山姥切長義 2018-12-12 23:24:34 |
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俺は平気だ。長義と寝たいから。
(彼の隣に寝転ぶと自身に風邪が移る事を心配する声に其方へ身体向け、夏の夜は気温が上昇し扇風機をつけていても暑いが気になる程でもなく。そう簡単に移る事もないだろうと思い、優しく頭を撫でてじっと目を見つめ)
…そう?ふふ、それは嬉しいな。
(自身の心配を払拭するかのように平気だと言われ頭を撫でられては目を細め。自身も彼と眠ることは好きな為に嬉しくて上記述べると彼に引っ付いて)
おやすみ、長義。
(自身の方に引っ付いてきた彼の姿が可愛く小さな笑みが零れ、その身体を優しく包み込むように抱き締めればそっと額に口付けを落とし。明日も早い為に寝ようとそのまま目を閉じて)
おやすみ、国広。
(優しく抱き締めてもらい、額に口付けされては頬を染め此方も挨拶を返して。先に目を閉じた彼は一日中動き回ったり世話をしてくれて疲れが溜まっていたのかすぐに寝た様子で、しばらくその寝顔を見つめていたものの此方も後を追うように眠りについて)
(翌日の朝、自然と目が覚めて彼の背に回した腕を離して起き上がると昨日の疲れがとれたようで固くなった身体を解すために伸びして。その後に時計を見遣ると時間を確認すれば普段通りの時間に起きたため、隣で寝ている彼を起こさぬようにそっと立ち上がり寝室を出て。洗面所に行き顔を洗えばその次に厨へと直行し、冷蔵庫を開けて食材を確認した後に食パンを見つけ軽い朝餉を作ろうと思えば早速準備を始めて)
んん…、
(彼が離れたことにも、寝室を出たことにも気付くことなく熟睡していて。しばらく気持ちよさそうに眠り続けていたものの、ふと目を覚ますとふわりと欠伸をして身体を起こし。頭痛や怠さも感じない為に彼のおかげで治ったのがわかれば立ち上がりいい匂いのしてくる厨に向かい。顔を覗かせると彼の後ろ姿があり、近寄ると後ろから抱き締めて“おはよう国広”と頬に口付けて)
──!…おはよう。
(簡単に作る朝餉に包丁は使わない為、怪我する事もなくパンをトースターで焼いている間に定番の目玉焼きと焼き目のついたウインナーが完成し。それを二人分の皿に盛り付け、チンという音と共にパンが焼けた匂いが厨に漂えば取りに行こうとした所で後ろから抱き締められ。少し驚きつつも彼の温もりが伝わると小さく微笑むが、頬に口付けされては僅かに顔を赤らめ挨拶を返し)
(彼の頬に口付けした事で恥ずかしげに頬を赤くした彼を見て勝気な笑みを浮かべ。“朝餉作ってくれたんだ?ありがとう、いい匂いだね”と言えば目玉焼きとウインナーが盛り付けられた皿を先に持っていこうとそれを持ち厨を出て)
(未だに慣れない彼からの口付けに僅かながら胸が高鳴る音がしつつ、先に盛り付けた皿を運んでくれる後ろ姿に礼の言葉を掛けて。トースターから2枚のパンを取り出し別の皿に乗せてこんがりと焼き目がついて、いい匂いが鼻孔を擽り食欲が唆られ盆の上に2つの皿とバター、コップを置くとそれを持って居間に運び。彼の前にパンの皿とコップ、その真ん中にバターの箱を置けば最後に飲み物を持ってきて自身も隣に座ると手を合わせて)
(テーブルの上を軽く片付けてから皿を並べて定位置に座ると彼が戻ってくるのを待ち。少しして残りの分を持ってきてくれた彼もやってきて目の前にパンが置かれるとふわりと漂う香りに頬を緩めて。手を合わせ挨拶するとパンを食べることにしたものの、バターを塗る事を知らない為にそのまま食べようとしていて)
長義、ぱんにはばたーを塗って食べるんだ。
(本丸で朝餉にパンが出る事は余り無い為にちらりと彼の方を見て、そのまま食べようとするのを止めては真ん中に置いていたバターの蓋を開け。ナイフでパンにバターを塗るとそれを彼に渡しては自身の食べる分にも付けてから一口齧り)
(パンを食べようとした途端彼に止められて首を傾げていると、バターというものをパンに塗るのが定番のようで。彼にバターを塗ってもらいそれを受け取ると今度こそ一口齧ってみて。サクリとした食感とバターの塩気が丁度良く頬を緩めると“これ、美味しいね”と微笑み)
たまにはパンを食べるのも悪くないだろ?
(久しぶりにパンを食べたと頬を緩めてモグモグと食べ続けるも彼の言葉に頷き、手を止め自身は初心者でも簡単に作れるものしか出せないがたまには気分を変えて定番の朝餉を作る事にしたため表情を和らげて言葉を紡ぎ。食事を再開しパンと共に目玉焼きとウインナーも食べ進めると軽い朝餉のメニューなのですぐに完食して)
うん、美味しくてこういう朝餉もいいかな。
(目玉焼きとウインナーも冷めないうちに食べつつパンも美味しそうに食べていると彼の言葉に頷き。しばらくして完食すると挨拶をしてから食器を重ね食休みも兼ねて彼と数分話を交わし。食器を洗ってから軽く汗を流そうと思えば立ち上がり彼の分の食器も持つと“国広、お風呂入るなら先に行ってきていいよ”と告げて)
ん、わかった。
(すっかりと体調が回復した彼に心の中で安堵しつつも、自身の分の食器を持って代わりに洗い物をしてくれる様でその言葉に頷き。腰を上げ箪笥から新しい内番服と夏仕様の透けて見える布を取り出し風呂の準備をすれば、昨日置いたままだった彼の内番服も持ち居間を出て浴室に向かい。着替えを置き脱衣室で服を脱いでそれを洗濯機に投げ入れ浴室の扉を開け、軽く汗を流すだけで数十分後に風呂から出て来て)
(2人分の食器は数もそんなにない為に、すぐに洗い終わると布巾を濡らし居間に向かい。テーブルの上も軽く拭いて綺麗にするとそれを再び厨に持っていくところで廊下の向こう側から彼が戻ってくるのが見えて。彼が入ったなら自身も入ろうと思い厨に布巾を置いてくると部屋に戻り箪笥から着替えを取り出して準備をし)
(風呂に入った事で全体的にさっぱりとして喉が渇いた為に彼と入れ違いになる形で厨に行けば、冷蔵庫から冷えた水を取り飲むとふぅと息を吐き。軽くコップを洗うと昨日彼は相当熱で汗を出したので、風呂に入るだろうと思い居間で待つ事にすれば厨から離れて移動し)
(彼が戻ってきた事を確認してから着替えを持って風呂場向かって。服を脱ぎ浴場に入りぬるま湯で身体の汗を流してはさっぱりとした様子で。しばらくして出てくると着替えてから髪を乾かし軽くセットすると居間に戻って)
準備はできたな。主の所に行くぞ。
(特にする事もなく居間で彼を待っていたが、主の所に行くならパンフレットも返した方がいいだろうと思えば一度寝室へ向かい。再び戻ってくると暫くして彼が居間に来た姿を捉え、立ち上がり其方に近寄れば上記の言葉を告げて確認した後にその場を離れて玄関へ向かって歩き)
(自身が戻ってくると立ち上がり主の元に行くことにして彼の言葉に頷くと後をついていき。靴に履き替え、外に出ると1日ぶりに外の空気を吸ったこともあり伸びをして彼が出てくるのを待ち。彼と並び立つと共に本丸に向かい歩き出して)
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