真夜中のピエロ24707 2019-02-17 22:02:04 |
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──よし、これでOK。今度から怪我した時は早めに声かけてね?
(相手の掛け声に練習が終わったのだと察すればこちらも片付けの準備をし始め。部員達が飲んだ紙コップをゴミ袋に入れ転がっているボールを籠に収めると、倉庫に向かおうと重たそうに運んでいて)
(/こちらこそありがとうございます!かしこまりました。では朱莉は2年のままということにさせて頂きますね!)
あかりちゃん。俺、スタメン入ってた?
(ピッチャーは別メニューだった為、先にダウンが終わっていて、相手に近付いては然り気無くボールのカゴを代わりに持ちつつ尋ね。「まぁ、入ってるだろうけど。」嫌味で言ったつもりはなく、自分のピッチングに自信があって)
(/重ね重ね、ありがとうございます!よろしくお願いします!)
あ、ありがとう。
(ふと手元が軽くなると、いつの間にかボールの入っていた籠が相手の手にあり申し訳なく思いながらも笑ってお礼を伝え。「うん、如月くんもスタメンに入ってるよ。この頃調子いいもんね。コンディションもばっちりだし」と自信ありげに言った相手の言葉にくすっと小さく笑えば倉庫の扉を開けて)
(/いえいえとんでもないです!こちらこそよろしくお願い致します!)
あかりちゃんのおかげ。
(調子がいいと言われれば満足げにしつつも相手のサポートのおかげだと真に思っており。扉を開けてもらってボールのカゴを倉庫の中に置き。「じゃあ、今日も愛のこもったアイシング。お願いします。」右肩を擦りながら軽口を叩いて)
私はマネージャーとしてやるべき事をやってるだけだよ。
(“自分のおかげ”と言われるとくすぐったい気持ちになりながらも首を振りマネージャーの責務だと述べ。相変わらずの相手の態度にふふっと笑みを浮かべながら「了解。ま、愛はこもってないけどね?」とこちらも冗談を口にすると倉庫を後にしアイシングをするべく部室に向かい)
はは。愛こもってないの? 残念。
(冗談で返してきた相手に笑いを溢すも、次いで子犬のような表情をしてみせて残念と。部室に入ると二人きりになり、自分は適当に椅子に座って。「あかりちゃん、そろそろ俺とデートしてしてくれてもいいんじゃない?」アイシングの準備をしている相手を目で追いつつさらっと言ってのけ)
ふふ、残念でした。
(子犬のような表情に戸惑うことなくにこっと笑ってその場をやり過ごし。アイシングの準備を整え相手の傍に立つと右肩にアイシングをしながら「デートかあ…私としてもつまらないかもだよ?」と考える素振りをし )よし、このまま10分くらい動かさないでね。
あれ。デート断る理由ってそれ? あかりちゃんと居るだけで楽しいから問題ないね。
(右肩に置かれたアイシングを片手で押さえつつ相手が巻いてくれるのを待って。「じゃ、いつにする?」巻き終えるとニコニコしながらデートの約束をこじつけてしまおうと)
いや、まだデートするって決めたわけじゃ…。
(こちらが返事をしないままにデートの約束をされてしまいそうになり慌てて片手で制し。「10分経ったからそろそろアイシング取るね」と早く話題を変えようとアイシングを取り)
(ダウンを終えて部室へ戻ると如月と相手が二人で居て。一瞬止まってから相手の近くへ歩み寄り。「…こいつに変なことされてないか?」“こいつ”とは如月のことを指しており、如月へ視線を向けつつ牽制)
え?変な事なんてされてないよ。アイシングしてただ話してただけだから。
(部室にダウンを終えた部員が入ってくる中、隣に歩み寄る人影に気づき視線を向けると、心配してくれているのか問いかけられ笑顔を向け)
そっか。 …明日、ちょっと買い物付き合ってくれないか?
(如月を一瞥してから相手の笑顔を見詰め。幼馴染みということもあり、母の日の贈り物を一緒に選んでもらおうかと深い意味も考えずに買い物に誘い)
買い物?別にいいけど…何買うの?あ、もしかして母の日のプレゼント?私も買わなきゃって思ってたんだよね!
(ふと買い物に誘われ首を傾げたものの、部室の壁にかけてあるカレンダーを見て思い出したように頷き一緒に買い物に行くことに決めて)
【如月 咲哉】
えー。和泉先輩ばっかりデートして、ズルいっすよー。俺も、まぜてください。
(取ってもらったアイシングから保冷剤を出したりして片付けつつ、二人の話を聞いていれば聞き捨てならない内容で話に割って入って)
【和泉 蒼司】
デートなんて一言も言ってないだろう。
(如月の言葉に溜め息洩らして呆れ。「…まぁ、俺は別に如月が来てもいいけど。…倉本は?」最終的な判断は相手に委ね)
えー!私が決めるの?そりゃあ2人よりは3人で行った方が楽しいとは思うけど。
(いつの間にか如月くんも間に入り何故か3人で行くという結果になり。「明日何時にどこで待ち合わせる?」と2人の顔を交互に見ながら尋ね)
明日は部活休みだから… 14時にショッピングモールの北口集合。どうだ?
(相手へ向けて思案しつつ答えて。如月には目もくれずに。しかし、ふと如月の方へ向き「お前は予定が合わなければ来なくていい。」と再度相手を牽制)
14時にショッピングモール北口ね、わかった。じゃあ私そろそろ帰るね?
(忘れないようにスマホのカレンダーに予定をメモしながら復唱し。窓の外を見れば薄らと日が暮れ始めており鞄を肩にかけて部室のドアを開け)
【和泉 蒼司】
あぁ。…気を付けて帰れよ。また明日。
(相手がもう帰るようで、自分はまだ帰る支度が済んでおらず、薄暗い帰路が心配ながらも見送り)
【如月 咲哉】
あかりちゃん、もう帰るの? 一緒に帰りたかったんだけどなー。 じゃあ、また明日ね。
(すでに部室から出ようとしている相手の姿に声を掛け。護衛がてら一緒に帰ろうと思っていたが叶わず)
ちょっと早く着きすぎちゃったかな。
(次の日、普段は女友達としか出かけることがないため私服を異性に見せる機会がなく、花柄のワンピースを着て上からカーディガンを羽織った服装で約束のショッピングモール北口で2人を待っていて)
【和泉 蒼司】
早いな。
(待ち合わせ場所に向かって歩いていると既に待っている相手の姿が見え、少し歩く速さを上げて近くまで行き。服装は白のTシャツに黒ジャケット、細身のジーンズ)
【如月 咲哉】
お待たせー。
(1分後位に現れ、にこやかに手を振って近付き。服装は白ベースの柄Tシャツにカーキのカーディガン、黒のスキニー)
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