主ガチ勢の刀 2019-03-16 11:11:47 |
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(/わかりみが深過ぎてつらいです…。一晩も相手の様子を寝ずの番させてしまった感じがして申し訳なくなります。
めっ!から溢れ出るママに幼児退行不可避ですね。それなのに格好良くキメてくれるので狡いにも程があると思うんですよ。
最初は好きな芸能人とか、友達と撮った写真が多いけどある時を境に本丸の皆しか写ってないアルバムを作ってそうですね。)
【葵】
____あ、ごめん…。
( 頭をぐるぐると巡るのは、確証もないのに募る不安と焦燥。ついて離れない厭な思考に、今しがた覚えてしまった独占欲。之では彼の歴代の主人達と同じでは無かろうか。否、天下を取ったことも無い自分の方がより酷いのでは。自己嫌悪に陥りそうになりかけたところで、自分を呼ぶ声にふっと我に返り、少しばかり驚いて肩を強ばらせる。何か語り掛けてくれて居たようだが、思考にばかり耽って聞いていなかったようだ。話を聞いていなかったことを小さく謝って、上手く上がらない口角を持ち上げて。「あー…何でもないよ、大丈夫!そう云えば、宗三の好きな人ってどんな人?」いっそ彼を束縛してしまう様な本音を零しておくべきか、そう思って口を開いて結局は閉口する。独占欲を叫ぶ自分よりも、彼の幸せを優先する自分の方が一枚上手らしい。引き攣りそうな顔を空いた手で解しながら、"先ずは敵を知ることから"では無いが詮索も兼ねて質問を。 )
【髭切】
わ____…うん、入るかな。大胆だねぇ。
( 何物にも変え難い夢現の時間に浸っていると、突然揺らいだ視界。筋力はと言えば当然武人なのだから歳若い女性の体重一人分位は支えられるのだが、抗うことなく彼女が手を引くままに覆い被さる形に。自分が陰になってしまって主の表情が見えにくいのが中々に良くないのだが、自分の肩にかかる彼女の上着に、彼女の背を包む自分の上着、そして腕で遮られているからか何処と無く密閉空間のように感じて、心が充ち足りていくのを感じる。__確か若者言葉ではぷろぽぉず、だったか。伴侶のお誘いとやらは当然嬉しいもので、嬉しそうに顔を綻ばせると、緩慢な動作で頷いて目を細める。平安の御代でも中々無いものであるが、恋仲を飛ばして結納だとは思い切ったものだ。そういった申し出は男子からする物だと思っていたが、まぁ自分もすればいいだろうなんて、酩酊でほんのり浮かれた思考のまま縁側に広がる柔い藍鉄の髪を一束掬うと、そこに口付けをまた一つ。 )
(/ ついでに真っ赤な充電。しかも函館で寝ずの番ですからね!!脇差短刀相手に!!駄目審神者で本当に申し訳ない。
でも実際一緒に暮らすとなるととても厄介だと思います。休日はパジャマで過ごしたい派です。
ああ素敵ですね…見返したら宗三さんの写真が多くてあれーってなったりするんでしょうか。きゃわわ。)
【宗三左文字】
___そうですね、単刀直入に言うと貴女なんです。
( 引き攣った笑みを浮かべる彼女を二三瞬いて見詰める。この人は本当に表情に出やすくて助かる。緩い頭で必死に此方の事を考えているのだと思うと、こんな状況ながらもまた庇護欲が擽られ、同時に充足感が満たされる。ふと彼女の問いに丸めた背中を戻すと、暫しその質問の意味を考えてしまう。嗚呼そう言えば、想い人がいる設定だったか。また厄介で面倒な嘘を並び立てたものだ、数刻前の自分に呆れる。もう一度頬杖を突くとぼんやりと彼女を見詰める。墨で塗り潰したような黒髪、初夏の藤棚の瞳、華奢な体躯、犬の如く素直な気性、物事に対する真摯な態度、それから。泉にように湧き出る彼女の魅力に面倒を覚え、何か一言で表せないかと考える。視線が空を向き暫し考えた結果、ああ、と前置きをした後にさらりと上記を。寒色の瞳を彼女へと向けなおし、わざと数拍の間を開けた後「一番よく似ているのは。」と、珍しく顔を覗かせる悪戯心に従い些か小さな声で付け足し。)
【朧】
…そっか、入るんだ…
( 彼で一杯に染まる視界に仄かに感じる多幸感。こんなにも一振りのみに傾倒してしまって、なんて悪い主人なのだろうか。_否、今だけは本丸に彼と二人きり、彼だけの主だったか。甘露のようなその言葉を咀嚼すると、目を細めて端麗な風采に見惚れてしまう。綿菓子のように溶ける思考に抗うことなく彼の行動に目を奪われ、髪へと落とされる口付けに息が漏れる。こんなにも気障な行為なのに、絵になってしまうのだから狡い。ぼんやりと半ば無意識で上記を呟くと、鮮やかな金の瞳を惚けたように見つめ。「___ま、そんな気ないんだけど。」一つ喉を鳴らすと悠然と笑ってみせる。元より揶揄から口を衝いた言葉、口惜しいと駄々をこねる幼稚な自分を無理矢理に窘める。別段そういった関係に対する偏見はないが、抵抗はある。此方から一方的に契りを交わし従わせておきながら、唯一人にだけ陶酔してしまうのは如何なものなのか。勤務態度は不真面目な癖に、こういった時のみ堅苦しいのは育った環境だろうか。一層のこと無抵抗に隠された方が楽かなあ、無頓着にそんなことを思うと指先で彼の頬を撫で。)
(/ああっ、身に覚えが……!本丸に居ると寝ないのに出陣中になると何故か寝てしまうんですよね……。
あぁ、そうですね!朝に起こされて着替えて身だしなみ整えて…だと休日まで窮屈になってしまう…。休日はゴロゴロしたいです。
なりそうですね、スマホのカメラロール見直してたら予想以上に宗三の写真が多くて一人でどぎまぎしてそうです。宗三にカメラ与えても似たような事が起こるんだろうな…)
【葵】
へ?えっ……__あぁ、なんだ吃驚した!似てる人ね、うん。そっかそっか。
( 自分のタイプとは真逆の女性であろうか、そんな事を考えていると彼の返答に心臓が跳ねる。漫画でこういったシーンは何回か見た事があるが、いざ問われると何と反応したら良いのかがわからない。顔も名も知らぬ女性への嫉妬心は遥かに和らぎ、その代わりに喜びと気恥しさから頬へと熱が集まる。__のも束の間、付け足された言葉に拍動の強さはすっかりおさまって仕舞い。何だ、勘違いか。朱に染まった頬は喜びより勘違いへの羞恥に変わり、それを冷ますよう手で仰いで風を送る。自分に似たタイプであれば実に攻略は単純であろう。我ながらわかり易い奴だと呆れつつも、彼の想い人とやらに羨ましさを感じる。アドバイスすること柄は大体決まってきたのだが、教えたら近侍が何処かへ行ってしまうかと思われ其の口惜しさから頷くだけに留めておくと。 )
【髭切】
えぇ、冗句かぁ。__なら、神様は言霊を取っちゃうから気を付けなくちゃいけないよ。
( くつりと喉を鳴らす彼女の笑みに、何となく想像はしていたが矢っ張り冗談だったかと肩を落とす。酒の席でいきなりの申し出にも期待してしまうのは恋い慕う人が目の前にいる故の不可抗力か。彼女に踊らされているなぁ、とは実感しつつもそれでもまた良いかと思ってしまうと、我ながら単純だと笑みを零す。然し冗談となると一つ忠告しておかなければならない。我々は、刀として主に仕える一方で神の座の末席にいる付喪神でもある。神に愛された人の子は神隠しに遭ったり、もっと昔ならば神人となっていた。神域に入れてしまえば此方のものであるし、其れは口約束だけでも成立させてしまえるのが恐ろしい所か。今回は自分だったから良いものの、言霊の強さは時に身に害を持つ事を諭すように語り掛けながら、陶磁器の頬に手を触れさせ。 )
(/ 顔が良すぎて近侍の顔見れないのでそのまま目瞑って寝ちゃう駄目審神者です。放置ボイス切ってないので5分おきにいじけてるかどうか聞いてるんでしょうね、一晩中。ごめんって。
彼氏にはいいけど結婚は私には厳しそうです。お昼まで寝るの最高。やっと金曜日だよみっちゃん。
多分宗三さんって写真撮られるのとか嫌がりそうですよね。だからこそムキになって気付かれないようにこそっと撮ってそうでかわいい。葵ちゃんのことだからその内正面から撮った写真も欲しがりそうですね。頼むのかな… )
【宗三左文字】
――そうか…貴女に訊けばいい。一体何をすれば貴女は僕に好意を抱いてくれるんですか?
( 分かり易く二転三転する表情を眺めて思わず口許が弧を描きそうになるのをぐっと堪える。今の自分は人の身に未だ不慣れな拙い恋慕を抱えた付喪神。___否、ある意味ではその表現も正しいか。若干大袈裟に神妙な顔つきを作ると、憂いた溜息を一つ。ふと先程から続く、悪童のような考えが浮かぶ。折角不貞だの不埒だ野の定義を見直したのだ、少しばかり彼女に対する心構えを緩めたところで誰も咎めないのではないか。身を乗り出し、もたつく法衣の袖を他所に彼女へと手を伸ばす。片目を隠す濡鴉をさらりと退けると頬に指を添わせ。「この程度じゃ、心は動きませんか。」別段、積極的に彼女との蜜月な関係を求めているわけではない。先程の話で澱んだこの燻ぶりをなんとか出来れば良い。問い掛けるような、諦観するような、語尾を曖昧に濁すと目を細めて。)
【朧】
…髭切、ねむくないの?
( 彼の言葉を聞くと、物憂い気に瞼を下ろす。彼らは人ではないのだから、とは幼い頃から色々な身内に口酸っぱく言われたものだ。言霊だの神域だの一夜孕みだの、空っぽの頭に知識だけが蓄積され、実感なんて少しも湧かないのに。こうやって愚かな人の子に警告までしてくれる優しい神様が、自らの欲に抗わずに隠してしまう程の恋情。審神者として、ではなく飽く迄女性として見るならば中々に甘美な響きだ。それをこんな美丈夫に迫られたら。―――ああ、確かに恐ろしい。「その為の仮名だよ。」だなんて、彼へか自分へか曖昧に言い聞かせ。重い瞼を億劫ながらに持ち上げると、何よりも先に目に入る彼の姿。幾らか短絡的になった思考の糸が弛み、首の後ろへと腕を回して緩く抱き寄せる。甘えたいのか甘やかしたいのかの境界も暈けたままに髪を柔らかく撫で、眠気に浮かされた声で上記を。)
( /放置ボイスに吃驚して飛び起きてしまいがちなので段々本丸で眠れなくなってきちゃったんですよね……だからといって戦場で寝ずの番させるのも余計疲れさせてしまいそうで。むむむ…。
週末でもかっこよく決めたいよね!とか言われるのは中々に厳しいですね…休めなさそうです。お布団の中でゴロゴロしながら某動画サイト見るのも好きなのに…!
自分で弟の写真を撮るのは嬉しそうにするのに自分が写るとなると嫌がるんだろうなって思います。アルバムの中には横顔だったり遠巻きだったりな宗三さんしかいないって可愛いですね。)
【葵】
__……え…。だ、駄目だよ宗三!似てるとはいえそういうのは本人にやらないと…!
( 伸びる手に抵抗する間もなく、自身の置かれている状況に疑問符ばかりを浮かべ。彼の想い人と自分がよく似ているというのなら確かに私が彼を好く条件と一致しそうなものではあるが、些か彼の殺し文句といいこの状況といい、まるで自分が本来の対象として口説かれている様に思えてくるものだ。頬を撫でる指や、整った顔しか入らない視界、左右で違う寒色を持つ細められた瞳に視線が釘付けになる。心臓が警鐘を鳴らすほど煩く、恋愛経験ゼロという訳でも無いのに初心な反応ばかりを見せてしまうのは何故だろうか。__期待してしまいそうだ、彼は別に想い人が居るのに練習として主の心を弄ぶのは如何なものか。恥ずかしさや期待してしまいそうな気持ち等が相まって手で顔を隠すと、制止の声を掛け。 )
【髭切】
うん?嗚呼……そうだね、そろそろ床を敷こうか。
( 隠してしまうかもしれない、その事を仄めかしても幾らかも警戒を解く所かそれさえ受け容れてしまいそうな様子の彼女を見ていると、嬉しさよりも心配が勝ってしまうのはそれなりの時間近侍として護り続けて来たからであろうか。仮名を過信しているようにも聞こえる発言に、遠のくどころか近づく距離に薄い溜息を。__伝わってるかなぁ。まぁ酔っているだけなのだろうな。抑、今晩の事は酩酊にして流すという目的では無かったか。頭を撫でる力が幾分か抜けてきたり、眠たげな瞳をしていたり。酔いも回って眠気が来たかと察しがつくと、明日も早起きとやらをしなければならないし良い時間かと頬を優しく撫でると頷いて。楽しい時間は随分と短く感じてしまうものだ、そんな風に思って唇を尖らせると。 )
(/ 推しの声聞きながら寝たら推しの夢見られそうじゃないですか?まあ見たことないんですけど…(無情)
週末は絶対家の中掃除とかしそうですよね。いやー厳しい。絶対外連れ出されるし夜更かしも出来ないんだろうなあ。こっちは格好良く決めてるみっちゃんを見るだけでいいんだよ…
是非ともそれを盗み見て宗三さんにはドン引きもとい大喜びして欲しいです。盗撮とは大した趣味ですね。)
【宗三左文字】
聞かれた問いには答えるものですよ。__それで?慣れた貴女にはこの程度では足りませんか。
( 変わらず初心な反応にくつり、喉を鳴らす。痛いくらいにこちらを刺す目線も全く以って不愉快さを感じない。惜しむべくは、恐らくこの反応を楽しんだ男が自分の他に存在している事だ。__口付けだって経験しているでしょうに、何をこの程度で恥じ入っているんですか。悋気が産む棘のある台詞をぐっと喉奥に押し込み、三日月を描く口許を崩さずに。愛おしいその表情を隠されると軽く溜息を。視線が逸れたのをいい事になるべく音を立てないよう腰を上げ、隔てる卓を回り彼女のすぐ隣へとまた腰を下ろし。肩へと手を添えるとぐっと此方を向かせ、行儀の悪い稚児を叱り窘めるかのように上記を。可愛らしい顔が見えないことはどうやら自分にとって中々大きく不満を感じるものらしい。わざわざ飲み込んだ棘が再び顔を出し、中和するように髪へと手を伸ばして細く美しい黒髪を梳き。)
【朧】
…今日の髭切かわいいから、寝るの惜しいなあ…
( 彼の言葉を聞くや否や不満げに上記を。想いを寄せている男性から甘やかされ甘えられ、嬉しくならない女性がいようか。その時間がもっと続いて欲しいと願ってしまうのも世の常だ。しかし頬を撫でられると些かだらしなく笑みを浮かべ、よしよしともう一撫で。彼に娶られたら義弟が出来るなあ、なんて彼の懸念など何処吹く風。ゆっくりと腕を緩めると彼の下から這い出て、眠気に揺さぶられつつ行燈の照らす自室へと。___ああ、ちょっぴり寒い。薄い布越しに肌を撫でる夜の空気に彼の上着を寄せる。今までは彼との距離の近さとその状況故に寒さが紛れていたのだろう。酩酊と眠気に責任を押し付けられるのなら、あと一度の抱擁程度強請っておくべきだろうか。いや、少し慎みが足りないかもしれない。簡素に褥を整えると、彼の方を落ち着かない様子で見詰め。)
(/推しの夢…見たいですね、見られたことないですけど(しょんぼり)
あーーーやりそうです!日曜朝8時に起こされ着替えて掃除をして…っていうカッチカチの休日になりそうで同棲は無理ですね。祖はしっかりしてるなぁ。
その場合何かしらでスマホ放置しておいたら、っていうのが自然でしょうか。葵さんスマホ放置とか不用心ね…)
【葵】
じっ、充分です!充分だから…!
( 窘めるような追窮を聞くと、其方だってさっき聞かれた事に答えなかっただろうと不満が湧く。が、そんな事すら構ってられないほどに今は心臓が痛い。自分のような性格をしているのは、そう、例えば押しが強かったり、不意打ちされる事に弱かったりするのである。現状、相手に肩を掴まれ彼の方を向けさせられる事や、いつの間にか隣に居ること等、第一印象からは想像も付かなかった行動にときめいてしまっているのが事実。相手がこんな美人なら尚更のこと。本来向けられるべきは自分では無いことなのに舞い上がる自身の浮ついた気分が口惜しい。朝の様に演練だと逃げる口実があれば良いのだが夕餉まで空いてしまった時間に逃げる口実など何処にも無く、いっぱいいっぱいな様子で縮まった距離を取るように相手の肩を押しながら上記を。 )
【髭切】
__じゃあ、もう一寸だけ夜更かししようか。君が寝るまでお話でもしようよ。
( 主が這い出でる姿を見送ると、自身もゆっくりと上体を起こし緩慢な動作で室内へと戻る。酒盛りの為の盆を室内へと引き入れると、縁側に続く飾り障子を閉めて。障子を閉めた事で幾らか薄暗くなった室内を、行燈の光を頼りに押し入れ迄辿り着くと、随分と可愛らしい言の葉が耳に入る。彼女は随分とまた無防備な発言をする物だ。何と答えたものかと、顎に手をやり暫し思案する。床を敷き終わったら、布団に入って彼女が重い瞼に抗えなくなる迄は談笑に付き合おう。それでどうかと、いつもより幼げな主に振り返ってあやす様に微笑むと、押し入れから布団を取り出す。こんな状況でも手を出さないだなんて、自分はかなり紳士的なのではないか。そこ迄考えてはたと気付くのは、自分の布団が部屋にある事で。ありゃ、と何時もの小さな反応を零すと頬を掻き。 )
(/ あ、でもこの間の鍛刀CPでは白山くんが夢に出て来てくれました。現実なら良かったのになあと切実に泣きたい朝だった…
どうせ日曜の夜は外食なんでしょ??ううん伊達男厳しい。同棲するならうぐとかがいいです。細かいことは気にするな。
宗三さんくらいになるとパスワード把握してても驚きません。主モンペ宗三左文字… )
【宗三左文字】
___はあ。応援する、なんて言葉は嘘ですか。
( 誰が見ても明らかな動揺は、不慣れから来るものなのだろうか。こういった状況下に慣れていないから、誰にされても頬を染め、逆に相手を煽るように弱々しい力で肩を押すのだろうか。充足を感じると共に大人気なく湧く悋気からの疑問。この程度の触れ合い、他の刀剣ともし得るだろうに。全員に対してこの反応を返しているのだとしたら___、華奢な肩へと添えていた手を離し、だらりと垂らす。勿論自らの行為で心を掻き乱す彼女の姿も嫌いではないが、もう少しばかり此方を求めさせる手段はないものか。押して駄目ならなんとやら、唇を一文字に結んだ後にやや大袈裟とも取れる沈んや声で上記を。さて、彼女の良心に訴えかけられるだろうか。良い主人として拘泥して貰えるならば有難い。「所詮は刀、大人しく諦めるのもそう苦ではありませんよ。」しおらしく一言を付け加える。無論、実際に彼女を諦められるわけもないが。)
【朧】
ほんとに?__ふふ、主に甘い刀は好きだよ。
( 幼子に語るかのような優しい笑みに、我ながら分かり易く声に喜色が滲んでしまう。もう暫し延びた二人きりの本丸が、他の刀には申し訳ないがどうしても嬉しかった。そうと決まれば有明行燈に蔽いを被せて灯りを弱め、彼が掛けてくれた衣服を簡素に畳み。敷かれたばかりの夜具へと潜るとやや端へと寄り、彼の分の空間を開けて褥を叩いて促し。彼の所為と言うべきかお陰と言うべきか、どうにも帯びた酒気が足りないために些か気恥ずかしい。同衾のお誘いをした時にはもっと酔っている予定だったのになあ、なんて違えてしまった見通しを不満に思い。元より明日の朝早起きする気なんて皆無であり、後朝だと察して貰えれば見逃してくれるだろう、という詰めの甘い計画からの誘い。あんな事の後ということもあり、予定とは大分変わってしまって事実鼓動が跳ねているのが分かる。素面なのは幸か不幸か、落ち着かない様子で身を捩り。)
(/ああぁ……めちゃくちゃ悲しい夢ですね…。
多分倶利ちゃんもそうですよね、なんだかんだ言って起きろとか無言で外食連れて行かれたりしそうです。同棲は緩い人がいいですね!むっちゃんとかも良さそう。
有り得ますね…主がスマホを開くのに決まった動作をするから、と覚えてそうです。たまにラインとかの通知見ちゃうのかな……。)
【葵】
うっ……それは__。
( 先程から感じていた矛盾を改めて指摘されると良心がちくちくと刺され、どうも上手く感情の整理がつかない。彼に幸せになって欲しい、その事実は変わらないのだが如何して言葉一つに一喜一憂してしまうのか。嫁入りしてしまう娘を見送る父の気持ち、ともまた別の感情である。似ている感情に名を付けるなら羨望や嫉妬。唯でさえ彼は籠の鳥、其れを縛り付けるのは申し訳が無いのに行かないで欲しいだなんて。自分は大層非道い主だと思うのは彼が"近侍"だからだろうか。やり切れない想いから、腕を枕にする様に組んで力なく卓に突っ伏し、顔を隠せば。この気持ちの整理はひょっとしたら一人じゃ解決出来ないのかもしれない、食後にでも初期刀や彼をよく知る刀、煤竹の髪を持つ重臣に相談してみようか。嗚呼、でもその前に。「_幸せになって欲しいのは本当だから。」悲劇ばかりの彼への、揺るぎない事実だけはと付け加えると。 )
【髭切】
厳しいのは沢山居るからねぇ。…さ、お邪魔します。
( 好きだよ、の言葉が自分にだけ向けられるものであればいいのに。彼女が審神者である以上はそれも難しい事なのだが、そんな淡い欲を抱きつつ、枕元迄行くと。借りた羽織りを折り目に沿って折り畳むと促されるままに布団の中へと潜る。一人用の寝具では矢張り寝るには少しばかり狭いのだが、何とも言い表せない多幸感に包まれる。誰かと同じ床で寝ると言うのは中々無いもので新鮮な感じもする。この状況を彼女がよしとしてくれているのが幸いで、猫を可愛がるように軽く藍鉄の糸を手櫛で梳くと。思い返せば今日は色々な事があった。早朝には弟の上着を貰い、昼には新しい審神者の友人が出来、その近侍には睨まれ。そうして今晩酌をしながら長い二人きりの時間を過ごしている。平安仲間の真っ白な鶴の言う所では其れこそ驚きに満ちた一日だっただろう。話す事は沢山あるな、そう思えば嬉しさからつい口許が緩んでしまう。「今日は永い一日だね。」返答が在ればそれはそれで良い、半分独り言の様に彼女の頭を撫でながら呟いて。 )
(/ CP中に見る新男士の夢ほど辛いものはありませんね!!でも確かその日のログボが推しだったのでほくほくです。推しのログボ引いたときすごく嬉しくなりません??
ううん伽羅ちゃんになるとすごい彼氏感。みっちゃんはどうしても天上の人感が強くて彼氏感はあんまりないような…
それでいうとガチ勢の子は全員LINEチェックしてそうな気します。異性から通知来てるの見たらその日はスマホ見ないくらいべったりになる兄者良い… )
【宗三左文字】
…宛ら思春期ですね。もう嫁入りだって出来る歳でしょうに。
( 卓へと顔を伏せる主人の姿を横目で見つめると、望んでもいない女性との幸せを願われている自分の余りの滑稽さに失笑しそうになる。自分が濫りに心を?き乱せる存在だというのは何処か充足感を得られるが、どうも胸中を語って貰えないというのも此方の胸に閊える。一を得られれば十が欲しいし、十を奪えば百が欲しくなるというもの。嗚呼、人の身とはこうも厄介なものなのか。何となく、自分を欲しがった歴代の主の気も分かってしまう気がした。翳すように薄く、濡れた光沢の黒髪を撫でる。伏せた腕の中で、一体どんな表情で何を思索しているのだろうか。宥めるような声で緩慢に上記を告げる。単純なように見えて陰で思い悩む傾向のある彼女の事、今だって端正な顔を歪めているのだろう。―――嗚呼、こんな顔で夕餉になんか送り出したら自分が何を言われるか。煩わしい同僚の姿がちらつき、思わず頭を振り。)
【朧】
__ああ、…お昼の子、かわいかったね。早くくっつかないかなあ。
( 若干の圧迫感の代わりに安心感に身を掬われる。髪を撫でる彼の手が心地良く、既に睡魔の誘い声が聞こえる。このまま意識を手放し、次に目を開けた際にはお説教だなんてあんまりすぎる。柔らかな夜具に沈んだ身体を捩ると、小さく聞こえる彼の声。いつのまにか沈んでいた睫毛をゆっくり上げるとぼんやり彼の整った顔立ちを見詰め、先程の彼の言葉を緩慢に脳が咀嚼し始める。…うーん、よく分からない。矢張り久し振りに演練に行ったからだろうか。彼が気に入ったのなら、もう少し行く頻度を上げてもいいかなあ。ぼんやりと輪郭の滲んだ考えを浮かばせると、眠気に溶けた声で上記を。ああ、連絡先でも聞いておけば良かったか。加えて彼が少しでも、ああいった甘酸っぱい関係に感化されてくれれば、なんて。我ながら考えが馬鹿らしい。薄く笑みを零すと、頭を撫でる彼の手を取り自分の背へと腕を回させて。)
(/わかります!推しが出迎えてくれるとついつい嬉しくなっちゃいますね!推しじゃなくても皆可愛くて好きなのですが、安定くんの「おかえりなさーい!」を聞くと凄くほっこりします。
その違い何となくわかるんですけど伽羅ちゃんとみっちゃんの間で何が違うんでしょうか…矢張り性格の丸さですかね…?
やりそうですね!返信させないガチ勢達…審神者ちゃん達も本丸の仕事があってスマホばっかりという訳でもなさそうですが、スマホ弄る時間が長いと薄い板に負ける感じがして面白くないのでしょうか。)
【葵】
宗三が変な事するからじゃん……お嫁も貰い手居ないからいいし…。
( 一喜一憂、とは言うが今現在は随分と気持ちが沈んでしまっているようで。笑って乗り切れ、座右の銘に近いところがあるが之も今はどうも上手くいかない。うだうだと机に突っ伏し、暗い視界の中で思考を迷わせる。近侍は隣で先程よりは優しい声音で語り掛けながら頭を撫でてくれているのだが、面倒な奴だと呆れているのだろう。抑、今日の感情の激しい浮き沈みの全てに彼が関わっているのである。責任を押し付ける訳では無いが憎まれ口の一つでもと顔を伏せたまま上記を呟き。審神者としてやっていく以上は結婚願望は余りないのだが、代々審神者という家計もあると聞いた以上いつか自分もするかもしれない。そう思うと少しばかり顔を上げて、視線だけ近侍の方へ向けるとため息混じりに「政府から縁談を薦められる審神者さん達も居るらしいけど。」なんて小さく零しては自分は当て嵌らないと良いなぁとぼんやり思いつつ。 )
【髭切】
ふふ、そうだねぇ。また何時か会えるよ。
( 既に大分微睡んで居る様子の彼女を微笑ましげに見つめながら、之は早めに寝落ちて仕舞いそうだと思いつつ。頭を撫でて居た腕を背に回され、軽く抱きしめる形になるとより近づいた距離に庇護欲が湧いてきて。幼子を扱うのと同じく、とんとんと弱い力で規則的に小さな背を叩いたり、撫でたりしてまた語り掛けると。昼間の初心な後輩は見た所随分と熱心そうな審神者だった。となると頻繁に演練場に通っているのだろう。あの本丸なら愛しい主が目移りする事も無いだろうし、仲良くやっていく分にはいいかも知れないなとぼんやり思いつつ。また会いたい、と言いたげな彼女に近いうちに会えそうだという意味を込めて優しい声音で告げると、ふとある事を思い出す。「本丸の所在が解るなら、文を送ってみるのもいいかも知れないよ。」そうは言ったものの、今日演練場で貰っていた紙は確か大方折り紙にしてしまっていたような。 )
(/ ああわかりみが深い。蜻蛉さんとか亀甲ちゃんとかの、待ってたよ系のログボはちょっぴり嬉しくなっちゃいます。メンテ明けとかだと特に。
なんだろう…みっちゃんレベルまで来るともう洋画に出てくるダーリン()かな?って思っちゃうんですよね。B級ホラーの最初の団欒シーンみたいな…非現実感…
それ何?って聞いても見せてくれないでしょうしね。すぱすぱ切ってしまおう。)
【宗三左文字】
へえ、___薦められたら受けるんですか、縁談。
( 彼女の口から出た単語に一瞬手を止めるも、気に留めることもないと判断すればまた絹のような細い髪を手で掬っては落とす。よく晴れた夏の高い夜空のようなこの緑の黒髪が好きだ。嫁ぎ先などあって堪るものか。まだ成人にも満たない彼女が娶られるだなんて、常日頃庇護欲を抱いている自分からすれば何処か非現実味のある言葉で。まず嫁ぎ相手を探そうにもそのパイプがない___そう思った瞬間に付け加えられた嫌な言の葉。“縁談”。無意識に小さく口から零れた復唱に暫く気付かなかった。なんだか妙に浮き足立ってしまい、髪を弄っていた手を止め卓へと頬杖を突く。未だ審神者としても未熟で、嫁ぐには若すぎる彼女に縁談を寄越すとは思えないが、いざ来てしまった時に自分では何も出来ない。眉間に皺が刻まれると、静かに上記を問う。努めて冷静な口調で問うたつもりだったが、表情の険しさが抜けず。)
【朧】
__髭切はさ、私が他の刀と恋仲になったら嫌?
( ゆるりと抱き寄せられ、先程自分が彼にしたように背を撫でられる。段々と彼の声が眠気に紛れ、右から左へ流れる優しい声を子守唄に何度か適当な頷きを混ぜ___文、という単語に思わず難色を示す。書簡の遣り取り自体は嫌いではない。昔知り合った齢の離れた審神者ともよく筆を取り文を送り合ったりもしたものだが、今度の相手は妙齢。年の差は片手で数えるとは言え、現世離れの数年は価値観も大きく開いてしまうだろう。流石にあの年の子に文を送る勇気はない。ああしかし、お相手があの気難しい左文字の次男というのがまた興味を唆られる一件だ。不満げに唇を尖らせる。自分が抵抗を持っている分、対岸の火事として煽られる関心も大きい。取り敢えずこの問題は翌朝にでも考えようか。目線を上げて蜂蜜色の瞳を見詰めると、矢張り色恋に浮かれる主人は嫌なのだろうかと疑問が一つ。何の気もなく、やや言葉足らずに上記を訊ね。)
(/わかりますわかります…。ログインの時に声が明るくなるのすごく嬉しくなります。一人一人のセリフが楽しみで本丸に帰るのが楽しみになってますね。宗三さんの溜息聞いた時はんんんーってなりました。
確かに言われてみると言い回しが洋画っぽいかもしれません。にゃーさんから感じるのもそれだったのか…!
見せたりはしないでしょうね…。兄者は積極的に朧さんをスマホから引き離しそうです。宗三も元カレ君からのLINEとか入ってたら勝手に返信してそうです、こわやこわや。)
【葵】
んー……受けたくないなぁ…。
( 髪を撫でる手の優しさに少しばかり胸が踊る。未成年にして一本丸を背負っていたり、元々交際していた彼も後輩であった分誰かに甘える機会も少なく、甘えても良い状況と言うのは少しばかり慣れない。それ故かしょっちゅう髪を撫でてくれる彼の手が好きで、小難しい考えを止めて目を細めていると、縁談を受けるかどうかと問われた。自由恋愛の時代に生きている以上、全く知らない人と契りを結ばされるなど以ての外。全くもって気は進まず、緩慢な動きで首を振る。__嗚呼、でも。もしも自分が縁談を断る事で体裁が悪くなって、愛しい我が子達が息苦しくなってしまうのなら。その時は躊躇い無く受けるのだろう。再び別の事を考えてしまっていたようで、止まった手に気が付いて頭を擡げて相手の方を見ると、随分と険しい顔をしている様子。どうかしたのかと相手の顔を窺うように首を傾げて。 )
【髭切】
うん、嫌だなぁ。僕の主だもの。
( 突然この娘は何を言い出すのだろうか。文を送ればいい、と言った矢先の難色を示す瞳は、男心にはわからない何かしらの抵抗があったのだろうが。発言だけ取れば随分と脈絡のないもので。既にこうして二人きりで晩酌をし、同じ床に着き、日がな主の傍から離れず牽制しているのにはそれ相応の理由がある。主の世話をやたらと焼きたがる薙刀は中々の強敵であるし、鍛刀でも不安因子は成る可く避けているというのに。普段からちょこちょこと顕にしている独占欲や嫉妬心に気付いていないとは言わせまい。一瞬だけ目を見開いて、直ぐに我に返る。華奢な体躯を片腕でさらに抱き寄せ距離を縮めると、何処か影を感じる笑みで上記を。主に甘い刀、とは言えどこればかりは譲れない。誘われつつあった睡魔は一瞬にして何処かへ吹き飛んでしまったようで。 )
(/ 宗三さんの溜息ログボ大好きです。心の底から有難うございます!!!って気分になります。天下欲しいよー!
長船の「あぁこいつら絶対現実にはいないな…」って感じ好きです。でも伊達の「んーギリギリいてもおかしくないな??」って感じも好きです。どっちなんだ光忠。
あれですよね、キーボードとか新聞の上で寝始める猫みたいな……兄者はネコ科……(死) )
【宗三左文字】
無理に受けることもないでしょうに、貴女が嫁げば寂しがる刀もいることですし。
( 伏していた顔をやっと上げた彼女とかちりと目が合う。内心を見透かされているようでどうも居心地が悪い。縁談。未だ脳裏に残留する忌々しい二文字に乱された胸中を一度放棄すると、止めていた手を再び誤魔化すかのように動かす。指に巻き付けると型も残さず摺り抜け落ちて行く黒髪に目を落としながら上記を告げ。無論、寂しがる刀とは自分のこと。寂しがる、で足りるかどうかは言葉の綾として、相思相愛ならばまだしも好きですらない相手との婚儀を黙って見過ごせるかと問われれば気は重い。この程度の懸念ならば他の刀だってするだろう、そう自分に言い訳をすると、例を挙げろと言われる前に「へし切だとか、」真っ赤な嘘というわけでもあるまい、何かと便利な彼の名を借り付け加えて。)
【朧】
__大丈夫だよ、そんな気ないから。
( 何処か影の落ちる笑みを見ると、悩ましげに溜息を。“僕の主”、いつもならば可愛らしいその言葉が厭に胸に刺さる。当然この本丸にいるのは名だたる名剣名刀ばかり。彼らもある程度此方を選んで顕現してくれているわけで、矢張り主人がただ一振りにだけ傾くというのは不満なのだろう。無論、それは彼も同じ。千年人に愛された宝剣、彼の主人たるもの汚点は相応しくないと言ったところか。幾ら彼相手とは言え、ここまではっきりと気乗りしない様子を見せられては駄々を捏ねるわけにもいかない。皆よく慕ってくれているし、と自分に言い聞かせるといつの間にか気分と共に落ちていた目線を上げ、安心させるように笑みを浮かべて上記を。このままいけば親同様に縁談路線が濃厚だろうか。余り気乗りしない。今年実家に顔を出すのはやめておこうか。抱き寄せられ距離が近付いたのを良い事にそっと想い人の胸へと顔を埋め。)
(/わかりみがふかい…。宗三のために天下取るかって思います。長谷部の「と・う・ら・ぶ(はぁと)」は最初聞いた時に誰!?ってなりませんか?私なったんですけど。
ギリギリ居そうだけど結局居ない、なのでしょうか…。光忠は罪深い男ですね、好きです。伽羅ちゃん学ラン伊達男かわいいよ。
あー、ぽいですね!ネコ科だ可愛い…兄者の甘えたがりなネコっぽさいいですね。ちゃんと表現出来てるかしら。)
【葵】
あー、長谷部ね。…まぁ、断っても大丈夫な内は受けないよ。
( 言われて見れば彼も縁談を嫌いそうな気がする。それと同時に近侍の口からすぐ彼の名が出てくる辺り、仲が良いと思ってしまって。そういう彼は寂しいとは思ってくれないだろうか、想い人が他に居る時点で無理かもしれないけれど。眉尻を下げて柔らかく笑うと上記を。また髪を撫でる手の心地好さに身を委ねながら、此れを甘受出来るのはあと何回だろうかと数えては少しばかり寂しくなり、すぐさま思考を放棄する。上体を起こして、うつ伏せから頬杖に変えると、片方の手を伸ばして、自分よりも長く垂らしている彼の薄桃の髪に指を通して。彼方此方にはねている髪は存外柔らかく、思わずほうと息が漏れる。そう云えば、学生時代は髪の長い友達の髪を弄って遊んでいた。彼も少しくらいなら許してくれるだろうか。「ね、宗三がお風呂上がったら椿油つけてもいい?楽しそう。」何の気なしに、薄紅梅の糸を弄りながら問い。 )
【髭切】
…うん、そっか。
( 何やら小難しい考えをしている様子の顔を見て、内心ありゃりゃと少しばかり気を落とす。独占欲を含めて放ったはずの言葉は、寝惚け始めた彼女の思考には全然違う意味で解釈されてしまったようであることは想像に難くない。胸の中にある人肌が愛しくて堪らない、だからといって直接言ってしまえばやんわりと断られてしまうのも恐ろしい。恋心と言うのは難儀なもので、中々制御が効きづらい。自分には解らなかった先人の歌に込めた情緒とやらが少しだけ理解出来たような気がして、小さく息を吐くと小さな背を撫でて。自分も眠ろう、梔子色の瞳をそっと閉じて眠る準備を始めるも、夜もすがら君想ふとはよく言ったもので、眼前に居るのも更に相まって頭の中にあるのは彼女の事ばかりで。参ったなぁ、と口の形だけ動かせば、目を閉じたままもう一度主の背を撫で。 )
(/ へしのログボは未だにんん??ってなります。じろちゃん…いや青江…あっ長谷部!!なんであんなに媚びるんだずるい。
でも何気伊達で一番わかりやすいイケメンなのは貞ちゃんだと思います。みっただよりも肩肘張らずに伊達伊達しい。成長せずにいてくれ推してしまう。
出来すぎてます………主様の兄者ほんと好きですかわいい。あーこの後何しようかなあ。葵ちゃんの方はこの後どうしたいとかありますか? )
【宗三左文字】
椿、___ああ、椿油でしたか、この匂い。
( やっと身体を起こし、溶けた藤色が見えると密かに口許を緩める。好きな相手の笑みを見るだけで満足してしまうのだから自分も中々に重症だ。此方へと手を伸ばす彼女に一旦髪を弄る手を止めると、軽く相手の方へと身を寄せ。男の髪なんか触って楽しいのだろうか。聞こえた彼女の言葉を咀嚼すると、合点がいった様子で二三瞬きを。下ろしていた手をもう一度上げ、またしっとりと濡れた艶のある黒髪を一束掬い上げ。弛ませれば流れていく為、根本を取り徐に自らの顔を寄せる。もう少し伸ばせば触れやすいのに、と若干残念に思いながらも櫛から仄かに香る匂いに瞳を閉じ、上記を。常々思っていた微かな心地の良い香りの正体に満足すればさらりと髪を流し、「湯浴み後の予定は特にありませんよ。」と問いの答えを付け加えて。)
【朧】
___寝る前に主のおねだり、聞いてくれる?
( 胸に顔を埋めていると、彼の鼓動が伝わってきてなんだか安心する。男性と同じ褥で一晩、だなんて初めてだけど、意識を手放す最後の瞬間まで目に入るのが意中の人というのは中々に幸せだ。これから偶に、こっそり彼の閨を夜に訪ねても許して貰えるだろうか。___否、流石にこれは逆夜這い扱いになりそうだ。ぐるりと回る考えが下らなさを増し、眠気に誘われつつあることが何となく分かった。微睡みの中、億劫ながらも緩慢に彼の名を呼ぶと、上記を。あんな事を言われてしまった後だから幾分か迷ったが、睡眠欲に毒された脳が無理矢理背中を押す。「もう一回、口付け…」語尾は回らない呂律に意図せず濁されてしまった。お休みのキスに憧れを持つ自分を若干自嘲しつつ、少しだけ身体を離し。)
(/声が甘いですよね…樽さん狡いなぁと思います。へし沼の深さを深さをここでも垣間見ました。
あーーわかります。姿が幼いから可愛いなぁで済んでるけど、あれが太刀サイズだったら純粋にイケメンすぎて惚れてしまいますね…。
わー本当ですか!?よかった!この後ですか…そうですね、どうしましょう。また何かイベント挟むのも良さそうですね!現世行っちゃいます?)
【葵】
え…あ、うん。__じゃあ決まり、夜の逢瀬が楽しみだね。
( 幾許か近付いた距離にとくりと心臓が脈打つのを感じて。如何してこう彼は思わせぶりな態度をとるのが上手いのだろう。また笑われてしまわないうちに自分に落ち着くよう言い聞かせては彼の答えに頷いて。そこではたと気付くのは、彼の大きな感情の起伏を見たことがない、ということで。普段から大きく感情を表にせず何処か澄ましている上で小莫迦にしてくる事が多い所為で、顔を赤くしたり怒ったりするのは大抵此方である。他の男士も嬉しさ極まれると桜が吹雪くのに彼が自分の前でそうしている所は見た事がない。何時も揶揄われているのだから少しばかり仕返しても良いだろうと、子猫のような瞳を細めるとくすりと笑みを零すと少々語弊のある物言いを一つ。「椿油お揃いだし。」お揃い、の響きに嬉しさを感じながらまた一つ揶揄い文句を付け加えると。 )
【髭切】
んー?__……良いのかい?
( 丁度抱き枕になりそうな大きさの体躯は抱き締めていて心地が良く、この先も偶に守番として呼んでは貰えないだろうか、なんてぼんやりと都合の良いことを考え微睡んでいると、柔らかい声を掛けられ間延びした返事を返し薄く片目を開ける。夜中に厠に行けない短刀も居るが彼女に限ってそういう事はある事も無いだろうと、半分寝ながら主の言葉を咀嚼する。理解したところで数秒思考が停止して、思わず両目を開いて彼女の顔を見る。太刀である分夜目こそ余り効かないものの見えない訳ではない、その可愛らしい姿を目に焼き付けつつ、目を細めると再度確認を。おねだり、とは可愛らしいものだ。彼女は眠気に紛れて明朝覚えていないかも知れないが、今の自分にはしかと記憶に残しておいた。それじゃぁ遠慮なく、と前置きをして、手袋をしていないままの手で顎を少し持ち上げると唇を重ねる。__強請ったのは向こうだから、とほんの数秒だけ柔く幸せな感触に浸ると顔を離し、「おやすみ、主。」と多幸感を抑えようともしない笑顔で告げると、再び背中に腕を回して数回撫で。 )
(/ 普段全然近侍にしないので、たまーに対主用の声聞くとびっくりします。なんでそんなジャージ着ながら色っぽい声出すんだ…
貞ちゃん本当に伊達男で残念なところないんですよね。目くりっくりでキザなこと言っちゃって本当にかわいいです。みっただになりたい。
両方ともちょっと関係拗れてきたので何かしらしたいですね!!現代かあ、現代行っちゃいます?容姿やら何やらは2205年の時の政府で審神者の霊力がうんにゃらかんにゃら…便利な言葉ですね。)
【宗三左文字】
__逢瀬、…ですか。
( 構ってもらいたいが為に気を引く子供のような笑みと共に、彼女の口から出た単語を思わず復唱する。湯浴みの後、男女の密会ともなれば逢瀬と例えるのが的確か。意中の女性に逢瀬を誘われている、そう思うと急に心が浮き足立つのがはっきりと分かる。ああ、随分と単純になったものだ。少し間を開けて思わず浮かべた笑みと共に、「逢引と受け取られて良いのなら、構いませんよ。」と付け加える。目には目を、揶揄には揶揄を。___尤も、自分は揶揄だとは一片も思ってはいないのだが。ふと鼻を衝く夕餉の香りに障子へと目線を。もうそんな時間か。彼女と言葉を交わす時間はいつだって早く過ぎ去ってしまう。擦れる数珠の音に、今自分が袈裟を纏っていると思い出す。ああ、夕餉の前に着替えなくては。夜にもう一度彼女と会う時間を設けられたことに密かに胸を高鳴らせつつ、彼女の様子を窺いながら腰を上げ。)
【朧】
うん、__うん…?
( 彼に声を掛けてから数拍には既に半醒半睡の内。明日こそは彼の弟を顕現させられるだろうか、今は何時で、明日の朝いつも通りの時間に起きたとして何時間寝られるのだろうか。色々な考えが薄っすらと浮かぶが、それに対し重きを置き思考する余裕はなく、一つ一つ眠気の波に呑み込まれる。最後に意識を手放せば___半端な浮遊感から引き戻され、身体が沈んだ褥を感じる。唇に当たる柔らかな感覚に薄目を開けると、何故か眼前へと迫る彼の整った顔立ち。脳裏を過る疑問符に、回らない頭が回らないなりに答えを出す。そういえばお休みのキスを強請ったんだったか。しかし待っていた?への口付けは感じられず、無意識に小さく首を傾ける。ああ、断られてしまったんだろうか。至極適当な仮定が浮かぶと脳はそれで妥協し、目を覚ました時に一番最初に聞くのがお説教ではないことを祈ったのを最後に、すやり。整った寝息を立て始め。)
(/そう考えると主のこと本当に好きなんだなーーって思ってほっこりしました。かわゆかわゆ。
遠征送り出す時とかサラッとキザなこと言えちゃうの本当にかわいいですよね…。本陣寂しいよ。今は第一部隊で夜戦バリバリ活躍してくれてるので貞ちゃん超かっこよく決まってます。伊達組可愛い。
そうですね、拗れつつあるのでなんかイベント起こしましょう!霊力と2205年でだいたいなんとかなるの凄い便利。葵に横文字とスマホを装備させてキャピキャピ(死語)させたいです。現代の街中でバッタリ出会ってダブルデート、とかも良さそうですね。どちらももちょっぴりキリが良いので現代までバッサリ飛ばしちゃいましたが大丈夫だったでしょうか…?
誤字の件はどうかお気になさらず!旧字体のロル凄く好きなので読めないのが惜しいです…。)
【葵】
ひゃー、久々!!懐かしいー…!
( 演練場とは比べ物にならない喧騒、反り立つ高層ビルの群れに行き交う自動車と大群衆。俗世そのものから離れていた期間は短い人生においてはかなり長く感じていて、一年前のことが随分昔に感じる。丈が膝より上のスカートに少しばかり背伸びするミュール、ストリート系のトップス。どれも学生の頃に着ていた物だが洋装が随分と久々となっては不思議と気分が高揚する。ビルの窓に反射する日光を遮るように額に手をやると、就任した頃を思い出しながら彼方此方を見回し。現代のまごついた空気は如何だろうかと傍に控える近侍に振り返る。お城育ちで本丸生活、そう俗世に触れることも無い彼には大分鼓膜に響くのではなかろうか。線の細い彼では気疲れで倒れてしまいそうだ、と実態はよそに何となく心配で彼の手をそっと取るとその手を引いて。「…静かなとこ行く?」何も都会のど真ん中でなくとも楽しめるところは大いにある、悪印象を植え付けてしまう前にと首を傾げれば。 )
【髭切】
……わぁ。
( 開いた口が塞がらない、物理的に。見たことも無い高層建築がずらりと並ぶし、何より家に庭が無い事に驚きである。これは喜ぶ刀とそうでない刀に別れそうだなぁ、なんて思えば既に喧騒に耳が慣れつつあり。余り細かな事を気に留める方ではない故か、この現代の流動的な時間も解らなくも無く身体が受け入れられているのは有り難い。本丸での時が止まった様な日々とは真逆である。顕現した頃から幾らか古風な生活に慣れていた様子の主がこの時代で生きていたのか、と思うと何となく感慨深く。__否、家柄というのもあるかもしれない。これだけ人も多いと悪い鬼も多そうだなぁという事を憂いつつ、上を向き続けて疲れてきた首を元に戻すと、小さく息を吐いて。土地勘など全くないこの時代の地理には、知識を有している彼女の助けを借りる他無く。「……向かう先とか、決まっているかい?」人混みに紛れない様に肩に手を添えて尋ねれば。 )
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