主 2019-01-16 23:25:41 |
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すみませっ…あ、(舌打ちが聞こえるとびくり過敏に肩を揺らし、再び謝ろうとした口を塞げば恐る恐る見上げ)そ、そんな…悪いのは全部私です…もっとはっきり断れば…(ずーんと重たい効果音が鳴りそうな負のオーラを放ち「いえ、私がしたいんです!何かお礼させてください…!」と急に積極的になり始め)
あ?(謝ろうとした相手に片眉下げて見せてはまた一息吐いて)悪いとか悪くねーとか女がどうこう出来るようなことじゃねーだろ。(相変わらず負のオーラにあーと声を上げると相手の腰に腕を回して抱き寄せ「簡単にそんな言葉言ってんじゃねぇ。知らね野郎だったらこれだけじゃすまねーよ」と、積極的になる姿に顔寄せ目元にそっと接吻。自分自身性にあわない事くらい理解していた。だが、これで相手の礼に応えただろうと)
つい、何時もの癖で…(また謝罪の言葉が出そうになるもなんとか飲み込めば視線逸らし苦笑を浮かべ)しかし…──っ、!(言葉を返そうとした矢先不意に抱き寄せられては目を見開き、次いで目元に落とされた口付けに一瞬思考が停止するも徐々に耳まで真っ赤に染めれば「わあああ!?な、なにをっ…!」と情緒不安定なのか大声を上げて大袈裟な反応を見せ)
その癖直した方がいいんじゃ…(多分無理だろうなと思いながらも直すように告げ)アンタは黙って俺様に助けて貰えりゃァいいんだ。(命令の様に相手に告げ口元を緩ませ見せ「あ?キスに決まってんだろ。…それとも別の事期待したのか。ウブな反応しやがって」と目元から顔離すと耳元で低い声で囁き)
多分無理だと思います…(相手の思っている事そっくりそのまま口にしつつ上司に叱られてばかりの日々を脳裏に浮かべれば憂鬱そうな表情浮かべ)な、なななっ…なんだその少女漫画にありそうな台詞…(顔を真っ赤に染めたまま思わず素の自分で呟いてしまい、「ち、違います…!そういうわけじゃ……ひ、っ」耳元で囁かれるとぴくり肩揺らし、小さく声を上げて)
何諦めてんだよ。(仕事でも色々と大変何だろうかと珍しく相手の事を考え見つめ)少女漫画だァ?俺様がそんなくせェ台詞言う訳ねーだろ。つか、読んでんのかよ(まさか読んでるのかと思い真っ赤に染まる相手の頬に触れ「ハッ、わかり易いな、アンタ。」と、反応を見て楽しみ軽くペロリッと耳朶を舐め上げた。そっと顔を離し)
なんというか、謝ることが日常になってるくらいなので…(相変わらずネガティブなオーラを放ったまま乾いた笑いを零し)…昔ちょっとだけ。(何処か恥ずかしそうに視線を逸らせばぼそり答え、熱の籠った頬に手を添えられると更に鼓動高鳴りつつ耳朶舐められては「ひゃっ…」と高い声を上げ、敏感なのか腰が抜ければその場にしゃがみ込んでしまい)
仕事柄そうなるのか。(OLでそんな頭ペコペコするのかと肩を竦め納得)……よく分からねーな。少女漫画な様な出会いでも求めてたのか。まぁ、女だもんな、アンタ(熱の籠る頬に指先に伝わり、目を細めた。思わぬ反応に声を上げた相手に「と、危ねぇな。おいおい、こんなんでへばるんじゃねェよ」と、しゃがむ前に腰に腕を回して抱き寄せて、)アンタ、この近くなのか?送ってやる
…逆に碧棺さんが謝ってるところって想像出来ないです。(ちら、上目に見つめながらさりげなく失礼なことを言い)私みたいな女が少女漫画のような恋愛が出来るとも思いませんけどね…(相手の掌の温もりが心地好く双眸細めながらもやはり自虐的な言葉紡ぎ「す、すみませ…え、いいんですか?」恥ずかしそうに相手を見上げ、遠慮がちな態度で聞き返して)
あ?馬鹿してんのか。(此奴…わざとかと上目遣いで見つめる相手に眉を下げ)……そこ迄否定しなくても良いんじゃねーか。アンタなら恋愛だろうが上手く出来んだろ(心地良さそうにする相手に隙が有りすぎだろと内心思いそっと頬を優しく撫でて「あぁ、構わねーよ。こんな所に取り残すなんざァ俺様も酷くねェよ」と、足に腕を回し抱き上げて、)
わああすみませんっ、馬鹿にしてないです…!その、碧棺さんってお強いでしょうから、謝らなくても許されそうと言いますか…(つい口走ってしまった言葉の内容を思い返せば慌てて謝り、必死に誤魔化そうとするも自分でも何を言ってるのか分からなくなってしまい)そうでしょうか……─碧棺さんの手、温かくて気持ちいです。(自信なさげに返しつつすり、自ら相手の掌に擦り寄れば柔らかい微笑浮かべ「有難うございま…ひゃあっ!?…ちょっ、下ろしてくださ…!」抱き上げられると思わず大きな声を上げ、羞恥で再び顔を真っ赤に染め)
訳わかんなくなってんじゃねェか。俺様が強いかなんてアンタにはこっちのモン(仕事)を理解してねーからな。(ヤクザとしても相手には理解し難いものがあると此方に引きづりこもうか。と考えたが女一人何も出来ないと)否定してっと上手く行くわけねーよ。……(暖かいなんて言われたことに目を細め何も言わず撫で続け「うっせ。へばったのはアンタだろ。」と、ぎゅっと抱きしめ)軽…ちゃんと食ってんのかよ。
それでも碧棺さんは強いですよ、例えヤクザじゃないとしても…芯がしっかりしてるというか。(恰も自分のことかの様に分かったような口で語り相手を褒め称え)ん、頑張ります、…(相手の骨張った手の上に自身の小さな掌重ね微笑み、「うぅ、周りの目が恥ずかしい…──た、食べてますよ、一応。」真っ赤に染めた顔両手覆い、視線を逸らしつつ曖昧に答え)
……勝手に言ってろ(怒ると言う気持ちより圧倒的に相手の褒め言葉に負け短く返答し)おう。…アンタって意外と笑った方が似合うな。そうやって笑っとけ(自身で何を言っているのか理解しているものの言葉が勝手に紡がれ頬をムニッと摘みはっと笑い「周り?馬鹿言ってんじゃねーよ。あ?嘘吐け。こんな軽いヤツが食ってるに入らねーんだよ」と、周りの視線を気にせず歩き出す。相手の軽さに眉を下げ)
そ、そんな…恐れ多いでひゅ、(照れくさそうに視線を泳がせるも頬摘まれては変な喋り方になってしまい再び赤く染まって「ひぃ、見られてる…っ。…確かに少食な方ですが…ちゃんと三食食べてますよ。幼馴染がいつも作ってくれるんです」なるべく顔を見られないようにしつつ事実を話し)
ハッ、なんだよ。そのへんちくりんな声はァ(相手の声にムニムニと続けては柔けェと呟き「そんな恥ずかしがることじゃねーだろうによ。へぇ…取り敢えずアンタ名前は?聞いてなかったな」と多分名前を聞いて居なかったように相手の名前を聞いて)
だって、碧棺さんが…っ…はなひてくらはい!(むにむにと頬弄られ上手く喋れない恥ずかしさで更に顔を赤くし、あわあわと慌て「恥ずかしいだろっ…です…──あぁ、そういえば…えっと、こういう者です」と横抱きされたまま名刺を取り出せば相手に差し出し)
俺様がなんだよ。仕方ねーな(パッと素直に手を離して目を細め顔寄せると頬にチュッと接吻「アンタ素の方がいいんじゃねーか。あ?口で言えや。観音坂…独歩。」と名刺に目を通すと名前を見て名前を口にし)変わった名前だな。観音坂さんよ
ひゃっ…!(慣れていないのか頬にキスを落とされただけで頓狂な声を溢し耳まで赤く染め「で、でも、失礼かなって…すみません、つい癖で。あぁ、よく言われます…碧棺さんのお名前も変わってますけどかっこいいですよね。独歩で構いませんよ」と近距離にある相手の端正な顔を直視出来ず視線を逸らし)
腑抜けた声上げてんじゃねーよ。まさか初めてとか抜かすんじゃ…(相手の声上げに目を見開き初めてなのか尋ねて「失礼じゃねーよ。そっちの方がしっくりくるだろ。かっこいい?自分で思ったことねェな。」と、自身の名前がかっこいいなど思ったことないと口にすれば)独歩な。で、何処なんだ。家(抱えながら聞き
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