二振りの山姥切(〆)

先ずは旅行に必要な物を買いに行こうと思う。…それでもいいか？
(此方も彼の手を握り返し門を潜り抜け本丸の外に出て、太陽の光を眩しく感じつつも夏の季節に正装の格好は迚暑く。意識すればする程に暑さが増す気がする為考える事を止め、食材等の買い物は後回しで先に旅行に必要な物を買う為に商店街の方とは違う方向へ足を運び。本丸の近くにも現代の様なショッピングモールは存在するのか、そこで色々と買い物をしようという考えで彼の方を見遣ると尋ね)


(／こんばんは！買い物デートということで大分前に話していたまんばちゃんの顔見知りの女性を出すかどうか意見を聞きたくて…！)

ああ、それで構わないよ。
(普段通う商店街とは違う方向に行くとショッピングモールが見えてきて。まるで現代のようなその建物があった事を初めて知り、彼の考えでは先に旅行に必要なものを買うようでその提案に異論はないために頷き)


(/こんばんは！それ、うちも考えてました！顔見知りの女性と仲良く話すまんばちゃんに嫉妬しちゃう長義くん…！可愛らしいですよね()

(自身の提案に異論は無い様でそのまま見えてきた大規模な商店街の方に歩みを進め、入口から店内に入ると親子連れやカップルの姿も多く確りと彼の手を握り。先ずは夏物の服を見に行くのか近くのエスカレーターに乗って移動すると、メンズ専用の店を見つけ其方に向かえばその服屋に入店して。"海に行くなら水着も買った方がいいな"と服を見ようと思ったがそう呟けば先に水着が置いてある場所に行き)


(／絶対可愛いです！是非長義くんに嫉妬してほしいので、甘味処に行った後の帰りにその女性を出す感じでも大丈夫ですか？()

水着…？普通の服とは何か違うのかな？
(やはり大きな建物ということもあり、中には様々な店舗が並んでいて目移りしそうで。人も多く、ここではぐれては大変だろうと思っているとしっかりと手を握られて。彼に連れられるままにメンズ専用の店に入っていくと海に行くなら水着を買った方がいいと言われて。聞き慣れないその言葉に首を傾げつつ並んでいる水着を触ってみると少しツルツルとしていて普通の服とは違うことがわかり)


(/そうですね！その流れの方が自然かと！仲良く話すその姿にムスッとしてそうですね！)

これは海に入る時に着る服だ。
(目の前には競泳用や遊泳用などのお洒落な水着が沢山並んでいてデザインの種類も多く、こうも数があるとどれにすればいいのだろうと思いながら近くのサーフパンツを手に取り眺めていると隣にいる彼の疑問の声が耳に届き。彼は水着を見た事もないので試しに手に取ったそれを見せながら水遊びの際に必ず着用する服だとそう説明して)


(／了解しました！女性はその時に出します！久々の再会でまんばちゃんも嬉しくて長義くんがいるのに仲良く話すから余計に不機嫌になっちゃうんですよね！)

へぇ…こんなにたくさんの柄があるとどれがいいか迷ってしまうね。
(彼の説明を聞きながら確かにこの素材なら水を弾くのだろうと納得していて。しかし、これを買うというのなら様々な柄の中から一つを選ばないといけないためにどうしようかと苦笑して。とりあえず近くにあるものをひとつずつ見ていくことにして)


(/そうです！楽しくて話に夢中になっちゃうから隣にいる長義くんの様子に全然気付かないんだ笑笑)

──長義。この柄は長義に似合うと思うんだが…どうだろうか？
(説明した後に元の場所に戻すと自身も一緒に近くにある様々な柄を見つつ、彼に似合う水着はどれだろうと密かに探していて。ふと目に映った一つの水着を手に取ると少々派手な気もする向日葵柄のサーフパンツで個人的に花の中では好きな方であり、隣にいるであろう彼の名を呼び見えるように広げて首を傾げ)


(／あぁ気付かなそう笑笑 それでめっちゃ不機嫌な長義くんに腕を引っ張られてその女性と別れるのかな…！あと旅館での寝間着はどうするかも聞きたくて、夏ですし浴衣がいいですかね？)

向日葵…ふふ、可愛らしいね。
(自身の見た目に見合うような柄はどういうものになるのだろうかといくつか手に持っては姿見の前で当てるのを繰り返していて。ふと彼に声をかけられ其方に振り向くと向日葵柄の水着を持った彼が自身に似合うのではないかと見せてきて。彼の方に近寄りそれをじっと見つめると彼が選んでくれたのも嬉しくて上記述べ)


(/そろそろ帰らないと夕餉に間に合わないよって腕を引くんだ！その声がいつもより低くて感情がこもってなくてまんばちゃんは不機嫌なことに気付く…(手遅れ)浴衣いいですね！旅館といえば浴衣だし()何よりいつもより色気が増してる気がする()

…長義が嫌じゃないなら、これにしてみないか？
(此方に近寄ってきた彼は向日葵柄の水着を見て特に嫌がる様子もなく、これを着た姿を一度見たいと思っているのか勝手な自身の判断でこの柄を押し付ける事はせず。もし他に気に入った水着が無ければと、手に持ったままじっと彼の目を見つめながら控えめに勧めてみて)


(／そこでやっと気付くけど、でも不機嫌な理由もさっきの事で嫉妬してるのも知らないからどうして機嫌が悪いんだ…？って聞いてそう！ですよね！色気もだし肌蹴るから浴衣はえっち()まんばちゃんがやばい()

そうしようかな、お前に選んでもらえて嬉しい。
(控えめながらもその柄を勧められては特に趣味が悪いだとか感じることもないために頷いて。何よりも彼に自身に合うのではと考えて選んでくれたことが嬉しくて、上記述べ微笑むと“俺も国広に似合いそうなの選んでいいかな”と首を傾げ)


(/自分で考えたら、とか別に不機嫌じゃないって返してそうだし帰り道は無言が続いてそう…(怖い)わかる、浴衣はえっちこれ大事()旅館で流石にやるのはって長義くんが必死に止めてるけど我慢できるかな…(おい)

(生憎洒落た服に疎く今の流行など知る訳が無いものの、この水着は彼に似合うと考え選んで勧めた事でその言葉を聞けば自身まで嬉しくて。表情が緩むとサイズを確認した後に次は自身の水着を選びたいと言う声に、彼の服などは何が似合うだろうと真剣に選ぶ事ができるのだが、自身のものとなると何がいいのかもわからない為に"ああ、頼む。自分で何が似合うかもわからないから"と言って)


(／無言が続くから怖くてまんばちゃん何も言えないし、本丸に帰ってきたら長義くんがそのまま南泉達の所にお礼を言いに行ったりして仲直りするタイミングとか逃してそう…(謝れない)まんばちゃん、普段はきっちり服を着るから浴衣がはだけて胸元が見えてると思う(妄想)必死に止める長義くんがその気じゃないからちょっと拗ねてるかな(わかりやすい)

任せろ、飛び切りに格好良くしてやる。
(彼の為に選んでやろうと提案するとそれに乗ってくれては自信たっぷりな様子で上記述べ。彼に似合うのはどんなものだろうか、見た目はいいし何でも似合うとは思うものの、やはりしっかりと選んでやりたいようでしばらく幾つかの水着を彼に当てては考え込んでいて。結局彼に似合うと思ったのは紺色に夏らしいハイビスカスが派手すぎない感じにプリントされたものを選んでは“国広、これはどうかな”と聞いてみて)


(/長義くんも敢えて声かけられないようにしてそうですよね！(頑固)長義くんもそれ見て顔赤くしてそうですね！(妄想)拗ねてるまんばちゃんが少し可愛くて、ここじゃダメって言ってるだけでお前としたくないとは言ってないだろって宥めてそう！(包容力)

夏らしくていいな。それがいい。
(暫く体に幾つかの水着を当てられること数回で自身に似合うものを選び終えた様で、此方の意見を聞く彼の手に持っている柄をまじまじと見ると紺色に夏らしいハイビスカスで。互いに夏の花がプリントされたもので、何より彼が選んでくれた水着である為に気に入った様子で視線を戻せば上記を述べると小さく微笑を浮かべ)


(／わかります！仲直りしたいのに無視されたり裂けられて、まんばちゃん寂しくて泣きそうになってたらかわいい(性癖)色気ぷんぷんですもんね！でもそれに気付かないまんばちゃん()お預け食らって拗ねてたけど抱きついて帰ったらしたいとか言ってそう()

本当？
(彼の為に一生懸命考えて選んだ為に彼にも気に入ってもらえては嬉しそうに笑みを浮かべて。それなら彼の水着もこれでいいだろうかと思うと“国広もこれでいい？”と首傾げ確認してみて)


(/泣きそうになってるのみて、そんな簡単に泣くな！ってちょっと焦って頭撫でてあげてそう(泣き顔に弱い)お前、ちゃんと着ろ！目のやり場に困るって顔赤くしてそうですよね！でもちゃんと着付けてあげるんだ！(嫁)帰ったらねって恥ずかしがってそう可愛いかよ)

(再度確認されると頷いては互いの水着が決まるとそれに合うラッシュガードも探して、自身と彼の分を近くにあった買い物カゴの中に入れ。他に色々と買う予定で未々時間もある為に夏服を見に行こうと空いた方の手で彼と手を繋ぎ、服の方へ移動すれば旅行に着ていく服など自身の好みにあったものを探して見つけると彼の意見を聞いた上で何着かカゴに入れていき)


(／頭撫でられたら泣いちゃって、長義に嫌われたと思った…って抱きついてそう。暑いのもあるけど単純に浴衣を着るのが苦手そうだし、長義くんの反応みてやっと気付いて着付けてもらったらお礼にちゅーしてるな！嫁が可愛すぎて必死に我慢しながらその代わりキスはいっぱいするって上目遣いで言うんだ(無意識)

(水着を選び終えると、次に海は特に日差しが強く日焼けしたらとても痛いのだと彼から話を聞きつつそれを防ぐ役割を持つラッシュガードを2人分選んで。夏服もついでに買う為に彼と手を繋いで洋服のコーナーに行けばそちらでも彼と何が似合うか意見を交えながらカゴに入れていき。彼と海で何をしようか、そもそも自身は泳げるのだろうかと思えば“国広は海で泳いだことがあるのかな？初めて海に行った時はすぐに泳げた？”と聞いてみて)


(/ばか、嫌うものかって抱きしめてあげてそうですね！俺も少し子供っぽいことをしたねって何で不機嫌だったのかを説明してそうだし、そのあとしばらくはまんばちゃん長義くんから離れなさそう！浴衣の着付けとかいつも兄弟にしてもらってたのかな(可愛い)お礼にちゅーされて顔真っ赤にしてそうです！キスならいいよって言うけどやっぱり恥ずかしいんだろうな！)

(旅行前の準備という事もあり、カゴの中は洋服を何着も買う為に一杯で自身は3着以上あればいいので選び終えると彼の方を見れば此方が何かを言うより先に突然海で泳げたかと聞かれて。兄弟達と初めて海に行った際は風呂と違って入るのに躊躇して、その時はまだ泳ぐことができなかった代わりに浮き輪をつけて海に入ったのを思い出していて。"…いや、泳いだことはない。その時は少し海に入るのが怖くて、浮き輪をつけてなら入ったことがあるだけだ"と後半になるにつれてこの話をするのが恥ずかしいのか、後半になるにつれ声が小さくなり)


(／まんばちゃんも自分が悪いってことはわかってるしちゃんと謝って仲直りするんだ！寂しかったからずっと抱きついてそうですね…！まんばちゃんは甘えただからきっとそうです(確信)顔真っ赤な嫁が可愛くて軽く触れ合うことしてそう(お触り程度)長義くんの許しも出たからいっぱい甘いキスをしてそう！あとチョコの口移しも…(欲張り)

浮き輪…？それがあれば、俺も国広と一緒に海に入れる？
(どうやら彼も初めの頃は海にすら入るのに抵抗があったようで、その時は浮き輪というものをつけて入ったらしく。きっと自身も彼と同じで海に入るのも躊躇うだろうなと思うと、せっかくの新婚旅行でからと海を満喫できないのも寂しく、上記述べると浮き輪を買うつもりなのかシンプルな浮き輪やシャチの形をした浮き輪などが置いてあるコーナーに向かうらしく彼の手を取ると“ね、浮き輪見てもいい？”と首傾げ)


(/甘えてくるのが可愛くて、好きにさせてそうだし、ヤキモチ妬いてた分一緒にいれるのが嬉しくて長義くんもニコニコしてそう！浴衣だから普段よりも乱れる姿がヤバそう(おい)あーーーっ！まじもんの甘いキスだ！！！(興奮)

ああ、別に構わない。
(浮き輪の話を出すと自身と海に入るために買うのか徐に手を取る彼の言葉に、泳げない人の補助に用いる遊び道具でもあるので頷き。その後に続いた発言にも少しずつ海に慣れるのには必要だろうと思えば上記を述べ、彼と共にそのまま浮き輪のコーナーへと向かえばあの時は兄弟に借りていた為か自身も海に入れる程度で泳いだこともないのでまだ少し怖いと感じるようで。彼と海を満喫したいので序でに買おうと子供用から大人用まで生き物型やハート型など色んな種類の浮き輪が置いてある為、どれにしようかと迷いながら"長義はどんな浮き輪が欲しいんだ？"と聞いてみて)


(／可愛い！！甘えん坊モード発動して甘えまくってるし、満足したら今度は長義くんを甘やかしてそう！浴衣はだけやすいですもんね、軽い戯れで色白の太腿が見えて乱れる嫁の姿に理性と戦うのに必死だろうな(まんばちゃん←)チョコ食べたくなって長義くんに口移しを強請るのがしたくて！！！(同じく興奮)

うーん…これとかどうかな？可愛いし。
(彼と共に浮き輪コーナーに向かうとどんなものがいいのか聞かれて。しばらく様々な種類の浮き輪を見ていたものの、選んだのは水色のシャチの形をした浮き輪で、膨らませたサンプルを指差し可愛いものには目がない為に上記述べ)


(/甘やかされて嬉しそうにしてるんだろうなー！しかもその太腿にはシャツガーターの後が…(鼻血)見るな！って浴衣を戻して隠してそう！チョコという名の媚薬キスでトロトロになるんだ！！！)