山姥切長義 2018-12-12 23:24:34 |
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(お互いに照れてしまい何処か初々しい様子の自身達を見て微笑ましいものだと笑う主にこちらも小さく笑い返して。そんな和やかな雰囲気の中、彼がもう一つの要件を言えばあの使っていない離れか…と少し考える素振りを見せて。ずっと使っていない為にきっと汚れているが、掃除も夫婦の共同作業としてやってみてはいいのではないかと快く返事をして貰えば礼を述べると、たとえ離れて住んでも本丸の一員であることに変わりはないのだから近況報告なども兼ねて一ヶ月に一度は仲間達とみんなで食事を共にしようと提案されるとそれに頷いて)
本当にありがとう、主。
(自身の要求に対し寛大な心で快い返事を貰うと主の懐の深さに感謝し、何年も放置されたままの離れを掃除するのは覚悟の上であったため内心彼と同棲できる事に嬉しさで表情を緩め。主の提案には異論は無く頷きを示しこの事も含め色々と仲間達に報告する必要があり、自身達の用件は全て話した為に退室しようと思ったが彼の方を見て"…長義、記念の写真はどうする?"と出て行く前に聞いて)
…出来れば、撮りたいかな
(急な話だったというのに何から何まで許可してくれた主に再度礼を述べると長居しているのも迷惑になるだろうと立ち上がろうとした矢先に彼から先程撮ろうと思っていた写真の件を話されると先ほどの積極的な姿は何処へやら、恥ずかしげにしながらそう言って)
…最後に写真を撮ってくれないだろうか。あんたの迷惑じゃなければ、その…頼む。
(彼の返答を聞き記念の写真を撮ることに賛成ではあるが、主は業務で忙しくこれ以上頼むのは迷惑だろうと思うものの先程は自身の発言で断る形となったので座り直すとどこか遠慮気味に口を開き)
主、本当にありがとう。それでは俺たちはこれで失礼するよ。
(初期刀の門出を祝いできるのならこれくらいはと笑って聞き入れてくれた主にこれ以上時間を割いてもらうのも申し訳なく、手早くスマホをもう一度手渡すと彼の隣に座り直し、撮ってもらうと上記述べつつスマホを返してもらい。これ以上ここに居座るのは迷惑だろうと上記述べ立ち上がると退室して。次は仲間達に報告かと思いながら“少し我儘言いすぎたかな”と先ほどのことを気にしている様子で呟いて)
…そうだな、主の優しさについ甘えてしまった。その分、何か俺達の出来る事で主の役に立とう。
(彼の後に続いて紙袋を持つと退室し静かに襖を閉めて先ずは兄弟の部屋に行くためにその方向へと歩き出し、ふと呟き声が耳に入るとあれ程の我儘を主に言ったのは初めてで。主は優しく皆の願いを大体聞き入れてくれる事は知っているが、結婚祝いまで貰った上初期刀なのに少し色々と要求をし過ぎてしまったと深く反省し。多少申し訳なさがある為に何か出来ないかと考えた上で彼の方を見遣ると上記の発言をして)
そうだね、俺たちにできることはこの本丸や主に尽力を尽くすこと。戦場でその働きを存分に生かそう。
(彼の兄弟刀達がいる部屋に向かう間、先程のことを二人で反省しては自身達ができることは多くの実績を残すことで上記述べ。そうしているうちに部屋の前に到着しており、彼の方をチラリと見ると少しだけネクタイが曲がっていて、それを整えてやり)
あ、ありがとう…長義。
(部屋の前で兄弟ならきっと自身達の事を祝福してくれると心中でそう思うとあまり緊張することもなく、声を掛ける前に此方のネクタイを整えてくれるその姿にドキッとして少し頬を染め。気配りの出来る彼に礼を述べたあと照れ隠しで視線を逸らしつつ、主の部屋を訪れた時のように襖越しに声を掛ければ直ぐに返事が来て入室し。二人の前に正座して真剣な態度で彼と結婚すること、離れに住むことと主には許可済みというのも含めて報告していき)
その…これからは妻として国広の事を支えていくから…よろしくお願いします。
(ネクタイを整えてやるとどこか照れた様子の彼にどうしたのだろうかと首を傾げて。どうやら二人ともまだ部屋にいたようで、返事が聞こえると彼に続くように一言断りを入れてから入室して促されるままに彼らの前に正座して。隣で彼が自身達のことを話す間、こうして改めて結婚の報告をするのは少し照れるなと思い。彼の報告が済むと、自身もこれからは妻として彼らとの縁ができたわけで照れながらも上記述べると頭を下げて座礼して)
兄弟、ありがとう。俺も夫として長義の事を支えていくつもりだ。これからも変わらず妻と仲良くしてくれると嬉しい。
(此方の次に兄弟に挨拶する彼の事を見守りそっと目の前の二人に視線を移すと、自身達の結婚報告に笑顔で温かな言葉と共に祝福してくれて。兄弟に歓迎してもらえた事が嬉しくて少しばかり声が弾んで礼を述べ、チラリと隣に居る彼を見てから自身の決意と願いを告げると柔く微笑を浮かべて)
(こちらこそ、不器用な兄弟をよろしく頼むと言われてはそれに頷き。改めて彼らに祝いの言葉をもらい、嬉しそうな様子の彼が自身のことを妻と呼んだ途端何だか照れ臭くなり僅かに頬を染め。これからは親戚の様なものになるのだし、何かあったら頼って欲しいと言われるとその時は言葉に甘えると返して微笑み)
(彼と兄弟が話す様子を優しい顔で見つつも結婚の挨拶が済むと、他の仲間達に報告する時間も考えてまだ何か言う事があるのか手短に話そうと"あと俺達は結婚式を挙げたいと思っているんだ。…その、出来れば準備とか手伝ってくれないか"と何故か遠慮気味に兄弟へと頼んでみて)
(人生で一度きりの門出をみんなに祝って欲しい気持ちは彼と同じで彼の言葉に続く様に“盛大なものでなくていいんだ、形としてできる限りでいい”と頼めば脇差の兄弟がそういう事なら遠慮しなくていいのにと笑って手伝ってくれることになって。しかし、二人でできることにも限界はある為に彼らの方から本丸にいる仲間達には簡単に伝えてもらえる様で。着付けは誰が担当するか、食事担当はという彼らの話し合いを目の前に嬉しさが込み上げては“本当にありがとう、俺は幸せだ”と礼を述べて)
──!兄弟、本当に感謝する。
(自身達の頼みを快く承諾して貰った上に結婚式の話も本丸にいる全員に伝えるそうで、早速兄弟達がその事で相談する姿を瞳に映すと何から何まで本当に助かると内心で思い、此方も嬉しさが込み上げてきては表情を緩めて心の底から感謝の言葉を述べ。一先ず結婚式の件は二人に任せる事にして徐に立ち上がると"俺達は他の仲間達に結婚の報告をするからこれで失礼する。結婚式の件、宜しく頼む"と軽く頭を下げてそう告げると退室するように廊下に出て)
(彼らが伝えてくれる間に自身達は他の挨拶を済ませる必要があるために、同じく彼に続く様に退室して。次に向かうのは自身に縁のある刀である長船派の部屋で、そこへ向かうと部屋の前で声を掛けるとすぐに返事が返ってきて。自身が来ることはあまり無いために珍しいねと言われながらもすぐに部屋に通してもらい、彼らの前に座ると少し緊張している様子で)
(その後に続く様に一言断りを入れて部屋に入室し彼の隣に座ると、目の前に居る長船派の者達を見据え本丸内で余り話す機会がなく此方も緊張しており。少し彼の事を見る様に目線向け同様に緊張しているのが窺えて、ここは自身が確りとしなければと思うと再度彼らに視線送れば真剣な表情と堂々とした態度で"──長船派の皆に大事な話がある。俺達は今日結婚することにした。"と閉ざしていた口を開き結婚の報告をして)
妻としても国広を支えていきたい。…どうか、俺達の結婚を許してもらえないかな。
(自身の緊張している様子は、長船の皆にも伝わっていた様でどうかしたのかという燭台切の言葉に上手く伝えられずにいると隣にいた彼が口を開いて。自身達の結婚の報告を聞けば主や堀川達と同じく驚いた様子を見せた彼らに自身の思いを告げて)
俺は長義の事を愛している。この先何があってもこの命に代えても守ると誓うし、悲しませるような事はしない。絶対に幸せにすると約束する。
(突然な報告に主達と同じ反応を示す皆の姿を目にするも自身達は真剣で、彼が想いを告げた後にピシッと背筋を伸ばし変わらずの態度のまま長船派の者達に向ける視線を逸らす事もなく。"…だから俺からもお願いだ、結婚を許してほしい"と自身の決意を皆に聞かせては頭を下げ両手を両膝の前に軽くつくように座礼して)
(自身や彼の真剣な言葉や誠意の感じる姿勢に、異論を唱えるような者は居らず。長船派の祖である燭台切はまるで自分の事のように喜んでくれて“見守っていた僕らからすると君達が夫婦になるなんてこれ以上嬉しい事はないよ、おめでとう”と笑みを向けられると認められたことの嬉しさから目頭が熱くなり。“…それと、俺達の結婚式を挙げたいんだけれど協力してくれるかな?”とお願いするとそういう事なら食事やケーキなどを是非とも任せて欲しいと言われると礼を述べて)
俺達の結婚を認めてくれた事と、結婚式の協力も感謝する。
(自身達の確かな決意と嘘偽りのない言葉は目の前の長船の皆に伝わり、結婚に反対する者は誰も居ない様でその中の代表として燭台切が口を開いたのが分かると静かに聞く姿勢となり。その言葉を聞いた瞬間、ぱあっと表情を明るくさせ今まで緊張していた事もあり多少気が緩んで嬉しそうな様子を見せ。認めて貰えた上に結婚式の件も快い返事をくれた事がとても嬉しく感謝の言葉と共に再び頭を下げて)
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