真夜中のピエロ24707 2019-02-17 22:02:04 |
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2人ともお疲れ様!試合…勝ってくれてありがとう。如月くんあとでアイシング──っ…(無事に試合が終わり身の回りの片付けや他の部員たちにタオルを手渡していて。ふと背後から声がかかり振り向くと今日ダントツで活躍していた2人に笑顔を見せながらタオルを渡し、如月くんにアイシングしようと準備していた矢先視界がぼやけよろけてしまい)
っ! あかりちゃん……!
(声を掛けられ振り返るとよろめく相手が視界に入り、咄嗟に手が出て相手を支え。「……無理してたんだね。」相手を支えたままベンチへと誘い、座らせて)
如月…くん…ありがとう。体調崩すなんてマネージャー失格だね。
(相手に支えられながらベンチに座り苦笑いを浮かべ。「試合に勝ってもらいたかったから頑張りすぎちゃったみたい」と頬を掻きながら視線を落とし)
【如月 咲哉】
そんなことない。……気持ちは凄い嬉しい。けど、俺は勝つことより朱莉ちゃんの体の方が大事だよ。
(優しく微笑むと頭をポンと撫でて。自分たち二人の様子を見ていた他のマネージャーに声を掛け、アイシングを頼んで、一旦その場を離れて)
【和泉 蒼司】
倉本…。 ──…飲んでおけ。
(如月が去ってすぐ、相手の隣に座ると、お茶の入ったコップを手渡し。そこから動かずにいて)
如月くん
ありがとう。如月くんアイシングしてあげられなくてごめんね。
(相手の優しさに胸がきゅうっとなるのを感じながらも別のマネージャーにジェスチャーで詫びを入れ、相手がその場を離れると同時に溜息をつき)
和泉くん
──あ、うん…。和泉くんにも心配かけちゃってごめんね。あれだけ皆には体調管理に気をつけるように言ってたのに…情けないなあ…。
(入れ違いで相手が来ればお茶を受け取りひとくち飲み。相手に視線を向けながら苦笑いを浮かべ)
───次から、気を付けろよ。
(手を伸ばし、相手の頭をポンポンと。それから思わず相手の頬を指先で一撫でしてしまい。人前でそのような事をする和泉に、部員やマネージャーが目を見開いて驚いていて)
うん、ありがとう…。──ね、和泉くん…皆見てるよ…?
(相手の優しさに素直に頷いていれば、何やらどよめきが起きておりふと周りを見ると一斉にこちらに視線を注がれていて。軽く相手の肩を叩き小声で呟き)
【和泉 蒼司】
ん?──…あ。悪い。
(相手を見詰めていれば、指摘を受けて視線を周囲へ。注目されていることに気付き、バツが悪そうに片手を降ろし)
【如月 咲哉】
───。
(不機嫌そうに二人の様子を見ていると、アイシングをしてくれているマネージャーから、ちゃんとした姿勢を保つよう注意され、渋々二人から視線を外し)
和泉くんお茶…ありがとね。水分取ったらだいぶ楽になったよ。
(周囲の視線を感じれば自然と頬は赤く染っていき。それを隠すように、お茶を飲み干せば空のコップを軽く振りにこっと微笑み)
【和泉 蒼司】
あぁ……。──帰り、一緒に帰るぞ。
(心配な気持ちはまだ解消されず、上記のように話して。ベンチから立ち上がり、グランド整備へと駆けていき)
【如月 咲哉】
───あかりちゃん。…俺、今からダウンしてくるけど、帰り、一緒に帰ろうね。
(和泉が居なくなるのと入れ替わるように相手の傍に寄ると、上記のように話して頭をポンと。そして爽やかな笑顔でダウンへ)
あ、うん…!って2人から誘われちゃったけど3人で帰るってことでいいのかな…。
(時間差で2人から一緒に帰ることを誘われてしまい思わず返事をしてしまったものの、ふと考えればぽつりと呟き2人の背中を見つめていて)
───あかりちゃーん。帰ろー。
(ダウンを終え、諸々の片付けも終わらせ。和泉よりも早く帰り支度が終わり、マネージャー用の部室のドアをノックし、外から声を掛け)
はーいっ──…あれ、如月くんだけ?和泉くんと一緒じゃなかったの?
(帰る支度がちょうど終わり鞄を肩にかけた所で扉のノック音が聞こえ返事をしドアを開けて。そこにいたのは如月くんだけでもう1人の姿を探すように辺りを見回し)
───俺だけじゃ、不満?
(相手の言葉に一瞬キョトンとするも、辺りを見回して和泉を探す姿に、嫉妬や恋心から胸が締め付けられ。切な気に笑みながら首を傾げて)
あ、えと…そういう訳じゃないんだけど──。和泉くんにも一緒に帰る事誘われてたから…。
(切なそうな表情に慌てて手を振り否定をし、視線を逸らしながら呟き「…とりあえず行こっか。どこかで合流するかもしれないし。」と部室を出れば扉に鍵を閉め)
──ううん。ちょっとだけ、待とうか。
(相手の様子と言葉から、息を一つ付いて微笑み、部室の壁に凭れ掛かるようにして。「…今日の俺の活躍、凄かったでしょ。」ヘラッと笑って話題を変えて)
…うん!凄かった…私感動しちゃったもん。なんていうかいつもと違ったっていうか…和泉くん達も凄かったけど。
(同じく相手の隣に立ち壁に背中を預けながら先程の試合を振り返り、大きく頷きながらこちらもにっこりと笑顔を浮かべて)
───朱莉ちゃん。…どうしたら、俺だけを見てくれる?
(和泉の名前が相手の口から出れば、胸の痛みが再発し。相手の前に立ち、壁に手を置いて、所謂壁ドンの体勢に。相手の目を見詰めながら尋ね)
えっ──…!如月…くん…っ。
(ふと相手の手が伸びてきたかと思えば壁ドンされており驚きのあまり声を上げて。しかし問い掛けとともに見つめられてしまえば恥ずかしさからぱっと視線を逸らし)それは──。
──! 、……何してんだ?
(相手を迎えにマネージャー用の部室へ向かっていれば、如月に迫られている相手が視界に映り。駆け寄って如月を乱暴に引き離し。「……大丈夫か?」と、相手を匿うようにしつつ、覗き込んで尋ね)
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