小説家 2018-11-29 01:25:00 |
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そういう事でしたか、…お気遣い、有難う御座います。
(返された言葉で目的地を知り、ほっと安堵。先生の行きつけのお店は一通り把握済みで、この道なりから馴染みのお店となると彼処だなとおおよその見当がつく。そういえば自分が此処に来てから具合で寝込んだ時や仕事上の会食以外は専ら家での食事だった。上記の状況も、早々多くはなく6年間のうちの回数など両手で十分事足りる程度。一日の外出で疲れているのは自分だけでなく先生もだろう、なのにこうして気がけてくださる事に心からの感謝を、言葉に礼として表して。)確か、割烹料理のお店でしたよね。食べに行くのは初めてなので、楽しみです。
( 此方こそ、先生とのお話は背後にとっても忙しい毎日の中の楽しみの1つですので今後とも末長くお相手願えれば幸いです。ペースも少しずつ戻していけるかと思いますので気長にお待ちください…。(orz)はい、此方もいくつか候補を考えておきます。
嗚呼、良い店だよ。…質の良い日本酒も随分と揃っていてね、彼処に行くとつい酒も進んでしまう。
(相手の期待の声に返事を返しつつ、普段からあまり酒を飲まない彼にしては珍しい発言を。やがて車は少し喧騒から離れた上品な門構え店の前へと止まり、車を降りると相手と共に店の入口へと向かい。辺りは既に暗かったが、木々が揺れる音に混じり時々水が跳ねる音、明るい時間帯であれば座敷からは大きな池が見え錦鯉が悠々と泳ぐ姿を見ることができるはずだ。店の引き戸を開ければ店の内装も小説家が如何にも好みそうな風合いで、ちょうど側に居た女将が親しげな微笑みを浮かべて彼と二言三言言葉を交わし、二人分の上着を預かると奥の広い座敷へと通されて。池も僅かに見えるが庭の中では少し奥まった方に位置する部屋。女将も二人の関係は既に承知済み、座敷を整えながらかつての話を相手に伝え、彼にも同意を求め。)
…このお部屋は、先生に贔屓にして頂いているお座敷なんですよ。池が一番綺麗に見えるお座敷に昔は案内していたのだけれど、池は少し見えて水音が聞こえるくらいの場所で十分だって。それよりも先生はこの枝垂れ桜の木がお好きなんですよね。
(嬉しいお言葉です…!ではひとまず、こちらを進めていきましょう!また次の展開に映る時お声がけしますね。)
日本酒を飲まれるのですね、…今日は晩酌まで致しましょうか。
(車内での会話はお酒の事で。お互いに飲まないという訳ではないが家にいると、どうしても仕事に追われゆっくりと晩酌をする時間はそうそう取れない。たまにの休みにこうして1日買い物をして、馴染みの店でゆっくりご飯が食べれるのであれば絶好の晩酌の機会で、先生が楽しそうで何よりだと笑みをこぼす。店に着き、店主や女将と一言二言会話を交わす。中に入ると綺麗な店内に聞こえてくる川の音が良い背景の音楽となり、先生に似つかわしい上品で、どこかおごそかな雰囲気さえ感じる。先生はともかく、もう少ししゃんとした身なりにすべきだったか、と内心己の服装を案じながら、女将の言葉に耳を傾ける。目の前にある池より、音を聞いて想像して少しだけ答え合わせが出来る、そんな空間が良いという考えは先生らしく思わずふふ、と笑ってしまう。自分がもし部屋を選ぶとするならば、きっとおススメされるがままばん、と池や桜の主張のあるお部屋を選ぶであろう。それに反して、少しばかり見える池や桜が映える部屋は一段と上品に感じて、)…とても綺麗な桜ですね。先生らしいお言葉です。
…締め切りもそう近くはないし、今日くらいは良いかね。お前さんも飲むだろう、…猪口を二つ貰おうか。
(近い締め切りを思い返してみたものの、此の先数週間以内には入っていない。相手の言葉にも促されるように、そう言うと女将にも猪口を二つ持って来て貰うよう頼み。好みまで良く知られているこの店だからこそ、酒の銘柄に関しても特に注文はない様子、座布団に腰を下ろすと久し振りの雰囲気に少し気分もほぐれるようで。相手の声に再び外の景色に視線を向ける、枝垂桜はまだ四分咲き程度だろうか、それもまた趣があって好ましい。今日一日ばかりは、取材や締め切り、執筆中の小説の内容を束の間忘れて相手と二人で過ごす休日を満喫するのも悪くないと、その控えめに咲く桜を眺めつつ。相手と向かい合うように座り、やがて酒と食事が運ばれてきて。)
お気遣いありがとう御座います。…つい先週までは、忙しい毎日でしたが、一区切り付いた所で、こうして先生と2人ゆっくりとした時間を過ごせる事を、とても嬉しく思います。
(相手はいくつも作品を抱えてる為締切日が近々に重なる事もしばしば。先週までは部屋にこもりきりで、2人でゆっくり会話を交わす時間もそうそう取れない。何より大変なのは先生の方で、自分が出来る事としたら快適な環境を提供する事に徹するのみ。修羅場を乗り越え、ゆっくりと2人で言葉をかわすのも久しく、ましてや一日外出などいつぶりであろうか。ついつい、頬が綻んだ。お酒が運ばれると、女将が2人ともにお酌をしてくれた。和食が運び込まれ、当然ながら毎日食卓に並ぶ光景とは似ても似つかぬ豪勢なお食事、目に入れるとより一層空腹を感じて。)…これは筍の炊き込みご飯しょうか、春が旬ですもんね、とても美味しそうだ。
…ん、漸くひとつ肩の荷が降りた。話を書くのは好きだから良いけれど、幾つも重なると流石に骨が折れる。──締め切り近くはお前さんにもきつく当たってしまうからね…たまには息抜きをさせないと、逃げ出されたんじゃあ私が困る。
(部屋に篭ったまま自分の小説とだけ向き合い続ける時間は、夢中になっていたとしても疲労が溜まるもの。締め切りが近づけば近づくほど相手にも自分のピリついた空気は伝わる筈で、些細な事でも語気を強めたり苛立ちをぶつけたりすることもある。そんな状態にあっても自分を献身的に支え続けてくれる相手の存在は言わずもがな無くてはならないものになっていて。彼なりの労りと感謝の意味もあるのだろうか、逃げ出されないようにと敢えて冗談めいた表現をしつつ少し笑って。猪口に口を付けると、久し振りの香りと喉元がほんのりと温かくなる感覚、日頃飲まないだけにひと仕事を終えた実感が一層湧いてきて深く息を吐き出した。普段は相手の作る食事があればそれだけで十分だが、二人だけのちょっとした打ち上げだと思えばたまの豪勢な食事も良いものだ。旬の味覚がふんだんに使われていて、蕗の薹の天ぷらに箸を伸ばすと塩を付けて口へと運び。)
…蕗の薹も、今が一番良い時期だね。塩を少し付けて食べるのが一番良い、香りも楽しめる。
何を仰りますか、締切前の僕の慌てようなんて先生が1番知っているでしょう。学も歴もない僕を受け入れて下さったのは紛れも無い先生です。逃げも隠れもしませんし、もし、先生が僕を手放したいと思った時には、また戸を叩かれる生活に戻る事を承知の上でお考え下さいね。
(締切日近くになると先生は部屋に篭り、食生活睡眠時間などの生活の乱れも生じ、煙草の本数も増えていく。目に見えて分かる変化は、何も相手だけでなく、自分もそう。根底には支えたいという強い想いから、乱れを正そうと口うるささには磨きがかかるし、お食事の用意だって気合いを人一倍掛けると大幅に時間を要してしまう事もある。世話役が板について着たとは言え、専門の勉強をしていたわけでもなく、未だに失敗をする事だってある。昔から変わらない空回り癖を思い出し苦笑い。相手の冗句に、此方も冗句混じりに上記を返すが、自分ならやりかねないなと内心。お酌されたお猪口を一口、久しい酒が喉を通った後はほのかに熱く、染み渡る。山菜の天ぷらは、どれも食卓に並ぶ物ではなく、1つ1つ、噛み締め、美味しさに頬を緩ませた、)お家の食事で蕗の薹を提供する事もなかなかありませんしね。たまに食べるからこそ、より一層美味しく感じるのでしょう。…あ、こっちは…蕨ですね。どれも、とても美味しいです。
またあの頃みたいに毎日戸を叩いて騒がしくされるのは勘弁だ。何一つ仕事が進みやしない。
(また六年前のように世話役にしてくれと騒ぎ立てられるのは勘弁して欲しいと、相手の言葉に嫌だと肩を竦めて見せつつ。自分の決して健康的とはいえない締め切り前の生活にも対応してくれる相手の存在は大きなもので、その献身的な支えがなければ身体を壊してしまいかねない。普段から、特に締め切りが迫って来る時期は人を寄せ付け難い雰囲気を纏っていることは自負しているため、そんな自分にも臆する事なく接して来る相手は寧ろ有り難い存在。きちんと訓練された世話役だとすれば、気を遣って書き物に専念させてくれるかもしれないが、その代償に不摂生な生活を続ける事にも繋がるだろう。自分にとっては、何かと文句を言いつつも相手の存在が一番居心地のいいものになっていて。普段より豪勢な食事、相手も気に入ってくれたようで、欲しかった物もいろいろ新調できた今日は機嫌が良かった。それも手伝って食事と酒とが進み、店に来てから小一時間が経つ頃には相手のちょっとした言葉にも柔らかい表情を見せるようになっていた。どうやら見掛けによらず酒が入ると笑い上戸になるようで、酒が進むに連れて機嫌の良さが顕著に分かるようになってくる。人前で酔う事は滅多になく、ここまで饒舌で楽しそうな様子はそう見られないはずで。ほとんど顔色は変わらないが、よくよく見ればその白い肌に僅かに朱が差しているだろうか。相手が美味しいと言っていた蕨の天ぷらと魚の西京焼きをおもむろに相手の皿に移しながら。)
──ほら、私の分もお食べ。毎日よく働いているから、…お前さんが居るから、落ち着いて話が書ける。
…─え、そんな、申し訳ないです。僕は自分の分が御座いますし、先生も1日外出して疲れたでしょう、…まだまだ、倒れられては困ります。これからも、側で支えていきたいので。
(若気の至りである行動も今となっては勇敢な決断だったのではと思うほど。しかしながら、相手の生活に支障をきたしていたのであれば、申し訳なく、今後おかずを一品増やそうか、なんて酒を嗜んだか思考回路も緩く。箸で、自分の皿に品々を乗せる先生、こんもりと盛られた皿に反して相手の皿は上品に1つ、2つちょこん、と盛られただけ。食べ盛りなどは等に超えているし、そろそろ胃の容量も折り返し落ちる時期であろうもまだ衰える事はない己の胃袋は否定できない。それに、20半ばとなっても相手から見ればまだまだ子供なのだろう、やや照れ臭さを感じながらも胸に秘め、お気持ちは嬉しいが、と若干の遠慮を少々。共に、素直な気持ちを相手に釣られぽろり吐露。)
──そうかい、此れからも側に居てくれるなら私も安心だ。きちんと看取って貰わないといけないね…とはいえ、お前さんもまだまだ働き盛りの若者なんだから、栄養はしっかり取った方が良い。ほら、此れも。
(相手と二人で気が緩んだ事もあるだろう、元々酒には然程強くないのか猪口を煽る度にその頬の赤みが少しずつ増していくようで、相手の素直な言葉にも柔らかく目を細めて。普段であれば表情も変えず不器用な彼らしく、好きにすれば良いと、其のひと言で済ませていたのであろうが、今は酔いが手伝って言葉さえも優しく率直なもの。しかし相手の遠慮の言葉は聞いていたのかいないのか、一切無視して追加で卵焼きを相手の皿へと。本人は茶碗蒸しの蓋を開け、飾り切りの施された人参を見て嬉しそうな表情を浮かべ唐突に別の話を始める。6年暮らした相手でも、この小説家が野菜の切り方ひとつで喜んでいたことなど初耳だろう。何が可笑しいのか、くすくすと楽しげな様子は既に完全に酔っ払いの其れで、普段纏っている鋭さを孕んだ空気は一切感じられなくなっていて。)
……こうやって花型や紅葉型に切られた人参が昔から好きでね、風情があって良い。入っていると其れだけで得をしたような気分になる。
(/ 今年も、というのも少しおかしいですが節目を迎えたので、これからもどうぞよろしくお願い致します!)
はは、そうですね。ここまで来たからには、責任を持って最後まで見送ります。なんて、柄でもない冗談はさておき…僕のお皿はと言うと、情景には相応しくないわんぱく具合で。
(年齢を考えては、どうしても相手を看取る形になるだろう。自然の摂理には抗えない事は分かっていながらも、やはり想像だけでも心寂しく、冗談として丸め込んでしまい。入れ替わり運ばれて来る料理は情景に見合った彩りにお上品な量を盛り付け。しかしそれが倍の量で、取り皿にどんどん重ねられるのを目前、当の本人は変わらず品の良い量をこれまた品良く召し上がっている。思わずくすくすと笑みをこぼしながら、箸をつけ始めよう。酒も進み普段より口数の多い相手の姿にこちらも釣られて、ふと思いつくは我が家の食卓では未だに馴染みのない物と流行りを提案。)ちょっとした一手間で料理が一気に華やかになりますよね。先生、知っていますか。洋食で使われるウインナーをタコの形に切った物があるみたいで、和食が主な我が家にも現代の風を取り入れてはみませんか。
…嗚呼、少し前に洋食屋で見たことがある。良いじゃあないか、今度出しておくれよ。味は分からないけれど、一度くらい食べてみたい。
(新しいものを試すことに普段はあまりいい顔をしない彼だったが、以前見かけた事があるらしい。思考を凝らした可愛らしい見た目に気にはなっていたのか、二つ返事で食卓に取り入れることを受け入れて。相手と二人で食事をするのは常だが、今日のように酒が入り場所が外となれば普段とはまた違った食事になる。饒舌に、時に愉しそうに笑いながら箸を進めるうちに少しばかり瞼が重くなって来た様子。女将が厚意で用意してくれた甘味をつつきながら緩んだ視線が相手の向けられていて、唐突に尋ねて。)
──お前さん、好い人は居ないのかい。
(/ 今回がほのぼのな感じだったので、また少しシリアスめでも良いかなと思っております。ただ喧嘩も体調不良も一度やっているので、また少し違ったきっかけで上の2つをもう一度リメイクするとか、怪我?がきっかけで文章が書けなくなってしまう、とかどうでしょうか。書けなくなって執筆から遠退いてしまっていたけれど、棗君が腕になることで引き上げてくれる、とか。何かご希望はありますか?)
(/ そういえば今の展開の前にご相談した、お見合い問題と世話役ライバル的存在もまだやっていませんでしたね!その辺りでも、もちろん他のでも良いと思います。)
和食となるとあっさりと薄味の物が多いですが、ウインナーはそのものに味がしっかり付いておりますので、まずは少量、試食会を致しましょうか。
(普段、こうして2人でゆっくりする時間もそうそう取れず、また酒も相まって言葉が途切れないすがたが何とも可愛らしく、柔く笑みを。手料理が板について来たとはいえ、決まったものが多く、流行り物には疎い方だがここで新しい風を取り入れても良いのかもしれない。今後はたまに洋食も作ってみようかと思案しつ、甘味を頬張る。不意に尋ねられた質問に思わず噎せそうになるのを抑え、少しの間、のちに答える。いつもなら口が裂けても聞けないし、話題にも上がらない事柄に乗じ、また尋ねてみて。)─そうですね、恥じるべきか否か、何のご縁もありません。…先生は、いらっしゃるのですか?
___
シリアス類良いです!書けなくなった代わりに代筆するお話めちゃくちゃいいですね…信頼しあってる関係だからこそ出来る事で、お2人の関係性が如実に現れた物語になりそうです。以前お話したネタを採用するとなれば、上記の流れのままでお見合いネタ、でしたらスムーズに進むかと思いますが、どうでしょうか…?
お前さんのように器量が良くて優しければ女にはそう困らなそうだけど…まあ此処に入り浸っていたんじゃあ、きっと此の先も女には見向きもされないよ。
(何の縁もない、という相手の返答には首を傾げつつ猪口に入った酒を喉の奥へと流し込み。頬杖を付いたまま相手を見上げて、そんなに女に困るようには見えないけれどと付け足し乍も理由は明白。次いで相手に自身の事を尋ねられると呆れたように溜息を。この歳になってまで恋にうつつを抜かしている訳がないだろうと反論し乍らも一瞬は過去に想いを馳せた様子。若かった頃にはそういう事もあったと思い出した女性の影を、また酒を煽る事で掻き消して。普段飲まない割に今日は酒が進んだせいか頬杖を付いたまま、やがて目を伏せてしまい。)
──お前さんね、私が今更色だの恋だの言っていたら可笑しいだろう。…昔の話だ、
─
超個人的に、着物の下で怪我をした腕を釣ってるのめちゃ良いなと思いました…片手で煙草を吸うのとかも個人的に好きです…なにはともあれ、上記はこのまま寝落ちで帰宅→数日後に飛ばしてお見合いのネタで進めましょう!その次に怪我話でいかがでしょう?
4ヶ月近くお出かけ話だったので、久しぶりの転換ですね!新鮮で楽しみですー!
はは、女の人に困った事がないのは、何も恵まれてるとは限りませんよ。火のないところに煙は立たず、…なんて、この話はやめましょう。
(年相応の恋愛経験かあったかと問われればつい目を逸らしてしまうくらいにはお察しの模様。先生ともなれば、恋愛小説のような大恋愛を経験されているのでは、なんて勝手な妄想を頭の隅に、ついつい煽ってしまうお酒は2人の酔いを駆り立てる。ご飯もシメを迎え、時計を見ると時間はかなり回ってる。こうも長く外出した日は過去にあっただろうか、首を傾け尋ねて、)さて、そろそろ夜も更けて来ましたが、ご帰宅の時間はいかがなさいましょう?
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盛大に遅れて申し訳ありませんorz
背後社畜故にバタバタしておりましたが、体調の方は万全ですのでご安心下さいorz いつも首を長く待って頂きありがとうございます…泣!
──…良い時間だ、車を呼んでくれるかい、
(二人の手が止まりつつある頃に相手から帰宅の伺いを立てられると、眠たそうな視線を時計へと向け。思った以上に時間は経っていたようで車を呼ぶよう相手に告げると女将に勘定を頼み、欠伸をひとつ。帰り支度を終え車が到着した頃には座ったまま浅い眠りに落ちかけていて、一度眠ってしまうとなかなか動かすのが大変な小説家を彼が必死に車に乗せようと奮闘していたのはまた別の話。そうして二人の休日は幕を閉じ。──そんな日から数日、外出をした日に購入した椅子も届き、いつものように自室で書き物に没頭していて。)
お変わりないようで安心しました、毎日本当にお疲れ様です…!ご無理のないようご自愛下さいね。
上記、休日ネタをやや無理やり終わらせてしまいました、申し訳ありません。次のお見合い話に繋げられるようにロルを続けてみましたが、やりにくいようであれば変えて頂いて構いませんので!
─母さんの言いたい事は分かるよ。だけど、いくらなんでも急過ぎるよ。
(いつも通りの朝、いつも通りの食事に、いつも通りの日課を淡々とこなす日々にふと黒電話の音が屋敷内に鳴り響く。駆け足で取ると、聞き慣れた声で『総一郎?』と呼ぶ声。その正体は実の母親であり、電話番号は教えておいたが日々の仕事に追われゆっくり電話をすることもなかったなとふと思う。急な電話に訃報かと一瞬思ったが明るい声色からそうではないのだろうと察する。体調はどうなのか、先生に迷惑はかけていないか、と以前と変わりない他愛ない話を数分、『あんた恋人は出来たの?』とこれまた変わりない言葉。数年前より度々聞かれるこの質問には、決まって「今は仕事に集中したいんだ。」と遠回しに、かつ完結に答える。何時もなら、そうかい、なんて端的に終わる話題もこの日ばかりは違った、『あんたに会わせたい人がいてね、一度でいいから場を設けてみない?先方には話は付けてあるんだけど…来週の土曜なんてどうかしら?』と一言。一瞬、思考が追いつかなくなるも、上記をいそいそと話す。気持ちは重々伝わる、断ろうと試みるが話はつけてある手前、一度は考えてみて、との圧に負け、言いくるめられ電話を切る。途端、思わず大きなため息を零す、)はぁ……ったく。
とても繋げやすいロル、ありがとうございます!
お見合いネタとして母からの提案に繋げさせてもらいました、当方のロルについても分かりにくい繋げにくいありましたらお申し出下さい!
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