山姥切長義 2018-12-12 23:24:34 |
通報 |
か朝を知らせる鳥の鳴き声が耳に届くと眉を寄せつつも目を覚まし。寝ぼけているのか、幼いからにやっていたように頭を撫でていたものの、昨夜よりなんだか大きい気がして。少し離れて見ると彼は元の姿に戻っていたようで恥ずかしさから顔を赤く染めて)
んん…
(熟睡していると不意に頭を撫でられた感覚に反応して薄らと目を開け、寝起き故にまだ頭は覚醒しておらず。何故だか随分と長い間眠っていたような気がして、自身が小田原時代の幼い姿をしていた時の記憶が無いのか何気無く彼の方をチラリと見てみれば顔を赤く染める姿が映り。何故そうなっているのかも理解していない為に"……顔が赤いようだが何かあったのか?"と挨拶する事も忘れて聞いてみて)
へっ?あ…いや、
(自身が頭を撫でたことによって目を覚ましたようで、自身の顔が赤いことを指摘されては恥ずかしさから口籠もり。この姿の彼を久々に見たこともあり目を合わせるのがなんだか恥ずかしくて、目も合わせられずにいたものの、彼の言葉でもしかして子供の頃の記憶はないのだろうかと思えば“…お前、何も覚えてないか?”と聞いてみて)
?……すまない、…何も覚えてない。
(自身の指摘で口ごもった後に、何故だか目を合わせようとしない彼の様子に不思議そうな表情を浮かべて。ふと、何かに対して覚えていないのかと問うような発言にこの2日間の出来事は思い出せず。よく分からないが、この言葉を言ってはいけないような気持ちになるものの先に謝ると正直に話して)
…そう、でもまぁ何もないのなら良かった。
(この2日間の出来事は何も覚えていないようで、霊力がうまく受け取れていなかったのもあり記憶が混濁していても仕方ないかと少し寂しい気もするが彼の身に特には何も起きていないように見えるために上記述べて。彼が元に戻ったと言うことは主の体調も回復したのだろうと思えば報告も兼ねて後で主の元に行こうと思えば“とりあえず朝餉食べたら主のところに行くから”といえば起き上がり着替えはじめて)
…あぁ、わかった。
(此方も起き上がると自身が何も覚えていないと言った時に心なしか彼の表情が少し寂しそうに見えたのは気のせいだろうか、自身の身に一体何があったんだと思うもののこの2日間の記憶だけがぼんやりとしていて。先程の口振りから彼は何か事情を知っていると思うが、その事について話をする様子もないので聞こうかどうか迷っていると次いで出た言葉に恐らく自身の事で報告する事があるのだろうと思えば返事を返し内番服に着替えて)
(着替え終わると寝間着を手に洗面所に向かって。洗濯機に投げ入れ洗剤を入れるとそのまま動かしはじめて。顔を洗い、髪をセットすると次は朝餉の用意をしなければいけない為に厨に向かうと昨夜のうちにご飯は炊いて、味噌汁もまだ残っていたために卵焼きでも焼こうかと冷蔵庫から卵を取り出して)
長義、俺に出来る事があれば手伝う。
(そういえばまだ大荷物を片付け終えていない為に今日中に済ませてしまおうと思いつつ、少し布団を整えてから寝室を出れば洗面所に行き。顔を洗えば鏡を見ながらどこか髪が跳ねていないかと確認し、此方も厨に向かうと丁度朝餉の用意をしていた姿に声をかけて)
それならテーブルを拭いてからご飯と味噌汁運んでてくれるかな。
(以前彼が卵焼きを作ってくれていた様子を隣で見ていただけだったが、なんとなく覚えているために記憶を辿りながら作っていると何か手伝いをすると言われては上記述べて濡らしたタオルを手渡し。彼が厨を出る前に、そういえば今日はまだおはようのキスをしていなかったことを不意に思い出すと彼の手を引き頬に口付けすると“…おはようのキス、まだだったから”と恥ずかしさから耳を染めそう言うとすぐに背を向けて調理を再開し)
わかった──。
(彼の指示に頷いてタオルを貰うと厨を出る前に突然手を引かれ何か言おうと口を開きかけた所で頬に唇が触れて。口づけされた事が分かり、彼の言葉に自身まで頬を赤く染めては朝から可愛すぎるだろと頬に触れて萌え、徐に近寄ると"長義からのおはようのキス、嬉しかった"と耳元で囁き。厨を出ると居間に向かい先程受け取ったタオルで綺麗にテーブルを拭き、それが終わればまた厨に移動して)
っ、可愛いとか言うなっていつも言ってるだろ…。
(背後から視線を感じているもののそれに気づかないフリをしていると近付いてきた気配を感じて振り向こうとしたところで耳元で囁かれると益々恥ずかしさから頬を染めて。卵焼きは少し焦げてしまったが、味に支障はないだろうと切り分けて皿に盛り付けると彼と一緒に居間に持っていき)
美味そうだな。
(先程言われた通りに白米に味噌汁と箸を乗せた盆を両手で持つと、彼の後に続いて居間へ運んではテーブルに置き。料理を並べると、まだ飲み物とコップが残っているのですぐに厨から持って来れば席につくようにテーブルの前に座り。彼の作ってくれた料理を見れば一言告げ、空腹なこともあり早く食べたいようで手を合わせて挨拶するとまずは卵焼きから食べ始め)
前に国広が作ってたのをみて、作ってみたかったんだ。
(席につき手を合わせて挨拶をすると、自身の作った卵焼きが美味しそうだと言われては嬉しそうに上記述べて。料理をたくさん練習して、いつかは彼の弁当も作ってみたいために卵焼きを食べる彼をみては“.美味しい?と首傾げて)
ああ、美味い。
(卵焼きを食べながら以前自身が昼餉を用意した時がきっかけで作ったという話を聞き、嚥下した後に感想を問い掛ける声に彼の方を見て上記を述べれば自然と笑みが浮かび。口数は多くないけれどその言葉に嘘偽りがなく美味しそうに白米、味噌汁、卵焼きの順で箸を持つ手を休めることなく食べ進めていき)
(どうやら卵焼きは彼の口にも合ったようで、美味しいと言われただけでも嬉しさから笑みを浮かべ。時折会話をしながら食べ進めていくうちに完食すると手を合わせて。この後は主の元に行くために、すぐに立ち上がると食器を重ねて厨に運んで)
(此方も食べ終わると手を合わせては厨に運んでいった姿を見れば、少し遅れて居間を出る前に引き出しに戻し忘れていたであろうお手伝いカードの存在に気付き。これは何だろうかと思いつつも今は主に用がある為に、あとで聞こうと彼の元に向かえば"このまま主の所に向かうか?"と一応聞いて)
そうだね、主も今日の予定があるかもしれないし。
(食器を洗っていると背後からこのまま主のところに行くのかと言われては頷き水を止めて。病み上がりの為に急な外出などは無いだろうが、先に行くに越したことはないだろうと厨を出て玄関に向かうと靴を履きそのまま本丸の方に向かって)
(二人で離れから本丸の玄関に向かうと戸を開け靴を脱ぎ揃えて少し彼の事を待ち、そのまま主の部屋に繋がる廊下を歩いて移動している途中で数振りの仲間達の姿が見え。足を止めて朝の挨拶をするや否や自身の事を見て驚いたのも一瞬で、元に戻ったのかと言われると何のことだと思い)
どうやらこの2日間のことを覚えていないみたいでね。見る限り何もないとは思うけど報告も兼ねて主に見てもらおうと思ったんだ。
(本丸に辿り着き、玄関で靴を脱ぎ揃えると先に待つ彼の元に行き共に廊下を歩いていると仲間たちから彼の姿を見て驚いた様子が見て取れて。まだ彼には説明していない為に知るわけもなく、とりあえず簡単に説明するとそれがいいだろうということになり。仲間たちとわかれて主の部屋の前に着くと一言断りを入れてから入室し、促されるように正座すると“主、具合の方はもう良くなったのかな?国広の方は元に戻ったよ”と告げて)
…主、体調を崩していたのか。
(彼の後に続いて部屋の中に入室し後ろ手で静かに襖を閉めて、隣に正座すればその言葉を聞き自身が知らない間に主の体調が悪くなっていたのかと思えば上記を述べて。目の前の主は顔色もいいが自身の事よりも心配そうにしながらも、気になっている事があるために"俺だけがこの2日間の記憶がないんだ。出来れば何があったのか教えてくれないか"と言って)
トピック検索 |