真夜中のピエロさん 2019-02-19 14:27:51 |
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いいよ。君はここにいて。ほら、ベル明日は仕事行くから今日はもう帰ってくれよ。
そう言いながらも相手の体を起こす。苦笑いしながらもあいかわらず弱いなぁと言いながら玄関に押していく
ベル)ちっ…、ちゃんと仕事しろよ?
ベルと言われているこの犬はプンプンと怒りながらも意外とお利口さん。相手の言葉を信じ今日は帰ってやろうとした雰囲気で、でも弱いと言われて腹立ったのか一発グーで顔を殴ると家からいなくなって
(仲間割れでも起きたのかと思ったが昨日今日の浅い付き合いではないことは遣り取りを見ていれば感じとることが出来て。その場で腕を組み視線をフンと逸らしたまま、玄関に押されていくベルという名の犬の見送りをしたりはしなかったが、肌が殴られたような音と玄関が閉まる音が耳に入るなり視線を戻して)
「怒られちまったな。……大丈夫か?」
(御愁傷だと尻尾を揺らして殴られた相手への心配をすこし覗かせては声を掛ける)
本気では殴ってないから大丈夫だよ。痛いけど…。僕が大事な仕事サボったのが悪かったんだよ。
そう言いながらも苦笑いする。平気そうに笑うが殴られて赤くなった頬を手でさする。相手の前に立つとなんの仕事か教えてあげようか!と自慢げにふんふんと鼻息を立てながら相手の返答を待って
「まあ、そうみたいだが……眠かったんだもんな? 仕方がないよなあ」
(携帯ポイ投げの昨夜の動機を知る側としては完璧に肩を持つような慰め方は出来なかったが、良い大人が眠気に負けた理由で怒られる流れというものが何とも可愛らしく可笑しくて、戻って来た相手の赤くなった部分に触れないよう頬のふちをケラケラ笑いながら撫でて)
「聞いて欲しそうだから聞いてやる。その前に冷やすもの持ってこいよ」
(急ぐ用事があるわけでもなく来たばかりのこの町の一部、また目の前の男のことを知れるのは単純に興味が強く湧いて。仕方がないから付き合ってやるといった様子を見せながらも耳は立ち瞳は僅かに輝きを見せて、撫でていた箇所を軽くペチペチ指で叩いては治療を促しつつ頷きを返す)
(/お利口ベル様の再登場はあるのか?楽しみにしつつ、こそこそ失礼致します。ハスタ様がお住みになられているこちらの部屋の間取りをふんわり軽く教えて頂けますと幸いです)
そうだそうだ!眠かったんだ!仕方ない
うんうんと頷きながらもすたすたと歩いて冷蔵庫を開けると保冷剤を出して頬に当てる。そして自慢げな顔で相手を見ると「僕の仕事はね…」と散々ためた後「おまわりさんだよ、犬のおまわりさん」と相手の耳元で囁く
(ベル様はまた登場すると思われ…る。咄嗟に物語を考えるため絶対出るかは不明。部屋はわかりやすい感じをイメージしてました。玄関入って廊下で左は脱衣場、右はトイレ、まっすぐ進むとリビング右が寝室って感じですかね。一応ベル君のPFを書いておくよ)
名前 ベル(ドーベルマン)
身長 172
容姿 黒髪刈り上げ
(気分によって茶色にしたり)
シルバーのチェーン型の
ネックレスを付けている
普段はしっかりしているが
休日は家から出ない
性格 強気だが従順。しっかりしてる
実はハスタの一つ年上(設定では23ぐらい)
普通ドーベルマンはハスキーよりも
体格がいい方だが珍しく小柄タイプ
本人にそれを伝えると半殺しされる
(言葉のつづきを焦らす相手に耐え性のない苛立ちは床をタシタシと尻尾で叩くことで催促してみせて、やっとのことで耳元で囁かれた彼の職業、【おまわりさん】に対してヒヤリと首筋が冷えた気がするのは相手が頬に当てている保冷剤の冷気だけのせいではないと自分でも分かっていた)
「……………………」
(昔、猫の種族が人口を占める故郷の田舎町で犬の存在を知ったのはマフィニャンVS忠犬ポリ公の話を他の町の組織の加勢に出た兄から聞いたのが切欠だったか、互いに職業柄相成れないのか嫌い嫌われの関係であるのだと幼心でも理解したほどで)
「……………………………」
(そんな今の自分はナワバリを持つことを夢見てこの町を訪れた。強いて言えば今の御時世、ナワバリなどと豪語して仲間を率いてるやつはマフィニャンである可能性が殆どであり、子分や部下はいないものの自分が目指すナワバリとはまさしくソレであり───)
「……………………へ……………………へぇ…………」
(ぐるぐると様々な考えが巡るなかでの長い沈黙のあとの回答はなんともギクシャクした一言で)
(/お部屋の間取りにベル様のPFまで有難うございます!お手間をお掛けしてしまい申し訳ございません。ハスキーとドーベルマンの警察犬……素敵すぎて画面が映えますね。こちらも場面場面で生えていくほう、それを目指し頑張りさせて頂きまして、ベル様の再登場やハスタ様とのこれからを楽しみに参りたいと思います。それでは失礼致しました!)
ん?どうしたの?急にテンパっちゃった?何もしなきゃこっちも動かないっての。
(くすくすと笑いながらも大丈夫と言って相手の頭を撫でる。そんな僕って怖いかなぁ?なんて考えながら過去を振り返る。確かに…数えられないぐらい猫やら兎やらその他もろもろの動物を怪我させたけど…仕事だったしとこちらもまた変に頭をぐるぐると回して)
「べ、別に、そんなんじゃねぇよ。のんびりしてっから意外だっただけで……あー、いちいち撫でんな!」
(逸らしつつあった視線を慌てて相手の方へ戻してはテンパってなどいないと少々どもりながらも口を尖らせ弁解して、今日も今日とて撫でてくる手を両手で挟み捕まえようと腕を伸ばす)
ふふっ…だめだよ。
相手が手を掴もうとしてるのが分かったためぐっとい相手の腕を掴んでくるっと体を回転させると後ろ手に固定してみた。仕事上、手を触られたくない。油断して固定されたら色々めんどくさいからだ。クスッと笑いながらも「僕から触っていいけど君には僕の手は触らせない」と挑発気味に言って
(伸ばした腕が逆に相手に捕まったと気付くやいなや景色はあっという間に反対方面を映していて、暫し呆然と瞬きを繰り返していたが後ろから聞こえる言葉には瞬時にゴゴゴと怒りを燃やし)
「んだよ、ソレ……ビビってんのか? 今さら何もしねぇし、何でアンタが触れてオレが駄目なんだよ? そんなの、ズリィだろ……!」
(力の差がハッキリとしているのは承知済な為、固定された腕と背を向けたままの体勢は敢えてそのままでギロリと横目で挑発に乗り込む。のんびりしてるくせに隙がないところとか、のんびーりしてるくせに警戒心を強そうなところとか、拒否られたことが何故だか無性に腹が立ち、尻尾でパシパシと相手の胸元を叩いて)
…別にビビってねぇーしズルくもねぇーよ。
そう言いながらもぱっと手を離す。相手の尻尾も触る分では柔らかいのに当たると痛いし相手の殺気に気づいていたが、まー大丈夫か。いざとなったら倒せる相手だしと思いながらまたニコニコし始める。いつからだろう人を信用出来なくなったのは…と虚しく思いながらも声には出さなくて、とりあえず今日はフリーなためリビングにあるソファーに腰かけて
(離された腕を擦って相手の表情を確かめれば此方の怒気とは正反対な穏やかなものであって、そういう余裕があるところも腹が立つと苛立ちを募らせる。朝からこんなにカリカリするのは目覚めが最悪だったせいだと離れていく相手の背中を追いかけながらもう1人の警察犬を妄想のなかで八つ当たり気味に蹴りをいれておく)
「……………………」
(ズルいズルくない問題は置いておき、本当に危害など加えるつもりはなかったのだ。あくまで世話になると決めた身であり、もしかしたら未来の敵になるのかも知れないが、それは今ではない。そんなことより大事な目先のミッションがあるではないか!と垂らしていた耳をピーンと立てて、気まずさを呑み込んではソファーに座る相手の隣に遠慮なくドカッと腰を降ろして)
「…………なあ、今日が暇だったらさ」
ぐうぅぅぅーーーーーーーーーーーー。
(用件を切り出す前に空腹を訴える腹の音がリビングに響いて)
…ご飯…食べる?と言っても僕料理出来ないしベル呼ぼうか~
さっきあんなことがあったのに平然とそう言うと気軽に電話をかける。すぐに出て「んだよ、俺仕事なんだけど?」と怒っていたが、説明するとすぐ行くと言ってくれた。ベルに料理を教わってるがちっとも上手くならない。うって変わってベルは料理が好きで料理を褒められると弱い。ベルはハスタのひとつ上だからか世話焼きだし、ハスタは食に関してなんのこだわりもないため食べない時だってある。だからか余計にベルが世話を焼く。
「……これは、違っ……! つか、腹が膨れるモンなら何でも構わねぇから、料理とか要らねーし! 来なくて良いからなっ!」
(言い訳を放つ前に再度腹の虫が鳴り、先程からのタイミングの悪さに頭を抱えそうになるが先程妄想で蹴りあげていた人物の名前がでるなり「うげっ」と眉を上げて電話口で話す相手に声を割り込ませるような形で、みゃーみゃか叫んでみて)
あ、ちょっと…?お腹空いた…らしい…切れた。
さっき了承してたのはどうやら仕事の方のようでブチッと容赦なく電話を切られる。なんで君もそんなに鳴いてるんだよ…と思いながらもため息をついてなんか作ろうかとキッチンに向かって。何がいいだろう…そう思いながらもとりあえず茹でるだけのラーメンに決め、早速作り始める。
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