主ガチ勢の刀 2019-03-16 11:11:47 |
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(/貴女の所に帰ってくるしかない、というのも当たり前のようにそばに居るつもりなのが出てますよね…
わかります、同じ刀派としてどう呼びあってるのか気になりますね!にっかりさんのことを周りは青江って呼ぶけど数珠様は違う気がして。貞宗も同じ刀派ですしどんな関係なんでしょうか…兄弟なら長兄が凄まじいな…)
【葵】
平気平気、何でもする訳じゃないし。
( 言動を窘められても尚、思慮が浅いのかさして気にしていない様子で言葉を続け下駄を脱いで屋内へと上がる。その言葉が彼への信頼でもあるのだが、無知な生娘にはこの言葉の重さが解っていないようで。出迎えてくれた短刀達の頭を撫でたり、玄関口にやってきた刀達に挨拶をしてはこの後の食事の中身や留守中変わった事はなかったかを尋ね。次の食事までまだ時間がある事を知ると、部屋でくつろごうという考えが先行したが、そこで一瞬忘れそうになった種を思い出しては空き時間で済ませようと背後の近侍へと振り返る。「あ、そうだ。宗三、何か話あるんだよね?」鈍いことに話題が何であるかの見当など全くついていないのだが。ちょいちょい、と手招きをしては自室の方へ歩みを始めて。 )
【髭切】
んー?いいけど僕以外にそれ言っちゃ駄目だよ、勘違いする人も出てしまうからね。
( 夜風とは違った温かく細い指先が頬を撫でると、目を細めてその手に頬を擦り寄せる。幼子の秘密基地で悪戯を練っているような良い背徳感に、内心改めて"秘密"というものの神秘性を感じる。穏やかなこの時間を邪魔する事を無粋だと思ってしまう程には。そうして飛んできたお誘いには少し驚いたが、それを表に出さないまま盃に口をつけ。成人したとはいえまだうら若い少女と言っても差し支えない、そんな少女と同室で一夜、など大抵の男は勘違いをしてしまうだろう。彼女にそういう気がないと解っていないのであれば尚更の事であるし、相手が自分で良かったと心底安心する。他の御仁にこの様な声を掛けるとなると心配である一方で、密かな想いを抱える以上勘違いされがちな事は他の者に言わないで欲しいという独占欲もある。結局どちらが優先したのかも自分では解らぬままに上記を述べれば、柔らかな藍鉄の髪を梳くように一つ撫で。 )
(/ もう本当に何度でも声を大にして言いたいんですけど、織田は全員一気に近侍にさせてほしいです。なんで一人ずつなの…皆傍仕えして…近侍み…近侍み…
数珠様がにっかり君とか言って青江が数珠丸さんとかちょっと畏まってたら息絶えます(断言) 貞宗はもう分かりやすく私立のお坊ちゃん感溢れすぎなので物吉くんが兄様とか言ってても全然驚かないし寧ろお兄ちゃんしてる亀甲ちゃんが見れるなら本望です。息絶えます…
それとまたふと思ったんですけど、これ葵ちゃんが昔のかれぴっぴと意外にも進んでたらちょっと面白そうですね。多分貞操観念の授業始まりますけど() )
【宗三左文字】
…お時間を頂けるんですね。それじゃあしましょうか、僕と。恋バナ。
( __如何やら過去の男性に痛い目には合わせられていないらしい。無知で生意気な主人の言葉に胸を撫で下ろすべきなのか、習うより慣れろで嘆くべきなのか。他の刀と触れ合う彼女の背を粘着質に眺めると、徐に此方を振り返られ思わず身が固まる。今のは嫉妬ではないはず、そう自分に言い聞かせて動揺を抜くよりも先に彼女が持ち出した話題に「あぁ、」と声を洩らし。先程の軽忽で蒙昧な返事に毒気を抜かれたが、先程から内心を乱すのは矢張り彼の人の所為なのだろう。きっと空疎な老いた骨の様な中身なのだろうと容易に想像はつくが、兄と話す際の手土産程度にはなるだろうか。――ええと、粟田口だかの短刀が言っていた艶聞の言い換えは何だったか。細い顎に指を這わせると少しばかり思い出すように虚を見上げる。どうも現代の言葉は耳慣れがしない。わざわざ不慣れな知識を絞り出すと、口許が揶揄目的の見え透いた弧を描き。)
【朧】
ふふ、じゃあ髭切は?――…勘違いする人?
( 布越しに伝わる彼の体温が心地いい。髪に触れる手付きが優しくて、眠りに落ちる前の柔らかな高揚感にも似た快さを覚えるも束の間、彼の言葉に顔を上げる。___ああ、齢二十一にもなって情交を窘められてしまった。別段と不快感はないが、過保護な彼の様が面白くてつい愉快さに肩を揺らす。元より彼以外を誘う気など毛頭ないというのに、この刀ときたら。生憎自分は彼が弟と話す様を見たことはないが、もしかすると本来この猫可愛がりは弟に向くものなのだろうか。だとしたら、少しだけ羨ましい。――しかし言い換えれば彼は息子同様であるのも事実。埋めていた肩口から身を離すと酒器を置き、投げ出していた脚を立て、彼の顔を覗き込むように顔を伏して上記を。雲間から覗く月よりも遥かに秀麗なその姿に我慢が利かず、思わず頬が緩んでしまうのが自分で分かり。)
(/重臣みが強すぎますよね……一緒に居ればいるほど沼が深くて好きになってしまうし、一斉に「仰せの侭に」とか言われたら昇天します。
あーーーっっそれは私生ける屍になってしまう…!個人的には数珠丸が青江の事「貞次」って呼ぶのもツボなんですよね…!知りたいですそわそわ。そこに弟属性満載の貞ちゃんが「物吉兄ちゃん」とか言い出したらもう可愛いがすぎて全員抱きしめたくなりますね。揃ってお持ち帰り…げふんげふん。
確かにそれは面白そうですね、セウト位の所までは進んでるってことにしておきましょう!思春期だったんだね葵…)
【葵】
えっ……あ、うん!?__え、もしかして宗三好きな人出来ちゃったとか…?なんて、無いよね?
( 彼の言ったことに耳を疑う。彼がくれた言葉は予想の遥か斜め上を行くもので、最初こそ普通に会話を流れさせようと思ったものの聞き捨てならない単語にひと戻りを。彼の口から恋バナなんて言う単語が出てくるだなんて思いもよらなかった。然しこの男所帯で恋バナとは突然である、今日の演練場で何かあったのだろうか。無いとは思うけれど、無い筈だと恐る恐る情け人の有無を伺うように尋ね。__好きな人、居るのかな。俗世的でないというか、欲の少ない人物というか、そんな印象を抱いていた彼が何かを欲しいと思うことは主としては微笑ましいのだが、それが女性関係となると何故だか針で内側から刺されているような胸の痛みを感じて。自分で言い出した可能性の低い質問に何故こうも虚しくなるのか。甚だ勘違いであって欲しいと真白な表衣の胸元、ちょうど併せの辺りに手を当てると。 )
【髭切】
勘違い__…していいなら自惚れるかなぁ、僕も男だからね。
( 此方を覗き込む愛くるしい仔猫、夜明かりに薄く煌めくその瞳と目が合うと心臓が跳ね、強く脈打つ。嗚呼、いけない。高鳴りを落ち着けるように盃の中身をぐいと飲み干し、息を零すと。却説、何と答えるのが適切か。いいえのサインを出す気は毛頭ないし、かと言って大っぴらに認めてしまえば警戒されてしまうかもしれない。怖いものこそ余りないけれど、彼女に拒絶される事には底知れぬ恐怖を感じるのだから暫し答えに迷い。軈て自嘲気味な笑みと共に打ち出した上記の答えを。刀であろうが、九十九の神であろうが、人の身を得た以上は自分も男であるし、この本丸では彼女ただ一人を除いて皆そうである。些か護りの薄い発言だなぁ、態とならより質が悪いと二度目の忠告を交えては彼女の肩に手を置いて少し此方へと引き寄せると「主は可愛いんだから、鬼に取られない様に気を付けなくちゃいけないよ」なんて耳元で囁きを落とし。 )
(/ もっとツンくれツン。はあ織田箱しんどい…しんどいけど皆良い子すぎてちょっとたじたじです。えぇさにわそんな立派じゃない…
ああっすごい分かる…私も習合実装前は古備前の「友成」呼びに思いを馳せてました。まあ友成いっぱいいるもんね…しょうがないよ…。貞ちゃんは兄ちゃんでも兄貴でも物吉亀甲呼びでも全部好きです。はあ同派回想欲しい…
それか「えっ主接吻で子を孕むって知らないんですか!?!?」な宗三さんでしょうか。兄様どんな教育してんの?あー葵ちゃんがむっとして嘘吐いて貞操観念の授業始まるのもいいかもしれませんね。お好きなように!! )
【宗三左文字】
___おやおや、詮索ですか。少し、無粋じゃありません?
( 予想通りの狼狽した様子に喉が鳴りそうなのをぐっと堪え、満足そうに咳払いを一つ。それに加えて耳に慣れない朧げな輪郭の単語が合っていたことに内心胸を撫で下ろし。適当に返事を濁すと此方の様子を窺う彼女の肩へと手を置き、彼女の自室へと向きを変えて促すように背中を軽く押し、稚児を引率するように歩みを進め。夕餉前の彼女の遑を他の刀に水を差されては適わない、彼女の帰城に浮かれる時間は先程までで十分だろう。「海千山千の主の経験談を参考にしようかな、と。」とだけ押した背中に告げる。さて、関門の堅さを上げてはみたがどうなることやら。未だ子供染みた拙さの抜けない彼女のこと、他愛もない話になるのは確実だろう。ならばその程度の閑話にわざわざ茶を立てる必要もなし、どうせまた自分が揶揄し、彼女が立腹するだけなのだ。―――ああ勿論、他愛もない話を誇って語る彼女も愛らしい。ふ、と思わず口許を緩ませ。)
【朧】
――…一体全体どこでそんな殺し文句覚えたのかな…
( この刀も中々に気障なことを言う。肩へと回された腕に引き寄せられるがまま、耳元で囁かれる穏やかな声に睫毛を伏せ。こんな夜にこんな場所で、こんな事を言われて勘違いを起こさない審神者がいるのだろうか。生粋の実践刀の癖にさらりと異性を靡かせるような甘言を紡ぐ彼を前に、舞い上がるよりも懸念が先行するのは悪い癖だろうか。憂うように上記を零す際に気付いたが、どうやら自分も御多分に漏れず“勘違い”を犯しているらしい。意識した途端に主張を始める脈拍に呆れ返る。___おかしい。この程度の美辞程度はいつも聞いているのに、一体全体何が引き金を引いたのか。誤魔化すように酒器へと手を伸ばし、浅く口を付ける。頬を撫でる夜風が先程よりも冷たくなっていることに気付くと、何となく情けなくて朱の差す顔をゆっくりと背け。)
(/そこなんですよね…いい子で慕ってくれるのは嬉しいけどそこまで出来た人間でもないのよって思っちゃう…
同派って見てるだけで幸せになれますよね、兄弟だったり父子だったり。貞宗派は皆お育ちが良い子達ばっかりでもう…
真実を知った時の宗三さんの反応がドン引きしそうだし葵は多分笑い転げますね。やだ面白そう…!その場合極修行から帰ってきたら流石に一歩大人になってそうです。)
【葵】
え、ぇ。うーん…?__つまり、元カレ君の事話せばいいの?面白いことないよ、多分。
( 言葉を濁す相手の様子に先迄の不安はより一層募るばかりで。真逆本当に何処かで一目惚れでもしてしまったのではないか。普段から煽られている分揶揄う様な笑みは沢山見たが、極偶に見せてくれる柔く優しい笑顔が知らぬ女性へ向いてしまう事に心がザワつくも、軽く押される背中と共に身体は自室へと歩みを進めていく。辿り着いた自室の障子に手を掛けると、自然と溜息が漏れる。__別に好きな訳でも無いのに縛り付けたくない。之は寧ろ喜ばしい事だろうにと言い聞かせて入室すると、吸い込まれるように執務用の卓の前の座布団に座り込み。却説、気は進まないが何から話そうか。生娘だ何だと莫迦にして来るのだからさぞ彼の知識は豊富であろう。「部活の後輩でさ。ファーストキスは彼だったし、お泊まりもしたなぁ。」デートは何処だったろうか、なんて過去に想いを馳せてはぼやくように指折り。 )
【髭切】
ありゃ?__珍しいねぇ、照れているのかい?
( 却説上手いこと今まで躱してきたものの、うまい事掴めない彼女は次にどんな甘言で誘惑を仕掛けてくるのか。理性の紐を押し結んで内心身構えていると別段そんな事はなく、何となく縮こまるオーラを感じる。これは予想外、梔子色の瞳を丸めると、耳の後ろに朱がさしているのが見える。彼女が今まで照れている所を見たことがあっただろうか、あったとして回数が少ないのだろう、余り見たことの無い反応が珍しく好奇心を刺激される。酒器を盆に置き、今度は此方が彼女の顔を後ろから覗き込むように、且つ逃げられないようにと細い肩を腕の中に収めると上手いこと伺えない赤い頬の持ち主に追窮をかける。大抵の人間が指摘されればされるほど赤くなる事を知っての上で「耳迄朱がさしているよ、主。もう酔っちゃった?」と添えると、少し意地悪く、楽しそうに口許に弧を描いて。 )
(/ 本当に極不動くんとか良い子過ぎてアルハラしたくなるんですけど、長谷部は極めてもなんかこう…ふふってなるので一番肩の力抜けます(?) 主置いてけぼりで一人でテンション上がってる感じがへしかわ。俺が一番使えますよ!!!!!
長船+長義くんのファミリー回想も切実に欲しいです。おじいちゃんしてる祖が見たい…
その場合隠れガチ勢なのも「婚前交渉はしない」っていうスタンスなのかもしれませんね。そりゃ兄者にドン引きですよなんて無責任な男!! )
【宗三左文字】
…ふぁあすときす。
( 部屋に入るなり腰を落ち着け、さて不慣れな彼女を転がしてやろうと頬杖を突いて身構えていたものの、容の良い唇から発せられたのは思いもよらぬ単語。細川の刀ではないが、思わず辿々しく、加えて重い声色で復唱する。―――この一年で現代の横文字には程々に慣れたつもりだったが、どうやら認識違いだったらしい。“キス”、というのは接吻のことだと認識していたが、恥ずかしながら誤りであったと悟る。自分への自嘲で軽く鼻を鳴らす。鬱陶しく目にかかる前髪を一束取ると、落ち着かず指にくるりと巻き付ける。「申し訳ないんですが、横文字は控えて頂けますか。キスを接吻と認識する程度には無知でして」それだけ言うと軽く目を伏せる。お泊り会、という単語が若干慎みがなく不穏だが、この際それは良い。どこの馬の骨とも分からない男と口付けを交わす彼女の姿が浮かび、思わず眉間を指で押さえ。)
【朧】
――…主人照れさせるの、楽しい?
( 絡め捕るように深く腕が回され、ちらりと目線を彼の方へ。何かと目敏い彼のこと、きっと既にこの羞恥も見抜いているのだろう。___どちらかと言うと、回った酩酊が唐突に抜けた、という方が近い表現なのかもしれない。息を吐くように甘ったるい砂糖を吐く彼の甘言なんて、もう既に聞き飽きている筈。元より憎からず想っている相手の言葉が嬉しくないわけもなく、悦が雰囲気に呑まれて羞恥に転じてしまったのだろうか。器に残った酒を飲み下す。思っていたよりも量があり、嚥下した胸がじくりと熱くなった。しかしそれで良い。目の前の瀟洒で艶麗な神様への不敬が許されるとしたら、酔いに頼るより他にないだろう。回された手を取り隔てる邪魔な手袋を脱がせると、白い肌を熱の集まる自らの頬へと添わせる。温度の差が心地良い。顔を上げ、口許に三日月を浮かべる意地悪な彼を見据えると、僅かに目を細め何処か甘えた声音で上記を。)
(/織田組尊い…はぁ尊い…。いっぺんにみーんな近侍にしてぇ……ってなりますねこれは。長谷部は沼に落ちたら深すぎて一生戻れない沼かなって思います。可愛いの宝庫…。
個人的には長船は皆「○○君」って呼びあってる気がします、謙信くんは違いそうですけど…。光忠には是非とも「僕も歳くったなぁ」と思って欲しいです。その後「歳は気にせずかっこよく」を目標にしてたらみつかわ。
あぁー、ありそうですね…しっかりしてるなぁ宗三。よしよし。兄者が朧さんにベタベタしてたら宗三の観念()だと「教育に悪い」に繋がっても確かに可笑しくはないですもんね。)
【葵】
…へ?あ、ごめん。でもそれで合ってるよ。
( 話の途中でふと制止する声に動きを止め。嗚呼、そうだ。ここに居る刀達は連れていったこともない以上横文字には弱い刀達がぞろぞろと居る。歳を遡れば遡るほど教えただけ右から左へ抜けていく様な刀も居るのだから。つい友人達と話に興じていた頃の気分になってつらつらと話してしまった、日本語の変遷というのは恐ろしい。キスは接吻、を無知とする彼の言葉に間違いは無いと一言告げては、解っていない様子の彼に解説を施し。「ファーストキスって、初めての接吻の事でね。一番目の接吻。それでね、」元は何時も何時もと煽って来る彼を驚かせる為だけに思い出した元カレなる男だが、当時楽しかった思い出というのは存外残っているもので、少しだけ楽しそうに続きを話し出し。 )
【髭切】
んー?君と居られるならなんでも楽しいよ。他の男のお話以外なら。
( 更に照れるのか、はたまた別の反応を見せてくれるのか。主の答えを待っていると直接彼女の肌へと触れる事が出来ない隔てが取り外される。その手が柔らかな頬に触れると、親指の腹でその頬を撫で。__気の所為だろうが、ほんのり自分の頬が熱い。羞恥ではなく、まだ一杯目でさして酔ってもいないのだが先程から飲んでいる分の酩酊だろうという事に。嬉しさから先程の意地悪な笑みではなくつい頬が緩む。慕う相手にこうも甘えられて嫌でない男が居るはずも無い。好きな相手にこそ素直になれないという人も居るが、自分の低い隠蔽値ではそれは難しく、つい表情や態度に好意が表れてしまう。主という一人の女性を恋い慕う故なのであろう、ならばこの時間に思い切り甘えようと口からまた一つ砂糖菓子を零し。__今だけは二人きりが良い、と最後の一言にはお願いの意を込めると。 )
(/ へし沼は本当に危ないので足湯するだけでも緊張感持たないと引きずり込まれそうで恐ろしいですね。ついでに織田組を愛でると漏れなくへし沼に浸かりそうになるのが更に恐怖…
兄弟のことを「小竜くん」とか呼んじゃう謙信くん最高にお育ち良くないです??
そんな紳士な癖に好きな子に意地悪しちゃうのなんなんですかね。それとも子供が出来ないって分かったら距離が縮まる可能性…? )
【宗三左文字】
いえ、待ってください。___…貴女は学徒の身分で懐胎を?
( 予想外の言葉に此方も呼応するように動きがぴたりと制止する。面白いくらいに右から左へと通り抜ける彼女の話を他所に、何色か察し難い感情が一か所で渦を巻く。先程霧散させた迷妄が形を思い出し、未だ言葉を綴る彼女の色付いた容の良い唇へと目が行く。周章狼狽の内心を冷静に客観視する自分が、嬉々として何かを語る彼女の話を堰き止め険しい表情で口を開いた。塗り潰された嫉妬よりも憂慮を優先したのは、彼女を想う者としては誉かもしれない。思わず卓に腕を突き、姿勢は若干前傾に。――無知な彼女の事、若しや接吻で子を孕むことを知らないのではと懸念が横切り、幾拍か言葉に詰まった。考えたくはないがもう一つの可能性として、彼女の貞操観念が自分の生きていた時代よりも更に緩い事だろうか。思わず歯痒さに無意識に内頬を奥歯で噛み。)
【朧】
…皆寝ちゃってるし。髭切だけの主だね、今。
( ふわりと溢れる中性的な笑みにどうしようもなく惹起されてしまう。余り見せない意地悪な笑みも、いつもの柔和な笑みも、どちらも見飽きる事のない程魅力的だから彼は狡い。腹心の大きな懐刀の掌にそっと頬を寄せる。確かに向けられる独占欲に対し、舞い上がってしまう自分が憎かった。余り特定の一振りに肩入れすることは良い行為とは言い難いだろう、―――が、生憎今は甘い酒に思考を鈍らされている。酒の席での口合い。そんな風に言い訳してしまうのは、既に彼に籠絡されきっているのだろうか。独り言を呟くかのように上記を告げると、彼の白い肌に薄らと指す茜に目が行く。今日は一段と甘ったるい雰囲気を作ると思ったが、酔いが早く回ったのだろうと合点がいった。それなら此方も、少しくらい羽目を外しても後日には記憶を抜かしてくれるだろうか。あどけない愛刀に思わず笑みを零し。)
(/足湯のつもりがいつの間にか……という事態が起こりそうで冷や冷やしてます。お小夜繋がりでもれなく黒田という事もありそうです。
えっ、お育ち良さ過ぎて撫で回したくなりますねそれ!!長船は小豆さんが好きですね…あの見た目で平仮名発音は狡いです。
宗三さんのスルメさを改めて実感しましたね…。多分何人かに上手いこと聞き回って確証を得たら縮まりそうです。)
【葵】
は__…?え、何言ってるの宗三。そこまで無責任じゃないよ。
( 思わず漏れてしまった疑問の声。それ程までに彼の質問は脈絡も無ければ突拍子もないものであったのだ。珍しく険しい顔で詰問して来る様子に圧倒され、身体を少しばかり後ろに仰け反らせる。頭の大部分を支配しているのは疑問符ばかりで。__一体全体、キスの話から何故子を授かる話に飛ぶのか。仮に子を授かっていたら現在此処にその我が子とやらを連れている筈である。何の後ろ盾もないのに子を成す事があるものか、そこまで貞操観念が緩い覚えはないと不満げに上記を。「なんで接吻から子供の話に繋がったのさ。そういう事した訳じゃ無いよ?」知識豊富な筈の彼が知らない由もあるまい、突然の質問に怪訝そうに弁解と追いつかない思考の説明を求め。 )
【髭切】
__…随分な殺し文句だねぇ、本気にしちゃうよ?
( きっと彼女も随分酔って居るのだろう。普段からは想像もつかない様な発言に数刻ばかり言葉を失う。彼女は自分を近侍として側仕えさせてくれているが、基本は何か一つの事に傾倒などしない筈。その主人が"独占して良い"と同等の砂糖菓子をくれる等とは思ってもおらず、驚きと同時に底知れない嬉しさが込み上げてくる。多分、酒もそうだがこの雰囲気、状況自体に酔っている気がする。そう思えば酒器に二杯目を注いで舐めるようにまた口に含み。酒に強い方である自覚はある分、思考は未だハッキリとしている。思考を放棄した途端愛のあまりに彼女に何をしでかすか判らない以上、込み上げる欲を抑えるように上記を再三確認して。唯、こういう席でのこの確認は逆効果であるかもしれない。頬を撫ぜる手は次第に髪へと伸びており。 )
(/ 織田ばっかりで黒田失念してました、本当にへしは色んなところから誘惑してくるなあ好き。花丸の健やか長谷部もゲームに欲しいです。
小豆さんの育て方が良かったのねってよしよししたくなりますしんどい。小豆さんは回想で「そういうおとなになれるかな?」って聞く謙信くんに対して「勿論!」って言わないところが好きです。幼児退行不可避。
一体全体誰に聞くんですかね…長谷部?へしなの?? )
【宗三左文字】
―――そうですか、身籠ってはいないと…
( 否定の言葉に思わず深く溜息を吐く。彼女の言い方から察するに堕胎を強要されたわけでもなさそうだ。単細胞な彼女のこと、精神的な打撃で健忘に罹っているという可能性も取り敢えずは捨て置いて良いだろう。子を授かるのは確率の問題、何度不貞を重ねたかは知らないが、随分と運が良かった様子。しかし、それとこれとは別だ。無知な主人に嘆きたくなるが、成人前に教えることが出来て僥倖だったと転換するべきか。もう一度視線を上げて彼女を見ると、一つ咳払いを。「良いですか、___女人は、経口感染…接吻で子を孕むそうです」いつだったか、兄から確と聞かされた生物の誕生の仕組み。想いを寄せている女性に対してこんな話をしなくてはいけない自らの星を呪い、それだけ言うと唇を一文字に結んで。)
【朧】
ふふ。良いよ、内緒にできるなら。
( 自らのらしくない言葉に、彼が喜んでいる。その至極単純な事実に、酒気に冒された思考が深く考える筈もなく。―――ああでも、そんなことを聞いたら短刀の子たちは悲しむかな。大きい子は察してくれるだろうけど。数年で思考の根元に埋まった審神者としての心持が若干の箍を掛け、首を縦に振るのを一度留まる。緩慢な動きで彼の方へと腕を伸ばす。薄く色付く唇に自らの人差し指を宛がうと、間延びし溶け切った口調で上記を。「お酒の席なんて本来無礼講だよねえ」自分のためか将又彼のためか更に付け足すと、毎日飽きもせずに傍仕えを果たしてくれる近侍の頭を一撫で。夜の帳に紛れもしない金の瞳をぼんやりと眺め、心地の良い雰囲気に浸りだらしなく頬を緩ませて。)
(/長谷部の沼ってあちこちに点在してるものだから本当にしんどいですね…。ゲームの涼しい顔してるガチ勢長谷部も、花丸の元気な長谷部もみんな好きです。結局全部好きって結論になっちゃいますね!
小豆さん是非我が家の何人目かのママ上になって頂きたい…のですがなかなか近侍が鍛刀してくれず全然手に入らないのが惜しいです。
長谷部に「そんなことも知らんのか」とか笑われてまた喧嘩が始まるヤツですね、ありそうです。)
【葵】
______……へ。…っふ、ははっ、あはは!経口感染って、病気じゃないんだから!
( 相手の言葉をよくよく、それはもう充分すぎる程に咀嚼して脳に取り込む。予想外も予想外、思考の範疇に無かった情報が時間を掛けてようやっとスイッチする。甚だ勘違いだったのは想い人が居るかどうか、では無かったようだ。先程の妙に噛み合わない会話にも納得が行く。况て冗談などそう言う男でも無い、それを思うと糸が切れたように腹を抱えて笑い出し、笑い混じりに震える声で否定を一つ。一頻り笑いつくすと、次にその情報は一体誰からなのか、何故今まで逆に知らなかったのかなどの疑問や、想い人が居るのにそれで大丈夫なのかとの憂慮が芽生える。軽く息を整えると「あのね、宗三。接吻じゃ子供は出来ないよ、現代の技術で証明されてるからね。誰から聞いたの?」なんて、昔から変わることは無いであろう事実を一言告げると、笑いで出た目尻の涙を拭い。 )
【髭切】
ありゃ。内緒かぁ、僕隠蔽低いんだけどなあ。
( 一瞬聞こえた良いよの言葉に息を呑み、矢張り逆効果だったかと悟る。__が然し、付け足されたのは自分にとって苦手な分野である隠し事。どうでもいい事は忘れがちだが、こうも嬉しいことは中々忘れられそうにない。忘れられない上に嬉しいと来たら隠せる自信は余り無い。惣領としての一応の体裁を気にする彼女、下手な事をしても良いものか。誘惑と欲望、自律がせめぎ合って唇に触れる白魚の指すらも焦れったく思えてくる。無礼講なら多少の無礼は許されるのだ、酩酊の所為にするのは良くないかもしれないが、ままよとその状況に甘える事に。そっと口許の彼女の手を自分の掌で包み遠ざけると、徐に主へと己の顔を近付ける。「無礼講、無礼講。」言い聞かせるように二回繰り返すと形の良い顎を掬って、その頬に口付けを一つ落とし。甘口の米酒の匂いと、風呂上がりの石鹸の匂いが心地好く、背後にふわりと舞うのは薄紅の桜で。 )
(/ でも花丸審神者には一度どうやって育てたらあの健やかにミントを育てるへしになるのか切実に問いたいです。花丸から入った審神者ってやっぱりびっくりなんでしょうか。
あー確かに小竜に比べて小豆さんは出難い気がしますね。all350とかでちまちま回すしかないのが口惜しい…!早く一緒に幼児退行しましょう()
お小夜も江雪さんも知ってそうですけどね。取り敢えずわぼい知識教えとくか… )
【宗三左文字】
――……いえ、彼の名誉の為に名前は伏せておきます。
( 壊れた玩具のようにはしたなく笑い始める彼女を見た時は軽く身構えたが、その態度が自分への単なる抱腹絶倒であると分かると乗り出していた身を戻し、気怠げに再び頬杖を。彼女の哄笑が収まるまでは知識の取捨選択を出来ていなかった自分への戒めとして閉口し、その波が穏やかになったのを見据えると上記を。果たして兄がどういった意図を含んでいるのかが読み取れない為今は不問としておく。それよりも今優先することは他にある。伏せていた睫毛を上げると涙を拭う彼女に一言、「それで実際のところ、赤子は何をすれば出来るんでしょうか。」別段興味以外の意図などない。寧ろ捻くれた自分が珍しく、無知を露呈させてまで彼女に物を問うている。自負する程度には素直とは程遠い性質から考えると頭を下げているも同然のことで、無意識にも何処か不服そうに眉根を寄せて。)
【朧】
えー?それじゃあ――――…、
( 諦めるしかないね、なんて暢気に続けようと開いた唇から薄い息だけが漏れる。酒気に中てられ霞掛かった思考では、彼と自分との距離に気付いたのも顎を取られてからで。一度違和感を覚えてからは早く、彼が何を言っているのかさえ脳が咀嚼を拒むほど思考の糸が縺れる。この状況で先の予見が出来ないほど無知でもない。言葉の輪郭さえ形成していない母音が止め処なく溢れる唇と忙しく泳ぐ瞳をぐっと結び、小さく顎を引く。__数拍もしない内に頬に押し付けられる柔らかな感触に脳の処理が追いつくと、きつく閉じた瞼を上げると共に一度引いた熱が再び上がるのが分かる。混乱した思考が雰囲気に呑まれ未だ場所を勘違いしているのか、反射的に手の甲で唇を押さえ。怒っていた肩を吐く息と共にゆっくり下ろすと、対照的に花弁を舞わせる愛い_と余裕があれば思うであろう_近侍に、何か行動を起こさねばと力の入らない手で軽く撫でてやり。)
(/花丸での爽やか健やか長谷部とゲームの瀟洒な従者長谷部って大分違いますものね、どうなんでしょうか……。私ポケット勢なので微妙な所であります。
小豆さんのレシピもこれと言って決定的なものは聞いた事なくてうだうだ回し続けてます。早く幼児になりたいです()
温室育ちだから純粋なんだね宗三…。兄からの伝聞でわぼい知識いっぱい詰まった宗三可愛いです。薬研にこっそり笑われててくれ…。)
【葵】
あぁ、そうなの……え?__あー…えっとねぇ。
( 名誉、とは言うものの多分彼にこの知識を吹聴した者は真実を知っているのだろう。可愛らしい嘘を教える人物がこの本丸にどの位いただろうか、なんて少し人物の予測を立て始めた所で、予期していなかった訳では無いがこういった会話ではよくある質問に暫し閉口する。__この質問は、凄く答えに迷うのだ。其の儘言うのはどうも抵抗があるし憚られる。喋った事を知られたら品が無いと雅な初期刀に拳骨を食らうだろう、そんなリスクは取れない。その上答えを知らぬ初心な近侍の綺麗な心が汚れてしまうのにも耐え難い。短刀達に聞かせるようなコウノトリの件も凡そ信じないであろう。嗚呼、子供に聞かれる親の気分だ。「一寸待ってね、うん。」答えに迷い苦い顔しか出来ない自分が歯痒いが、何とか良い感じの答えを探して勝手に脳内で物語をでっち上げつつ。 )
【髭切】
___君が良いって言ったんだよ。
( 顔を離して、そっと目線を合わせる。本来ならばその容の好い唇に触れたかったのだが、其れはまたこの宙に浮いた妙に心地好くもどかしい関係より先に進んでからだということにしよう。口付けた頬は赤々と染まり、呆然とした顔に庇護欲と満足感がぐっと込み上げる。__嗚呼、自分でも引き出せた。昼間に出会った彼女の新しい友人の様に、平生の彼女からは想像だにしない珍しい反応が。明るい内の希望は存外早く叶ってしまったが、彼女は笑って許してくれるだろうか。いつもより抜けた力で髪を撫でられると擽ったさを感じて、軽く息が漏れ出す。この表情を知っているのは自分だけであろう、他の刀達への優越感も相まって、ひらひらと舞う桜は留まることを知らない様だ。何処か惣領を試すように、もう少し甘えて良いかと様子を見るように上記を告げ、同じ様に髪を撫で。 )
(/ あ、ポケットなんですね!私は基本ブラウザなんですが、アプリ版って周回きつくないですか?なんとなーく動作ものんびりな感じでいい睡眠導入剤として活用させてもらってます。ぐう。
長船はいいぞ……長船太刀の身長が小豆さん、小竜くん、みっちゃん、にゃーさんの順なのが個人的にエモエモです。語彙がなさすぎて上手く表せないんですけど、若い小竜の方がお二方よりも大きいってのが…なんか…(死)
さてはサンタさん信じてるな??貴女は今年何頼むんですかとか聞いちゃう宗三さんわぼ…… )
【宗三左文字】
――…成程、口に出すのも憚られる行為と。
( 問いた途端に窄む彼女の声。苦々しいその表情を一瞥だけすると物憂いげに瞼を下ろす。先程は誠実である自分を優先したが為に抑えが利いたが、よくよく考えれば静観できることではない。子を身籠ってはいないというだけで、懐古談とは言え彼女の口から出るのは何処の馬の骨とも分からない他の男の話。口付けを交わし、更には同衾まで許した男の話を想い人に聞かされて喜ぶ輩が果たしてこの世にいるのだろうか。少なくとも自分は該当しない。そして、今自分が最優先で確認すべきことは一つ。「それで貴女は、その不埒な行為のご経験は?」腹の底まで澱む嫉妬を更に上から押さえ付けると、努めて冷静な声色を心掛ける。目を開けると悩む彼女の表情が窺え、その行為の不届きさを想像してしまう。しかし目を瞑れば見えるのは見知らぬ男と口吸いをする彼女の姿。この世は地獄、聞き慣れた一文が雑音の如く頭を過り。)
【朧】
___あ、………びっくりした、…だけ。怒ってはないよ。
( 薄くしか漏れていないはずの吐息を厭に明瞭に耳が拾う。彼の一挙一動から目が離せていないことの何よりの証明が、紅潮した頬が暫くは収まらないと間接的に教えてくれた。ふと発せられる彼の声に、冷や水を浴びせられるように現実へと引き戻される。そこでやっと今迄一言も発していなかったことに気付き、慌てて溜まった唾を嚥下すると縺れた舌に鞭を打ちやや掠れた声で上記を。言い切ると染まった頬を緩ませ拙く笑み、稚児を安心させるように彼の頬を掌で柔く包むと此方からも目線を合わせる。止まずに吹雪く桜の花弁が目端に映ると、やっと生まれ始めた余裕を目の前の懐こい近侍への愛惜の情が埋める。――そう言えば、一緒に寝るんだったか。浅はかな先程の発言を薄ら思い出すと、じわりと滲む羞恥から絡んだ目線を解き。)
(/そうですね、ぶっちゃけ出陣中に寝落ちする事あります。秘宝の里とか結構寝ぼけ眼で周回すること多いですがやりたい時にその場で出来るので個人的には満足しております!
確かにエモエモですねそれは…!祖が伊達男だからか皆統一して格好が小洒落てて実にホスt…格好いいのがたまらんです。溢れ出る大人の余裕。
うちは仏教なのでクリスマスはありませんっていう冗談を江雪兄様に言われるんですね、わぼい…可愛い。)
【葵】
真逆、無理だってあんなの。絶対無理!未だ純潔だもん。
( 自分の今の様子を見て彼なりに理解を寄せてくれたようで、溜まっていた息を吐き出すと頷いて目を閉じる。安心したのも束の間、驚いた事にまた厭らしい質問が飛んでくる。閉じた目を直ぐに開け、全力で否定をする。否、一歩手前まで行きそうになった事は有るのだが、現在同様耐えきれない羞恥で拒否した記憶が蘇る。自分があんな状況に置かれたらとても耐えられる気がしない、そう思えば思う程頬が熱くなって、隠す様に両手で頬を覆うと。自身の中で純潔を重んじる傾向が有るのは解っているのだが、何時までも其の儘では女として枯れてしまうと言うのが難しい所。抑、一体こんな事を訊いて何の役に立つのだろうか。「……それで、この話って何の参考になるの。」仮にも女人にぬけぬけと質問して良い内容ではない。それを思うと彼を見る視線が恨めしげになってしまって。 )
【髭切】
そうかい、良かった。
( 漸く我に返ったらしい主人の微笑みを見るとほっと安堵する。無意識の内に彼女に拒まれる事を何より恐怖していた事を実感して、鬼斬の癖に臆病だと自嘲的な笑いが込み上げた。彼女の柔い両の掌が頬を包むと、眉尻を下げて頬を擦り寄せ身を預けると。__嗚呼、なんて愛しいのだろうか。胸を支配する愛情と多幸感に心が躍る。酔っているかどうかと言われれば正直飲み足りない所はあるが、甘えたい気持ちが強く抑えるのは難しそうだ。彼女の華奢な体躯を腕の中に収め、薄い襦袢の肩口に顔を埋めると、ぐりぐりと頭を擦り付けて。「__んー、矢っ張り大好きだなぁ…。」意図せずとも勝手に出てくる砂糖菓子はいつもより大分甘いようだ。普段は思っても口に出さない事さえ出て来てしまうのは、先程の口吸いが原因か。くすくす、と思わず小さく肩を震わせると、抱き締める腕の力を少しばかり強めて。 )
(/ ああ里辛いですね本当に…玉札出たら節分みたいに自動で進軍してほしいです。この2週間何度寝落ちたことか…
4振り並んでたら完全にクラブOSAFUNEな癖に謙信くんが入るだけでファミリーになっちゃうの最高に可愛いです。花丸3期で祖してる祖が見たいよぉ
でも兄様どうせ枕元にプレゼント置いてくれるんでしょ??あー兄様好きです。出来ることならずっと畑耕しててほしい… )
【宗三左文字】
――…ところで、貴女も憧れるんですか?先程の、審神者と刀の、…
( 反射的とも言えるほどに強く否定し、白い肌に朱が差していく様を眺める。___嗚呼、方向性は其方だったか。自らの想像していたものはややずれていたらしい。しかし僥倖、彼女が妄りがましい行為をしていないという確認は出来た。眉間に寄った皺を解きほぐし、やや疲労感の残るまま溜息を一つ。恨めしげな視線と問いを躱すと、張り詰めていた背を丸めて上記を問う。矢鱈に距離の近い練度の離れた審神者を浮かべると、“不貞”だの“不埒”だのと零しかける口を一度噤み。長い指を立て自らのこめかみに当てると、「…懇ろな」と些か不満の滲む声で繕う。この一年で培われた物差しを一度見直さなければいけないらしい。無論男の身を宛がわれている以上、彼女に対する欲は人並みにある。今腹に燻ぶっている黒い嫉妬がその反面だ。今度は小さく、彼女に気付かれないように溜息を吐き。)
【朧】
ふふ、怖かった?よしよし、ごめんね。
( 彼の腕の中へと収められ、一瞬また動きを止める。しかし彼の行動が先程の様な艶を帯びた行為よりもずっと愛らしいものだと気付くと強張った身体を解し。精悍な身体へと腕を回すと、距離の近さに煩く心臓が急く。それを無視して先程自らが用意した羽織が乱れているのを指先で掛け直し、愛し子をあやすようにゆっくりと彼の背を撫で。一度そういう気分になってしまえば“大好き”の言葉も刺激とは程遠いものに。常々彼の懐こい睦まじさには幼い短刀を彷彿とさせると感じていた為、母性本能は容易に擽られてしまう。そういえば幼い頃、猫を飼っている友達が羨ましくて憧れていたような。輪郭の滲んだ思い出が掘り起こされると、愉しげに身体を揺らす。少しばかり大きな猫だけど、しっかりと叶ってしまった。「やっぱり子離れ出来てないかなあ、」なんて昼間の出来事を顧みつつ、満更でもなさそうに。)
(/わかります、一マス毎に手動だと寝落ち率倍になってしまうんですよね…あぁ悲報の里。
クラブOSAHUNEやばいですね、貢いじゃいますね。ドンペリあけちゃう。ファミリーと言われて一瞬ヤのつく方のファミリーを想像してしまったのですがそんな事は無いですし、仮にそうだとしても似合ってしまう彼らの罪深さを再認識しましたね!
兄様のわぼみゲージがやばいですね、平和に過ごして欲しい。矢張りクリスマスは主と兄組でサンタさんして回るんですね…やだ可愛い…もーー!!)
【葵】
え__あー。これと言って憧れ、というのは無いけど…惚れちゃったらどうしようも無いかな。皆のうち誰かを好きになってしまったら、そりゃ結ばれたいって夢見ると思うよ。
( 答えが返ってくる所か寧ろ話を逸らされてしまった。何か話せない理由でも有るのだろうか。然し問われてる以上無視をするのも良くないと数刻の間を開けて上記をゆっくりと紡ぐと、そっと睫毛を伏せて藤色の瞳を隠し、落ち着いた微笑みを浮かべる。その後また「だから、宗三に誰か好きな人がいるなら、後悔しない様にね。応援するから。」と付け加えると、何故だかじくじくと胸が痛み出す。如何して胸が痛いのか理解が出来ないし、縋るなんてみっともないな。彼はそれを受け入れつつも良しとはしないのに。如何して彼の気持ちが外へと行ってしまうのを嫌がるのだろうか。縛り付けたいとは思っていない筈だから、言った言葉も嘘では無いのだが。えも言われぬ不愉快さに歪みそうになる顔を何とか保って、苦笑を浮かべると頬を掻いて。 )
【髭切】
うん、怖かったなぁ。__あと、僕は君の童じゃないよ。
( あやす様に背を撫でる手も、程よい体温も心地よいものでだらしなく緩み切った頬を隠すことなく其の儘頬ずりを続けると。怖かった、とは言っても怒られる事よりも嫌われてしまう事が怖かったのだが、まぁ広義にすれば何方も彼女への恐怖である事に変わりはない。甘えた声で暫しの間"自分だけの主"を堪能していると、前に何処かで聞いたような、昼間の台詞が聞こえてくる。その時と粗同じ答えを、二人きりなのを良い事に前よりは大分子供らしく唇を尖らせて返すと。猫可愛がりなのはまだ良しとしても、童では恋仲にはなれない。そこが大きな問題であり、どうでも良くないことの一つでもある。彼女が懐を開くのはこうした甘えたがりな一面が大きい分、使えるものは最大限利用するつもりでいるのだから。鈍い主は何時自分の恋慕を受け止めてくれるのか、先は遠そうだがいずれを期待して、んふふと小さく悪戯小僧の様な笑いを。 )
(/ 連隊戦なんかだと多少楽なんですけどね。誉ボイス聞いたら枕から顔上げようみたいな…(寝る気満々)
それファミリーやない組や…。まあ祖がヤの方??って感じですからね。ああ長船愛しい…100%有り得ないけど祖呼びが利きたい…
ああ葵ちゃんは季節行事とか好きそうで良いですね…お財布に厳しそう。 )
【宗三左文字】
―――…へえ。つまり僕は手放しても何ら痛くないと…
( “惚れちゃったらどうしようもない”、“結ばれたいって夢見る”、“応援する”、彼女の親切かつ適切な忠告をゆっくりと甘く咀嚼する。案外さらりと伝えられたその言葉は、予想外に自らが抱いている恋慕を突き刺してくる。彼女が浮かべた苦笑の意味も考えず顔を背けると苦々しく上記を。大っぴらに感情を露呈させるのは好きではないため、自らの好意が彼女に伝わっていないことは百も承知だ。しかし、実際にその意中の女性から言われ、例えそれが悪意のない純粋な言葉であったとしても多少矜持に傷がつく。情けないと喚く冷静な自分を押さえ込むと、拗ねた子供のように分かりやすく壁を向き。―――嗚呼、今のままの関係では不遜なのか。そこでやっと止まらない欲の主張に気付くと、薄い唇を噛み。)
【朧】
……説得力ないね。
( 昼間よりも、更に言うと普段よりも幾らか皮の剥けた反応に笑みが零れる。先刻は久々に目にした彼の凛々しい姿に気も漫ろだったはずが、今では打って変わってこの御様子。千年生きた優美な源氏の宝剣も、気さえ抜いてしまえば幼子も同然。ついつい忘れがちだが、彼も弟を持つ身。元より甘えたい欲求が強い刀だったのだろうかと思うと堪らなく愛しく思え。自分が人の身を与えて未だ数年、その欲求をこちらへと向けてくれている事実が擽ったくも嬉しい。「子供が嫌なら何がいいの?」駄々を捏ねる我が子をあやすが如くにさり気なく問うと、首元を擽る柔らかな彼の髪に軽く身を捩って。彼の頬へと手を添え輪郭をなぞると、目線を合わせるために此方へと顔を向けさせ。)
(/あるあるですね!そしてそれも段々眠くなって気がついたら翌朝だったりします。通信タイムアウトの文字を何度見たことか…
首領な祖格好いいですね…あんまり見た目変わらないけど。長船可愛いなぁ可能性秘めすぎだなぁ。
イベント大好きそうですよね、年中行事ガチ勢…。ハロウィンとかみんなに教えこんでワイワイやってそうです。)
【葵】
__っ、そんな訳ないでしょ!大切だから近侍にしてるのに。
( 自分で放って後悔した言葉と、その弊害による胸の痛みに追い討ちを掛けるように相手の言葉が酷く突き刺さって。恋愛だとかそういった気持ちを除いても、審神者として自分の刀剣が別の所へ行ってしまうのは辛いことであるのに。埋まらない刀帳を許してでも彼を近侍にする理由は見つからないが、何か理屈ではない自分の欲がそこにはあって。自分でも何が何だかよく解らなくなってきた。兎に角このひねくれた返事をする彼に何かしらの行動を取らなければと、口をついて出たのは先の発言と矛盾するともので。目を見てしっかり言えたなら格好もついた事だろうに、それが出来ずに、顔を伏せて桃色の袈裟の裾を掴む。大分酷い顔をしているだろうな、と思うとふと自分の中である説が沸き起こる。__これだと、彼に恋慕の感情を持っているみたいでは。 )
【髭切】
んー、主を守れるなら何でもいいかな。_今はね。
( 自分が猫だったら確実に喉を鳴らしていたであろう、それ程までに気分が良い。いつまでこうしていようか、いっそこのまま時が止まっても良い様な。そんな心地良さに揺られていると、目線を合わせられる。何かあったのかと問うように二三回の瞬きをした後、聞こえてきた言葉には余り頓着なさげに頬を擦り寄せる。子供以外ならば何でも良いのだ、本当に。猫でも番犬でも、主の懐刀でも、友人でも。但しそれは今の状況故に出て来た言葉でもあり、その内それ以上が欲しくなるであろう事は容易に想像がついたし、独占欲だって湧くだろう。現状では執着心の薄い彼女の近侍であると言うだけで他の刀より幾分か特別扱いである為、それなりに満足してはいる。「子供だと守られる側だもの。」如何にもそれらしい理由を付けて、頬に触れる手に自分の手を重ね。 )
(/ 寝る前の遠征用の桜付けて寝落ちするの切実にどうにかしたいです。起きて一番最初に見るのが陣形選択画面だった時の虚無感。
もー祖な祖が大好きです。みっちゃん困らせたい。めっ!されたい…この際打撃73でもいい…
アルバムとか作ってそうだなあとか思ってほっこりします。スマホのフォルダ覗きたい。)
【宗三左文字】
――…何ですか、これ。
( 自らの来歴を鑑み、手塩にかけられるのは不本意ながらも慣れている。故に重宝されることに対し幾らか敏感になった自尊心が憎い。それが意中の相手から寄せられるものだとすれば更に多感になるのは明らかで。法衣の裾を引かれ緩慢に其方を見返すと、顔を伏せた彼女の姿。___一体何をそこまで取り乱しているのか。心を乱す彼女の胸中が察せられずに思わず疑問符を添えて上記を。皺になりそうだ、なんてそぐわない考えが脳裏を過ると窘めるように小さな手を包み。顔を伏せる彼女の表情を覗き込むように背を丸め、「主、」と一言。先程の自分の言葉が疵付けてしまったのだろうか、多少本心を織り交ぜたとは言えどいつも通りの皮肉と何ら変わりはしないだろうに。訝しげに目を細めては窮して息を吐き。)
【朧】
___その“何でも”の中には、伴侶も入ってるの?
( 守り刀ではなくとも刀は刀。忠義の篤い言葉に若干の申し訳なさすら覚えてしまう。彼らが仕えるに然るべき主人かどうかと問われると、贔屓目に見ても些か疑問の余地が。記憶に新しい上からの苦いお言葉が頭を過ると内心苦笑を浮かべ。無論、主人の立場でこんなことを侍臣に零せるわけもなく。甘露のような時間に入り込む擽ったい恭順さから身を捩りたいと思えば、先程の頬への口付けですっかり抜け落ちたと思った酒気が顔を覗かせ気を緩める。重ねられた手を取り互いの指を絡めると此方へと引き、同時に身体を背後へと倒す。薄い襦袢から木目の冷えた感覚が伝わると身構えたが、背にあるのは厚い布。背後からも抱き締められているようで心地が良い。睫毛に絡む邪魔な藍鉄を空いた片手で払い、幼さの抜けない少女の様な笑みを浮かべると影の差す彼を見上げて上記を。)
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