匿名さん 2019-01-11 15:56:08 |
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……っ…まあ。(急いで顔を前に戻し、小さく呟いては手の甲を口元に押し当て)
…違うんだ。その…本当は──しようと思ったんだ。でも…怒られるかな、と思ってやめた…。のに、しなかったら怒られて…驚いたと言うべきか…嬉しいと言うべきか…(ぽつりぽつりと話せば話すほど声は小さくなっていき、終いには耳まで赤くなって)
…陸斗になら、何されても嬉しいんだけど…。(こちらも照れながらぽつりと呟き、相手からそっと離れ相手の正面に行き)
ねえ、陸斗…耳まで真っ赤になってる…耳、触っていい?(頬を染めながら相手を見つめ、そっと手を伸ばしながら相手に問いかけて)
…いいけど…。あんまり見ないでくれ…(相変わらず口に手を当てたままの視線は斜め下で、なんだか泣きそうな顔のまま相手と背丈を合わせるようにゆっくり腰を落としては)
…陸斗もそんな顔するんだね?あたしの前でしかそういう顔しちゃダメだからね、(相手と同じ目線になれば差し出した手で優しく相手の耳に触れて、じっと相手の顔を見つめ)
…何言ってるんだ。(視線を戻し、じっと相手を凝視して)
…お前がこういう顔にさせてるんだ。自覚なしとか、本当に…反則だ。(口元から手を離し、その手でちょこん、と相手の額を小突きながら)
…う、ご…ごめん。(相手から凝視されれば固まり小声で謝り)
えっ?あたしのせいなの?…な、なんであたしが小突かれなきゃいけないのよ…(小突かれた所を摩りながらじーっと見つめたあとふいっと視線逸らして)
…ペナルティだ。ズルした子にはお仕置きしないと。(いつも通りのムッとした顔になるや否や、ふっと笑いだし)
…また怒ってるのか。今度は何がお望みかな…?
…ふふっ、お仕置きの割には優しかったけどね?(くすっと笑い悪戯な笑みを浮かべて)
……陸斗からぎゅってされたいです。(ちらりと見ながらぽつりと呟いて)
(おずおずと手を持ち上げると、そっと相手の腰と頭の後ろに腕を回し、自分の方に抱き寄せるて)
…ん。これで満足したか…?(程よく腕に力を込めては耳元に囁いて)
…うん。だけどもう少しだけこのままでいい?(こちらも相手の背中に腕を回しぎゅっと抱き締め返し、ちらりと見上げては問いかけて)
望むところだ。(もう少しばかり力を込めて抱き寄せると、ほっとしたように一言告げ)
…それにしてもお前はもう少し食べた方がいい。少し力を加えたら折れるんじゃないかと心配になる。
ありがとう。なんだろ…凄く落ち着く。(相手の温もりを感じながら呟いて)
…そう?最近太ってきたからダイエット始めようかなって思ってたんだけど。
お役に立てて何よりだ。(嬉しそうにはにかんでは)
…その必要は全くないと思うが…そんなに気になるのか?(一度体を離し、やや首を傾げては不満そうな声色で呟いて)
…梨花?(動揺する様子を見逃さず、優しく両肩を掴むと少し腰を屈め、相手の顔をまっすぐ見つめながら)
お前がそう言うなら深入りはしないが…でも、もし何か遠慮されてるなら悲しいな。
──…っ…ごめ…ちょっと友達に…からかわれただけだから…(相手の優しさに思わず涙が溢れ頬をつたって。視線を逸らしながらぽつりと呟いて)
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