山姥切長義 2018-12-12 23:24:34 |
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(主の体調不良により霊力が不安定になった事で、うまく供給されなかった彼が以前自身がなったように幼くなってしまい、記憶も小田原の頃の記憶に戻ってしまっていたこと、その間の世話は本科である自身がしていたことなど全てを隠すことなく主と共に説明していき。その間の記憶がないのは元に戻った際に消えてしまったからではないかという主の考えにそれなら仕方ない事だったのだろうと自身の記憶の中には残っている彼の姿を思い出しつつその言葉を受け止めて)
…そんな事になっていたのか。何も覚えていないのは少し残念だが、教えてくれて感謝する。
(静かに二人の話を聞くと自身が知らない間の2日間にそのような事があったらしく、主が体調不良で寝込む時は本丸内でも何かしらの影響があるのを知っている為に信じていない訳ではなくて。主の考えを聞いた後で本当はその時の記憶も覚えていたらと思うものの、自分の身に何があったのか教えてもらえただけ良かったので二人に感謝の言葉を伝え)
(記憶以外では特に気になる点はなく、身体的にも問題はないだろうと主にも言われては礼を述べて。不意に話題を切り替えるかのように主がぱんと手を打てば“そういえば新婚旅行はどうするんだ?”とこの二日間はそれどころではなかった為にそう言われると共に政府公認の旅行地が載っているパンフレットを渡されて)
まだ何も決めていないが…長義と行ってきてもいいのか?
(突然新婚旅行の話題が出ると、頭の片隅にはあったものの引っ越しを終えた後に今回の件が重なり彼と真剣に話をする事も出来ていなくて。事前に主の許可を得るつもりでいたので、上記を述べつつも隣で彼がパンフレットを渡されたのを見ると主の前ではあるが気になるようで少し身体を寄せて)
(元より結婚祝いとして新婚旅行のための休暇は与えるつもりだったらしく、二人で話をして決めたらいいと言われては礼を述べ。身体を寄せてきた彼にも見えるようにパンフレットをパラパラと開けば様々な場所が載っており僅かに目を輝かせ)
どこもいい場所で迷うな。
(主の優しい心遣いに自身も礼を述べると視線の先をパンフレットに映し、旅行先の部屋から海が見える所や豪華な料理の写真に露天風呂などその他にも様々な旅館と観光スポットも載っているので思ったことを口にして)
うん、ありがとう主。
(行きたい場所が決まったら一応報告してくれと言われると頷き。特に時効もない為にゆっくり二人で話し合えばいいかと思えば今日はゆっくりしてもらって構わないと非番をもらうと、長居するのも主の仕事の邪魔になるだろうと思えば再び礼を述べ立ち上がり退室することにして)
このまま離れに戻ろうと思うが、長義は何か用事があったりするか?
(彼の後に続いて腰を上げ、退室する際に再度自身も礼を述べ出て行くと静かに襖を閉めて。主に非番を貰ったので、この後は特に予定も無く荷物を整理してゆっくりしようかと思いつつ彼と共に廊下を歩き。玄関先へ向かう途中で自身には予定が無くとも彼は何か用事があるかもしれないと視線遣り尋ねて)
うーん、俺も特には用事ないかな。
(廊下を歩いていると不意に他に用事があるかと聞かれるも、特に他に用事もない為に首を横に振り上記述べて。離れに戻って今日はゆっくり過ごそうと思えば玄関に向かい靴を履くと離れに向かい)
そうか、今日はずっと一緒に居られるな。
(どうやら彼も特に用事は無い様で、一緒にゆっくり過ごす事ができると思うと嬉しそうに上記を述べては話している内に離れに戻ってきて。玄関の戸を開け、靴を脱ぎ揃えて居間に向かうと適当に座り)
ふふ、そうだね。
(離れに戻って来ると、厨に立ち寄り先に居間に向かった彼に麦茶を出してやることにして。その前に洗っている途中だった食器を洗い終えると、冷蔵庫から麦茶を取り出しコップを2つ手に持つと居間に戻り自身も座るとコップに注いでやり)
なあ、これはなんだ?
(荷物の整理は時間があるので特に急ぐ事もない為に後で片付けるかと思えば、麦茶を持って居間に戻ってきた彼の姿が目に入り。隣に座った彼に注いでもらうと礼を述べてコップを受け取り麦茶を飲みながら、ふと気になっていた事があったのを思い出せばお手伝いカードを彼に見せて)
あぁ…それはお前の為に作ったカードだよ。
(麦茶を飲み一息ついていると隣にいる彼にこの2日間で作ったお手伝いカードを見せられると上記述べて。“幼いお前がね、お手伝いを良くする良い子だったから優スタンプを五つ集めたらお願いを聞いてあげるってことで作ったんだけど…お願いを聞く前にお前が元に戻っちゃったから”と説明し)
…そうだったのか。
(彼の説明を聞いて何か思い出すかと密かに期待していたが、元に戻った事で主が言ったように完全に記憶が消え自身だけ何も覚えていない事実に少し寂しいと感じて。しかし、これは幼い時の自身と彼の約束事である為に今の自身が何かお願い事をするのは違う気がして"その約束の事すら何も覚えていないが、代わりに幼い俺の面倒を見てくれた長義のお願いを聞かせてくれ"と感謝の気持ちも込めて何かしたいのか唐突に言い出して)
えっ…?俺の?国広のじゃなくて?
(確かに約束をしたのは幼い頃の彼と自身だったが、別に元に戻ったとしてもお願いを聞くつもりだったのか彼の言葉に驚き目を丸くして。まさか自身のお願いを聞いてもらえると思っていなかった為にしばらく悩む素振りを見せていたものの“…それなら、一緒にカフェに行って欲しいかな”と昨日思っていたことを口にして)
俺は長義と居られるなら、それでいい。
(此方の予想外な発言で驚いた様子に、きっと彼は自身のお願いも聞いてくれるのだと思っていたのか柔らかな笑みを湛えて本心を告げ。本来なら聞く側だった彼の願いを聞こうと唐突な事を言い出したため、悩む素振りを見せる姿に今すぐにという訳でもないのでそれを伝えようと口を開きかけた所でその言葉が耳に入り"かふぇか、わかった。…それはいつにする?"と首を傾げ)
俺も、国広と一緒にいれたらいつでも良いかな。
(自身と一緒にいる事ができるだけでも良いと柔らかい笑みを浮かべつつ言われては嬉しさから微笑み。自身のお願いを聞いてくれた彼にいつがいいかと聞かれるも自身としては大好きな彼とそこに行ける約束ができたのならいつでも良いと答え)
それなら新婚旅行の時にでも行かないか?
(いつでもいいと言う彼の言葉に新婚旅行もまだ話し合いで決めた訳ではなく、主から休暇を貰えるので旅行先の観光スポットも行こうと考えており。行き先が決まればスマホで検索するつもりで、普段行く機会のない場所のカフェを楽しむのもどうだろうと彼の意見を聞いてみて)
そうだね、知らない場所でゆっくりするならついでに行こうか。
(新婚旅行の時にでもカフェに行かないかと言われては断る理由もない為に頷き。それならまずは旅行地をどこにするか決める必要がある為に先程主に貰ったパンフレットを机の上に置き彼も見れるように開くと“国広はどういうところがいいとかあるの?”と彼ならどこでもいいというかもしれないがとりあえず聞くようで)
俺はどこでもいい。
(机の上に広げたパンフレットに視線遣ると然り気無く身体を寄せて密着し、先程も少し見ていたがどの場所でもいいなと思っていると彼の問う様な言葉が聞こえて。此方の意見を求む声に彼と一緒ならばどこでもいいので思った事をそのまま口に出して言うが、この返答だと二人で決めるのに余り良くないという事に気づくと"…強いて言うならこういう所がいいな"とまだ夏らしい事をしていない為に海で遊べる所か、ゆっくりするなら温泉地もありなのでその2つのどれかだと指差して)
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