞えば良いのに、そんな事を思いつつも色恋沙汰の話には心が浮足立って、つい嬉しげに確認の言葉を述べるも、最後に付いてきた言葉が気になった。鈍いだなんて。人の感情の機敏に疎くはないと思っていたのだが。刀の機嫌の変化位は流石に解る、表情が余り変わらない近侍の兄弟達の気分の浮き沈みも解る……心算なのだが。そう云えば、学生時代に友達から鈍感だの鈍いだのと言われたような。一体何が鈍いのかよく分からないが、よくわからない所が鈍いと云われる所以だろう。そろそろ捌けてきた人の列を気にして財布を取り出しながら、何かと思い当たる節がないかと唸って。 )


【髭切】

そうだねぇ__非道いよねぇ。僕だから、なんて望まれたら断れないよ。
( 答えをひとつに絞れない訳では無いのだろうが、どこか答えを浮かせたままにしてしまう我が主がどうももどかしい。悪戯っぽい少女のような"髭切だから"の声を今でも鮮明に覚えている程だ。秘め事の一つで、かつ恋仲でもない宙ぶらりんな状態でそれに及ぶのは彼からしたら随分と無節操な事だろう。自然と眉が下がり、諦観した様な笑みを浮かべれば上記を。あの言葉を想い人から言われたなら誰だって期待するに決まっている。だのに先刻の質問に答えを返すことは許してくれない。焦れったさが多くてまた焦がれる事になりそうだ。「どうしたらいいと思うかい。」想いの丈を伝えればいい、後輩に向けた言葉が自分に返ってくるとは。__別段答えを求めている訳では無い、想い悩む者同士のそれとない情報共有の心算だ。ほんの独り言の様に呟くと、迷い暮れている、何処か困った様子の笑みで寒色の憂いた瞳を見れば。 )




  • No.135 by 宗三 / 朧  2019-04-16 02:22:47 





(/ ずず様もご年齢の割に随分若者み漂いますよね。いやまあ大包平推してる身が言えるのか微妙な台詞ですけども。ずず様の説法はじじいの長話って感じは全くしないので是非拝聴したいです。2分で飽きそうだけど。
ごこちゃんは165で止まるって信じてるよ…(後藤くんが)
朧本丸は何もなくてつまらんなと思ってます。手違いで膝顕現くらいしかない。出不精なもんで現代遠征帰ったら風邪菌でも貰ってこようかなあ。)


【朧】

両想い___は、違うかな。あれは長谷部とか亀甲と同類なだけだし。
( 両想い。その単語にはにかんだ笑みをそっと散らす。矢張り彼女の本丸に彼は顕現していないらしい。名残惜しく復唱した後、申し訳なさそうに苦笑いを。彼のああいった態度は今に始まったことではない。彼を励起させ、まだ日も浅い内にそれとなく近侍の申し出をされた覚えがある。そういえばあの梔子の瞳に魅入られて以来、彼に触れたいが為に他の男士をよく撫でるようになった気がする。我ながら至極単純だ。懐かしさにほうと双眸を細め、何やら思索している様子の若い後輩へと目線を。「鈍いのはよくないよ。あんまり宗三、困らせないようにね。」それに、主人が一振りだけに入れ込むのは__、寸でのところで言葉を呑み込み、いつも近侍相手にやっているように掌で柔い?を包む。生真面目な彼女のこと、これ以上葛藤を増やすのも野暮だろう。藤を溶かした瞳を見詰めると、柔和に笑みを浮かべ。)


【宗三左文字】

___押して駄目なら何とやら、ですかね。
( 斬れ味の感じない牙の抜けた彼の表情に思わず溜息を。しかし傍から見れば彼らの関係は恋仲も同然、薄っすら羨ましくさえ思えるのは隣の芝生は青く見える、と云われるあれだろうか。彼から向けられる有り余る恋慕を身に受け、それを享受している時点で第三者からは相思相愛に見えるが。もしも狙ってやっているのだとしたら随分と引き際を弁えている女性だ。自らの主人がやや足りない頭で助かった、見えない胸中で小さく毒突くと、返す言葉も見つからないままに小さく上記を。自分の発した言葉をもう一度咀嚼し直すと、長い睫毛を憂いげに伏せて頭を振る。「まあ、そんなこと出来るようにも見えませんけど。」自分と比べて幾分か隠し事に不得手な目の前の太刀には厳しいか。随分と厄介な相手に想いを寄せてしまったものだ、若干の憐憫で彼を見詰めると、なんだか自らの恋路が上手く事が進む気がしない。密かに肩を落とし。)



  • No.136 by 葵/髭切  2019-04-16 06:51:07 




(/そうですね、ぜひ聞きたいです。説教の時とかにくどくど説法交えてくれるととても嬉しい……怒るのかわからないですけど。あんまり怒らなさそうだけど静かに諭されそう。
案外ごこちゃん大きくなっちゃってショックをうけるオチに…(鬼)
そうですねぇ、色々起こしたいです。風邪いいですね、髭切さんが不慣れながらも看病する様子が浮かびます…… )


【葵】

……え。いや、あれはどう見ても__。
( 長谷部と同類、とは言われても個人的に全然そういった風には見えない。自身の本丸に居ないから本当にそうなのかもしれないが、然し彼の好意はどう見ても恋慕を交えている。他の本丸の髭切という刀は彼処まで主に近い様子は見受けられなかった様な。余り首を突っ込むのも野暮か、寸での所で言葉を飲み込むと小さくかぶりをふる。__鈍いって、先輩も同じでは。近侍を困らせないように、との忠告にとりあえず頷くも上手いこと鈍くて近侍が困る事が結び付かずに頭の中にあるのは疑問符ばかりで。「…あ、大人四枚分ください。」丁度よくチケットの順番が回ってきてチケットカウンターへと声を掛けると、もうじき見られるであろう眺望への楽しみが増す。現代の天守閣、などとは言ったが果たして彼は喜んでくれるのだろうか。 )



【髭切】

あはは、無理かも。君はそういうの得意そうだよねぇ。
( 引くだなんてとても無理だろう。隠し事は苦手な性分だ、態と引いて詰め寄られても早々に白状してしまいそうだ。抑、牽制目的でやっているのだから引いて距離を取ったら逆に他の刀達に心配されそうだ。来た当初から近侍にして欲しいと乞うた程だ、多分一目惚れというやつだろう。それを隠す事は自分には無理で。対する打刀の彼は性格も相まってそういった事が得意そうだ。上手いこと主人を掌で転がして居るような気がする。修行に出て極とやらに昇格したらそれは余計にそうなる気もする__が、極になって帰ってきた自身の本丸の彼は寧ろ性格が丸くなっていたような。「__君、修行には行かないのかい?」主の少女も近侍の成長を喜ぶだろうに、余り他者に聞かれないように少し小さめの声で問い掛けると。 )




  • No.137 by 宗三 / 朧  2019-04-16 19:56:17 





(/ 「いけませんよ、」って諭されたい。ずず様困らせたいです。いっぱい駄々捏ねたら折れてくれそうなところも好きです。髪もふりたい…
冷静に考えると声変わりした短刀ちゃん見たくないですね。バリトンのごこちゃんなんてやだやだ!!
葵ちゃん本丸でも朧本丸でも良いですけど、何らかの理由で審神者の霊力()が乱れてうんちゃらーってネタはちょっとやりたいです。安直オブ安直。久々に現代行ったから乱れちゃったのかな?? )


【朧】

__ねえ葵ちゃん、宗三の好きな人って誰なんだろうね。
( 一応領収書は切っておいたが、果たして経費で落ちてくれるだろうか。まあそこまで重い出費でもなし、財布を仕舞いこむと人列から離れ、ぴらりぴらりとチケットを靡かせる。さて、用事も済んだ。彼女の近侍に聞かれず話すとしたら今の内だけ、さて何を言うべきか。鉄は熱いうちに打て、という言葉にもあるように、まだ柔軟性のある内に関係を変えてしまった方が楽だろう。二枚のチケットで口許を隠すと、彼女へと顧みて小首を傾げる。「やっぱり他の審神者さんかなあ。宗三って他所様に関わっていくタイプ?」態とらしく腕を組み、うーんと唸って見せる。勿論、彼はそんなタイプではないのだろう。事実先日の演練で彼とは一言も言葉を交わしていない。刀剣男士と関わる女性なんて大概少ないだろうに。素直で真面目で実直な彼女のこと、この程度では合点がいかないだろうか。ちらりと一瞥を寄越すと様子を窺い。)


【宗三左文字】

…まだ許可が下りていないんですよ、未熟な主なもので。
( 得意そう、果たして褒められているのか貶されているのか、半々なのか。ふと潜められた声に傾聴すると、耳馴染みのない言葉に一瞬目を細めるも、すぐに合点がいく。確か、極だとか云う___数日の間本丸を開け、その刀それぞれ指定の時、場所へと修行に送り込まれるのだったか。主から何度か話を聞いたことがあるが、あれは確か池田屋での遡行軍の襲撃を掻い潜れた本丸にのみ許可が下りる筈。些か苦戦している様子の彼女ではもう暫く時間が要るだろうか。尤も、彼女の側を離れたいと思えない自分には都合の良い話だが。「…主の側を離れるだなんて、真っ平御免ですけど。」聞いた話に拠れば、本丸で流れる時間は四日間だそうで。その間別の刀が彼女の側仕えを任されると思うと気が気でない。己が先など興味もないが、今から既に自分の目の届かない四日間が気鬱だ。しかしいつかは来るであろう見送りの時に思わず細い手で顔を覆って溜息を。)



  • No.138 by 葵/髭切  2019-04-16 22:01:04 




(/あーー諭されたいです…!!「まったく貴女という方は…今回だけですよ。」を延々と繰り返して欲しいですね。三つ編みしてラプンツェルみたいな髪型にしたいです。
た、確かに……!!姿大人で声そのままというのもなんだか変ですし、普通が1番かもしれません。
こういうのもアレなのですが、エスパーですか?思考が読まれている…。私も考えてたんですよ、霊力のアレ()で近侍が小さくなったり、近侍と審神者の髪色とかが入れ替わっちゃったり…ってベタベタですけど面白そうだなって。すごい!)


【葵】

えっ。……あー、余り他の審神者さんと話してるのは見た事ないかな…通りがけですかねぇ。
( 財布を鞄に仕舞いながら相手の言葉を聞いて、少々手が止まる。考える度に黒い靄が掛かってどうも考えたくない話題を先輩から持ち出されるとは思わなんだ。目を丸くして二三度瞬きをすると、とりあえず鞄に財布を押し込む。苦い笑顔が思わず浮かぶ。__彼の好きな人が誰なのか。自分に似た人、となると性格が大分違う彼女では無いのは明らかだ。顎に手をやり暫し考え込んでも矢っ張り思い付かない。演練場には多種多様な人が居るからその中で誰か眩しい人を見つけたのだろうか。審神者との交流をしている姿は余り見ないのだが。「あ、でも演練場に行きたがる様子も無いしなぁ…」一目惚れでもしたならばもう一度逢いたいと思って出逢うチャンスのある演練場へと行きたがる筈だがその様子も無い。果たして彼の好きな人は一体誰なのか。いつまでも見えない答えに首を傾げて、近侍譲りな憂いた溜息を一つ。 )



【髭切】


成程……相当惚れ込んでいるねぇ。僕もそうなる気がするけれど。
( 向こうの主が審神者としては駆け出しなのだと改めて再認識する。修行解禁の条件がなんだったかは余り覚えていないが、そういった事もあって修行には出られないのだろう。__とも思ったのだが、頭を抱えて迄主の傍を離れたく無いとは、随分と主に心酔しているようで。自分も言えたことではないし、自分にも修行の機会が回ってきたのなら暫く行きたくないと抵抗する事は容易に想像が着く。自分の居ない間に側仕えする刀が羨ましく、片時も傍を離れたくないのには強く共感する。となると、最初に極になるのは彼ではない、という事になるのだが__それはそれで放っておかれて仕舞いそうな。初めて修行を終えた仲間が帰ってきた時の主の喜びようをよく覚えている。修行というものは中々に自分達の心を掻き乱すものだ、難しい。「…今のうちに沢山甘えておいた方がいいと思うな。」成長後の彼を見てもそうだが、修行解禁迄に彼の想いが叶えば良い、なんてぼんやり他人事の様に思いながら微笑むと。 )




  • No.139 by 宗三 / 朧  2019-04-16 22:51:18 





(/ 甘やかしてくれるタイプではないですけど許してはくれそうですよね。割とさにわ肯定してくれそうで心強すぎる。えーんずず様ーって泣きつきたいです。
短刀ちゃんは脇差程度に成長した姿も気になりますね。脇差の永遠の美少年感大好きです。青江の青年に片足突っ込んでます感も美しくて良き…
一度は考えますよねわかります!!!霊力はロマン。ああ幼児化素晴らしい…あとはこう、逆に近侍が風邪引いちゃうのとかも良いですね。霊力の乱れならしょうがない。)


【朧】

つまり__それって主なんじゃないかなぁ。
( 彼女の言葉一つ一つに細かく頷く。さて、少しでも自惚れてくれれば直接匂わせる必要も無くなるのだが___、矢張りそれは厳しかったらしい。いつも聞いているせいか随分と近侍にそっくりな溜息に考えが詰まっていることを察すると、眉を下げて視線を逸らす。つい先日、余り人の恋路に首を突っ込まないように、なんて近侍に注意したのは誰だったか。否、これでは余りにもどかしい。自分に言い訳を拵えると、冗談めかした笑みと共に上記を。「なーんて、どう?」飽く迄これは推測、強調するように付け加えると緩む口許をもう一度チケットで隠す。さて、流石に此処まで言えば存分に悩んでくれることだろう。あの見場の良い神様達のこと、余り二人で放っていては変に視線を集めかねない。もう一度笑みを残すと彼らの元へと歩みを向け。)


【宗三左文字】

…経験則ですか、それ。
( 修行だの極だの、他の審神者や風の噂、政府からの伝達で知識として頭に仕入れてはいるが、矢張り実行出来ないというのは現実味に欠ける。特に刀剣側からの視点というのも中々に稀有であり、微笑みと共に加えられた言葉に此方も寒色の瞳を細める。何か含みを持った言い方が気になり、思わず内頬を噛む。今の内に___というのは、修行に出る刀がいると甘えられなくなる、と捉えて良いのだろうか。嗚呼、確かに感情の起伏に素直な彼女のこと、きっとだれを修行に送り出してもその四日間の間は気落ちするのだろう。幾ら側に自分がいても。そして帰ってきたら手放しで喜ぶのだろう。自分のことは放置して。見受けた限り感情の起伏の乏しい彼の主でさえ苦い思い出があるのなら。そう思うと憂いざるを得ない。窄んだ声で躊躇いがちに上記を問い。)



  • No.140 by 葵/髭切  2019-04-17 06:38:07 




(/そうですね、すごい安心感あります。お声の安心感も凄い。存在が大分安心感そのもの…
あーー気になります!あの時が止まった感じ!!青江は脇差の中でも一等大人ですよね、顔が綺麗……
あーいいですね!!刀なのに風邪引くっていうのも中々素敵です。霊力の乱れって言っておけばとりあえずなんでも出来そうなロマンが詰まってます。)


【葵】

__え……。ま、真逆!そんな訳、そんな…。
( 先輩の一言に、ストンと腑に落ちる自分とそれを否定したい自分が一気に出来上がる。今までの言動や行動に対して思ってきたどうして、にもひどく納得の行く答えでしかない。成程、主を好いているから交際経験の話を聞いたりどうしたら好きになるかなどと聞いてくるのか。それを思うと嬉しい反面、真逆そんな訳が無い、勘違いだろうと全力で否定してくるのもある。__嗚呼、でも。他に想い人がいるのにわざわざ他の女である自分を抱き寄せたりするものなのだろうか。彼はそこまで不誠実な人ではない筈だ。結局勝つのは彼への信頼感で、確証は無いが自分が候補の中に入っている事は考えても良いだろう。「…自惚れても……いいんですかねこれ…。」段々と頬が熱くなるのが自分でもわかる。チケットで目元より下を全て隠せば小さく呟いて。 )


【髭切】

うーん……半分くらい。
( 経験則。明らかに落ち込んだ様子の細い声を聞くと、困ったように微笑みながら少しの間唸って首を傾げ。彼と自分とは、池田屋の遡行軍を撃退した後に修行に出られるか否かという刀種の決定的な違いがある。数々の刀を見送らなければならない分、ああ見えて寂しがり屋な主の落ち込み方を見たのは随分と複雑な気持ちになるものだ。__僕がそばに居るのに、とは思うが仲間が居ないとなると、矢張り審神者としては寂しいのだろう。歯痒い想いを想起しつつ。もう一つの懸念は修行後の彼が思ったより開き直ってしまう事だろうか。之ばかりは目の前の彼の性格を曲げてしまうことになりかねない為に口には出さないが、いずれ自分で自覚する事だと目を閉じれば。「…初期刀が修行に行くと、特に。」初めて持った刀というのは思い入れが強いのだろう、多分向こうの主も同じく__此方より顕著に__、寂しがったり喜んだりすると思うと、彼への憐憫が少々込み上げて眉が下がると。 )




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