三丁目のミケネコ 2019-02-15 11:02:03 |
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すいません、もう少しだけ簡単にするために書き直しました。
これでどうでしょうか?
~百合注意~
(閉鎖空間脱出物)
~運命に導かれて~
~第1話~
私の名前は、花月(かげつ) 紫乃(しの)の高校二年生の女の子です。
学校の先生から旅館の宿泊券をもらって同じクラスメートで親友の女の子の暁(あかつき)紅葉(もみじ)と葉月 (はづき)桃花(ももか)妹の中学一年生の花月(かげつ)真白(ましろ)部活の高校の後輩の一年生の伊集院(いじゅういん)瑠璃(るり)の5人で旅行に来ている。
平穏の生活に満足していて
でもこの旅行で平穏な生活が打ち崩される事になった。
「お待ちしていました、このワゴン車で旅館まで送りします」
旅館のある街の電車の駅でしばらく待っているとワゴン車に乗った旅館のおばさんに私達を迎えに来てくれてー
「ありがとうございます、では、旅館までの道案内よろしくお願いします」
軽く頭を下げて旅館まで案内をお願いをして
私達は、ワゴン車に乗り込んでー
「でも旅館の宿泊券を貰って幸運だったよね」
旅館に泊まるのが楽しみでニコニコ笑顔になりー
「本当ですね、これも先輩が学校の先生から宿泊券を貰ったおかげですね」
部活の後輩の瑠璃も旅館への宿泊が楽しみでニコニコ笑顔になりー
「旅行だからと言ってだらけたら駄目だよ、お姉ちゃん」
妹の真白も腰に両手を当てて
興奮する紫乃を注意をしようとしてー
「いやーーしのりん様々やねぇーー」
親友の紅葉も旅行が楽しみでニコニコ笑顔でいてー
「本当だな、紫乃に感謝しているぞ」
親友の桃花も旅行が楽しみで薄く微笑みー
「いやーーもっと誉めてくれても良いんだよ」
親友2人に誉められると有頂天になり高々と笑ってー
でもその直後いきなり辺りが光輝いて光が紫乃達を包み込むと紫乃達は、気を失った。
「んっ……私は、どうしたのかな……?」
紫乃は、ゆっくりと目を開けると状況を整理する様に頭に手を触り周りを見渡した。
部屋の中は、私の周りに太陽の絵柄の魔方陣が描かれていてその魔方陣の外には1から12まで数字が順番に描かれていていてその外に丸が描かれていてその外に1から31までの数字が描かれていて右に東って書いていて左に西って書かれて天井に桜の花が描かれていて右の壁に1、前の壁に5、左の壁に6、後ろの壁に4ってそれぞれ数字が描かれていて壁一面は、赤色で後ろの扉があった。
近くに良く知っている三人が倒れていてー
「瑠璃ちゃん、紅葉ちゃん、桃花ちゃん、大丈夫!?」
紅葉(もみじ)と桃花(ももか)と後輩の瑠璃(るり)の体をゆすって歩いてー
「んっ……紫乃先輩……?
私は、どうしたのでしょうか?」
瑠璃が頭を押さえながら起き上がり状況を整理しようとしてー
「あれ、しのりん、るりるり、にももっち?
ボクは、どうしたのかな?」
次に紅葉が状況を整理する様に頭に両手を当てて辺りを見渡してー
「んっ、紫乃、紅葉、瑠璃?
いったい何がおきたんだ?」
次に桃花が軽く頭を横に振り立ち上がり周りを確認をしてー
「良かった、皆、目が覚めたんだね。
あれ、真白ちゃんは、何処にいるの……?」
皆が起き上がたのをみて安心した様に微笑んで
でも妹の真白がいないのに気がついて慌てて周りを見渡してー
「えっ、ましろん、だけがいないの!?
それは、大変だよ!」
紅葉も真白がいないのに気がついて慌てて周りを見渡してー
「はーー……落ち着けよ、紫乃に紅葉。
ここで慌てても仕方がないだろ。
取り敢えずこの部屋を出てから考えようぜ」
桃花がため息を吐いて落ち着かせる様に冷静に指摘をしてー
「あっ、紫乃先輩、あれが出口では、ないですか?」
瑠璃が後ろにある扉を指差してー
「あっ、本当だ!
さすがは、るりるり、周りを良く見ているね。
んーー扉は、開かないみたいだね。」
紅葉がドアノブを回して扉を開けようとしたけれども引いても押しても扉は、開かなくてー
「どうやら扉についているキーボードで数字を4つ打ち込んだら開く仕組みになっているみたいだな。
キーボードの数字は、0と1から9までの数字があるみたいだな……」
桃花は、扉についているキーボードの数字をまじまじと見つめ自分の考えを提示してー
「なるほどね、さすがは、ももっちだよ!
では、早速、何か入れてみようよ!
最初は、自分の誕生日の0620っと……」
紅葉は、扉のキーボードで0620って打ち込んで扉を開けようとしてー
「バカ、何をやっているんだ!」
桃花は、壁の隙間からナイフが飛び出て紅葉の方に飛んでいくのに気が付いて慌てて紅葉を抱えて横に飛んで
紅葉の立っていた扉にナイフが当たるとナイフが床に落ちてー
「ご、ごめんねーー、助かったちゃったよ、ももっち」
紅葉は、冷や汗をかきながら立ち上がり両手を合わせて桃花に謝りー
「まったく紅葉ちゃんは、うかつに何でも触りすぎだよ。
えっと、扉に何か書いているみたいだね」
紅葉のうかつな態度を見て仕方がなさそうに苦笑いを浮かべ
扉に書かれている言葉に気がついて
扉を良く見るとフランス語でLe mensonge passe par la princesse de la dictatureって書かれていてー
「英語……この単語は、フランス語かな……?」
扉に書かれている文字をまじまじと見つめながらどんな意味があるのか考えてー
「Princesse dictateurは、独裁王女って意味だと思うよ。
他の言葉の意味は、解らないな……」
桃花は、扉に書いてある文字の意味を考えて解るフランス語の意味だけ伝えー
「うぅ……でも壁の赤色は、何だか動物の血みたいで気持ち悪いですよね……」
瑠璃ちゃんは、壁の色を気持ち悪そうに自分の体を触りながら周りを見渡してー
「 5641……それとも1564か……?」
桃花は、壁に書かれている数字を順番に読んでみてー
「それにしても天井の桜模様って綺麗だよね!」
紅葉は、天井の桜模様を目をキラキラ輝かせて見つめー
「それにしても地面の魔方陣に書かれている絵は太陽だよな。
それに囲む様に描かれている数字を見ると時計を見ているみたいなんだよな……」
「5641か……1564……天井の桜の模様……扉に書かれていたフランス語の独裁王女……それに太陽の絵柄と時計……?
でも時計だったら1から60まで書かれているよね。
時計じゃなくてそれに良く似た感じの日にちとか年月とかなのかな……
太陽も時間関係に当て嵌めると……
方角も描かれている内容も何か意味があるんだよね……
もしかして壁に描かれている数字の読み方にも関係してからのかな……
でもそうなると……
はっ、もしかして!」
読んだ昔の物語の本の内容を思い出して扉にある数字を打ち込んで扉のドアノブを押そうとして
そしたら扉がー……
ーto be continuedー
え~~~っ
ぜんぜん分からないんだけれど?!
なにか特別な知識が必要なのかな?
ヒントをもらっても解ける気がしないんだけど、ヒント教えて~
絵が見れればもしかしたらピンとくるかもだけど?
ぜんぜん関係ないけど紫乃ってわたしハンネで使ってるから思い入れが湧くわ~
はい、特別な知識が必要なんですよ。
ついでにフランス語の意味は、独裁王女を嘘で貫くです。
もっと簡単に考えたら良いと思いますよ。
太陽が登るとか赤色が血の色で残酷の事が起きた意味とか今の季節とか最初の始まりが日の出と同じとかフランス語を使う場所とかです。
でもここまで話したら勘の良い人は、解ると思いますよ。
でも答えが解っても意味までは、解らないと思いますよ。
わわ
なんとなく上条当麻みたいですね!
おまえの幻想をぶち壊すっ
あれ、ぜんぜん違う?
フランス革命が関係あるのかなとか思ったけど年代がぜんぜん違うみたいだし
勘が鈍いからかぜんぜん分からないのでもう答えを待つことにしますね
解答編よろしくです!
回答編を投稿しますね。
実は、エープリルフールが由来になっているって言われている答えなんですよね
~百合注意~
(閉鎖空間脱出物)
~運命に導かれて~
~第2話~
扉のキーボードで0401って打ち込んでドアノブを押すとすんなりと開いてー
「やっぱり答えは、0401だったんだね」
開いた扉を満足そうに頷いてー
「しのりんは、何故答えが解ったの?」
紅葉は、感心した様に私を見つめー
「そんなの簡単だよ。
天井の桜は、春の季節を表していてね。
魔方陣の周りに描かれている数字は、日にちを表しているんだよ。
1から31が日にちで1から12が月をみたいにね。
方角は、太陽が登ってくる方角の目印になると思うんだよ。
そして天井の桜から見て桜の咲く季節が四月ってことでしょう。
四月は、太陽が東から登ってくる事を考えると始まりは、東からだと思うんだよ。
東に書かれている数字が1から読み始め1564と扉に書かれているフランス語つまりフランスの独裁王女から連想されるところから考えるとフランスの王女のシャルルが1564年に1月1日に年の始まりと勝手に決めた年になるんだよね。
そして壁の色の赤色は、多分人の血を表していると思うんだよ。
壁の赤色が血が飛び散っている様に見えるでしょう。
シャルルが国民を大量に殺害をした事を表しているんだよ。
扉に書かれているフランス語の独裁王女の続きは、を嘘が貫くだと思うんだよ。
国民がシャルルを貫いた嘘……つまり国民がシャルル王女が怒らした嘘って言うのは、国民達が勝手に新年を4月1日にして嘘の新年にした為になんだよ。
シャルル、つまり扉を、嘘がは、0401で貫くって言葉の意味は、キーボードで扉に打ち込むって事になるんだと思うんだよ 」
自分の思っている考えを瑠璃達を知らせてー
「さすがは、しのりんだよ!
名探偵だね!」
紅葉は、目をキラキラ輝かせて私を見つめー
「その……やっぱり紫乃先輩は、凄いです」
瑠璃は、ほんのり顔を赤らめ尊敬した眼差しで私を見つめー
「ごっほん、次の部屋に行こうよ。
早く茉白ちゃんを探さないと行けないんだからね」
紅葉ちゃんと瑠璃ちゃんに誉められると照れた様に顔を赤らめてそれを誤魔化す様に1回咳をして扉を開けて私達は、部屋から出て行って
扉に入ると広さが20メートルがある丸い部屋に出て
部屋の真ん中にゴリラの剥製ゴがたっていてゴリラ右の腕には、液体が入りそうな10センチくらいの穴が空いていて
そして壁に穴が空いていて
ABって書かれている穴からは黄色の水がBって書かれている穴からは赤色の水がOって書かれている穴からは黒色の水がAって書かれている穴からは紫色の水が流れていて
大きな水鉄砲の様な物に水の出るところに針がついて機械がゴリラの剥製の下に落ちていてー
「またおかしなところに出たよね。
茉白ちゃんも見当たらないしどうなっているのかな?」
次の部屋に入って周りを見渡して状況を確認をしようとしてー
「わーー格好いい!
多分このゴリラの剥製ってニシローランドゴリラだよ。
ゴリラの中では、1番多いゴリラの種類なんだよ」
紅葉は、目をキラキラ輝かせて剥製のニシローランドゴリラを見つめー
「紅葉ちゃんは、動物が好きなんだね。
そう言えば紅葉ちゃんの家に動物図鑑や動物のグッズが沢山あったよね」
紅葉ちゃんの部屋に行った時の事を思い出して紅葉ちゃんの動物グッズが可愛らしかったなって思いー
「紅葉先輩が動物が好きだなんて知りませんでした。
可愛らしいところがあるのですね。
でもこのゴリラの剥製って迫力が合って怖いです……
あれ、ゴリラの剥製の土台に何か書いています。
えっと『死にそうです、助けて下さい……』
何だか物騒ですよね」
瑠璃ちゃんは、ゴリラの剥製の土台の文字を気味悪がそうに見つめー
「なるほどゴリラが怪我をしているって事だよな……
でもこの水鉄砲ってまるで病院とかで良く見る物に似ているよな。
それに壁から流れている水も謎だよな……」
桃花は、全く解らなくて戸惑いながら部屋の中の物を1つずつ見て周りー
「ゴリラを治療したら何かが起こるって事だよね。
治療は、医療品や臓器や血を輸血したり手術道具が必要だよね」
どうしたらゴリラの剥製を治療できるか考えて自分の考えを知らせてー
「ボク、この謎の答えが解っちゃったよ!
こんなの簡単な問題だよ」
水鉄砲に良く似た機械である穴から流れている水を入れるとその水をゴリラの腕の穴からゴリラの剥製の中に水を入れて
そしたら剥製のゴリラがー……
ーto be continuedー
詳しく書くと16世紀ヨーロッパでは、3月25日から4月1日まで春のお祭りをしていました。でもシャルル九世が1564年の1月1日を新年にしました。それを怒った国民が4月1日を嘘の新年として馬鹿騒ぎをしました。それに怒ったシャルル九世が騒いだ国民を逮捕して処刑しました。以上が謎解きの由来です。
桜は物知りなんですね!
エイプリルフールの由来というのはわたしは初めて聞きました
小説の紫乃はわたしと違って優秀ですね(苦笑)
なんでゴリラ(笑)
まぁゴリラであることになにか意味があるんだろうけれど
AとかABというのは血液型っぽいですよね
でもそれと色との関連がちょっと分からないですね
それでは解答編、お願いします!(ぁ
~百合注意~
(閉鎖空間脱出物)
~運命に導かれて~
~第3話~
紅葉ちゃんは、注射器に良く似た機械でBの水を入れてゴリラの腕の穴からゴリラの剥製の中に水を入れて
そしたらゴリラの剥製が光輝いてゴリラの剥製が小さくなって30cmぐらいのゴリラのきぐるみを着ていいて羽の付いて女の子に変わってその女の子が地面に倒れ込もうとして
きぐるみの女の子が倒れる前に紫乃がの女の子を抱き抱えてー
「ゴリラの剥製が女の子になったの!?
でも紅葉ちゃん、何で解ったの?」
きぐるみの女の子の抱き抱えながらどうして紅葉ちゃんが答えを解ったのか疑問に思いー
「えっ、そんなのは、簡単だよ。
怪我をしているゴリラの剥製を治療しないといけないんでしょう。
この部屋で治療に使えそうな物は、注射器みたいな機械と壁から流れている水って事でしょう。
壁の穴から流れている水の上にアルファベットが書かれているでしょう。
アルファベットがAとBとABとOってことは、血液型を表している事になるんだよ。
ゴリラの血液型が何種類もあるだよね。
でもニシローランドゴリラの血液型は、B型しかいないんだよ。
だからゴリラに輸血をする為にBの水を注射器で汲み取りゴリラの剥製に輸血したってことなんだよ。
この問題を解いたボクを敬っても良いんだよ」
紅葉ちゃんは、自分の知識を自慢する様に威張りながら自分の胸に右手を置いてー
「ほら、調子にのるな、紅葉……」
桃花は、仕方がなさそうに軽く苦笑いを浮かべて紅葉ちゃんの鼻を軽くつねってー
「わっ、もうももっち何をするんのよ!?」
桃花ちゃんに紅葉ちゃんが鼻をつねられると紅葉ちゃんが涙目で桃花を見つめー
「なんとなく自信満々の紅葉にむかついたから……」
桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの鼻を離すときょとんとしてさも当然の様な態度をとりー
「もう酷いよ、ももっち~~」
紅葉ちゃんは、頬っぺたを膨らませて不満を表してー
「クスッ、冗談だ、紅葉」
桃花ちゃんは、優しく微笑んで紅葉ちゃんの頭を撫でてー
「これで誤魔化されたって思わないでよね、ももっち。
しのりん、その子は、大丈夫そうなの」
紅葉は、不満全快で桃花を睨む様に見つめ
私が抱き抱えている羽のはえたゴリラの着ぐるみみたいな物を着ている小さな女の子がゆっくりと目を開けてー
「んっ……ここは、何処なの……?
お姉ちゃん達がアンの封印を解いてくれたの?」
ゴリラの着ぐるみみたいな物を着た女の子は、状況を確認する様に周りを見渡し
近くに私達がいるのに気がついてアンを助けてくれたのが私達なのか質問をしてー
「うん、一応そうなる事になるかな」
紅葉ちゃんは、自分が助けた事になるのかなって考え込み一応助けた事を知らせてー
「ありがとうございます。
アンは、この迷宮の主の大妖精のアンと申します。
実は、外から来た盗賊達に仲間達が捕らわれて行き最後まで抵抗した私も剥製の中に封印されてしまいました。
本当に助けていただいてありがとうございます。
迷宮を出るまで手助けをさせてもらいます」
アンは、頭を下げて私達に助けてもらったお礼を表すと迷宮を出る為の手助けをすることを提案をしてー
「ありがとう、アンちゃん。
私の名前は花月(かげつ) 紫乃(しの)
そして隣にいるのが友達の暁(あかつき)紅葉(もみじ)
その隣にいるのが友達の葉月(はづき)桃花(ももか)
その隣にいるのが学校の後輩の伊集院(いじゅういん)瑠璃(るり)だよ。
この迷宮を出るまで案内をお願いね。
ところでこの迷宮ってなんなの?」
私と紅葉ちゃん達の自己紹介をするとこの迷宮は、なんなのか質問をしてー
「この迷宮は、勇者の試練って言う迷宮です。
もともと世界を救うにふさわしいか調べる為の迷宮で入ったら最後この試練をクリアするまで外には、出れません。
試練をクリアしたら世界を救うことも滅ぼすこともできる力が手に入ります」
アンちゃんは、この迷宮の事を嬉しそうに説明をしてくれてー
「なるほどつまり進むにしろ外に出るにしろこの試練をクリアしないと駄目ってことか……」
桃花ちゃんは、状況を確認するかの様にアンちゃんの言った事を繰り返してー
「何故、私達がこの迷宮に飛ばされたかは、知らないけれどもここまで来たら引き返せないってことだよね。
アンちゃん、迷宮の案内お願いね」
ここまで来たら進ましかないと思いアンちゃんにこの迷宮の案内をお願いをしてー
「はい、解りました、紫乃お姉ちゃん!
この部屋を出るのでしたらこちらです」
アンちゃんは、右の壁に近づくと魔法で杖を出すと杖が輝くと壁から扉が現れて
私達は、その扉を使ってこの部屋を出て行き
次の部屋に来ると部屋の中には、2人の女の子が立っていて
部屋の壁にAとBと書かれている扉が2つ合ってー
「茉白ちゃん!?
良かった無事だったんだね。
でも茉白ちゃんが2人いるのは、どう言う事なの?」
2人の茉白ちゃん達に近づいて茉白ちゃんの無事を喜ぶと何故茉白ちゃんが2人いるのか質問をしてー
「解らないよ、お姉ちゃん。
この部屋に入ってきたら2人になったんだよ。
でも出口か解らないけれども入ってきた扉ならば解るよ」
右にいる茉白ちゃんが状況を説明して
次に左にいる茉白ちゃんが何か話そうとしたら茉白ちゃん達2人ともの動きが止まってー
「えっ、茉白ちゃん、どうしたの!?」
茉白ちゃん達が動きが止まったのを見て慌てて茉白ちゃん達の体を揺すりー
「待ってください、紫乃お姉ちゃん。
たぶんこれは、試練に関わる魔法だと思いますね。
確か分裂魔法は、表と裏、真実と嘘だったと思います。
1人は、表、つまり正直、本当の事を言う。
1人は、裏、正直じゃない、嘘の事を言うだったと思います。
質問は、茉白お姉ちゃんの2人に一回ずつ質問できたと思います。
正解の扉に茉白お姉ちゃんの2人と皆さんで扉に入ると茉白お姉ちゃんが1人になるはずです」
アンちゃんは、2人の茉白ちゃんの周りを交互に飛び回り
茉白ちゃんが別れた訳と解決法を教えてくれてー
「それって有名な話だよね。
確か1人は、正直者で本当の事しか言わないで
1人は、嘘をつく者で嘘しか言わないだったよね。
それぞれの住んでいるところを当てるって話だったよね。
確かあなたの住んでいるところは、こっちですか?って指を指して聞いて聞いて正直者が住んでいる場合は、正直者の場合は、はいって答えて嘘つきの場合もはいって答えて
嘘つきの住んでいる方を指を指してあなたの住んでいるところは、こっちですか?って聞くと正直者は、いいえ、って答えて嘘つきもいいえ、って答えるって奴だよね。
でも今回は、2人とも同じ扉から入ってきた来たからこの質問では、駄目だよね……」
自分の持っている知識では、答えにならなくてどんな答えだろうと考えてー
「うーーこんなの頭が混乱するよ!
嘘が嘘になれば良いのに!」
紅葉ちゃんは、私の言葉の意味が理解できなくて腕を組んで悩みまくりー
「嘘が嘘に……?
そうか、そうだったんだね。
さすがは、紅葉ちゃんだね。
紅葉ちゃんのお陰で答えが解ったよ。
ねえ、茉白ちゃん、質問をするよ。
うんとね……」
私は、思いっきりある扉を指して茉白ちゃん達にある質問をして
そしたら茉白ちゃん達がー……
ーto be continuedー
~百合注意~
(閉鎖空間脱出物)
~運命に導かれて~
~第4話~
たぶんこの質問が正解だと思いAの扉を指差してー
「ねえ、茉白ちゃん、Aの扉を通ってきたの?と聞いたら茉白ちゃんは、はいと答えるの?」
茉白ちゃん達を見渡して自分の思っている事を質問をしてー
「いいえ」
右の茉白ちゃんが首を大きく首を振って違うと質問に答えてー
「いいえ」
左の茉白ちゃんも首を大きく振って違うって質問に答えてー
「なるほどね、出口が解ったよ。
みんな、それならばこっちの扉に入ろう」
私達がBの扉に入ると2人の茉白ちゃんが光輝いて1人の茉白ちゃんになってー
「良かった、私、1つに戻れたよ……」
茉白ちゃんは、1人に戻れて安堵の笑みを浮かべー
「さすがは、しのりんだね!
でも何で答えが解ったの?」
紅葉ちゃんは、感心しながら答えが解ったのを誉めて
何で答えが解ったのか首をかしげながら質問をしていてー
「そんなの簡単だよ。
嘘の嘘を本当にすれば良いんだよ」
自信満々に答えのヒントを教えてー
「あの……つまりどう言うことでしょうか?」
謎のヒントを聞いても全く解らなくてクエッションマーク(?マーク)を頭の上に出している様に見えてー
「つまりね。
もしも指差したのが通ってきた扉とするよ。
聞いた子が本物の正直の茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問をすると正直にはいと答えるよね。
こちらが通ってきた扉ですか?と聞いたならばはいと答えるの?って聞いたら正直にはいと答えるよね。
もしも質問をしたのが嘘つきの茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問をすると嘘をついていいえと答えるでしょう。
こちらが通ってきた扉ですか?と質問したらはいと答えますか? って質問をすると本当の答えがいいえとなるからその嘘は、はいと答えになるよ。
もしも指差したのが通らなかった扉とするよ。
質問をしたのが本物の正直な茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問に正直にいいえと答えるでしょう。
こちらが通ってきた扉ですか?と質問をしたらはいと答えますか?って質問にも正直にいいえと答えるよね。
質問をしたのが嘘つき茉白ちゃんならばこちらが通ってきた扉ですか?って質問をして嘘をついてはいと答えるよね。
こちらが通ってきた扉ですか?と質問をしたらはいと答えるの?って質問をすると本当の答えがはいとなりその嘘のいいえと答えるよね。
だからねはいと答えたなら指差したのが通ってきた扉だよ。
そして いいえと答えたならば、指差したのが通って来なかった扉つまり間違いの扉って事だよ」
子供にも解りやすい様に噛み砕く様に右手の人差し指を立てて説明をしてー
「さすがは、紫乃先輩です。
頼りになります」
瑠璃ちゃんが尊敬の眼差しで私を見つめ
私を見つめる瑠璃ちゃんの眼差しが恋をしている相手を見ている様に見えてー
「私のお姉ちゃんだもの。
こんなのできて当たり前だよ」
茉白ちゃんは、自分の事の様の私の事を誉めて
紫乃の事を自分の物って言う様に私の物って呼び方をしていてー
「そうですね、さすがは、私の紫乃先輩です」
瑠璃ちゃんも茉白ちゃんに対抗して紫乃の事を自分の物って言う様に私の物って呼び方をしていて
「そうだね、さすがは、私のお姉ちゃんです」
茉白ちゃんも瑠璃ちゃんに対抗して紫乃の事を自分の物って言う様に私の物って呼び方をしていて
瑠璃ちゃんと茉白ちゃんは、互いニコニコ笑顔で見詰めて火花を散らしている様に見えていてー
「るりるりもましろんも本当に仲良しだね。
それにしてもこの部屋って凄く広いよね」
紅葉ちゃんは、部屋の中を見渡して
部屋が体育館の様に広くてジェットコースターの乗り物の様な三人乗りのトロッコが6個置いて
右から順番にトロッコについているナンバープレートに6+0=1って書かれていて
その隣のトロッコのプレートに6+0=1って
その隣のトロッコのナンバープレートに2+4=1って
その隣のトロッコのナンバープレートに3+6+5=1って
その隣のトロッコナンバープレートには、1+2=1って
その隣のトロッコのナンバープレートに1+0+0=1って
それぞれナンバーが書かれていて
「わーこれを見てよ!
遊園地のジェットコースターみたいだね。
早く乗ろうよ!」
紅葉ちゃんがトロッコに乗ろうとしてー
「待て、紅葉、むやみになんでも乗ろうとするな!」
桃花ちゃんは、トロッコに乗ろうとする紅葉ちゃんの洋服の襟首を掴んで紅葉ちゃんがトロッコに乗るのを止めさせてー
「えへへーごめーん、ももっち。
ついそこにジェットコースターが合ったから乗りたくなったんだよ」
紅葉ちゃんは、自分の頭を軽く叩いて右目を瞑って舌を出して悪戯ぽく微笑んでおちゃらけてみていてー
「はーー……そこに山があるから登るみたいな事を言うな」
桃花ちゃんは、紅葉ちゃんの態度を見て軽くため息を吐いて紅葉ちゃんの鼻を軽くつねってしまいー
「ちょ、ちょっと、ももっち、痛いって、そんなところをつねらないでよ。
ボクが悪かったから!」
紅葉ちゃんは、桃花ちゃんに鼻をつねられて痛そうに悲鳴を出して自分が悪かったって桃花って謝りー
「解れば構わない」
紅葉ちゃんの態度を見て桃花ちゃんが満足そうに頷き紅葉ちゃんの鼻から手を離してー
「あれ、こんなところに石碑がありますね。
なんの石碑でしょうか?」
瑠璃ちゃんは、トロッコの近くにある石碑に気がついて石碑を覗き込み
石碑には、『未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進め』って書いていてー
「『未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進め』ってどう言う意味なのかな?」
紅葉ちゃんは、石碑に書かれている文字を読んで石碑に書かれている文字の意味が解らなくて不思議そうに首を傾げてー
「道標って旅行みたいですね。
そう言えば旅行って言えば世界旅行とか時間旅行とか宇宙旅行とか時空旅行とか色々ありますよね。
でもほとんどできない旅行ですよね」
瑠璃ちゃんは、石碑に書かれている文字で連想できる事を考えてー
「紫乃お姉ちゃん、このトロッコに三人ずつに乗って2つのグループに別れてトロッコで次の部屋迎えば良いと思います。
トロッコが三人乗りだからちょうど良いと思いますよ。
正解のトロッコに乗ったら次の部屋で合流できるはずです」
大妖精のアンちゃんがこの部屋を出る方法を教えてくれてー
「この部屋から出る方法を教えてくれてありがとうね、アンちゃん」
アンちゃんの頭を優しく撫でて優しく微笑み部屋から出る方法を教えてくれたことに感謝を表してー
「はい、どういたしましてです、紫乃お姉ちゃん!」
アンちゃんは、私に誉められて嬉しそうにニッコリと笑いー
「『未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進め』ってどう言う意味なのかな?
でも道標が旅行か……
でも時間旅行とか時空旅行とかほぼファンタジーの世界だよね。
いや待ってよ、千五百秋(ちいほあき)の意味って確か……
私と茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、このトロッコに乗るからね。
だから桃花ちゃんと紅葉ちゃんとアンちゃんは、このトロッコに乗ってね。
それならば行くよ、皆!」
謎の答えが解ると茉白ちゃんの方を向いてこれからの事を指図をして
私達は、それぞれ三人二組に別れてあるナンバープレートが書かれて2つのトロッコに乗り次の部屋に向かい
しばらくトロッコに乗っているとー……
ーto be continuedー
~百合注意~
(閉鎖空間脱出物)
~運命に導かれて~
~第5話~
私と茉白ちゃんと瑠璃ちゃんは、3+6+5=1ってナンバープレートに書かれているトロッコに乗り
紅葉ちゃんと桃花ちゃんとアンちゃんは、1+2=1ってナンバープレートに書かれているトロッコに乗るとトロッコが進み初めてもうスピードで洞窟のトンネルを走り初めてー
「キャーーキャーー早いです、早すぎます、助けて下さい、紫乃先輩!」
瑠璃ちゃんは、トロッコがあんまりにも早く走り過ぎて涙目で私に抱き着いていてー
「キャーーキャーー早いよ、早すぎるよ、助けてよ、お姉ちゃん!」
トロッコが早く走りすぎて茉白ちゃんも私に抱き着いて涙目になりー
「大丈夫だよ。
もう少しで出口に着くと思うからもう少しの辛抱だよ、茉白ちゃん、瑠璃ちゃん」
私は、茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの怖さが少しでも落ち着けばと2人を強く抱き締めると背中を優しく撫でて
しばらくすると洞窟の出口に出てトロッコがゆっくりと止まり
それからしばらくして紅葉ちゃん達の乗っているトロッコもこの部屋に入ってきてー
「あージェットコースターみたいで楽しかった!
もう一回くらいは、乗りたいこな!」
紅葉ちゃんは、トロッコのスピードが楽しかったみたいでニコニコ笑顔でトロッコから降りて
後を続いて桃花ちゃんとアンちゃんもトロッコを降りてー
「大丈夫だった、茉白ちゃん、瑠璃ちゃん?」
かなり怖がっていた茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの事が心配で心配そうに茉白ちゃんと瑠璃ちゃんの顔を覗き込みー
「無理です、紫乃先輩が抱き締めてくれていたら落ち着きます……」
瑠璃ちゃんは、涙目で私を見上げて抱き締めてほしい事をお願いをしていてー
「そんなの無理だよ。でもお姉ちゃんが抱き締めてくれていたら落ち着くよ……」
茉白ちゃんも涙目で私を上目遣いで見つめて抱き締めてほしい事をお願いをしていてー
「そんな事で茉白ちゃんと瑠璃ちゃんが落ち着くならば良いよ」
茉白ちゃんと瑠璃ちゃんを優しく抱き締めて2人の背中を優しく撫でてー
「えへへー私のお姉ちゃんの匂いがして落ち着くよ」
茉白ちゃんは、私に抱き締められて幸せそうにニコニコ笑顔で微笑んでいてー
「私の紫乃先輩が暖かくて気持ちが良いです……」
瑠璃ちゃんは、私に抱き締められて幸せそうに微笑んでいて
しばらくすると瑠璃ちゃんと茉白ちゃんが私から離れてー
「ありがとう、お姉ちゃんのおかげで元気になりました。
さすがは、私のお姉ちゃんだよ」
茉白ちゃんは、ほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべて
私の事を茉白ちゃんの物呼びをしていてー
「ありがとうございます、紫乃先輩のおかげで元気になりました。
さすがは、私の紫乃先輩です」
瑠璃ちゃんは、薄く微笑み照れ笑いを浮かべて
私の事を瑠璃ちゃんの物呼びをして
瑠璃ちゃんと茉白ちゃんは、私の腕に抱き着いて互いにニコニコ笑顔で見つめ合い火花を散らしている様に見えてー
「そう言えばしのりんは、何故答えの道が解ったの?」
紅葉ちゃんは、キョトンと首を傾げて何故答えが解ったのか質問をしてー
「そんなの簡単だよ。
まず未来を望む者、千五百秋(ちいほあき)を道標にして進めの意味だけれどもね。
未来を望む者は、先を進もうとする人達つまりこの迷宮を脱出しようとする私達の事だよ。
千五百秋(ちいほあき)の意味は、限りなく長い年月とか永遠とかつまり時間を表す意味だよ。
千五百秋(ちいほあき)を道標にして進めって事は時間を目印にして次の部屋に行けって意味だよ。
トロッコに着いているナンバープレートの6+0=1の意味は、6と0を合わせて60って事は60秒は、1分
同じく6+0=1は、60分は、1時間
同じく2+4=1は、24時間は1日
同じく3+6+5=1は、365日は、1年
同じく1+2=1は、12ヶ月は、1年
同じく1+0+0=1は100年は、1世紀って事だよ。
同じ部屋に行くには、同じ時間に向かうトロッコに乗らないと行けないんだよ。
この中で同じ時間は、365日の1年と12ヶ月の1年つまり3+6+5=
1のナンバープレートと1+2=1のナンバープレートのトロッコに乗ったら同じ時間つまり同じ部屋に行けるって事だよ」
自信満々に問題の回答を教えてー
「やっぱり私のお姉ちゃんは、凄いよ」
茉白ちゃんが私が問題を答えが解ったのが凄いと思ってなのか目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめ
茉白ちゃんが私の事を茉白ちゃんの物呼びをしてー
「そうですね、やっぱり私の紫乃先輩は、凄いですね」
瑠璃ちゃんも私が問題を答えが解ったのが凄いと思ってなのか目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しで私を見つめ
瑠璃ちゃんが私の事を瑠璃ちゃんの物呼びをして
瑠璃ちゃんと茉白ちゃんが互いに火花を散らしている様に見えてー
「本当にましろんとるりるりもしのりんの事が好きだよねぇーー」
紅葉ちゃんは、ニコニコ笑顔で茉白ちゃんと瑠璃ちゃんと私を見つめてー
~つづく~
~この聖女様は、○○○につき御注意を~
ープロローグー
世界に狂暴な魔物達が大量発生した為に人々が殺されていくしかなくて
世界は、暗黒の時代に突入して
それをどうにかするために異世界から聖女様を召還して
召還した聖女様は、流れる様な綺麗な長い黒髪でどこか儚げで子供の様に幼く感じるその姿は、天使様にも女神様の様に美しく見えて
死にそうな重体の人々の怪我や病気を一瞬で治療して
大量の悪霊やゾンビーの群れを一瞬で浄化して
街には、どんな狂暴な魔物も街に入れない結界の魔法をはれて
死んだ人すら甦らせられとまで言われていて
一部では女神様と崇められているほどだった。
街の広場ののベンチに聖女様が座っていて
その周りに聖女様を護る様に王国騎士達が座っていて
聖女様を一目見ようと聖女様の周りには、人々が集まっていてー
「ああ、今日も聖女様は、美しいぞ。
まるで女神様を見ている様だ」
中年の男性が恋する乙女の様にうっとりと聖女様を見つめていてー
(『どうしてこうなった……』)
「まったくだよ、聖女様の姿を拝めるだけで後百年は、生きれる気がするぞ」
二十代くらいの男性が崇拝するように熱い眼差しで聖女様を見つめてー
(『だからボクが聖女様って可笑しいよ!』)
「ありかたや、ありかたや、ありかたや、ありかたや……」
杖をついたお婆ちゃんが両手を合わせて聖女様を神様の様に崇める様に祈りを祈ってー
(『どう考えてもこんなの可笑しいって!』)
「聖女様がこの国におられるだけで後百年は、安泰よね!」
二十代くらいの女性が崇拝する様な尊敬な眼差しで聖女様を見つめていてー
(『だって本当のボクは……』)
聖女様は、これからの事を考えて困った様に深くため息を吐いて
これは、ボクが聖女様として過ごす苦悩と苦痛の物語である。
ーTo Be Continuedー
~この聖女様は、○○○につき御注意を!~
ー第1話ー
放課後に高校の校舎裏の桜の木の前で黒髪でロングヘアーの子供の様な容姿で背丈が140ぐらい可愛らしい女の子?と坊主頭の野球とかの部活をしてそうなスポーツ少年が立っていてー
「好きだ、真白ちゃん、俺と付き合ってくれ!」
男の子は、頭を下げて自分と恋人同士になってほしいって女の子にお願いをしておてー
(『どうしてこうなった。
言っておくけれどもボクは、男の子だ。
いつも男の子に告白される。
見た目が女の子みたいなせいかもしれない。
言っておくけれどもボクは、ノーマルだ。
とりあえず目の前の出来事を片付ける事にした』)
「あ、あのね、彰、ボクは、男の子だよ。
男の子同士で付き合うとか間違っていると思うんどけれどもさ……」
ボクは、彰の気持ちを落ち着かせる様に男の子同士で付き合うのは、無理だと彰に言い聞かせ様としていてー
「そんなの関係がない!
俺は、真白ちゃんが男でも女でも好きなんだ!
だから付き合ってくれ!」
彰は、ボクを襲いかりそうな勢いでボクに近づいてきてー
「と、とにかく、本当に無理なんだから、ごめん、彰!」
ボクは、彰に襲われるかもって身の危険を感じて走って彰から離れようとしてー
「ま、待ってよ、真白ちゃん!」
彰がボクを走って追いかけ様として
ボクは、彰に捕まらない様にもっとダッシュで走って
でもいきなりボクの周りに光の魔方陣が表れると光輝いて周りが見えなくなり
気がついたら知らない場所に立っていて
ボクは、周りを見渡すと周りは何処かの中世のヨーロッパのお城の王様がいる場所の様なところでここが王宮の中だと直ぐに解って
王宮の中には、三十代くらいの立派な髭をはやした王冠をつけた男性がいて一目でこの国の王様だと解り
その隣には、16歳くらいの男性が立っていて立派な剣を腰につけていてこの国の王子様だと理解して
その隣に可愛らしいドレスを着た12歳ぐらいの女の子が立っていてこの国のお姫様だと思えて
ボクの前には、60代くらいのお爺ちゃんが立っていて手に魔法の杖を持っていてその様子がまるで魔法使いの様に見えて
王宮には、メイドや王国騎士や魔法使いらしい人達が立っていて
「やったぞ。
召還は、成功だ!」
魔法使いらしい60代くらいのお爺ちゃんは、ボクが現れたのが嬉しそうに持っている手をふるふると震わせていてー
「これでこの世界は、救われる!」
王国騎士の1人がボクが召還をしたのを待ちわびていたかの様に声を出して喜んでいて
ボクは、状況が飲み込めなくて戸惑いながら呆然と周りを見渡していてー
「突然の召還されて戸惑っていると思うが話を聞いてもらいたい。
まずいきなりの召還、すまなかった。
実は、この世界に突然の狂暴の魔物の大量発生や天災や疫病の為に世界は、滅びの道を進もうとしている。
それを阻止するためには、聖女の力が必要だと予言に書かれていてな。
すまないが聖女としてのそなたの力を貸してくれぬだろうか?
すまなぬ、今は、そなたの力が
必要なのだ。
どうか我々に力を貸してくれ!」
王様は、深々と頭を下げてボクに聖女様として世界を救ってほしい事をお願いをしてー
(『聖女様として世界をして救うって言われてもね……
って聖女様!?
ボクが男の子なのに聖女様!?
それってあり得ないって!』)
「あ、あの、召還されて何ですがボクが召還をされたのは、間違いでないでしょうか?
だってボクは、男の子ですよ。
男の子なのに聖女様って可笑しくないですか?」
ボクに聖女様の資格がない事を指摘をして
こんなのは何かの間違いだと思いー
「何を言っておる。
こんなに可憐で可愛らしいのに男の子の訳なかろう。
聖女として世界を救うのは、辛いのは、解るが子供でも解る嘘は、良くないぞ」
王様は、困った様にため息を吐いてボクを男の子ってまったく信用していなくてー
「だーかーらー、ボクは、男の子です!」
ボクは、なんとか男の子だと解ってもらおうと思い大声を出してなんとか説得をしようとしていてー
「聖女様は、女の子なのに何で男の子だと言おとしているの?」
お姫様は、ボクの男の子発言を聞いて不思議そうに首を傾げていてー
「お姫様、たぶん、聖女様は、召還されたばかりで気が動転しているだけだと思います。
異世界に召還されて心寂しいだけだと思います。
だから聖女様を優しくしてあげてくださいね」
お姫様の隣にいるメイドがボクを気遣う様な態度をとりー
「あーーもう、脱いだら男って解るよね!」
なかなか男と信じてくれない周りにムカついて服を脱いで裸になろうとしてー
「何洋服を脱ごうとしているんだ。
女の子がむやみに洋服を脱ぐものでない!」
王様の近くにいた王子様が慌ててボクが洋服を脱ぐのを止めてー
「それにしても聖女では、失礼だな。
お主の名前を教えてくれ」
王様は、自分の髭を触り少しだけ考え込みボクの名前を質問をしてー
「その……ボクの名前は、天馬(てんま)真白(ましろ)と言います」
王様達のボクが男だと信じてくれない態度を見てどうしたら戸惑いながらおどおどして自分の名前を知らせてー
「真白と申すか。
良い名前じゃな。
とりあえずしばらくこの国に泊まり気持ちを落ち着かせるがよい。
世界を救う手伝いをしてもらうにしてもしないにしてもじっくりと考えてから答えを出すが良かろう。
真白の泊まる部屋に案内してあげなさい」
王様は、ボクの名前を聞いて考え込む様に自分の髭を触り答えをゆっくり出すのを勧めてー
「はい、解りました、では、茉白様、こちらです」
王様の近くにいたメイドがボクの方に近づいて自分の部屋に案内されてー
「真白様、その服装では、この国で目立ちます。
テーブルの上にある洋服に着替えてください」
メイドは、ボクにこの国の洋服に着替える事を勧めると部屋から出て行ってー
「これがこの国の洋服なんだね。
なんだか下着も普通の下着と違う気がするんだけれど……」
ボクは、洋服に着替え終えてある事に気がついてー
「ってこれって女の子の洋服!?
ってことは、まさか、さっきの下着も女性物の下着!?
こんなの他の人に見せられないよ!」
ボクは、鏡の中で写る自分の清楚みたいに白色のドレス姿を見て体を振るわせて慌てて洋服を脱ごうとすると扉が叩いて部屋の中に豪華な鎧を身に付けた二十代くらいの女性の騎士が入ってきてー
「失礼します。
真白様の専属騎士になったマリア・ミシェルと申します。
どうか私のことは、マリアとお呼びください。
解らないことがありましたら気軽なくおっしゃってください」
マリアは、自分の胸に手を置いて丁寧にお辞儀をしてー
「うん、これからよろしくね、マリアちゃん。
ところでここが魔法が使える異世界って事は、自分のスキルなのが解るステータスプレートとか魔法で見れたりするのかな?」
異世界で魔法がある事を思い出すと自分のスキルや能力を魔法で解るのでは、ないかと思い質問をしてー
「はい、できます。
右手を前に出して『ステータスオープン』って唱えたら自分の能力が解るはずです」
マリアちゃんは、ボクの方をじっと見つめてステータスを見る方法を教えてくれてー
「教えてくれてありがとう、マリアちゃん。
えっと……『ステータスオープン!』」
ボクは、右手を前に出してステータスオープンって唱えると目の前に光のウインドーみたいな物が出てきてー
(『えっと、職業は、聖女っと
やっぱり男なのに聖女なのね。
レベルは、1で攻撃力は、1、防御力8、素早さは、7、魔力∞…と
魔力が∞とかあり得ないでしょう!
えっとスキルは、魔力の泉、効果は、魔力が無限にわきでる。
なるほどね、このスキルのおかげで魔力が無限大なんだね
他には、生命の祝福と神々の祝福と慈愛の祈り、効果は、秘密……
って自分のステータスなのに秘密ってなんだよ!
えっと性別は……男の娘っと……
って性別が男の娘ってなんなんだよ!
男の娘って性別でないでしょう!
男や女ならば解るけれども男の娘ってなんなんだよ!
他には、何も書いていないよね。
はー……このステータス情報なんなんだよ。
明らかにおかしいでしょう。
どっと疲れたかも……』)
ボクは、前に出たステータスプレートを両手で叩いたら消えてー
「ねえ、マリアちゃん、この世界を救えたら元の世界に戻れるって事で良いんだよね」
ボクは、まず元の世界に戻れるか疑問に思いマリアちゃんに質問をしてー
「すいません、その答えは、解りません。
召喚魔法の事は、禁術とされていました。
だから詳しくは、知らされていません」
マリアちゃんは、少しだけ困った様に苦笑いを浮かべ解らない事を知らせてくれてー
「なるほどね、つまり聖女召喚魔法について何も解らないって事だよね。
それでボクは、何をしたら良いのかな?」
情報を整理すると帰れるか解らないと解るとこのまま何もしないのは、何も変わらないと思いこれからの方針を質問をしてー
「冒険者ギルドに入って力をつけてもらいます。
私も一緒にお供させてもらいます」
マリアちゃんは、自分の胸に右手を置いて優しく微笑んでいてー
「ありがとう、マリアちゃん。
これからよろしくね」
マリアちゃんの気持ちが嬉しくてマリアちゃんの両手を握り締めてにっこりと笑いー
「は、はい、これからよろしくお願いします……
疲れていなければこのまま冒険者ギルドにいきたいのですが大丈夫でしょうか?」
マリアちゃんは、ボクに両手を握り締められて恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめてー
「ボクは、大丈夫だよ。
このまま冒険者ギルドに行こうよ」
ボクは、異世界の街を見てみたくて冒険者ギルドに行く事を賛同して2人で冒険者ギルドに向うとそのまま冒険者ギルドに入ると冒険者ギルドの中が騒ぎ初めてー
「おい、見ろよ、凄い美少女が入って来たぞ」
カウンターに座っていたマッチョの大男がボクの方を振り向いて最初に騒ぎ初めてー
「なんと可憐な美少女だ!」
背の小さい中年くらいの男性がボクを見て驚きの声を出してー
「異国の子かな?
是非、お近づきになって出来ることならば付き合いたいよ!」
背の高く痩せた男性が恋する乙女の様にうっとりとボクを見つめていてー
「馬鹿かお前みたいなむさ苦しい奴なんか相手にしてくれる訳ないだろ」
背の高く痩せた男性の横に座っていた小太りの男性が冷たい態度をとりー
「ありがたや、ありがたや、ありがたや……」
何処かのお坊さんの様なスキンヘッドのお爺ちゃんが両手を合わせてボクに向かって祈り初めてー
「俺の妹になってくれないかな?」
十代くらいのお兄さんが物欲しそうにボクを見つめてー
「いや、俺の娘になってほしいよ」
30代くらいの男性が愛おしそうにボクを見つめー
「いや、あんな可愛らしい孫も捨てがたいよ」
60代くらいのお爺ちゃんがうっとりとボクを見つめてー
「お持ち帰りしたいわ……」
十代くらいの美人のお姉さんが誘拐犯の眼差しでボクを見つめー
「いや~~あんな可憐な美少女と出会えるのならば生きていて良かったよ」
二十代くらいの男性がニヤニヤしながらボクを見つめてー
冒険者ギルドの中にいる冒険者の方々が小声でボクの噂をしていてー
「だからボクは、男の子なんだよ~~!!」
ボクは、男に見られなくて情けなくなり大声で男の子だと否定をしてー
「わーー可愛らしい、自分の事をボクだって!」
十代くらいのお姉さんが目をキラキラと輝かせてボクを見つめー
「女の子なのに男の子だって思っているだなんて本当に可愛らしい子!」
十代くらいの金髪の天然パーマのお姉さんが目をキラキラと輝かせてー
「そんなに一生懸命に男の子だと否定をするだなんで凄く可愛らしい!」
二十代くらいの赤髪の女性も目をキラキラ輝かせてボクを見つめー
「何処をどう見ても女の子なのにね」
十代くらいの水色の髪を女性が目をキラキラと輝かせてボクを見つめー
「良く来たな。
王様から話を聞いている。
俺が冒険者ギルドのマスターのポップ・カーマインだ。
俺の事は、気軽にギルマスって読んでくれ。
それでは、冒険者ギルドに登録する手続きをする。
着いてこい」
冒険者ギルドマスターは、腕を組みながら自己紹介をするとボクとマリアちゃんとギルマスは、冒険者ギルドの奥の部屋に向かってー
「まずは、魔力測定をする。
この水晶に手を置け」
ギルマスに言われるまま水晶に手を置くと
『どか~~ん!!』
って音を出して一瞬で水晶が大爆発をして煙が立ち込めてー
「げほげほ、なんなんだ!
水晶が爆発したのなんか初めてだぞ!?
なんて魔力なんだ!」
ギルマスは、まさか水晶が爆発すると思わなく大声を出して驚いていてー
「えっと、ごめんなさい……」
水晶を壊したのが悪いと思い謝りー
「次は、この石板の上に手を置け。
自分のステータスが表示される。
それで冒険者ギルドに登録完了だ」
机の上に石板を置いてこの石板を触る事を命令をしてー
「は、はい、解りました……」
緊張して返事をすると石板に右手を置いて
そしたら石板が光輝いて石板の上に光のプレートが現れてー
「職業は、聖女っと……
魔力が無限大(∞)だと!?
さすがは、聖女だと言わざるってことだな。
って性別が男の娘ってなんだ?
初めて見る性別だ。
聖女だから男でも女でもあるって意味の特別のなのか?
まあ、良い、とりあえずこれで登録完了だ。
そしてこれが冒険者ギルドのカードだ。
自分の個人情報が登録されているから失くすなよ。
初めはFのクラスから始まりE→D→C→B→A→S→SSってクラスがあがって行くぞ。
だから頑張ってクラスをあげろよ」
石板の上に写し出されている光のウインドーを操作して冒険者ギルドの登録を済ませるとFって書かれている冒険者ギルドカードを渡してくれてー
「ありがとうございます、ギルマス。
これからよろしくお願いします」
ギルマスから冒険者ギルドカードを受け取り頭を深々と下げてこれからの事をお願いをしてー
「真白様、今日は、お城に戻りましょう。
明日から忙しくなると思いますから今日は、ゆっくりと休んでください」
ボクに着いてきてくれたマリアちゃんがボクに近づいて1度お城に戻る事を提案をしてくれてー
「解ったよ。
今日は、付き合ってくれてありがとうね、マリアちゃん」
マリアちゃんに感謝の気持ちを表す様にニッコリと笑いー
「い、いえ、これが私の仕事ですから気にしないでください」
マリアちゃんは、ボクの笑顔をを見て恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて仕事だから気にしない事を知らせてくれて
これからの事を考えて憂鬱になり深くため息を吐いてー
こうしてボクの異世界での聖女、生活が始まった。
でもまさかこの後にあんなことが起こるだなんて思ってもいなかった。
~つづく~
新しい小説ができましたから小説を投稿しました。
男の娘の新ジャンルを挑戦してみました。
もう少しギャグパートや掛け合いを楽しい物にしたかったのですがまだまだ力不足の為に消化不全になりました。
もっとのりつっこみができるように頑張りますね
よろしかったら読んでくださいね
~この聖女様は、○○○につき御注意を!~
ー第2話ー
いきなり召喚された事とか男の子だと解ってもらえない事とか周りの反応とかのせいでストレスが溜まり疲れていたせいもありその日は、ぐっすりと眠る事ができて
次の日の朝早く目が覚めてー
「ふあーー、良く眠れた……
でもネグリジェとかススーして気持ち悪かったよね。
男なのにネグリジェを着せられるだなんて男を止めた気分だよ……」
両手を上に上げてあくびをして
ふと自分の白色のネグリジェを着た自分の姿を見て男としてのプライドが粉々になった気がして深くため息を吐いて
王様が用意してくれた聖女様が着る様な白色のドレスに着替えると扉が叩く音が聞こえてきてー
「どうぞ、入ってきて良いですよ」
扉の外にいる誰かに入ってきて構わないって許可をしてー
「失礼します、おはようございます、真白様。
昨日は、良く眠れましたか?」
扉を開けてマリアちゃんが部屋に入ってきて自分の胸に手を置いて軽くお辞儀をして朝の挨拶をしてー
「おはようございます、マリアちゃん。
うん、おかげさまで良く眠れましたよ。
それで朝早くどうかしたの?」
マリアちゃんが朝早く自分の部屋に訪れた理由が気になり何か悪いことがあったのか気になり何か合ったのか質問をしてー
「はい、実は、魔物が大量発生した森の近くの砦に魔物に攻め困れたみたいです。
砦は、護りきったみたいですが……
でも被害が出まして援助要請がでました。
朝早くですいませんが今から砦に向かってもらえませんか?
私ももちろんお供しますのでよろしくお願いします」
マリアちゃんは、ボクが昨日召喚されたばかりなのに次の日にいきなり出動要請を出されたのが申し訳なく感じて控え目に砦に行く事をお願いをしてー
「ボクが砦に行かないとマリアちゃんや他の方々が困るんだよね……
良いよ、砦に行ってあげる」
砦に行かないと後悔すると思い砦に行く事を決意してー
「ありがとうございます、真白様」
軽く頭を下げて感謝の気持ちを表して
それからボクとマリアちゃんは、砦に向かって
砦に着くと砦は、魔物達に攻撃後が見えるくらいぼろぼろになっていて
砦の前には、将軍らしいがたい体で赤色の鎧を纏った40代くらいの男性と数人の男性が待っていてー
「聖女様、お待ちしておりました。
でも聖女様がまさかこんな可憐な女性とは、思っても見ませんでした」
将軍らしい男性が軽くボクに近づいて軽くお辞儀をして挨拶をしてー
「聖女をさせてもらっている天馬(てんま)真白(ましろ)と言います。
あの……こんな姿をしていますがボクは、男の子ですよ」
やっぱり女の子に間違われたのが情けなくなりどうにか男の子だと理解してもらおうとしていてー
「あははーー聖女様は、冗談が好きみたいだね。
聖女様みたいな可愛らしい女性が男の子の訳ないだろう」
将軍の男性が声を出して笑いまったくボクが男性だと信用していなくてー
「すいません、真白様は、この世界に着たばかりで戸惑っておられるのです。
だから自分の事を男の子だと思っているみたいでして……
ですから暖かい目で見てあげてください」
マリアちゃんは、ボクの言動のフォローをしようとして
マリアちゃんの気持ちは、ありがたかったけれども男の子って信じてもらえない自分が情けなくなり半分涙目になってー
「自己紹介がまだでしたね。
俺は、この砦を任せれているルネ・ローラン将軍だ。
長い旅で疲れているでしょう。
食事でも食べて疲れを取ってください。
聖女様達を食堂に案内しろ」
将軍は、自分の自己紹介をすると近くにいた十代くらいの若いお姉さんに食堂に案内をする事を命令をしてー
「はっ、解りました。
こちらです、聖女様」
ボク達は、兵隊のお姉さんに食堂に案内をされて
食堂の椅子に座るとしばらくすると料理を台車に乗せて運んで来て
料理を運んで着た兵士を見て声を出すのを忘れて驚いてー
「その姿は、もしかして魔物にやられたのですか?」
腕がない痛々しい怪我をしている兵士の姿に戸惑いどうしたのか質問をしてー
「はい、そうです。
でも意識不明の重体の方もいますからそんな方達から比べると僕の怪我は、軽い方です」
料理を運んできた兵士は、困った様に苦笑いを浮かべてー
「そんな酷い事になっていたんですね。
ボクに何かできる事があれば良いのですが……
どうか皆さんが元気になって怪我が治りますよに……」
膝を地面につけて両手を合わせて目を瞑り皆さんの怪我が治って元気になるのを祈って
するとボクの体が金色(こんじき)に光輝いて光が砦全体を包み込み五分くらいすると光がおさまりー
「えっ、僕の腕が治った!?
腕が破損していたのに再生したの!?
これが聖女様の力ですか!?」
兵士を再生した腕をぶんぶん振って驚いてー
「聖女様は、こちらにいらっしゃいますか?」
砦にいる将軍と兵士達がほぼ全員集まったと思うくらいの人が集まってきていてー
「聖女様が私達の怪我を治してくれたのですよね」
女性の兵士がボクに近づいて女性の怪我を治してくれたのか確認をしてー
「体が半分なくなっていてこのまま死ぬかと思うくらい辛くて早く楽になりたかったです。
でも聖女様のおかげで体が全て再生して苦しくなくなりました。
聖女様は、俺の命の恩人です」
三十代の男性の兵士が女神様を見るように尊敬の眼差しでボクを見つめー
「不治の病気と言われていて余命わずかと言われていたのに怪我と一緒に病気も治りました。
ありがとうございます、聖女様は、女神様です」
五十代くらいの兵士の男性が両手を合わせて感激した様に嬉し泣きをして神様に感謝するようにボクに向かって祈りー
「えっ……?
これがボクの力なの……?
ボクは、ただ皆が元気になるように祈っただけなのに」
皆の怪我が治ったのを戸惑い理由を確認するためにもう一度自分のステータス画面を出してスキルを確認をして
すると慈愛の祈りのスキルの効果に怪我を治したいと願う全ての人々の怪我と病気を治す、効果スペース、治したいって全ての人々っ書かれていてー
(『何このチート能力!?
こんなのチート能力の範疇を超えているでしょう!?』)
あまりのチート能力の為に驚きの声を出そうになりどうにか声を出すのを我慢できてー
「本当にありがとうございます。
これでまた戦えます。
でも怪我が治ってもあの魔物の大群を前にしたらまた怪我をしそうですね」
坊主の兵士の男性がボクに感謝を表すとまた魔物の軍団に攻められると思うと困った様に苦笑いを浮かべてー
「やっぱり砦が魔物に攻められたら戦わないといけないんだよね。
ボクに何かできれば良いのですが……
どうか皆さんを魔物達や害する攻撃から護ってください……」
自分に何ができるか解らなかった
でもせめて兵士達の安全を祈る様に膝を地面につけて両手を合わせて目を瞑り兵士達の安全を祈って
すると自分の周りに光のドームが現れて
それが広がり光のドームが砦全体を包むと光が消えてー
「いったい今のは、なんだったのだ……?
聖女様、いったい今のはなんなのですか?」
将軍が光のドームが砦を包んで消えたのを見て戸惑いながら周りを見渡してー
「え、えっと、良く解りません。
ただ皆がこれ以上怪我をしないようにって祈っただけです」
自分でも今の現象の理由が解らなくて困った様に苦笑いを浮かべてー
「大変だーー、魔物の軍勢が迫っているぞーー!」
砦の攻めてくる敵の見張り台から敵が攻めてくる合図の鐘を鳴らしながら大声で敵の接近を知らせてー
「なんだと!?
聖女様は、安全なところで隠れていてください。
俺達が聖女様を護って見せますから安心をしていてください!」
将軍は、自分の胸に右手を当ててボクを護る意気込みを表してー
「ボクだけ安全なところにいる訳にいきません。
戦うのは、無理ですがせめて回復の援護だけでもさせてください。
駄目だと言ってもこれだけは、譲るつもりは、ありませんからね」
自分の両手を前で握り締めて真剣な表情で将軍を見つめ自分も皆を護る意気込みを表して
魔物を前に立つのは、怖かった
でも自分が逃げて誰かが死ぬのを考えるのが怖くてー
「聖女様……
なんて気高き人なんだ……
解りました、では、援護をよろしくお願いします。
でも聖女様は、命に変えて必ずお守りします」
将軍は、ボクが一緒に戦う発言を聞いて涙を流して感動して右手を自分の胸に当ててボクを命をかけても護る事を宣言をしてー
「私が真白様に魔物の指一本でも触れさせませんから安心してください、真白様。」
マリアちゃんは、ボクを安心させる様に優しく微笑んでー
「ありがとうございます、マリアちゃん。
頼りにしていますね」
マリアちゃんの護ってくれる発言が嬉しくてニッコリと笑い
ボク達は、魔物を迎え撃つ為に砦の門の前に集まってー
「魔物が来たぞ!
必ず魔物から砦を護りぬくぞ!」
将軍が剣を構えるとマリアちゃんと他の兵士達も剣を構えて
魔物の軍団が砦にすぐ間近に近づいてきて
するとー……
「ギャーーー!?」
「グアーー!?」
「グェーーー!?」
「ギュアーーー!?」
砦に近づいた魔物から順番に魔物達の体が光輝いて悲鳴をあげて魔物達が消えていきー
「いったい何が起きたんですか……?
ってあれは、隕石!?
まさかメテオインパクト!?
あんな巨大な隕石が砦にぶつかったらこの辺りは、何も残らないよ!?
真白様だけでも生き延びてください!」
マリアちゃんは、浄化されていく魔物達を呆然と見つめ
ふと魔法で山よりも大きな巨大な隕石が砦に落ちてくるのを見てマリアちゃんがボクを護る様に覆い被さって
隕石が砦にぶつかる前に砦が包み込んでいる光の壁に隕石がぶつかりパーンと隕石が砕けて隕石がきえてー
「これってもしかして……
ステータスオープン!」
さっきボクがした事を思い出して嫌な予感がしながらステータスのスキルを確認をしてー
(『えっと……守護神の願い……
邪悪の感情を持ったどんな狂暴の魔物も結界で浄化される。
全ての魔法と物理攻撃を弾く。
効果継続時間は、無制限って……
こんなのチート能力過ぎるでしょう!?』)
「その……もしかしてこの結界って真白様の力なのですか?」
マリアちゃんは、ボクが結界をはった力がチート能力過ぎて戸惑い
この結界をはったのがボクなのか質問をしてみてー
「それは、その……どうやらそうみたいですね……」
自分の頬っぺたを触り良い難そうに苦笑いを浮かべこの結界は、自分の力だと知らせてー
「ありがとうございます、また聖女様に助けられましたね
聖女様がいらっしゃいましたらこの国は、安全です」
将軍は、自分の胸に手を当てて感謝の気持ちを表してー
「ありがとうございます、聖女様は、この国の宝です!」
十代くらいの男性の兵士は、軽く頭を下げて感謝の気持ちを表して目をキラキラ輝かせて尊敬な眼差しでボクを見つめー
「ボクは、何もしていません。
少しだけ皆さんの手助けをしただけです」
将軍や兵士達に神様の様に感謝されるのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて照れ笑いを浮かべてー
「真白様は、本当に奥深いのですね。
この砦の兵士達を2回も助けたと言うのに……
私は、これからも真白様の剣になり盾になり護る事を誓います」
マリアちゃんは、ボクに忠誠心を表すように膝を地面につけてしゃがんでボクの手にキスをして尊敬な眼差しを見つめー
「え、えっと、ありがとうございます、マリアちゃん……」
マリアちゃんに忠誠心を表す為でもまったくキスをされる経験がなくて恥ずかしくて顔を赤らめて俯いてマリアちゃんに感謝の気持ちを表してー
「聖女様、俺達を助ける為にいろいろと魔力を使った為に疲れたでしょう。
部屋を用意させますから今日は、ゆっくりと休んでください。
聖女様達を部屋に案内してあげろ」
将軍は、近くいた兵士にボク達がゆっくりと休む部屋を用意するのを約束して
近くにいた兵士にボク達を部屋に案内するのを命令してー
「ルネ将軍、気遣いありがとうございます」
頭を深々と下げて将軍に感謝を表して
兵士に連れられて泊まる部屋に案内をされて
部屋の中には、ベッドが2つ並べられていてー
「あ、あの……もしかしてマリアちゃんと同じ部屋で泊まるのですか?」
女の子と2人だけで同じ部屋に泊まるのは、問題があると思い戸惑い
マリアちゃんと2人で同じ部屋に泊まるのか質問をしてー
「はい、そのつもりです。
お城の中と違って砦の中は、危険が多いですからか弱い女の子1人の真白様、1人で寝かせる訳にいきません」
マリアちゃんは、ボクを護る意気込みを表す様に真剣な表情でボクを見つめー
「だからボクは、男の子で男の子のボクと女の子のマリアちゃんが同じ部屋に泊まるのは、いろいろと問題があると思うのです……」
マリアちゃんと一緒の部屋になるのが恥ずかしくて顔を赤らめて
男の子のボクと女の子のマリアちゃんが一緒の部屋になるのは、おかしいと思いー
「1人部屋になりたい気持ちは、解ります。
でも真白様は、どう見ても女の子なのに男の子だと言って子供でも解る嘘をつかないでください。
私は、真白様の専属騎士なのですよ。
お城の中ならば別に単独行動でも構いません。
でも砦の中って言っても危険がまったくないって訳でないのです。
真白様は、聖女様で国の宝なのですからちゃんと自覚をもってもらわないと困ります」
マリアちゃんは、腰に両手を当てて怒った様に真剣な表情でボクを見つめー
「ご、ごめんなさい……」
マリアちゃんのあまりにも真剣な怒った表情に戸惑いつい謝ってしまいー
「解れば良いのです。
私は、真白様が心配なだけです。
真白様を困らせたい訳でないのですよ。
ですから勘違いをしないでくださいね」
マリアちゃんは、満足そうに頷いて子供を叱る様に優しく笑いかけて
こうしてマリアちゃんと一緒の部屋で寝る事になり
結局一緒の部屋で寝ているマリアちゃんが気になり全然眠ることができなくて
今日の出来事は、これから起こる波乱万丈の異世界生活の始まるほんの始まりでもなかった……
~つづく~
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