罪 2019-01-12 17:26:13 |
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>>アーロンくん
(死体に指先が触れる直前、微かな気配…恐らく完璧に気配は消されていたが嫌な感じが背筋をすっと抜け手を止めるとゆっくり立ち上がり背後を見て。急に動きを止めた自分を不思議そうに見る部下たちをよそに廃墟の外へ向かい辺りを見るが、寒々とした宵闇が広がるだけ。気のせいだったか…、それとも──、と暗がりを見据えるも、今例え盗み見られたことが分かりその人物を引っ張りだしたとしても、それこそこの事件の犯人は自分たちと公言するようなもので、その人物を口止めとして消すしかなくなってしまう。出来るなら犠牲は少なくしたいもので、この場は気のせいとして、再び闇の奥を一瞥した後、廃墟の中へと戻りさっさと隠蔽工作を済ませると部下たちと共にその場を離れて。)
(翌日の昼、昨夜の一件の気にかけながらもホクにて別件で片付けたいことがあったためその用事を済ませると、折角ホクに訪れたのだからとホクの中でも数少ない店でスラムの子供達に何か買っていこうと店のある方へ向かって。)
>>ダンテさん
(現場付近を通り掛かると目を惹く赤髪が視界に入り、一度素通りしようとするが此処で避けても今後何かしらの対峙は避けられないし、犯人の計画の実行時間は迫ってきている。話し合うなら今しかないだろうと、相手が一人なら此方も一人で行くべきだと部下を待たせて丘の麓へと。背後の夕焼けに負けない美しい赤色の髪が靡くのを丘の下から眺め、こんな状況でもなければまた‘綺麗だね’とでも言って笑えるのだが、そこまでお気楽な頭でもなく相手の仲間と言えど人の死が関わる以上いつも緩さは鳴りを潜めて「そうだね…、できれば波風立てずに片付けたかったけど…話し合いは必要だと思ってね。」わずかに眉を下げ敵意のない声色で言うが、相手が此方の情報をどこまで得てどう捉えているかまでは分からない。妥当な線で行けば相手に今夜犯人が出没する場所を告げるべきなのだが、すぐに情報を渡すのにはまだ抵抗があった。相手がどう出てくるか、急な襲撃はないと思いたいが事件に日本が関わっていると疑われている今、念のために警戒だけはしておいて。)
>26 垂さん
そんな所かなァ、うん。少し夜風に当たりたくて。__ 瀕死で寸止めかい?全く、相変わらずの悪趣味だねェ。
( こんな金色の瞳をしている割には昼間が苦手なのが自分。光が溢れていて、自分にはとてもじゃないけど眩しすぎて。そんな昼間をやっとの思いで乗り越え仕事の前に息抜きでもしようと路地裏を通りかかると、数名の聞くに耐えない声が聴こえ。面白半分でそっと見ていたつもりだが見つかってしまったようで仕方なく顔を見せればそこには見知った顔が。面白半分で来るんじゃあ無かったと気力の無い苦笑を浮かべれば、転がる肉塊に鋭い視線を向けて。 )
>28 榊さん
ッと、この持ち主は __ アンタみたいだねェ。はいよ、酒豪兄ィさん。
( さてはてこれから何をしようものかと1人思考を巡らせる影がゆらゆらと揺れ動き。この裏社会の主な活動時刻は昼間よりかは夜間の方が多いことは誰もが知っていて。そんな夜間になりかけの夕刻は言ってはいけないのだろうが、とてつもなく暇で。どこへ辿り着くのやらと歩き続けているとコロコロと一升瓶が転がってきて。反射的に手で流れを止め、持ち上げ。持ち主は誰なのかと顔をあげればそれはどこぞやのボス。ゆっくりと近寄り、いい暇つぶし相手が出来たとでも言いたげに瓶をズシンと渡して。 )
>40 アーロンさん
ばーんっ __ なんてね。無防備だねェ、お巡りサン。
( 真昼間。裏社会にしては珍しく朝っぱらから仕事をこなしてきた後だった為に気分転換をしようと思っていた頃。前方に見えるのは紛れもなく警察で。あんなに分かりやすい警察を見間違えることなどは余程のことがない限り無いに等しく。朝っぱらからの仕事でアドレナリンが出ているのか悪戯心が働き、1人の相手にのそのそと忍び寄って。右手で銃のポーズを作り、背後から大声を出し。左手に持っているのは銃が数種類入っている鞄。出そうと思えば本物の銃は出せたが、街中でそう物騒なことは此方側としてもしたくなくて。せめてこんな無法地帯で危険すぎる無防備な彼に、忠告でもしておこうと横に並び。 )
>45 秦凱さん
これがギャップって奴なのか __ ふむふむ。
( 裏社会に携わっている人物は大抵路地裏を通ることが多くて。そりゃあ堂々と表の道を歩いていればそれと同時に危険も伴う、言うなれば自殺行為。今日もその見慣れた暗い路地裏を歩いていると、珍しく人影が見えて不思議そうに首を傾げ。それでも立ち止まること無く歩き続けていくとそれは子猫の元に屈んでいるどこぞやのボスの姿。多少の驚きも勿論あったが、1番は何故彼が子猫にミルクを?という疑問である。表社会からすれば当たり前だったり、そこは褒めるべきではと思われそうだが裏社会ではどんな小さな命でも見捨てるべき箇所には何度ぶち当たるに等しく。俗に言うこれがギャップと言うやつなのかと1人で勝手に興奮し始め。 )
>58 ダンテ
ごめんボス、俺。警察はファミリーに任せられる所まで俺が何とかしといた。ファミリーも直に此処に来ると思う。
( 誰が情報を売ったのか、取引場所を警察に押さえられていたことが発覚し忽ち修羅場へと化して。この細身の身体の為暴力沙汰は避けたいのもあるが、何よりイタリアマフィアの悪い噂を立てたくなくなるべくの乱暴は避け。ようやく部下に任せられるところまで収めれば次はボスの場所へ。いくらボスとはいえどこんな状況で落ち着けるはずが無いだろうと、手当たり次第にそこら中を探して。ドカンと大きな音がすると、ボスが警察の追っ手に捕まっているのではないかと音の鳴るほうへ急ぎ。辿り着くとボスは1人のようで安堵したのも束の間、冷静さがまだ戻っていないのか銃口を向けられ眉を下げて。苦笑しながら相手の元へと少しずつ近寄り。 )
>72 梔さん
アンタらしくない __ ッて声を掛けてあげたかったけど、その黄昏ている姿はアンタらしいね。
( ずっと仕事だと気がおかしくなりそうで気晴らしにでもなればと、何も考えずに歩き続け。暫く歩くと鼻につく鉄の匂いがし、裏社会の奴らの仕事が始まったとため息をついて。誰がやっているのかという興味もありその匂いの方向に歩いていけば見慣れた黒い忍装束が視界に入り。その特徴ある姿に既視感を覚えニヤリと笑って近寄り声を掛けて。 )
> All
あーっと、処理どうするかなァ。そこに居るアンタだったらどうする?
( 薄暗がりの中とある人気のない空き地にて転がる塊を視界に写し。時は数十分前 __ 、人物の暗殺を依頼され仕事として待ち伏せにしこの場所まで連行。裏社会が主となっている街ということもあり特に珍しい光景ではなく。苦しめることは自分の性分ではないということで、素早く終わりにさせて処理をどうしようものかと頭を抱えて現在に至って。すると背後に感じた気配に気づき、慌てることも無く淡々と問いかけ。 )
> 主様、参加者様
( / まずは主様、参加許可ありがとうございます。拙いながらも主様の世界観を壊さぬよう精一杯努めさせて頂きます…!
続いて参加者様ですが、皆様の素敵な完成で作られた息子様と絡むのが楽しみで仕方がなく絡み文に絡まさせて頂きました!冷たい態度をとってしまう時もあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。 )
>榊さん
たくさん誉めてくださるんですね…
その甘い言葉にいくつの女性を落としてきたのでしょうか。
…そうですね、貴方と一緒なら何処へでも。
という冗談は置いといて和食が食べたいですね~
(美人と誉めなれてる様子を見ながらクスクスと無邪気に笑いながらからかえような口調でしっとりした声で話しながら「罪な人ですね~」と少し首を傾げながらふふと微笑みながら何を食べたいと言われたらふとイタズラ心が芽生え結んである髪をほどき接待用な自分の声で少ししおらしく演じ相手の距離と縮め女性みたいな台詞を話した後にぱっと身体を離しながら髪を結びながら冗談と言いイタズラっ子みたいに話し日本食と遠慮なしに話しながら町に歩くと自分に向けての目線にうんざりし一瞥しようかと思ったら相手が手を取られびっくりするも「はい…」と呟き少し照れたように呟き相手に歩みを合わせ)
>ダンテさん
…えぇ、それは私も油断しましたよっ、と。
さすがお早い解決で…。
(反対側は相手に任せるように背中を向けて私は裏から来るクズな相手に長い脚で回し蹴りをしてすたっと可憐に着地して次にパイプで殴りかかってくる男を低い体勢で心臓部分を1突きしよろめたところをナイフについてるピアノ線で首を切り息を仕留め自分も油断したと話し初めに来た男にナイフを心臓に釘差しして大出血を浴び少しぞくぞくさせながら三日月のように嗤い一段落して相手にさすがと誉め)
>梔さん
いいえ、私は話しかけられて襲われそうになったので正当防衛です。
まぁ少しやりすぎたかも知れませんけど、
あぁ、すみませんね、呼び止めてしまい。
(貴方も散歩かと問われたらにこと微笑みながらいいえとゆるりと左右に首をふりながら違うと話し半分は本当て半分は嘘の言い訳をし両手を上げて正当防衛と話すがまぁストレス発散でぐちゃぐちゃにしすぎかもしれないけどとポロリと溢しながらクスクス微笑みながらあぁ靴やらなんやら返り血を浴びすぎて気持ち悪いなとイライラするもそれを顔に現さず相手のほうへ目線を向けて反省する気もない声ですみませんと謝り)
>秦
派手に遊んだつもりはありませんよ。
もっと遊んでもよければ血祭りにしてますよ。
昼ですか?えぇ、特に予定は。
(相手の歩みに合わせながらふぅとため息をつきながら自分は手加減したと口を少し尖らせながら言い訳をしアジトへ向かう途中に地べたに徘徊してる人間に足を捕まれるがその手をピアノ線で切りながら冷めた目線を送りひらりひらりと後を付いていきながらもう少し暴れたかったと拗ねた子供みたく呟きながら我に返り何子供みたくやってるんだと思うがまぁドンは気にしないだろうと考えながらアジトへ付くと昼は暇かと問われ一瞬きょとんとするが呆れながら暇だと話し)
>アーロンさん
そうですか…よければ手伝いしましょうか?
ここら辺なら一応詳しいですしそれに。
私となら、嫌だと思いますが恋人同士に見えるから逃げやすいですし。
(拳銃で虫の息だった人を殺しピーと小さく口笛を吹きナイスと心の中で呟きながら暇だしなと考えながらよければと言葉を挟みながら手伝うと話し恩を売るつもりはないが何かあれば使えるかもしれないしなと考えにこりと綺麗に微笑みながら隣に立てば端から見れば男女が歩いてるしか見えないと話しながらまぁ恋人同士はどうかと思うけど接待用の癖で話しながら甘い声で誘惑するかのように語り)
>ノアさん
おや、寂しいですね。
何故ってまぁ一応愛人設定だからでしょうか。
さぁさぁ行きましょ行きましょ。
(腕をするりと抜けて怪訝する顔をする彼を普通なら喜ぶ人のようが多いだけどな本当に面白いなと考えながらクスクス微笑みながら寂しいとわざとらしく肩をすぼめながら言いまぁいいかと思いながら前予約してた人とは愛人だったしとさらりと爆弾発言をしてさぁさぁと後ろに回り背中を押しながら早く食べましょというかのように中に入り支配人が来たら自分の偽名を話すとお待ちしておりましたと言われエレベーターに乗りスイートルームに案内され)
>>ダンテ
良いのか?じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ。
(聞き慣れない異国の言葉と味わった事のない独特な雰囲気に膨らむ期待感から足取り軽く相手の後を付いて行くと、促されるまま腰を下ろし傍らに帽子と脱いだ手袋を置いて。有り難い言葉には嬉しげに表情を緩ませて特に遠慮の素振りも見せずに頷き、漂って来る煙草の香りの妙な心地良さに目を細めつつ店内を眺めていたところへ聞こえた忠告には改めて相手の方へと向き直り。「もちろん手出しはしないさ。今後もその必要が訪れる可能性は極めて低いだろうしな」と穏やかに相好を崩して答え)
>>誠
(結局昨夜の逃亡劇によりこっ酷く叱られはしたものの、やはり反省の色は限りなく上辺だけの物。ホクにて行われる何処ぞの誰かを監視する任務に同行させてもらえば、あっと言う間にその場を抜け出し一人辺りを散策していて。そこで見つけたのはこの街では珍しい店が立ち並ぶ小規模な商店街のような一角。ぱあっと表情を明るくし迷い無く其方へ向かって歩き出すと、ふと前方に見えた背の高い後ろ姿に一瞬足を止めて。その精悍な出で立ちは紛れも無くヤマトを牛耳る男の姿で、昨夜の事がちらっと脳裏を過り。その件について騒ぎ立てるつもりはさらさら無いが、何処か興味を惹かれる点であるのは確か。丁度暇を持て余していた事もあり僅かに距離を詰めたところでひらりと片手を振って声を掛け)
あ、そこの…えっと、昨日自分から誘っといて俺を置き去りにして行ったきみ!
>>レオナルド
…ああ、よく怒られるんだ。世間知らずも大概にしろ、ってね。
(何処か後方から近寄って来る何者かの微かな足音。完全に気配を消そうとする意志は感じない事から暗殺を目論む者ではないと判断しつつも、マントの中ではいつでも銃に手を掛けられるよう密かに神経を尖らせ。一体何が目的か分からないというのもあり明確な殺意を感じない限りは街中で堂々と臨戦態勢に入るのは避けたく、相手が至近距離に詰め寄って来るその時まではと行動を起こさずに只管背後へ気を配り。しかし予想外に聞こえて来たのはおどけたような口頭での破裂音と此方の失態を茶化すような声。驚いたように目を瞬かせた後相好を崩して苦笑を浮かべると、肩を竦めながら相手の言葉に同意を示し。確か現イタリアマフィアを牛耳る男の右腕。しかしそれ以上の情報は無く、何故こんなにも彼に関する調査が行き届いていないのかと首を傾げていた事もあり、此処で其方から近付いて来てくれたのは正に僥倖と言う他無い。さて相手は果たして此方を認知しているだろうかと密かに思考を巡らせて)
(/初めまして、わざわざ絡み文に絡んでくださりありがとうございます!何処かミステリアスで刺激的な息子様とお話ができるのを楽しみにしておりました…!敵同士ではありますが、良い関係が築けていければ幸いです。よろしくお願い致します!)
>>垂
嫌だなんてとんでもない。寧ろ隣に俺が並んで不足が無ければ良いけど。
(相手に手を貸して貰おうが貰うまいがこの装束では目立つ事は避けられないが、提案されたならば乗る以外の手は無い。何しろ中国マフィアの右腕とあればその人となりを肌で知っておく事は決して無駄にならないだろう。随分と巧みな手練手管を持っていそうな所作に柔らかく目を細めると、相手の言葉をやんわりと否定して美しい者の隣に立つには些か不安が残るとおどけたような声色で添え。そうと決まれば恋人らしい振る舞いが必要だろう。徐に相手の方へ片手を差し出すと「お手をどうぞ、レディ」と悪戯に首を傾げて)
>>榊誠
(どちらにせよ、遅かれ早かれやって来る事だった。無視をすれば、家族に示しがつかない。元より、無防備であった家族に手を出された以上、無視をするつもりなどなかったが。無関係であればそれに越した事はない。関係しているのであれば、宣戦布告と受け取る事も視野に入れなければ。部下を下がらせ一人で登って来た相手を正面から見据え、真っ直ぐ視線を向ける。これは、ボス同士の密会だ。それも、身内に明確な被害者と加害者がいる。それが相手側の意図しない事であっても場合によっては責任を取らせなければならない。その為にも、真実を知らなければ。懐に隠し持っている銃口こそ向けないが、その眼光は刃の如く敵に対する殺意を滲ませ、普段の軽快な声音は也を潜め。静かに、けれど圧を持って問い掛ける。嘘は見逃さない、とばかりに視線は向けられた侭。)
隠し立てすれば、お前は敵だ。──オレのファミリーを殺した奴は何処にいる。アンタの事だ、もう掴んでンだろ?
>>垂
(追っ手を始末した所で部下に連絡を取り、死体処理の片付けを任せ。スーツがまた汚れたなと微量の返り血に眉根を寄せては、せめて顔についた分はと指先で拭い。賞賛の言葉にこの程度、ここで生きる者達ならば当然だろうと肩を竦め。兎に角、今は汚れた体を清める為にも早く風呂に入りたいものだと独り言を漏らし。一応は手伝ってもらう事になったのだから礼の一つでも告げてからと思った矢先、すっかり血濡れの相手にうへえ、と舌を出し。出会った時にも血の匂いは染み付いていたが、流石に目に余ると眉根を寄せ。)
これぐらいお前等だってどうってことねェだろ。──あ"ー…風呂入りてぇ。……汚ぇぞ、お前。
>>レオナルド・バジーレ
(もし敵であれば、警察であれば、躊躇う理由はない。殺さなければならない。いや、今は、ただ。裏切り者を殺したい。溢れ出る殺意に頭に血を上らせていたが──現れたのが何よりも信頼する仲間、もっと言えば一番の信頼を置いていると言っても過言ではない自分の右腕であった事に安堵の息を吐いて拳銃を下ろし。仲間が現れたと言う事はもう必要ないだろうと拳銃を懐に収めては、素直に謝罪をしてから気が立っていたと軽く頭を掻き。まさか仲間を敵と間違える程に苛立っていたとはと目を伏せ、自分を落ち着かせる為にゆっくりと白い煙を吸い込み。肺いっぱいに広がる苦味を感じながら短くなった煙草を地面に落とし磨り潰しては、不安にぽつり、と問い掛け。)
──悪ィ、レオ。冷静じゃなかったな。…誰も死んでねェな?
(/絡んで頂きありがとうございます…!心強い右腕の存在にこれからお話出来るのがとても楽しみです。口が悪く困った愚息ではありますが、仲良くして下さると嬉しいです…!また何かありましたら遠慮なくお声掛け下さい。こちらは蹴って頂いて大丈夫です!)
>>アーロン・ナイトレイ
(いつ何が起こるかは分からない。昨日の敵は今日の友というなれば、その逆もある。今日の友は明日の敵にだって成り得る。ここはそう言う場所だ。しかし、友好的である事に越した事はない。警察と言えば顔を見れば嫌悪、軽蔑、そして嘲笑。好意的なものを向けられる事はまず少ない。珍しい奴もいたものだ、と正直な感想を抱きながら観察する様に双眸を細め。「それはどうだろうなァ。ま、暫くはそうならない事を祈ってンぜ」と、肩を竦めた所にワインボトルとグラス、簡単なつまみ料理が運ばれて来れば手馴れた様子でチップを投げ。受け取って再び奥へと下がって行った事を確認してから自分のグラスへとワインを注ぎながらまず疑問に思った事を素直に投げ掛け。)
──ンで?態々一人で、あんな場所で何してた。一歩踏み入ればオレ等の縄張りだ。普通、近寄るのも嫌がるモンだろ、お前等みてぇなのは。
>>ダンテ
(警官としての立場が知れている以上、先程の言葉を易々と信じてもらえそうにないのは言うまでも無い事。その割に思っていたよりは否定的な意図を感じられない返答に意外そうに目を瞬かせるも、料理が運ばれてきた際チップを投げる相手の仕草が何だか新鮮で、直ぐに其方に気を取られ好奇心を露わにその様子を眺めており。問い掛けには先程一度同じ事を問われた際に返した物と答えは違わず、しかしそれでは納得して貰えないのだろうと思うと困り果てたように眉を下げ。確かに警察連中はマフィアが牛耳る領域に足を踏み入れる事を極端に厭う節はあるものの、単純にそれが自分には当て嵌まらないだけの事。何方にせよ思うままを口にするしかなく相手を見据えて答え)
そう一括りにされるのはあまり好きじゃないんだけどな。…さっきも言ったけど、息苦しかったから抜け出してきただけだ。あまり他の街には行かせてもらえないから興味もあったし。
>>レオナルドくん
どうもありがとう。…今日は一人なの?──ねぇ、お酒は好き?
(酒瓶が拾い上げられそれを目で追えば、イタリアの右腕の男。敵意のない様子にこちらも警戒心のない緩やかな笑みを浮かべれば礼を言って酒瓶を受け取り。相手の周囲を見ても組織のトップの姿やそれに関わる人間の姿は見受けられず、一人で何しに此処にいるのかと尋ねて。そしてもし時間があるなら丁度酒飲み相手を探していたし、こんな機会もなければゆっくり話せる相手でもないため、酒瓶を軽く掲げながら期待を含んだ目で言外に酒盛りに誘ってみて。)
(/絡んで頂き有難うございます。仲間思いで可愛らしさもありつつ素性が分からない謎めいた魅力のある息子様とこれから絡んでいけるのが楽しみです。少々抜けたところがあるおっさんみたいなやつですがよろしくお願いします。)
>>垂くん
んー?…んー…そんなモテないよ?俺は。それに素直に綺麗と思ったから言ってるだけで他意はないさ。
(口説いているつもりは無かったためそれを告げるも、確かに普段から綺麗と思ったら褒めてしまう癖があり思わせぶりな態度をとって女性をがっかりさせてしまう節があり、だからモテないと口にして。突如妖艶に身を寄せてきた相手に特に動じることはなかったが、この態度に騙されて殺された男は数知れないんだろうななんて思い「…こらこら、そうやって安易に男を誑かさないの。自分を大事しないと。」むしろそれが相手の武器の一つなのかもしれないが、何だか見てると危なかしく余計なお節介と思いつつ軽い口調ながら心からの嗜めをすればやんわり相手の頭を撫でて。さて、男共の視線を掻い潜りたどり着いたのは日本家屋の懐石料理が出される高級な和食料理店。相手の手を引いたまま門を潜り、枯山水の庭園に敷かれる石畳の上をゆっくり歩き、店の引き戸を静かに開けば手を離して「お先にどうぞ。」と恭しく掌を上にし少しだけ頭を低くして。)
>>アーロンくん
(小さな商店街、土産向きの素朴なキーホルダーから青果やパンなど決して高価なものではないが温かみが溢れるそれらを見ながら、一件の移動式屋台で手作り感溢れる菓子屋の前で立ち止まり。店員は清楚で優しそうな女性で軽く挨拶を交わせば、今朝焼き立てだというクッキーやらマフィンなどの焼き菓子を紹介され。スラムの子供達には少々味が越えて逆に気の毒かとも思うが今までも定期的にこういったことはしているため手頃なものを買っていこうとしたところ、突如聞き覚えのある声がし明らかにそれは自分を指す言葉で。片手を上げる相手を見ては、昨日感じた嫌な感じは彼だろうかとも思うが疑ってわざわざ隠蔽したいこと話題に出す必要はないため、軽快な相手に合わせ此方も緩やかに微笑み「あー、昨日の。足はもう大丈夫なの?…それにしてもその呼び方はちょっとひどいなー。まあ本当のことだけど。そう言えば名前聞いてなかったね。俺は榊誠。よろしくね。」知ってるだろうけど、とは言わずに自己紹介すれば、足に目を向けたあと相手の名前を促すようににこやかに目を見て。)
>>ダンテさん
(蒼い瞳が鋭く自分を捉えピリつく殺意に当てられれば、これは下手な言い逃れも情報を隠し通すことも不可能であり、むしろ隠したほうが損害が大きくなることを瞬時に悟り。相手がどれほど仲間思いで家族として愛しているか、それを考えれば迷うまでもなく情報を受け渡すのが是ではないかと。それでも元仲間の裏切り者を全て相手組織に投げ渡すのは憚られた。相手を疑うわけではないが、元仲間の犯人を利用して此方の情報をいくらでも聞き出せるし、逆に元仲間が相手を仕向けた腹いせに此方の情報を洗いざらい話しかねない懸念もある。そして何よりもボスとして、裏切り者の行く末を見届ける必要があった。どれもこれも此方の勝手であり加害者側として要求するのは虫が良すぎる気もしたが、責任と示しをつけるためには取り引きするしかないと。本来の自分なら下手にまわる形を取っていただろうが、此処は気を引き締めねばと相手の殺気を真正面に受けながら蒼い瞳を静かに見返し数秒の沈黙のあと口を開いて。)
情報は、渡す。それをどうするかもそちら側の自由。…元をたどれば俺の責任だ。だからって訳じゃないが情報を渡す条件として此方の同行を許して欲しい。…悪いけど条件が飲めないなら口を割るつもりはないよ。
>>誠
ああ、もう殆ど痛みも無い。お陰でこうしてまた抜け出せて来れたんだ。感謝してるよ。
(問い掛けに応じてその場でくるくると足首を回して見せれば、悪戯っ子よろしく口角を上げてくすくすと笑い。しかし呼び方に関して細やかな不満を受ければ此方も負けじと不服を露わに口を尖らせ「仕方ないだろ、名前を聞く間も無く居なくなったのはきみの方なんだから。あんな扱いを受けたのは初めてだ」と両手に腰を当てて苦言を呈し。相手からの自己紹介には快く表情を綻ばせて頷き、「誠。俺はアーロン・ナイトレイだ。此方こそよろしく頼むよ」と同様に名乗っては勝手に相手の片手を取り半ば強引ながら握手をして)
>>アーロン・ナイトレイ
(こちらは普段と通りの振る舞いをしているが、相手側からすれば珍しいものがあるのだろう。ちらりと横目で観察をしていれば、青い瞳から好奇心の色が垣間見えた。まるできらりと夜空から流れ落ちる星を見つけた様な、或いは透き通った湖に宝石でも投げ入れた様な──何処となく純真なものを思わせた。興味深げに見つめながら先程と同じ返答に今度は特に疑う事もなく頷いては、納得とまではいかずもそう言う変わり者もいるのだろう、程度に認識し。マフィアが警察を毛嫌いしている節がある事は認めるが、組織でなく個人としては話が別だ。警察であろうと、敵であろうと嫌う理由にはならない。自分のグラスに注いだついでと、喉を鳴らして軽口を叩きながら相手のグラスにもワインを注ぎ。煙草を灰皿に押し付けてグラスを手に取り。)
へぇ……息苦しい、ね。にしてもまァ、随分と物好きがいたモンだ。そう言う奴は嫌いじゃねぇ。警察でなけりゃ、口説いてた所だぜ?
>>榊誠
(渡さない、と言う選択肢は元より与えないつもりだった。とは言え、相手側の立場に立てば、情報だけ渡す訳にはいかない。同行したいと言うのは自然な事だ。二人も殺された以上、こちらとて楽に殺すつもりはない。意図せずとも、日本側んk関与している人物である以上何を喋るか分かったものではないだろう。しかし、今の状況で信頼は地の底と言っても過言ではない。下手に同行を許せば、後ろから襲われる可能性も拭い切れない。例え、その様な事をする相手ではないと分かっていても、家族は不信感を抱くだろう。無駄な危険に晒す訳にはいかない。ならば、と了承はするが部下の同行は認めないと言い切っては、承諾出来ないならばそちら側の者が関与している以上無理矢理責任を取らせるしかあるまいと双眸を細め。)
…いいぜ。但し、ついて来ていいのはお前だけだ。ンで、オレの車で行く。呑めねェなら──お前の部下を二人殺す。
>>アーロンくん
え、また抜け出してきたの?本部の仕事ってのはよっぽど退屈なんだね。そんなに退屈なら俺が雇ってあげようか?多分、書類整理よりは刺激的だよ。──アーロンくん?
(相手の足首の様態は上々なようで安心すれば礼には軽く首を横に振り、続く言葉にやや驚きながらも可笑しそうに笑って。抜け出すなんて普通なら非常識な行いが、あまりにも相手が軽快な素振りのため何にも制約されない天衣無縫な生き方に見えてしまえば、気に入ったとでも言うように、こちらの素性を把握しているのを前提で冗談半分で勧誘すれば聞いたばかりの名前を呼び軽く首を傾けゆるりと笑んで。まあ相手も本気にはしないだろうと強引にされた握手も全く悪い顔をしないで受け答えて手を離せば「それにしても、あんな扱いは初めてって…、どんな扱いを受けてきたの?本部に監禁?」端正な顔立ちだし有り得そうとそこは口に出さずに何気ない問いに軽口を添えつつ、視線は店先に並ぶ菓子たちにやって。)
>>ダンテさん
いいよ。…元から俺一人で行くつもりさ。…無駄な死は増やしたくないからね。
(相手の言葉は立場と状況を考えても当然のこと。これを機に奇襲にあって首を刈られることもあるだろうが無作為な真似を相手はしないだろうし、仲間を後ろ暗い汚い案件で危険には曝したくない。一人で行くことは此方も望むことだと頷くが、仲間の死を取り引きにだされた瞬間、僅かに瞳に殺意が宿る。相手とは酒盛りをしようとした仲だが仲良しこよしではない。これが本来の関係。いつ自分の、仲間の命を奪い奪われてもおかしくないのだ。瞳に落とした暗い影を収めると、日も落ち始め先を急いだほうがよいと車までついていき、待たせていた部下が敵意むき出しで相手を睨むのを嗜めて「大丈夫だから。君は先にアジトに戻って休んでて。ちゃんと戻るよ。」優しく微笑み部下の頭をひと撫ですると、相手に向き直ったときには表情を消し、車に乗り込んでから犯人の素性や今夜現れる場所など持っている情報を隠すことなく全て話して。最後に相手ほどの強さなら不要な忠告かもしれないが念のために声を落として告げて。)
…此方の落ち度で何をされても文句はいえないとは思ってるよ。だけど然るべき時は俺も手を出させて貰うから。───常識は通じない子だから油断はしないほうがいい。
(補足:犯人の情報>>78)
>>ダンテ
あ、ありがとう。
(相手からの何やら好意的な軽口に耳を傾けつつもワインを注いで貰うと短く礼の言葉を告げ、グラスを手に取ればその香りを堪能するように目を細めながらそっと燻らせ。少々粗暴だが真っ直ぐな褒め言葉には中々慣れていないものの嬉しい事には変わり無く「俺には勿体無い言葉だな。…けど光栄だ、きみに口説いて貰えるなんて。惜しい事をした」と僅かに肩を竦めつつ擽ったげに笑って軽口を返し。徐にグラスを相手の方へ掲げると「Cheers.」と一言乾杯の挨拶をしてグラスに口を付けるも、そこで漸く一息ついたかと思えば僅かに相手の方へ身を乗り出し「俺も聞きたい事があるんだけど」と期待に瞳を輝かせながらじっと見詰め)
>>誠
…羨ましいな。誠の下で働けたらさぞ幸運だろうね。
(退屈なのは言うまでも無く、クライムに派遣される前は国内で言われるまま暗殺に勤しんでいた身。体は刺激に飢えている上に要人の子息だからと現在の警察本部の過保護ぶりにはうんざりするばかりで、加えて彼らマフィア連中が仲間を並の人間よりも大切にしているのは此処へ来てから常々実感している事、そんな温かみに時折確かな羨望も感じており。相手の瞳を見詰めてついそんな事を呟くも仮にも互いに敵対する立場であるのを思えば不謹慎にも程があると思い直せば「なんてね。あまり警官を揶揄うものじゃないぞ」とくすくす笑い。突拍子も無い問い掛けには「監禁?面白い事を言うなぁ誠は。まぁ今は軟禁されてるくらいの気持ちだけど、ただただ甘やかされてるだけだよ」と愉快げに笑いながら答え。そこで何気なく相手の視線の先を辿れば漸く此処が菓子店の前だと気が付き「誠は甘い物が好きなのか?」と同様に眺めながら問い掛け)
>アーロンさん
そんなことありませんよ。お巡りさんはかっこいいです。
…ありがとう、?是我的菜…ふふっ。
(役不足と言う彼を見て首をふり否定するだって本当に彼は普通にモテると思うしなと考えながら素直にかっこいいと話すまぁ私のセンスの問題もあるかもしれないがなと遠い目をして心で唱えながら彼が手を差し出すのを見て一瞬びっくりするがクスクス笑いだしながら手を乗せ恋人繋ぎみたいに絡めて耳もとであなたは私のタイプとからかうように囁きながらふわりと微笑み髪をほどき路地裏を出ようと手を繋いだまま引っ張り)
>ダンテさん
…これが女性だったら最低ですよ。
私だってまさかこんな汚れるとは思いませんでしたよ。あぁ~靴の中にも入ってる。
(血の海を眺めながら飢えた狼のようにふーふーと息をしていたら汚いという言葉に少しずつ我に返り相手を冷めた目で見ながら例え話で自分が女性だったらその言葉はないと述べ歩くたびにピチャピチャと血が跳ね足にかかりあぁ洗うのがと考えながら自分だってまさかこんな派手に遊ぶとは思わなかったと話しながら靴の中に入ってる人の体の一部をだしながら呟き)
>榊さん
無自覚ですか、タチが悪いですよね。
子供扱いされるとなんだか釈然としませんね。
そんなに、私魅力ありませんか?
…謝謝
(自覚がない彼の言いように心底呆れたような顔を今自分はと思いながら日本人はどうしても天然らしいと少しむすっとしながらはぁっとため息を吐きながらタチが悪いと降参というかのように呟きながら頭を撫でられば子供扱いされすこし悔しく頬を膨らませて目を合わせるとそんなに自分に魅力がないと女性みたく問いかけまぁ仕方がないか相手は同性だしマフィアのドンだ絶賛の美女が寄ってくるしなと心で解決しながらドアを開けてくれたことに中国語で礼を話し)
>>主様、並びに参加者様
(/背後分のみで失礼します。プロフィール投下からしばらくたっているのにいつまでも絡み文が投下できず本当に申し訳ありません。いつか、いつか、と書ける時間を探しているのですがどうしても合わず。。。
何もできないまま今を迎えております。主様は勿論、ここのなりきりに参加しておられる参加者様にも多大なご迷惑をおかけしていることと思います。本当は今にでも投下したいところなのですが、申し訳ないことに次の予定が立て込んでおりまして、、、。週末にはきっと、いえ、必ず投下させていただくのでもう少しだけ時間を頂けないでしょうか・・・!なかなかできない僕ですが、あと少し待っていただけると僕はとても幸いです。プロフィールの投下も遅いですし、絡み文の投下もできない僕ですが、初絡み文を投下させていただいたその時はよろしくお願いいたします。)
>>垂
──あ、待って、
(随分とストレートな褒め言葉に悪い気はせず微かにはにかんで見せるも、差し出した手に触れた指先が予想外に絡み合うと些か驚きつつもやんわりと握り返し。その際に耳元を擽るような甘い声で囁かれた異国の言葉は耳に馴染みが無く、一体何と言われたのかも分からないまま問い返そうと相手に視線を遣り。しかし女性的な柔らかさを湛えた微笑みを目の当たりにすれば一先ずは口を閉じ、あらゆる意味合いで可憐ながらもかなりの猛者らしいと思わず笑みを零して。髪を靡かせながら歩き出すその姿は淑女そのものだが暗闇に漸く目が慣れた頃ふと相手の頬に赤黒い斑点が見えれば、咄嗟に立ち止まって白い絹のハンカチを取り出しそっとその返り血を拭い)
>>侑李背後様
(/初めまして。警官として参加させて頂いているアーロン・ナイトレイ背後で御座います。迷惑だなんてとんでもない、此方はのんびりと気長にお待ちしておりますので、背後様のペースで絡み文を出して頂ければと思います!どうかご無理はなさらず、余裕のある時に楽しくお話させて頂ければ幸いです。また、その際には遠慮無く絡ませて頂きますので、仲良くしてくださると幸いです!可愛らしい情報屋さんとお話できるのを楽しみにお待ちしております…!)
>>アーロンくん
なんだ、ちょっと本気なのかと思ったよ。…でもその気があるなら俺は歓迎するよ。
(自分はスラムの出でマフィアに属する者としては他のボスの中では日が浅い。それでも仲間たちは文句を言わずに付いて来てくれるが、実のところ不満を蓄積させているのではと懸念する部分もあり、出会ったばかりの相手のつい出てしまった呟きだったとしても幸運と言われるのは悪い気はせず、冗談めかされては本気で少し残念に思うも口に出したのは演技掛かった軽口で。それでも最後に真意を濁す言葉を残し意味深に笑んでおき。「それでも頻繁に抜け出すくらい何だから、ただ甘やかされてるだけではないんでしょ?アーロンくんは。」じっと青い瞳の奥に影を細める何かを見通すように一瞬目を薄め、すぐに穏やかに微笑み意識をお菓子へと向けて「甘い物はそれなりに好きだけど、今見てるのはスラムの子供達用だよ。───これから行くけど君も暇ならくる?」抜け出して来たのなら暇では無いのだろうし、警察の身分の相手が薄汚れたスラムの地などに関心があるかは不明だが人間性を探るべく表情は何となしに、興味本位に誘ってみて。)
>>垂くん
まさか。魅力があるから心配してるんだよ。まあ、余計なお節介だよね。
(タチが悪いと言われては全くその通りなので苦笑を零すだけに留め、次の言葉にはそれは違うと首を横に振り、先程思っていたことの一部を口にて肩を竦め。頬を膨らます姿にそういうとことは子供っぽいなと思うが意図的な仕草かもしれないし口には出さず頬をつつくだけにして。店内に入ると奥の座敷に通され相手を上座に座らせ、適当にそれなりの値段がする懐石を頼むと先に運ばれてきた酒を手にしては、相手にお猪口を持つように促し微笑んで。)
飲むでしょ?ここのお酒は美味しいよ。
>>侑李くん背後様
(/背後から失礼します。迷惑なことなんてないですよ。自分のペースでゆっくりで大丈夫だと思います。まったりお待ちしていますのでどうかご無理をなさらずに…!同じ日本人ということで親近感が湧いており、絡めるのを楽しみにしています。)
>>誠
…考えておくよ。
(果たしてその言葉が本意なのか冗談なのか勘繰ってしまう程には真剣みを帯びて聞こえほんの一瞬戸惑ったように瞳を揺らすが、そう望んだところで叶うはずも、望んで良いはずも無い事は今更自分自身に言い聞かせるまでもなく。軽快に笑いながら暗にその機会が訪れる事が無いと伝えるのに相手ならば十分だろうと思われる言葉を選んで独り言を呟くように告げ。何やら核心に手を伸ばされたような問い掛けと向けられる視線に思わず息を呑むも、返答を求められる事無く次の話題に移行してくれた事に密かに安堵し。無論こんな状況をのらりくらりと躱す事には慣れているはずなのだが、今の一瞬の迷いを相手の目から覆い隠す事は困難だろう。一体どうしてしまったというのか、どうも普段通り振る舞えていない歯痒さを感じながらも相手の言葉に耳を傾けていた時、ふと問い掛けられれば俄かに表情を輝かせ。しかし警官である事が身形から知れてしまう自分が同行して下手に刺激する結果になってしまわないだろうかという一抹の不安もあり「良いのか?…俺が行くと迷惑を掛けてしまいそうだけど」と僅かに眉を下げて首を傾げ)
>>榊誠
オーケイオーケイ。交渉成立だ。
(殺意にも敵意にも慣れている。寧ろ、向けられる事が当然だ。それが上の立場であれば尚更に。仲間でもない、家族でもない。敵同士でしかないのだ。何を感じるまでもなく、さらりと殺意を受け流す。部下からも同様に向けられる敵意に興味なさげな視線を向けるだけで気にした様子なく一足先に自分の部下の下へ向かい。連れて行く事に反対の意志を示す様子にぐしゃぐしゃと乱雑に頭を撫で「他の奴等には黙ってろ。お前も、着いたら車内で待機だ」と言えば大人しく黙り込み。悪い、とは思いながらもそれ以上言葉にはせず終わったらまた幹部達に危険な事に首を突っ込むなと叱られるだろうな、と考えながら車へと乗り込み。車を走らせている道中で相手からの情報に耳を傾けながら適当に相槌を打ち。念の為の忠告に思わず吹き出しては、そもそも普通の相手は態々こちらの怒りを買う様な真似はしないだろうと喉を鳴らすが、不意に声のトーンを落としすとまだ見ぬ犯人への殺意を滲ませ。)
…ま、別にいいぜ。但し、お前は殺すな。オレの獲物だ。──ふはっ、常識がありゃ、オレのモノに手を出そうなんざ思わねェだろうさ。……オレのモノに手を出した以上、楽には死なせねェ。
>>アーロン・ナイトレイ
(その気がないとは理解しているが、酒の席だからこそ言える事もある。「ま、気が変わったらいつでも大歓迎だぜ?」あくまでも警察でなくなれば、の話だが。可能性としては限りなく0とは言え、言葉自体に嘘偽りはない。家族の中にも、過去に口説き落とした者がいる。敵である事など、瑣末な問題だ。グラスを向けられると、こちらも同様にグラスを掲げ「Cincin.」と言語は違いながらも同様に乾杯の挨拶をしてからグラスに口を付け。鼻を抜ける芳醇さに満足気な表情を浮かべ。つまみを口に運びつつ不意に距離を詰めて来たと思えば期待の滲む色に何処となく子供っぽさを感じながらまさか組織内に探りを入れる訳でもないだろうと考え特に疑う事なくニィ、と口端釣り上げ。)
おう、いいぜ。特に隠す事もねェからなァ。
>>垂
(決して綺麗好きと言う訳ではないが、それにも限度がある。血濡れと言うだけではなく靴の中から出て来た人体の一部にうわ、と明らかに顔を引き攣らせ。幾ら顔が綺麗だろうと台無し所かマイナスだと溜息を吐き。幾ら人が少ない時間帯とは言え、その姿では目立って仕方がないだろう。自分の領土ではないが、道が汚れるのも好かない。染み付いた血の匂い言うのは中々取れないものだ。自分は暫くすれば迎えが来るから良いもののどうするつもりだと首を傾げ。)
女だろうが男だろうが関係ねェよ。汚ェ奴はお断りだ。…つーか、お前、それで外歩き回る気かァ?
>>神無月侑李
(/背後から失礼致します。他の方々も仰っていますが、ご無理をなさらず、ご自分のペースで良いと思います。口の悪い愚息ではありますが、お話出来る時を楽しみにしています…!)
>>アーロンくん
(短い返答に相手の考えを何となく読めばそれ以上は何も言わず軽く頷いておき、こちらの言葉にほんの少し見えた気がした動揺も深くは追求せず、次の好感触の反応を見せた話題へと移行すればいつもの穏やかな表情で口元を緩め。「大丈夫。…確かに軍服が苦手な子はいるよ。でも逆に成りたいと思う子もいるし…、普通の子よりも人を見る目はあるからね。君が‘いじわる’しなければ喜んでくれるさ。」スラムは下級にすら属さない世間から追いやられたゴミとしてしか見られてない。警官もそんなゴミが毎日食いつなぐために窃盗をしようと態々取り締まらないし、気まぐれにふらっと現れた時は憂さ晴らしの暴行と蹂躙。そんな軍服を来た人間を恐れる子供もいるが、逆に真面目で人徳な警官がいるのも知っていて、いつかゴミ山から抜け出して出世したいと渇望する子供たちも多くいる。そういう意味で自分は運が良かった…のかもしれない。ともあれ、迷惑かを気にかけてくれる相手には好感が持てて、最後は忠告する意味で笑みを深めながらも声色は穏やかで。「…そうと決まれば早速行こうか。きっとアーロンくんモテモテだよ。…はい、これは君の。」焼き菓子などを購入し包んで貰いながら、茶化すようにいうが実際子供達は相手を歓迎するだろうと。そして相手のマフィンも勝手に買って小さな紙袋に入ったそれを押し付けるように渡し、車が止めてある方に歩き出して。)
>>ダンテさん
───そうだね。
(取引もしたし最期は相手に託すつもりではいるが実際この後何が起きるかは不明でコンマ1ミリでも手をかける可能性がある以上‘殺すな’と言われたことに関しては口を噤み。軽く笑う様子からはこちらの精神を理解しつつ危険を意に介さない強さを感じ、そんなちょっとした一言だけでも彼の人徳が分かれば微かに笑むも、続く言葉には表情を消して。この世界で生きている以上、楽に逝けることは少ないが自分はどれだけ対象を恨んでいても殺すときは一瞬と決めている。恐怖も痛みも感じさせない。ただ相手がどう犯人を貶めるかは勝手だ。車の外の流れる景色に目をやり、相手のどの言葉に対してか、はたまた全てに対してか、たった一言静かに零して。───そうして暫く、開けた場所にポツンとある一軒家に着く頃には日は沈み月が昇りはじめていた。目立たない場所に車が停められ車内から様子を伺っていると程なくして犯人が現れる。今回の殺人も無作為的なもの。犯人はつい先日相手の部下を斬った短刀を手に狂気的な笑みを浮かべて家に近づいていくところで。その姿に過去に仲間を殺された記憶が過り複雑な感情が芽生えるが今は自分が出る幕ではないと抑え込み、声色静かに冷やかしを入れて。)
───あとはどうぞお好きに。…もしもの時はちゃんと助けてあげるよ。
>>ダンテ
…俺は仮にも警察の人間だぞ?きみらはそんな男を信用できるのか?
(単なる冗談交じりの軽口に違いはないのだろうが、その言葉には望まれれば本当に受け入れるつもりなのかもしれないと思わせる響きを感じてしまい。単に揶揄われているのならそれまでの事だがそうと言い切れないならばその真意を知りたくなってしまい、ワインの香りに誘われるまま再びグラスに口を付けた後ふと口元に笑みを湛えて問い掛け。快い返答を聞けば嬉しげに目を細め、以前資料として目にした写真越しの姿にさえ随分と目を惹かれた赤い髪に視線を遣り。実際にこの目で見れば益々それが人工的な色合いとは思えなくなったものの、生まれた時からこんなにも鮮やかな色の髪を持つ人物はお目に掛かった事が無く「ダンテのその髪の色は生まれつきなのか?」と好奇心を露わに問い掛け)
>>誠
…そうなのか。
(スラムに生きる者に警官に対する良い思い出がある人間など早々居ないはず。それでも相手に“人を見る目はある”と言わしめるのは余計な物に穢れていない子供ならではの感覚か、それとも何不自由無く生きる人間とはまた違った特別な価値観があるのか。何方にしても裕福に恵まれて育った人間よりもそんな連中に押し潰されて生きる彼らの方が全うというのは複雑な心境を抱く他無く、無論今の問いをしてしまった時点で自分も少なからず浅はかな人間なのだろうと思うと苦笑を浮かべて頷き。仄かに濁された相手の言わんとする事も承知の上で促されるまま歩き出し、茶化すような言葉にはくすくすと肩を揺らして笑うも、道中押し付けられた紙袋を覗けば瞠目して目を瞬かせ。貰えるものは有難く受け取っておきつつも笑みを零すと「…俺も誠からしたら子供、という事か?」と揶揄い混じりに言葉を掛けて)
>>榊誠
(重苦しい空気は、昨夜とはまるで別物。しかし、それを不快に思う訳でもなければ気にするでもなく。一言零れ落ちた相槌に一度目を閉じ、それから目的地に到着するまでどう追い詰めるか、どう捕らえるかを思案し。──漸く到着した場所は、何とも人気のない一軒家。丁度いい。と内心呟き外の様子を観察していれば、程なくして現れた犯人の姿を脳に焼き付ける様に見詰め。傍から見ても滲み出る狂気は、救いようのないものだ。改めて犯人の顔を確認し、拳銃を握る。幾ら無防備であったとは言え、イタリアマフィアを二人殺した相手だ。油断をすれば足元を掬われる事になるだろう。冷やかしに思わず口端を釣り上げては「──ハッ。敵は助けるモンじゃねェよ」と一言吐き捨てると、部下にも手を出すなと一瞥してから車を下り。カツン、と足音を鳴らし敢えて犯人にこちらの存在を気付かせては、視線がこちらに向いたと同時に銃口を向け、躊躇う事なく腹部に向けて発砲。怯んだ隙にとその侭地を蹴り距離を詰め、傷口に向かって蹴り飛ばし。)
>>アーロン・ナイトレイ
ンなモン、気にしねぇよ。うちにはハッキリ素性も分からねぇ奴がいる。探せば元警察の一人や二人、いるかもしれねぇ。けどなァ、それが何だ?今はオレのファミリーだ。過去なんざ関係ねェよ。
(まさか問い掛けられるとは思わずきょとん、と一瞬は呆けた顔を見せるも何を当たり前の事をと一蹴しては、家族の面々を思い浮かべ。先代から仕えていた者、今の代で入った者、自分が口説き落とした者。歳も出身もバラバラで、中には素性も分からぬ者もいる。右腕として傍に置いている人物でさえも、素性は不明。本人が明かさぬ限り、詮索するつもりもなかった。過去は所詮過去。重要なのは今だ。裏切らぬ限り、家族を見捨てはしない。ぐい、とワインを煽りすっかり空にしてしまえば、もう一杯と注ぎつつ予想外の質問に思わず吹き出し。何度か赤髪について聞かれた事はあるが、まさか警察から聞かれる日が来ようとは。ワインを注ぎ終わった所で長い赤髪を軽く指先に絡め、すっかり薄れてしまった思い出の中でも鮮明に覚えている赤を思い出し双眸を細め。)
──ハハッ!何を聞くかと思えば…髪、か。おう、この髪色は生まれ付きだ。母親が綺麗な赤髪でなァ。殆ど覚えちゃいねェが、それだけは忘れねぇ。
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