山姥切長義 2018-12-12 23:24:34 |
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んぅ…?ふふふ、うん、
(時々自身の席にやって来る仲間達がお祝いの言葉をくれ、その上お酒も渡される為にいつも以上に酔っていて。そうしていると隣にいた彼が大丈夫かと聞いてきては既にふわふわとした雰囲気で緩みきった表情で上記述べるも呂律が回っておらず。“みんなが、俺たちのお祝いしてくれて、嬉しいんだ”と続けて)
そうだな。こうして俺達の結婚式を開いてくれて、皆に祝って貰えるというのは本当に嬉しい。
(珍しく彼が人前で緩みきった表情を見せて言葉を発するものの呂律が回らない程に酔っているのが分かり、少し飲み過ぎだと言おうとした所で続けて話をする声を聞けば大事な仲間達に自身達の結婚を祝福して貰えた事は何より嬉しさで一杯で。彼の言葉に頷いて心中で思っている事を口に出しては笑みを浮かべ、宴会を楽しむ皆の姿を眺めた後に"あまり無理はするなよ"と自身も結構飲んでいるので人の事は言えないが心配性故にそう述べて)
…ん、
(どうやら彼も本丸の仲間達にこうして祝われるのは嬉しかったようで、自身の言葉を聞き何処か嬉しそうに話をする彼の姿をニコニコとしながら見つめていて。飲みすぎている事を心配しているのか、気遣う様な言葉を聞くと素直に頷き近くにあった水の入ったグラスを手に取るとそれを飲んでから火照った頬を冷やす様に頬に当てながらまたも彼の事をじっと見つめていて。当然今の自身はとてつもなく酔っている状態で、正常な判断などほとんど出来ないに等しく彼を見つめているうちに段々と彼のことが愛おしくて堪らないなと思えば不意に横から抱きしめるような形で頬擦りしたかと思えばそのままからの少し赤くなった頬を何度も軽く触れる様な口付けをして)
っ?!
(自身の言葉を素直に聞いてくれた事に内心安堵しつつもじっと此方を見つめてくる視線に不思議そうな顔を浮かべるが、彼から不意に横抱きされて頬擦りしてきたかと思えば次に何度も頬へ軽く触れる様な口付けをされて。突然の事に驚いて目を見開き顔を真っ赤にして)
んぅ、ふふ…くにひお、ちゅーしないの?
(ちゅ、ちゅっと何度も頬に口付けしていると彼の様子に気付いた者や近くにいた者達が驚いたり、もっとやれと盛り上がり始め。飲酒していることで眠気も徐々にやってきてはトロリとした目で見つめて上記述べたと思えば肩口に顔を埋めてウトウトとし始め)
…もうしない。
(周りの者達も大分酒に酔っている様で自身の反応に気付いた瞬間、面白がってなのか何故かまた盛り上がり始めるものの彼の言葉とトロリとした目を見ればドキリと胸が高鳴り。未だに彼からのキスは慣れないのか顔を真っ赤にしたまま恥ずかしそうにポツリと呟き、肩口に顔を埋める彼の姿に酒を飲んで眠いのだろうと察しては"長義が眠そうなんだ、そろそろ宴会を終わりにしないか"と皆に向けてそう言って)
(肩口に顔を埋めてすりすりと甘えているとキスはしないと言われてはムッとした表情浮かべ“なんで、いつもなら沢山するのに…”と呟きこれでもかと言わんばかりにまたも頬にキスを何度もして。しかし、眠気の限界がやって来ると肩に頭を預け目を閉じそのまま静かに寝息を立てて)
(他の仲間達も数振りほど酔い潰れている姿があり彼も眠気の限界で此方の肩に頭を預け寝てしまったので、宴会はお開きという形になれば早く部屋に運んで寝かせようと思い。立ち上がると白無垢姿でも難なく彼の事を姫抱きしては"…皆、今日は本当にありがとう"と全員を見ながら礼を述べて就寝前の挨拶も交わし、広間から抜けるとゆっくり歩きながら部屋に向かい)
ん…、宴会は?
(彼に姫抱きされても起きる様子がなかったものの、運ばれている途中で揺られる感覚にぼんやりと目を覚まし。どう考えてもその場所が宴会場でない事はぼんやりとした頭でも分かり、もしかして自身が寝てしまっている間に終わったのだろうかと思えば“…もしかして、俺が寝ちゃったから終わった?どうしよう、失礼な事をしたな…”と皆に礼も言わずに寝てしまっていたことを後悔しては眉を下げ)
…起きたのか?さっき宴会が終わった所だ。他の皆も寝ていたし長義が悪い訳じゃない、寝ているのに起こすのは申し訳ないと思って俺が起こさなかったんだ。
(部屋に着く前に彼が起きると宴会が終了した事に申し訳無さげな様子で口を開いたため、それは違うと首を横に振るも酒に弱い者や酒好きな者達も酔い潰れていた上に夜遅い時間という事もあり先程終わったと告げて。しかし、宴会が終わった事は彼を起こして言わずにこうして部屋に運んでいる自身が悪いので、彼は何も悪くないと言うように上記を述べては部屋の前に到着してゆっくりと降ろして)
そう、それならよかった。
(別に自身のせいで宴会が終わった様ではなく、自然と終わった形のようで彼の話を聞けばほっとした様な表情を見せて。結局部屋の前まで送ってもらうと襖を開けては誰も見ていない事もあるうえに酒を飲んで体温も上がっている為に何重にも重ねて着ている白無垢は流石に暑かった様で帯を緩めながら打ち掛けを脱ぐと“あつい!こんなに重たいのを着てる俺を運ぶなんて、国広はすごいな”と苦笑して)
ん?まあ、日頃から鍛えているからな。このくらい余裕だ。
(その後に続いて室内に入ると代わりに寝る準備するので押し入れに向かい、布団と枕を出した所で彼の言葉が耳に届くと本丸の中でも大食いな上に日頃鍛えている事もあってかその様な返答を返せば両手で運んできた布団を敷いて)
(和装など普段からしない為にどうやって脱ぐのかよく分からない上にどうにかしようと悪戦苦闘した結果、中途半端に着崩れ肌蹴てしまい。彼の方を見ると、彼も和装をしたまま布団を敷くのは大変だろうと思いそばに寄ると敷くのを手伝って。このまま今すぐに横になりたい気持ちでいっぱいだが、借りているものを汚すのは気が引けて、彼に背を向けると襦袢をおさえている紐を解いてもらうらしく“この紐、硬く結ばれてるんだ。解いてくれる?”と頼んで)
(布団を敷き終えた後に一人で和装を脱ぐことは大変なので此方に背を向けた彼に頼まれると"分かった"と述べ、言われるがままに硬く結ばれている紐を両手で解いて。その紐を回収し回り込むように彼の前に行き、他にも何か手伝うことはないかと聞こうとするも自身で脱ごうとしたのか少し和装が着崩れ肌蹴ている姿が目につくとその色っぽさにドキッとして思わず視線を逸らし)
(しゅるりと腰紐を解いてもらうと後は脱ぐだけなので礼を述べて身体にかかっているだけの着物を脱いでいる間も彼の様子に気付いておらず。脱いだ着物を軽くたたみ、内番服をタンスから取り出すとそれに着替えて。次は彼の着替えを手伝おうとしたが、自身の部屋には彼の着替えがない為に“着替え、取ってくる”と告げ)
(彼が着替えている間も見ない様に視線を逸らしたまま平静を装いつつ、待っていると横目で寝間着姿を確認し。再び視線戻すと彼の言葉を聞き、態々自身の着替えを持ってきてもらうのも申し訳ないと思って"…それは長義に悪いだろ。自分で取ってくる"と甘える事はしないのか遠慮がちな態度で述べて)
別にそれくらい構わないのに。じゃあ、着替えるの手伝ってやるから俺が寝る前に帰ってきてよ?
(部屋を出ようと襖に手を掛けたところで彼に呼び止められるとそこまでしなくていいと言われて。別にそんな事気にしないのだが、無理に言って彼を困らせるのも良くないと思えばせめて着替えは手伝いたいらしく。彼と普通に話をしているが、今横になったら確実になる自信はある為に早く帰ってくる様に言えば彼を待つことにして)
(数分後に寝間着を持って部屋に戻ると今は何とか起きているものの、少し眠そうな彼の姿を見て早く着替えようと思えば羽織紐を解いてから紋付き羽織を脱ぎ。自身も和装の正しい脱ぎ方などはよく分かっていないので"長義、手伝ってほしい"と彼の方に近付き甘えるように頼んで)
ん、いいよ。
(彼が部屋を出たあと、襦袢も畳んで白無垢と纏めると明日燭台切に返そうと思い。そうしているうちに彼が戻ってきては、羽織を脱いでから自身の方にやってくると甘えるように着替えの手伝いを頼まれると頷き上記述べ。女物と違い、なんとなく勝手がわかるのか袴の紐をまずは解かないといけない為に袴の紐を解くと順番に脱がせていき)
(じっとしながらされるがままに和装を脱がしてもらっては先に寝間着に着替え、手伝いを頼まれてくれた彼に微笑を浮かべ礼を述べて。あとは自身がやるだけでその場に座ると羽織袴などを綺麗に畳んでは纏めて重ね、彼の和装の横に置き壁掛け時計を見遣れば就寝時間を少し過ぎており。段々と自身も眠くなってきたのか小さく欠伸を洩らし"…眠い。もう寝るか"と布団の中に入ろうとして)
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