店主 2019-02-12 09:40:32 |
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(/素敵な内容に一目惚れしました、、!。是非、参加させて頂きたいです!。持ち主(女)でkeepをお願いします、!。)
>ビビ
ああ、うん。そうだな、素敵だとも。とても愛らしくて良いじゃないか。
( 目前に掲げられた事で先程よりも鮮明になった影の姿は、その弄ばれ方を見てもまさにお人形と言うに相応しい。小さな影を嬉々として此方に自慢する姿は年相応に愛嬌があり、無意識に表情は柔らかくなった。目線を合わせるように少し屈んでから彼女の言う事に二、三度頷くと、揶揄う様に影をつつく。お姫様の遊び相手は大層骨が折れそうだ。もう一方の影がどうにか逃げ出し自身の足元に身を隠したのを認めて苦笑を浮かべた。 )
それにしても、君達は屋敷中何処でも遊び場にするね。俺よりもこの屋敷に詳しそうだ。
( 此方に逃げてきた影を掌へ乗せてやりながら部屋の中をぐるりと見渡す。部屋の中はそれ程広くなく、特別目に付く物も無い。隅に背の低い棚が一つと押入の扉があるぐらいで、中に入ってみたところでこの部屋が何の役割を果たしているのかは想像もつかなかった。以前些細な切っ掛けから足を踏み入れた部屋はがらくたまみれ、なんて事もあったぐらいだから、現在使っていない部屋は必要のないものとして扱うことにしている。しかし付喪神にとって未知の部屋は何やら興味を引かれるものなのか、こういった辺鄙な部屋で彼等を見掛けることは珍しいことではなかった。)
( /それでは此方も失礼します。何か有れば遠慮なくお声掛けください~! )
>15様
>16様
( /纏めてのお返事申し訳ありません…!
参加希望有難うございます!反応が遅くなりましたが、keep承りました。pfの提出お待ちしておりますね! )
>相馬
そうでしょ、当然だもの。可愛いものに可愛いものを足したら、誰だってそう思うわよね!
(返ってきた言葉は肯定そして賞賛。こちらの期待を裏切るような展開は訪れず、予想通りだと言わんばかりに目を細めては青い瞳が三日月の形へなり連動して口角が上げる。尻尾に至っては天井へ向かい真っ直ぐ立っている。眼鏡のレンズの奥にある鋭い線を描いた双眸と、どこか気難しそうな印象を与える顔に穏やかなものを広げた彼の様子から嘘偽りは決してないと確信した。込み上がる気持ちを抑え切れずに影を抱き締める。)
うん!初めてこのお屋敷を見たら、あんまり大きくてびっくりしたわ。色々見たいのに気になるものばかりで探検が一日じゃ終わらなかったし、畳の匂いを嗅いだ時はくしゃみが出たの。……でもね、私苦手なお部屋があるのよ。ずーっと向こうの。
(洋風の建物しか知らなかった付喪神の自分からすれば、屋敷は外観も内装も好奇心を刺激されるのに十分なほどだった事を話し始める。だが、ふと何かを思い出し得意ではない部屋があると告げる。灰色の毛に包まれ、肉球が付いていれど手の機能を行い横側へ指を差して。)
【持ち主 女】
サンプル台詞/「こんにちは、。星と絵本が好きなの。もし、良かったら一緒に話さない?。」
名前/佐野 夏樹 (さの なつき)
性別/女
年齢/24歳
一人称/私/二人称/ーちゃん、ー君、愛称
容姿/157cm。黒色のボブで焦げ茶色の瞳。たれ目。普段はコンタクトレンズを使用するが本を読むときなどたまに黒縁眼鏡を使用。
灰色のパーカーに白色の長袖ロングワンピースの下にジーパンを着用。黒色のスニーカーを愛用。
性格/困っている人を見かけたら放って置けない。頼まれたら断れない性格。自分の事よりも他人の事を優先しがち。すぐに騙されやすい。お人好し。初めて会う人にも積極的に声をかける。泣き虫。よく転ぶが本人は、あまり気にしてない。一つの事に集中すると、何もかも忘れてしまうほど熱中してしまう。フレンドリーな性格のため、いろいろな人と知り合い。何でもため込んでしまう。プレッシャーとストレスと緊張することに弱い。
備考/保育園の先生。実家が神社で、小さい頃から霊などが見えていた。母の影響で、小学1年生から中学生まで剣道を習っていた。なので一応、物干し竿等で戦うことは可能。しかし、よく転ぶ。
基本的には早寝早起き。ただ、本の読み過ぎ等でたまに夜更かしすることも。料理は、人並み程度しか出来ない。
募集、指名/募集中。
(/pfを投下しました、!。こんな感じで宜しいでしょうか?。修正した方が良いと思われましたら、遠慮なく仰って下さい、。付喪神の指名ですが、お二人共素晴らしい方達で私では決めれません、、!。
宜しく御願い致します!。)
>19様
( /pf提出有難うございます!確認致しました。
不備は有りませんので、このまま絡み文の提出、他の方の絡み文に返信するなどして交流をお楽しみ下さいませ!
また、お手数お掛けしますが相馬と絡む場合は初来店描写であるのか、或いは数度目の来店描写なのかを予めご申告ください…!
よろしくお願い致します! )
>all
( /今日明日が少々忙しく、参加希望及びpf提出以外のお返事お待たせしてしまうかも知れません…。把握よろしくお願いします。 )
>ビビ
あれ?ビビ、何やってるの?
(真夜中の暗く不気味な屋敷内を物ともせずいつも通りふわふわと髪を揺らし、半ば浮いているような軽い足取りで廊下を歩いて。足元の仄かな光を頼りに散歩しているとふと先の部屋から光が漏れているのに気づき。やや早足で近寄ると出入口からひょこりと顔を覗かせ、ぱちぱち瞬きをして。そこにいるのが自分と同じ付喪神の少女であることに気づくと表情を華やがせ、部屋に上がり背後から楽しげにその名前を呼んで。台詞の途中で二体の影の様子に気づくと何故そうなったのか分からないというように不思議そうに小首を傾げて)
>相馬
……わっ!!
(普段通りなら屋敷の中を探検したり様々な部屋を覗いたりと能動的に動き回っているはずだったが、今日は何だかそんな気分ではなく。一番奥の本棚の影に座り込み、何やら要領を得ない考えを頭に浮かべながら壁とも天井ともつかない所をぼうっと眺めていて。そろそろ相馬が点検にやってくる時間だ、と思った瞬間に物音が聞こえ。そっと様子を伺うとそれは紛れもなく彼だったが、かなり霊力が弱まっているように思えて。一瞬目を見開いた後にいたずらっ子の笑みを浮かべると静かに相手の死角になる位置へ移動し、ゆっくりと背後について行って。気づかれているかどうかはよく分からないもののとにかく距離を詰め、深く息を吸うと驚かせるように至近距離で突然大声を出し)
(/遅くなってしまいそうなのでとりあえず絡み文への反応だけです。此方の絡み文は後から出させていただきます!)
>ジョバンニ
(背後から聞こえてきたのは明るく響く声。首をそちらへ向かせると、視線の先には重力のかかり方が異なる浮遊感を身に包ませたかのような少年がいる。その場で立ち上がっては二体の影を連れて歩み寄る。昼間と違い、丸く大きくな瞳孔と青い虹彩の瞳を無邪気に輝かせながら口を開き。)
ふふふっ、あのね。この子におめかししてたの。黒いからどんな色も似合うでしょ!
(自分の立場を心得ているのか、若しくは観念したのか明確な意思は不明であれど好き勝手にされてもリボンで巻かれた影は大人しくしている。今も捕まったままでいる方の影はゆらりと揺らめく尻尾に合わせて動かされており。)
(/絡んでくださりありがとうございます!これからよろしくお願いいたします!)
>相馬さん
こんばんは~、。・・・ 誰かいませんか~?。
(勤務している保育園からの帰り。ぽつぽつと雨が降ってきた。母が雨が降るかもしれないと言ってた事を思い出しながら鞄の中を見ると傘を持っていないことに気が付く。どこか雨宿りが出来ないかときょろきょろと探していると古書店を発見する。他に雨宿りが出来る場所が見当たらないので様子を伺いながら声をかける。暗闇の中、初めて来る場所に興味津々で中に入り辺りを見渡す。中には、たくさんの本があり、顔を輝かせながら一冊ずつ手にとって見て行く。星に関する本ないかな~なんて思いながら本を見て行くと。光が付き、驚いていると店主らしき人が居た。)
だ、大丈夫ですか、、、?。元気、なさそうに見えるのですが、、、。
(店主の顔を見て心配そうに言う。友達や、両親、同僚等にもお節介だ、なんて言われた事を思い出し、ハッと口を押える。ちら、と相手の方を見ると、照明の光に照らされた銀髪と美しい蒼の目に目を奪われ、じーっと見てしまう。しまった、なんて思い、思わず下を向く。昔からのクセのうちの一つで未だに直らない。もう、大人なのに、なんて思いながら話題を変えるため、自分の好きな絵本や星の話をしようとし)
(/背後様、参加許可並びに確認して頂き、ありがとうございました、!。早速絡ませて頂きました、!。「初来店」描写で絡ませて頂きました、。もし、合わないなと思われましたら、遠慮なく蹴って頂いて構いません、!。何かありましたら遠慮なく仰って下さい、。宜しく御願い致します!。)
>ビビちゃん
ビビちゃーん、何してるのー?。、、、私も、一緒にやってもいい?。
(深夜、辺りは暗い。1つ、部屋に明かりが灯って居て、何やら鼻歌が聞こえてくる。不思議に思い中を覗く。すると、そこには何やら作業をしている可愛らしい付喪神が1人、視界に入った。こんな夜遅くに、何をしているのか、ものすごく気になり、そーっと背後に忍び寄り、後ろからちら、と見る。何か頑張っている彼女の手元を見て、思わず頬を緩めてしまった。彼女の手元を見ていると、楽しそうだなー、何をしているのかよく分からないがビビちゃんが楽しそうなので私も一緒にやりたいなーなんて思ってしまった。右手に拳を作り、思い切って相手に声をかけてみる。小さいころに、似たような遊びをしたな、なんて思いながら相手の顔色を伺う。変な顔してないだろうか、変な事言ってないのだろうかと心配しながら相手の返事を待つ。)
(/早速絡ませて頂きました、、!。こんな子ですが宜しく御願い致します!。もちろん、合わないなと感じられましたら遠慮なく蹴って頂いて構いません、!。)
>all
あれ?…もう!どこに行っちゃったんだろ…
(まだ朝と読んで差し支えのない時間帯から古書店でガサゴソと物音を立て、一心に何かを探す。あちこちの本棚から本が抜き出され、丁寧に扱われてはいるがかなりの部分が穴あき状態になっていた。引き出しも大抵が開け放たれ、中身は見るも無残に引っかき回されている。その髪も服もホコリが付着しところどころ白くなっているのが遠目にも確認できた。新たに引き出しを開けてその中をのぞき込んだ彼は一度その中身を大きくかき回した後でじれったそうに声を上げる。今度こそはと期待を胸に開けた引き出しだったが、これもハズレだったようだ。ため息をつき頬を膨らませ、一人ごちて)
>ビビ
へえー、確かに!…じゃあさ、僕にはどんな色が似合うと思う?
(相手の言葉に目を瞬かせ、あらゆる光を遮断したかのような真っ黒い影に目をやって。その色鮮やかなリボンを見て納得したように大きく頷き。手を伸ばしてリボンの端を弄びながらしばらくそれを眺め、不意に何かを思いついたというように顔を華やがせて。手を離すと今度は自分の髪の先に触れ、弱く引っ張って見せ。少しはにかんだ様子を見せながらもわくわくとした調子で尋ね)
>夏樹
あ、先生じゃない!今はね、おちびちゃんをもっと魅力的にしていたの。デコレーションよ、デコレーション!勿論交ぜてあげるわ。先生はこっちの子ね。
(没頭していたところに自分の名前を呼ばれ、誰なのだろうかと疑問を浮かべながら頭を上げる。威圧感とは正反対に穏和な声色と同様の風貌である女性がいて、彼女からの要求を拒絶する事なくすぐさま喜んで受け入れる。つまらなさから始まった遊びをして過ごしていたので、ビビにとって跳ね返す必要性は欠片もない。こくこくと数回ほど頷き終えてはもう一体の影を片手で引き寄せ、差し出してから空いた手を今度は指揮者と似た動作で軽く振るう。空中で現れた煙は渦を巻き、僅かな間に形を整え真珠のように白い円のビーズ付き、模様の施されたレース、色合い様々なリボンへ変化し畳へぽとりと落ちる。それらを拾い、「私のお気に入りのリボンなのよ。はい、どーぞ!」と渡して。)
(/絡んでくださりありがとうございます!保育園の先生と聞いて、是非ともビビにそう呼ばせてみたく先生呼びですが構わないでしょうか?これからよろしくお願いいたします!)
>ジョバンニ
んー……。赤とか、黄色なんかが似合いそうだわ!……でも、貴方ならやっぱりお星様やお月様の色が素敵だと思うの。暗い空に白銀がきらきら輝やいて綺麗じゃないかしら?
(どのような色が良いのか。そう尋ねられては、しばらく考え込む。すると、淡く柔らかなパステルよりもはっきりとした色ではないかと思いつき素直に言う。しかしながら、次の瞬間には別のものが浮かび上がった。彼が歩くたびに湖面から飛び散る水飛沫めいた光の粒は星を連想させる。そもそも、少年の姿をした付喪神が宿っている本には宇宙空間が登場する。ならばお似合いの色は既にあると判断し、銀河というイメージから辿り着いた「白銀」を提案してみせる。青空の下に立っていても良いが、完全な浮遊ではないけれども漂いながら歩行する彼には星空がよく映る。どう?と言葉にせずともビビが抱いた感情は目で伝わっていき。)
>ビビちゃん
え、いいの?。嬉しいなぁ、ありがとう、!。
(可愛らしい付喪神から許可を頂き、いそいそと隣へ座ろうとするが、盛大に転ぶ。だが、すぐに起き上がりえへへと笑いながら隣へ座る。そういえば小さいころ、自分も似たような遊びをしていたな、楽しかったな、と、自然にその頃の事が思い出され頬を緩めてしまった。彼女の動作を見て思わず拍手をしてしまう。今日、保育園で発表会のために使ったお人形の衣服や帽子が鞄の中に入ってたことを思い出して鞄の中から出し。彼女に「これも良かったら使って?。使ってくれると嬉しいな」なんて聞いてみて。彼女がくれたリボンを見て、「え、ビビちゃんのお気に入りのリボン、私が貰って良いの?。」と驚きながら相手を見て)
(/もちろんです、!。可愛らしいビビちゃんとお話しできること、とても嬉しく思います!。こちらこそ、これからも宜しく御願い致します、!。)
>ジョバンニ君
あれ、ジョバンニ君、。どうしたの?。あ、私も手伝おうか、?。、、、ダメかな?。
(がさごそ、と物音がするのに気がついた。猫か、泥棒か、なんて思い相棒ともいえる物干し竿片手に階段をゆっくりと降りて行く。するとそこには美しい黒髪のでも今は何故か埃をかぶりながら何かを一喜一憂しながら探している少年が居た。とりあえず、ほっ、とし階段を降りて相手に声をかける。そのまま、相手のもとへ行こうとすると、何もない所で、転んでしまった。イタタ、なんて言いながら相手のそばへ行き手元を見る。昔、自分も埃をかぶりながら大切なものを探した事を思い出してしまい、笑ってしまう。一人よりも二人で探したほうが早く見つかるのではないかと、手をぽん、と叩き相手の顔を見て)
(/早速絡ませて頂きました、!。これからも、こんな背後とドジな子ですが宜しく御願い致します、!。)
>ビビ
ほう、君にも苦手なものがあるとは驚いたな。ずっと向こうの部屋…?どうして苦手なのか、聞いても?
( 声の調子や表情からその時の高揚感までもがありありと伝わってくるその語り口調を微笑ましく思って聞いていると、一拍置いて続いた意外な言葉に眉を上げる。いつも輝く瞳を万物に向けている印象の彼女から出た“苦手”という言葉に興味を引かれたのだ。指差された方向に限っても部屋はまだいくつか有り、この家についての知識が乏しい家主には検討がつかない。言及したのに深い意味は無かったが、自身の意識外にある部屋で危険な目に遭われても困るし、場合によっては改善する事も出来るかもしれない。好奇心旺盛な彼女が苦手意識を持ったというのであれば、他に居る子供の形を取った付喪神の事も気になった。少なくとも良い思い出では無いのだろうと柔らかい表情になるよう努めながら問い掛けると、つられて持ち主の事が気になったのか手のひらの上で休んでいた影は軽々しく跳躍して彼女の傍へ戻っていった。 )
>ジョバンニ
うおッ、何、……なんだ、君か。あまりからかわないでくれ。
( 店内に足を踏み入れた時には気が付かなかったが、奥に入るにつれ自分や本とは別の霊力、付喪神の気配には気付いていた。疲労から集中力が鈍っておりどの付喪神の霊力であるか、特定には至らなかったがこの家の何処をどの付喪神が歩いていようと何ら不思議な事は無く、特に気に留めて居なかったのだ。此方に声を掛けてこないのだから何か調べ物でもしているのだろうと自身も本棚に収められた蔵書達に目を向けると、そんな気配のことはすっかり頭の外へ放り出されていて、弱まった力を目前に注ぎ込んでいたが故に近付く気配にも気が付かず突如後ろから聞こえた幼い声に絵に描いたように驚いた。柄にも無く間の抜けた声を上げると少々身構えながら後ろを振り返り、視界の内にその姿を認めて思わず安堵の息を一つ零す。相変わらず子供の姿を取った付喪神はが悪戯を仕掛けてくることは珍しいことでは無いが、いつもの自分であれば子供の拗ねない程度に上手く躱しているだろう。改めて身体の不調を実感すると眉を下げ困ったように小さく笑い相手の頭を軽く撫で。 )
( /遅くなってすみません、絡み文への返信有難う御座います…!ロルに関して問題あれば改善致しますので遠慮なくお申し付けください。これからどうぞよろしくお願い致します。 )
>佐野さん
――いらっしゃいませ、お客様ですね。……すみません、こんな格好で。あまり人が来ることが無いものですから。
( やっとの事で着いた店内、早々に点検を済ませて自室に帰ろうと奥の棚に向かう途中、店の近くに強い霊力反応があるのを察知した。引かれあった霊力同士は自然と店の扉を開かせ、部外者の侵入を許してしまう。霊力の強い人間が訪れる事はかなり稀であり、目前にずらりと並んだ本の中に宿る付喪神の担い手候補として招かれる彼らは現状の様に浄化に追われて身体を酷使する、等という事を少しでも減らす為の貴重な人材だ。本来ならば喜ばしき事なのだが、疲労困憊の店主は待ち受ける客対応を思うと手放しには喜べなかった。まさか自身の霊力によってこの店に招かれた等とは思っても居ないだろう、様子を伺うように入店した後、意気揚々と店内を見回す女性はまだ此方には気付いていない様だった。店の電気を点けると、驚く相手に接客者らしい態度をもって声を掛ける。視線が此方に向くのを見て一拍、ふと今の自分の格好を思い出した。いつもの黒いタートルネックの上から着ている着物は辛うじて帯で留まっている程度、前は大きくはだけているし、足にかけるシルエットも当然綺麗なものでは無い。軽く櫛を通しただけの髪は身体に沿って無造作に散らばっている。端的に言うなれば、とてもだらしない格好をしているのだった。初対面、ましてやお客である相手に対しこれはいくら何でも失礼だろう、加えて顔には出ないが多少の羞恥をも感じて目を伏せると小さく謝罪を述べる。 )
ああ、ええ、まあ。少し仕事が立て込んでまして、疲れているだけなんです。ご心配有難うございます……えっと、何か?
( 此方の様子を案じて声を掛けてくる相手には、浄化どころか付喪神の事すら話していないのだから詳細に話す必要は無いだろうと適度に濁した言葉で返答し、気遣いに対して素直にお礼を述べると冷たい印象を持たせる瞳が柔らかく細められる。そこで何やら随分と熱心な視線が向けられている事に気が付き、次いできょと、と首を傾げた。途中で慌てたように下を向く姿に余計疑問符は浮かび上がり、何かおかしな所があっただろうかと問い掛けてみて。 )
( /初来店描写での絡み了解です、有難うございます!すみません、ロルがかなり長くなってしまいました…。もし文章に問題あれば改善致しますので遠慮なくお申し付けください!
これからどうぞよろしくお願い致します。 )
>all
( /対応遅くなりすみません!今日からは一日に一度程度のペースでお返事出来そうです。よろしくお願いします。 )
□名簿
▼古書店
【店主】
神代 相馬 (カミシロ ソウマ) >5
【持ち主】※人数制限有
男性:二名
女性:二名
佐野 夏樹(サノ ナツキ) >23
計四名
☆切実に募集中
【付喪神】※人数制限無
ビビ >8
[○絵本:夜のパーティー]
ジョバンニ >10
[●小説:銀河鉄道の夜]
○→実在しない本
●→実在する本
男性持ち主のkeepは解除とさせて頂きました。
引き続き参加者様募集しております。
>相馬さん
い、いえ。お気になさらず、、、。ここは本がたくさんありますね、、、。面白そう、、、!。
(言われてはっ、と相手の服装を見て今、気づいたようで申し訳なさそうに下を向きながら言う。しばらくして自分のせいで気まずくなって居ることに気が付き顔を上げ。この空気を変えるために辺りを見渡して嬉しそうに、顔を輝かせて言う。自分は本を読むことが好きで小さい頃から絵本や小説等を読んでいた。本棚を見ながら懐かしいなぁ、なんていう気持ちになり頬を緩める。本のカバーを見たり、実際に本を手にとりながら言う。)
疲れているのですか、、!。あ、疲れているときはこれ、オススメですよ!。
(相手の言葉を聞き、自分の鞄の中にビターチョコレートがあるのを思い出し、いくつか手に取ってから相手の顔の前に差し出す。自分が疲れているとき、お世話になって居て貰ってくれるといいなぁ、なんて思いながら)
(/いえいえ、全然OKです、!。文章に問題はありません、。背後様の期待に沿えるよう、頑張りますので、こんなやつですが宜しく御願い致します!。)
>佐野さん
ええ、凄い数でしょう。どんな本がお好きですか?大抵のジャンルは揃っている筈なので、気に入って頂ける物があると良いのですが。
( 俯く様に気を遣わせてしまったことを感じ、声を掛けようと口を開くよりも前に明るい顔が此方を見た。どうやら空気を変えるべく話題転換を持ち掛けてくれたらしい。元よりコミュニケーションが得意とは言い難い性質であり、居心地の悪い空気を長引かせるよりは余程良いだろうと話に乗っかった。彼女は店主にとって“彼ら”の持ち主候補で有るのだから、本に興味を示してくれたのは好都合とも言える。相手に倣って自身の身体を本棚の方に向けると、当たり障りの無い質問を投げかけた。彼女が触れた本は強い霊力と共鳴し合って力が増強している。初めて来店した人間の前では此方が許可を出すまで人の姿で現れないようにと言い聞かせては居るのだが、彼等の我慢も時間の問題だろう。 )
……良いのですか?助かります。疲れている時の糖分は身体に染みますよね。
( 徐ろに差し出されたチョコレイトを戸惑いがちに少し見つめ、迷った挙句おずおずと受け取った。先程の様子から見ても、相当優しい人柄をしているのだろう。外界との交流を極力避けるこの男は真っ直ぐな心を持つ人間に耐性が無く、ある種気圧されているようでもあった。重ね重ね気遣いに甘える形になっているのを気にしながら、それでも嬉しい善意に答えるように小さく微笑む。この女性であれば自身の付喪神を受け渡すことになったとしても心配は必要無いだろう、少しの接触の中で漠然とそんな印象を抱いていた。 )
( /有難うございます、問題ないとの事で安心致しました。それでは背後は一度失礼致します。また何かありましたら遠慮なくお声掛けください! )
>相馬さん
うーん、そうですね、、、。ジャンルかぁ、、考えたこと、なかったなぁ、。「山月記」や、「銀河鉄道の夜」などが好きですね、はい。、、、あれ?。、、、ごめんなさい。
(相手に言われ、今まで好きなジャンルなど考えたことがなかった為、顎に手を当て考えこんでしまう。これも、昔からのクセのうちの一つだ。自分の好きな本ないかなぁ、なんて考えながら見ていると何かが前を横切った。疲れてるのかな、おかしいなぁ、なんて思いながら目をこすりもう一度先ほどまで見ていた場所を見る。そこには、なにもいなかった。昔から、霊っぽいのが見えていたのだが、それとは違う。最近は、霊も何も見えなかった。ハッと今、自分がしている行動が不自然だったと言うことに気が付き、相手の方を見て謝る。)
いえいえー、どういたしましてです!。、、、ちゃんとご飯、食べてますよね、、、?。
(相手が貰ってくれたのを見て嬉しそうに言う。相手の方を見て、お節介かな、なんて思いながらおずおずと)
(/了解です、!。それではこちらも、失礼します!。これからも、宜しく御願い致します!。)
――いえ、お気になさらず。彼等は好奇心旺盛でね、見慣れぬ人間が来るとじっとはして居られない様で。……見えるのでしょう、この子達が。
( 具体的な本の題名が彼女の口から挙げられると、いよいよ居てもたっても居られなくなったのか嬉々とした様子で付喪神の霊力体が宙を舞う。呆れ混じりに小さく溜息を吐くと、流石に隣の相手も何か異変を感じ取っているようだった。もう少し驚かせない形で説明すべき所なのだが、ここで変に誤魔化しても後に面倒になるだけだ。此方がその力を知っている等とは到底思っていない彼女が傍から見れば不審とも取れる行動に対し謝罪するのを見て、軽く揶揄う調子で告げると、落ち着かなかった付喪神に人の形を取らせた。人ならざるもの、自分達とは明らかに違った様相で超然と現れた数人の神は、圧巻と言うに相応しいだろう。さて、相手の反応はどうだろうか、普通の感覚であれば驚きのまま逃げ帰られても文句は言えない状況だったが、そうなった場合にも力を持つものは必ずいつか惹かれあう。大抵の場合はもう一度此処に足を運ぶ事になるのを知っていたから、少々荒い紹介になった事について特別気掛かりは無かった。 )
そうですね……ここ数日は忙しさも有り、どうにも食事を疎かにしている節は有ります。そろそろ屋敷内の食料も買い出しに行かねばならないのですが、どうにも面倒で。
( 食事の事を問われ、そう言えば最後に胃に物を入れたのはいつだっただろうか、なんで思考を巡らせる。元々あまり食事に対する関心が薄い性質ではあるが、そこに多忙が重なると優先順位は下がる一方だった。碌に料理をしない店主を心配してご飯を作って持ってくる付喪神も居るが、そもそもこの数日に至っては帰宅するなり眠りに入ってしまうのだから手の施しようも無かったのだろう。根本、どれ程食料が残っている状態なのかも定かでは無かった。自身に無頓着が故の私生活におけるだらしなさは、この男の大きな欠点の一つと言えよう。 )
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