憧れの先生に告白してみたら青春が始まりそうな件【NL/女性教師募集】

え、慎くんってこういうのが好みなんだ？でもさ、他の女の先生方には不評なんだよね…男の先生達は賛成してくれてるんだけどね？
( 相手の言葉に驚きながらも嬉しそうに頬を緩ませつつ、同性の教師達からは批判を受け異性の教師達には人気があることをサラリと述べれば相手の反応を楽しみに待ち。「ふふ、慎くんってば開き直ってる…別に悪いとは言ってないけど？寧ろ健全な男の子で安心したし」と不機嫌になった相手を内心可愛いと思いつつ頭を優しく撫でてやり )
──うん、気をつけて帰ってね。

なんすかそれ…言っておきますけど俺はそういう下心で言ったんじゃないですから、まあ…多少は下心がないと言えば嘘になりますけど…とにかく、俺は別にそういう格好してれば誰でも良いというわけじゃないっすから
(男性教師により多くの視線を受けているであろうことに対する嫉妬心よりも、何より彼女の言い草がまるで自分までその格好ありきで愛情を抱いているのだとでも思っているかのように感じられて、その事を心外だとばかりに遺憾の意を示してはあくまでも彼女がそういう格好をするからいいのであって他の女性ならそうは思わないだろうという事を恥ずかしげもなく力強い口調で断言し。「…っ！そうですよ、俺はこれでも一丁前にに麻由さんのことを誰より好きな男っすから…だからそうやっていつまでも俺のこと子供だと思ってると…」どこまでいっても子供扱いの抜けきらない彼女の行動と発言に対し、抵抗するように頭を撫でるその手の手首を掴み、グイッと顔を寄せてそう精一杯の虚勢を張って)
＿＿ひとまずこんな感じの文面で大丈夫…か“無事家に着きました。麻由さんはまだ仕事中ですか？”…っと

慎くん..ありがとう。まさかそこまで私の事本気で思って言ってくれるなんて思わなかった..──って、ちょっと慎くん..？！
( 相手の自分に対する気持ちは浅はかなものではない事が分かると、ふっと頬を緩ませながらぽつりと呟き。今まで言い寄ってきた男性は自分の身体目当てなものが殆どだったのだが彼の言葉には多少は下心はあるものの、心から自分のことを想ってくれていることを感じればその嬉しさからか目の奥から熱いものが込み上げてくるのを感じていて。その後いつものように彼を子供扱いしていると普段見せない“男”の表情になり手首を掴まれ顔を近付けられれば一瞬驚いたものの、敢えてそこは動揺せず冷静に対応しながら彼をじっと見つめていて )
──あ、無事に着いたんだ。“それならよかった。私ももう少し仕事したら家に帰るよ。今度2人でどこか出かけちゃう？”なんてそんな事したらバレちゃうか。あの子が卒業するまではデートはお預けかな..

冗談とか酔狂で教師に本気で告白して恋人になろうなんてしませんよ……ていうか、あ、あの、すみません、なんか俺舞い上がっちゃって…
(自分の気持ちと想いがどれだけ本気なのか、それを改めて知らしめるように迷いのない瞳で彼女を真っ直ぐに見やり確かな口調で己の意思を口にして。勢いだけで迫っては見たものの、それほど狼狽えたりすることもなく、むしろこちらから何をしてくれるのかを待ちわびている風でさえある彼女の態度に、感情任せに事を起こすなんてそれこそ子供じみており、自分自身を恥じれば力を込めて掴んでいた手を緩めバツが悪そうな表情浮かべながらゆっくり顔を離していき)
二人…でも俺と麻由さんは生徒と教師だし…いや、待てよ…そうだ、これなら…。“お疲れ様です。それなら人のあまり来ないような山でピクニックでもしましょう、麻由さんのお手製のお弁当とか期待しても良いですか？“とか言っては見たものの…こんなんじゃ流石に麻由さんもノってこないだろうなぁ…

まあ..それもそうよね。──え、あ..ううん。別に大丈夫だから..
( 彼の真っ直ぐな瞳に吸い寄せられるかのように思わず見つめてしまう自分がありその言葉に納得するかのように小さく頷いて。彼の意外な一面を垣間見れたことが何故か嬉しくもあり、しかしどこかで何かを期待してしまった自分がいた事が教師としてあるまじき事だと内心思いながらも平然とした態度で言葉を続けて、そっと顔が離れると少しだけ安心したような表情にもなっていて )
──ピクニック..？まさか慎くんがこんな事言ってくれるなんて..“そうね。じゃあ今度の休みにでもピクニック行かない？あまり自信はないけどお弁当作ってくるから”..お弁当作り頑張らないと。やっぱり唐揚げとか好きなのかな..

麻由さん…俺は教師とかそんなこと関係なく麻由さんのこと一人の女性として好きですから
(もしもあのまま思いとどまらなければ果たして自分は何をしていただろうと考えると顔が熱くなるのを感じて、少し気まずい気持ちを抱えたまま、それでも相手を見つめる目をそらすことなく改めて己の気持ちを強く示すように再び告白をしては頬をぽりぽりと指先で掻いて。)
…マジか！“わかりました！楽しみにしてます。ていうか麻由さんって授業とかで見てても料理上手じゃないっすか、心配してないですよ”…やばい今から緊張してきた…

(/すみません、トリップがついたままでした。お気になさらぬようお願いします)

慎くんありがとう。そこまで本気で私の事思ってくれてたなんて..すごく嬉しいよ。
( 改めて彼から気持ちを聞けばほっこりとした気持ちになり、心の底から嬉しい気持ちが溢れ出すのを感じば彼と視線を絡ませれば柔らかく微笑み返して )
“私も楽しみにしてるね。うん、まあ..そうなんだけどさ、彼氏にお弁当とか久しぶりに作るからちょっと緊張しちゃってさ。でも美味しいの作るから期待しててね？”..よし、彩りとか考えて喜んでもらえるお弁当作らなきゃ！

(/了解しました！)

いや、まあ確かにそれはそうなんすけど…改めてそんな風に言われると照れ臭くなってきますね…
(己の想い、その本気を受け止めてくれる彼女の言葉に何も間違いなどはなかったのだが、それを言葉として聞かされると照れ臭さもひとしおで、ぶつかった視線から逃れるようにして窓の外へと目線をやり)
久しぶり、か…そりゃ恋人とかだっていなかったってことはないよな…美人だし…“麻由さんも緊張とかするんですね。ちなみに俺はハンバーグとか好きです”…まあ、余計な詮索はしない方がいいよな…

ふふ、照れてる慎くん可愛いね？なんか普段見られない表情だから見れてすごく嬉しいなあ..
( 絡ませた視線から逃れた相手を愛おしそうに見つめながら口元に手を添えてくすっと笑い、ふと彼の言葉に耳を傾けていれば照れている様子が垣間見れ今まで感じたことも無い感情が込み上げ緩む頬を隠すかのようにぽつりと呟いて )
ハンバーグが好きなんだ..。なんか可愛いかも。“分かった、ハンバーグ作ってくるからね。緊張するに決まってるじゃない、もしかして私はこういう事に慣れてるとでも思ったの？”..よし、仕事も片付いたしそろそろ帰らなきゃ。

あーもう…だから、いちいちそういうのは口に出さなくていいっす…てか、麻由さんは何かとすぐ感動し過ぎです
(ことあるごとに可愛いだの嬉しいだの何かと大袈裟にも思えるような反応を見せる彼女に軽く呆れた様子で、手をヒラヒラと振ってはそういうのは必要ないからと表向きはクールな風に装うが、それでも実際のところはやはりただ恥ずかしいという気持ちが先行しているだけであるため口調はやや力無いもので)
そりゃあ、まあ…“だって麻由さんモテそうだし、お弁当作ってあげるような彼氏だっていたんすよね？”＿＿我ながらめっちゃ嫉妬してるなー…こんなんじゃ子供扱いされてもしょうがないよなぁ

別にいいでしょー、ほんとの事なんだから。それに口に出した方が気持ちが伝わっていいと思うんだけど？それともなあに..？感動し過ぎな私の事は嫌いになっちゃう..？
( 彼のクールな反応に口を尖らせながら大人げなく文句を言い放つと、腕を前で組みながら少しだけからかってみようとさらに胸元を強調すれば大人の色気を出しつつずいっと顔を近づけてみればわざとらしく悲しい表情を浮かばせると彼の反応を伺っており )
“付き合ってる人は何人かいたけど..その人たち皆にはお弁当とか作らなかったかなー。家でご飯とかは作ってたけど”..あ、ついあんなメール送っちゃったけど慎くん拗ねちゃうかな..

嫌いになんて…そんなこと言ってないっすよ、むしろ…って、なんか俺めっちゃ恥ずかしいこと言わされる流れになってないっすか！？
(彼女の一挙手一投足、そしてどこか物憂げな表情に至るまで己の心を揺さぶってくるようで、これまでずっと想い続けた彼女を嘘でも嫌いだなんて言えるわけもなく本心を口にしかけて、ふと今自分が言おうとしていることはとても恥ずかしいことではないかと思い直し慌てて言葉を止めて)
わかってはいたけどやっぱりショックではあるよなぁ…でも、ここは寛大に受け止めてこそ男が立つってもんだよな…よしっ“そうなんですね、俺も一人暮らしだったら家に来てもらうんだけどなぁ…なんて”

むしろ..なあに？言いかけて言わないのってダメだよ？
( 彼から紡がれた言葉に反応すればじっと視線を絡ませて。しかし、それをはぐらかすように言葉を遮る彼に近寄ればそっと人差し指を相手の口元に軽く触れるように撫でてやれば、くすっと大人の色気全開に微笑みかけていて )
..あれ、以外にも気にしてないんだ..？“そうね。今は教師と生徒だけど、もしそうなったら毎日でも作りに行ってあげるからね？”

わかっててそういうこと言うのはタチ悪いですよ…てか、こんな時ばっかり察しが悪くなるなんていうのは通らないっすよ
(どう考えても確信犯な彼女の言葉に対し、その手には乗らないとばかりにジト目で反応を窺うように見やり、これだけあからさまで逆に気づかない方がどうかしてるような内容でよもやそれに気づかないなんてことはないはずであり、そんな三文芝居で自分から言葉を引き出そうなんてそうは問屋がおろさないと肩を竦め)
毎日かぁ…なんか、夢みたいか話だな。なんだか勝手に俺一人ヤキモチ妬いて悩んでるのがバカらしくなってきた…“そこまできたらいっそ二人暮らしの方が早くないっすかね？”なーんて…

なによー。別にいいじゃない...慎くんのけちー。
( 彼の少し大人びた言葉にむーっと頬を膨らませれば「私の方が年上なのに..」とどこか納得がいかない様子で文句をぶつぶつ言い放ち。しかしそれはすぐさま大人の余裕の表情に戻せば「ま、そうやって生意気な事言ってるのも今のうちだからねー？年上を甘く見ない方がいいかもよ？」と相手の頬をするりと撫でれば妖艶な眼差しで見つめて )
──え、この子本気で言ってるの..？“今はさすがに無理だけど、慎くんが高校卒業したら一緒に住む？”こんな事送ったらどんな反応するんだろ..びっくりするかな..？

うっ…べ、別に甘く見てなんかないっすよ…ていうか、そういうこと言うならまず、さっきみたいな子供みたいな態度とらない方がいいと思いますけど…
(決して甘く見たりなどしたつもりは無かったが、多少なりとと思い当たる節がないわけでもなく、頬を撫でる手つき、妖艶さを滲ませる彼女の表情にドキリとしてタジタジになってしまい。それでも苦し紛れの反撃をするようにそう口にしては必死に彼女から目を逸らさないようにしていて)
えっ、マジ？…いやいや、流石に冗談だよな“麻由さんが俺を養ってくれるなら”…っと、ここは俺も冗談で返しておくか

ふーん…。そうやって偉そうなこと言ってる割には、なーんかタジタジになってない？
( 彼の少し説教じみた言葉とは裏腹にどこかタジタジになっている様子の表情を見逃す訳もなく、ニヤリと余裕の笑みを浮かべればずいっと顔を近付け、こちらも視線を絡ませるように見つめていればちょっとした悪戯心が生まれ少しでも動けば唇が重なるのではないかという距離までさらに詰めていき )
なるほど…そう来たかあ。“私、慎くんに養ってもらいたいんだけどな…。でも養ってあげるのも楽しそうかも”ふふ、どう思うかなー？

それは…麻由さんがそういう…あの、人を誘惑するようなことしてくるから…てか、無駄に近いっす…
(自分がこうして狼狽えているのは相手の動揺を誘うような行動が全て原因だと責任を転嫁するように抗議をして、そうこうしている間に目の前まで彼女に迫られればキスでお返しなどと出来る筈もなくその圧力に負けて思わず顔を背けてしまって、軽く押しのけようと手を前に突き出して)
…麻由さんもああ見えて本当は甘えたいってことなんかな…？“あと十年…いや、せめて八年ぐらい待ってくれるなら…”少なくとも今の麻由さんよりは年上にならないと間違ってもいいとは言えないって…

人を誘惑するような事って…好きな人にそういうことしちゃダメなの？
( 彼の言葉に不思議そうな表情をしながら首を傾げれば「ほんとはこういう事されて嬉しいくせに」と押しのけられるように手を伸ばされれば少し挑発するような発言を付け加えて述べたあと大人しく距離を離して )
10年って…私もう結構いい歳なんですけど…。“ま、慎くんが働けるようになるまで待ってるからね”──本音を言えば養ってもらいたいけど…年の差があるししょうがないよね…。