追いかけっこ

ほんと、今日はまだ眠くないし大丈夫！( うんうん、)あれ、いつの間に干し終わっちゃったの？( こてん、)…じゃあご褒美あげるね？( そっと顔近づけ優しく唇重ねて、 )

さっき洗濯終わったからすぐに干した。( ふふん、) ん..、てんきゅー。( 彼女の柔らかな唇の感触を確かめては満足気に笑って、)

そっかあ、さすが駿介。偉い偉い。( 頭なでなで、)はあ、まさかあたしからキスするなんて…( 頬染めぽつり、)

うあー...ダメ人間になるぅ。何やっても褒めるじゃん、( うへぇ、) 自分からするのはイヤ？( 頬撫で、)

もっとダメ人間になってしまえー。褒められたら嬉しいでしょ？それに甘やかす専門ですから。( ふふ、)うー、嫌っていうか…恥ずかしい的な？( ちらり、)

依存されたらどうすんの？僕、ちひろ無しじゃ生きてけなくなっちゃうよ？( こて、) ふーん...ね、もっとして欲しいな。( ぷに、と指先で唇に触れて、)

あたしはそれでもいいよ？駿介があたしを必要としてくれるんなら。( じっと見つめ、にっこり笑い、)…しょうがないなあ、( 再び顔近付け先程よりは長めに唇重ねて、)

はは、何それ。ちひろは依存させたいタイプ？( 彼女の冗談めいた言葉に苦笑いこぼし乍尋ねて、) っん..、( 先程より長いキスにぬる、と舌を彼女の口内に入れては舌を絡めて、)

んー、どうだろ？さすがに依存させるのはやりすぎだよねー。( 首傾げ、笑って誤魔化し、)…！( 舌を絡められるとは思っておらず軽く体とんとんし、)

でも、ちひろはちょっと間違ったら変な奴に依存されそうなタイプ。( ゆるゆる、と頬撫でて、) っふ、んん。( 身体を叩かれるも無視してはそのままぬるぬる、と舌を絡め続けて、)

え、それどゆこと。変なやつってどんな奴…？怖すぎなんだけど、( 辺りきょろきょろ、)…っ…、( 何も反応がないため今度は軽く押しのけようとして、)

いやいや、例えよ、例え。いたらいたで僕も怖いけど、( あはは、) っんー...っはぁ、うん。美味しかった、( ちゅぱ、と音を立てて唇を離せばにぱー、と笑ってみせて、)

例えでも怖いんですけど…。よし、色々気をつけよ。( 強く頷き、)…美味しかったって…もう、駿介のばか、恥ずかしくて心臓止まるかと思った。( ぼそり呟き、胸に手を当てて、)

おうさ、気をつけておくれな。( こく、) 嫌だった？ごめんね？( 急に焦りをみせては必死に謝って、)

うん！気をつけます。( 敬礼ポーズし、)ううん、嫌じゃないよ？ただびっくりしただけだから、大丈夫。( 首を振りちらりと彼を見つめて、)

あ、そっか。なら良いんだけど...。( ほ、と安堵の息をついて、) ごめんね、ちょっと調子乗ったわ。( 苦笑い、)

ううん、大丈夫だよ？だからもう謝らなくていいからね？( 優しく微笑み、頭なでなで、)

ん..、ちひろ、好きだよ。( きゅ、と手を握ればえへへ、と、笑いながら伝えて、)

うん…、あたしも駿介好きだよ。( 手を握り返し、こちらもにこっと微笑み、)

今日は本当に寝ないみたいだね。( なでなで、)

おはよー、あー…またやっちゃった。おやすみってまた言えなかったー！( 布団から出れば小さくため息つき、)

おはよう..、疲れてんのかな。ヤバイわ、幾ら何でも寝過ぎてる。( はあ、)

今日もずっと寝てたの？ほんと大丈夫…？( 心配そうに顔覗き込み、)

んー、まぁ多分大丈夫っしょ。( なははは、) そんな心配しなくて大丈夫だよ。( よしよし、)

それならいいんだけど。( うーん、)ていうか今日外寒すぎ…。まじで寒すぎる…雪降ってないのが唯一の救いー！( 体震わせ帰宅、)

バイトつらみザワ。( ふいー、) 確かに今日は寒シングだわ。耳痛いし。( 耳さすさす、)

バイトふぁいとー。あたしは炬燵でぬくぬくしながら待ってるねー。( 炬燵にごろん、)

疲れたー..、とりあえずただいま。( 扉ガチャ、/ ふいー。防寒着脱いで、)

あ、おかえりー。( 炬燵からひょこっと顔出し、)なんか温かいもの飲むー？( ゆっくり起き上がり首傾げ、)

おー、じゃあコーヒー。今日は微妙な混み具合で変に大変だったわ。( ふいー、/ 炬燵に入って、)

今日もお疲れさま。( 頭なでなで、)はーい、コーヒーお待たせー。時間あったからクッキー作ってみた。( コーヒー用意しお菓子も添えてテーブルに置き、)

んー、ありがとう。( ぎゅー、) あと、労いのちゅーが欲しいかな。( 手握っては甘える様に猫なで声で言って、)

どういたしまして。もう…しょうがないなあ。( ぎゅー仕返し、そっと唇重ねて、)頑張ったからご褒美ね？( 頭なでなで、)

ん、...ありがとう。( 口付け受けては嬉しそうに笑って、) んー..、今日もダメ人間になるぅ....。( 心地好さそうに目閉じて、) ちひろってさ、どこまで甘えさせてくれるの？ていうか何までしてくれるの？( こて、)

遠慮なくダメ人間になっていいよー？( ふふ、と頬緩ませて、)うーん、駿介が望む事なら全部叶えてあげたいって思ってるけど。膝枕でもなんでも！逆にどこまで甘えたいとかあるー？( 暫く考え、首傾げ、)

いやー、なんでも甘えさせてくれるから何まで許してくれんのか知りたかっただけなんだよね。でも、流石になんでもかんでも甘えてたら、僕多分、ちひろ無しじゃ生きてけなくなっちゃうから気をつけます。( コーヒー一口飲んで、)

なるほど、そういう事ね。( こく、)あたしね、なぜか駿介に甘えてもらったら嬉しいんだよねー。やっぱ母性本能なのかな…( うーん、)でも甘えたい時は遠慮しなくていいからね？

それは..ちひろが僕の母さんって事になるのか...。( ふむ、) ...。( ちら、) ままー。( ぎゅー、)

え、うそっ、そういう事になっちゃうの？( こてん、)…駿介は甘えんぼさんねーっ。( ぎゅー仕返し、頭なでなで、)

んー、これあかんね。僕本気でダメになるわ。赤ん坊扱いはヤバイよ、ダメになる。( わなわな、)

よし、じゃあいつも通りに戻そっか。( うんうん、)でもちょっと母性本能擽られた。( あは、)

そうね。とりあえず世間体的にもヤバイし。( うん、) ちひろは明日朝から何するの？( こて、)

明日はね、午前中は美容院行ってくるー。( ふふ、)駿介は何するの？( こてん、)

何それ羨ましい。僕もそろそろ髪切り行きたいわ。( 髪いじって、) 1限から授業。3限までだから余裕だけど、( はあー、)

でもこの時期寒いし髪切るの勇気いるよね。( 外ちらり、)授業ふぁいとーっ。あ、今日って何時に寝るのー？( こてん、)

いや、寒いのはいいんだけど、出歩くのがだるくて。( 頬杖ついて、) 分かんね、1時くらいかな？( 時計ちらり、)

あー、なるほどね。あたしは寒いのほんと無理。( 炬燵にごろん、)今日こそは…おやすみ言って寝る！( よし、)

女の子って寒いの無理な割にはスカート履きたがるよね。あれ足元見ててこっちが寒くなるからやめて欲しい。( なでなで、) おー、頑張れ頑張れ。( にー、)

あ、やべ。名前変えるの忘れてたわ、ごめんなー。気にせずに続けて。( ぺこり、)

ただいまー。( 扉開け、炬燵でぬくぬく、)あーもう、またあたし寝落ちしてた…( しゅん、)睡魔に全然勝てない…( はあ、)

まだ起きてたりするー？( こてん、)どうしよう、今日は全く眠気がこない…。(うーん、)