ミケネコさん 2018-12-01 13:31:08 |
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あなたには分からないよ。種族を背負う一家の気持ちなんて。
(確かに逃げても自由になる保証なんてない。でも、家に居るといつも何かのプレッシャーがかかっていてどんな行動しても種族の見本とされてしまう。そんな生活から逃げ出したい気持ちなんて分からないと思い掴んでいた相手の手をするりと離し)
不幸自慢などくだらんな…お前は自分の生まれや境遇が不幸だと同情をしてもらえば満足か?…そうではないだろう?お前に今必要なのはお前自身の力で身を守れるようになることのはずだ。…ついてこい、全てを捨てて日の当たらない世界で生きていく覚悟があるならな
(相手が抱える事情もくだらないの一言で切り捨てて、本当に自由を求めるなら生き抜くために必要な力を得なければならず、自分についてきたところで彼女が望む自由が得られる保証はなく、一国の王女という肩書きは一生涯ついてまわるだろうと、それでも構わないならついてこいと言い)
ふん…とりあえずこれで顔を隠しておけ、ただでさえお前の顔は目立つ
(強い覚悟を示した相手へとフードのついた少しボロボロで大きめの外套を手渡し、顔が広く知れた王女であること以前に日陰者の集う路地裏には似つかわしくないぐらいに小綺麗な顔立ちの相手にその顔を隠すよう言い)
顔が目立つ!?
(渡された外套を着ておっき。なんて思っていたら相手から顔が目立つと言われ、時分はそんな目立つような顔をしているのかと思い自分の顔をぺたぺた触り)
仮にも一国の王女が顔を晒して歩くなと言っているんだ
(相手のあまりにも危機感の欠片もない反応に呆れ果て詳しく説明をするのも億劫で、簡潔にそう口にして)
やれやれ、先が思いやられるな…
(城という安全な環境で大事にされて育ったからだろう、危険を避けようという感情が欠如している相手にこの先のことを考えると気が重くなって)
はっ!お名前聞いてない!
(この服大っきいなぁ。あ、この人が大きいからか!など色々きょろきょろしながら考えてると思ったら急にハッとし相手に名前を聞き)
なんだ藪から棒に…俺の名前など何だっていいだろう
(あまりにも唐突な発言に足を止め、チラッと相手の方を見やってはすぐに前へと向き直りそう言い捨てては再び歩き出そうとして)
ダメだよ!名前知らないとなんて呼べばいいかわかんない!
(名前なんてなんだっていいと言う相手に向かって少しだけ怒ったようにみせ「なら!私が付けよー!んー、メアリーとか?」と冗談交じりでいたずらっ子ぽく笑い)
(/遅くなってしまいすみません!)
ジョッシュだ…俺のことはそう呼べ。間違ってもそのふざけた呼び名で呼ぶな
(素直に名前を名乗らずにいる己の呼び名をすぐに考え出した相手に眉をピクリと動かし、そんな名前で呼ばれるぐらいならと溜め息混じりに正直に名乗って)
(/お気になさらず!)
ジョッシュね!わかった!
(溜息をつきながらも名前を教えてくれる相手の姿にスクリと笑い、ほんとうにこの人が先程人を斬った人間と同一人物なのか。そんな疑問が頭の中を泳ぎ)
(/お優しいお言葉ありがとうございます!)
満足したのなら黙って歩け…
(顔を背け前へと向き直り早足で歩いていき、暫くして古びた廃墟を指差し)
…暫くあそこに身を隠す、それからこの街を脱出する方法を考えるぞ
え、あ、あそこじゃなくても良いと思うよ。
(相手の指さした方を見れば古びた廃墟。サッと相手の後ろに隠れ何も廃墟にしなくても良いと提案し、廃虚が怖いなんて恥ずかしくて言えず)
え、あ、あそこじゃなくても良いと思うよ。
(相手の指さした方を見れば古びた廃墟。サッと相手の後ろに隠れ何も廃墟にしなくても良いと提案し、廃虚が怖いなんて恥ずかしくて言えず)
あんなボロ家では王族としての矜持が許さないか?
(雨風を凌ぎ身を隠すにはうってつけだと考えて選んだ場所であったが、それに対して不満を口にする相手に対してやや皮肉混じりに嘲笑浮かべつつ問いかけ)
いや、あの、そうゆう訳じゃぁ。
(王族だから廃墟が許せないという訳では無いと否定したがただ廃墟が怖いってことは言えず未だ相手の後ろに隠れ)
(/遅くなってしまいごめんなさい!)
なら何も問題ないだろう…いいからさっさと来い、ボサッとしていて城の連中に見つかっても厄介だ
(どうにもハッキリしない相手の態度に業を煮やし、首根っこを捕まえて強引に連れて行こうとして)
うあああ!
(大人の相手に抵抗しようも叶うはずもなく為す術なく連れられ「わかったって!怖いの我慢するから離して!!」と必死に抵抗しているからポロッと本心が口から出てしまい)
(/私用があり12月いっぱいは遅い返信になってしまいます!ごめんなさい!)
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