山姥切長義 2018-12-12 23:24:34 |
通報 |
あぁ、お疲れ様。あとは浴槽だけ…ーっ!
(一人で少しばかり張り切りすぎたかとずっと屈んで掃除していた為に強張っていた背中を伸ばそうと背伸びしていると背後から声をかけられ労いの言葉を掛けつつ彼の方に行こうとしたところで床が濡れていた為に足を滑らせては尻餅をついて)
長義、大丈夫か?!
(目の前で床に足を滑らせ尻餅をついた彼の姿を見るなり咄嗟に身体が動いて浴室の中に入ると、側に近寄れば手を取り立たせて。彼が怪我する事に未だにあの時のトラウマで怖いのか"どこか怪我とかしてないか?手入れ部屋に行くか?"と焦燥感に駆られ心配そうな表情で聞き)
(まさか足を滑らせて尻餅をつくなど思っていなかった為に驚きからぼんやりとしていると慌てた様子で自身の元に彼がやってきて手を取り立たせてくれて。怪我などは特にしていなかった為に大丈夫だと心配そうな表情浮かべる彼に微笑むも、ズボンが濡れてしまったことが気になるようで“…ただ、濡れてしまって少し気持ち悪いかな”と苦笑して)
怪我がなくて良かった…。
(彼の大丈夫だと言う声とその表情にどこも怪我などしていない様で内心ホッと安堵して。また床で滑らぬ様に一度浴室から出ると、ズボンが濡れて気になる様子の彼に自身達の服は掃除で随分と汚れている為、風呂に入るなら着替えるのに丁度いいと思い"着替えの服は俺が取ってくるから、長義はここで少し待っていろ"と告げては急いで離れの玄関へ走り出して)
(自身に怪我がないことがわかれば安心した様子の彼と浴室を出ると、自身の呟きに反応して急いで着替えを走って取りにいき。しばらくして彼が着替えを持って帰ってくると、やはりそのまま風呂に入るようで他の場所の片付けは後々やっていけばいいかと思い服を脱いでいき)
(走って戻ってきたので少し息を整えつつ、二人の着替えはカゴの中に入れて置くと沢山汗をかいて肌に張り付く感覚が不快な為に此方も服に手を掛け。当然の様に脱ぎ終えるとその服は洗濯機の中に投げて入れ、浴室の扉を開けて入れば離れの風呂は本丸と違って男二人では狭いので軽く汗だけ流そうとシャワーを浴びて)
ふふ、二人で入ると流石に狭いね。
(彼に続くように浴室に入れば元より大人数で入る設計になってるわけもなく少し圧迫感があり。本丸の風呂場は広い為にここまで彼と近くになることなどまず余り無かったために少し恥ずかしそうにしながらシャワーを持っている彼についでに汗を流してもらっては気持ちよさそうに目を細め)
…そ、そうだな。
(彼の身体にシャワーで優しく汗を流している間、狭い空間で距離感が近い事にドキリと胸が高鳴り僅かに頬を赤く染めて。二人で風呂に何度も入っていて彼の裸は見慣れているとは言え、緊張してしまうのか上記を述べればシャワーを止めると後ろを向いてサッと軽く身体だけ洗っていて)
…?
(しっかりと汗を流してもらうと礼を述べるも、すぐにこちらに背を向けた彼の様子に首を傾げて。もしかして恥ずかしがってるのだろうかと思うとわざと彼の方に身を寄せて“もしかして照れてる?”とからかってみて)
っ!……本丸の風呂より狭くて緊張するんだ。
(急に背中に彼の身体が当たった感覚に今の状態で引っ付かれれば、煩い程に胸が早鐘を打ち図星を突かれ更に顔が赤くなり。いつもは真面目で凛とした態度でいたり甘えん坊な所を見せて自身のペースに彼を乗せる事も、二人きりの時は密かに主導権を握っているのだがその様子はどこにもなく。背を向けたままこの状況で意識しないはずもなく照れた顔で言って)
ふふ、可愛いね。
(自身がからかった事で普段はちょっとしたことで表情を崩すことのない彼が照れている様子に可愛らしいところもあるものだと微笑みそっと離れて“まぁ、お前の言うことも分かるけどね”と続けては此方も身体を洗い始めて)
また俺が流そうか?
(いつもなら"可愛い"に言い返す所だが特に何か言う訳でもなく、照れ隠しで若干俯きつつ途中で止めていた手を動かして身体を洗い。シャワーで泡を洗い流すとちらりと彼の方を向き、身体を洗っていたのでそう尋ねて)
それならお願いしようかな。
(身体を洗っていると彼がまた身体についた泡を流してくれるようで、それならばその言葉に甘えようと頷き身体を洗い終えると優しく流してもらって。汗を流してすっきりとしては浴室を出て身体を拭くタオルを手にすると彼にも手渡してからしっかり拭いていき)
俺達の部屋を片付けたら荷物を取りに行こう。
(彼からタオルを受け取ると礼を述べつつ、此方も確りと身体を拭いては風呂に入った事でさっぱりとして。カゴから持ってきた服を取り彼にも手渡して自身も着替えるとタオルで濡れた髪を乾かし、あとの片付けは二人の寝室だけで横にいる彼を見遣り提案して)
今日はゆっくり眠れそうだな
(彼から着替えを受け取りそれに着替えているとあとは自身達の寝室が残っているらしくその提案に頷き。着替え終わると彼はついていくように寝室に向かい、そこもやはり埃が溜まっていて窓や障子を開けると掃除を再開していき)
──…終わったな。
(寝室は余り物が殆ど置いてないので居間の時と同じ方法で此方も掃除に集中し、行く前に持ってきていた箒と塵取りで集めていき。あとは水拭きも忘れずにすれば見る見る内に綺麗になりそう言って)
…ふぅ、流石に疲れたな。
(彼と仕事を分担して黙々と掃除をしていき。しばらくして掃除を終えると今日一日殆どの時間を費やしていた為に流石に疲れたと上記述べ。後は自室の荷物を此方に運んできて終わりで、一気に済ませてしまおうと“よし、荷物を取りに行ったら今日は終わりにしよう”と彼に告げ一度自室に戻ることにして)
そうだな、流石に休みたい。
(出陣の時よりもかなり体力を使ったせいで頭の横に赤疲労のマークが出てそうな程に疲れた様子で彼の言葉に頷き。最後の仕事である荷物を此方に運んだら彼とゆっくりしようと思えば、使い終わった道具を纏めて両手に持つと彼と共に離れを出て。先に倉庫に寄って掃除道具を元の場所へと直してから本丸に戻ればそのまま自室に向かい)
(倉庫に使った掃除道具を戻すとそのまま本丸に戻り自室の荷物を取りに行く為に再度彼とわかれて。先程纏めておいた荷物や本体など全てを手に持つと部屋を出て離れに向かい歩き出し。物の数はまだそんなにないとはいえ、疲れた身体には堪えるらしく離れの玄関に到着すると一度荷物を置き少しずつ運ぶことにして)
(此方も纏めておいた荷物と本体を手に持つと部屋を出て、万が一落としたりしないよう慎重に玄関先へと歩を進め。そこから離れの方向に行くと玄関に入れば彼の靴があり先に来ていたようで、靴を脱いでそのまま寝室へ。一旦荷物と刀掛台に本体を置き、ふぅと一息ついて)
トピック検索 |