タイトル検索避けすりゃよかった
目を閉じる。開ける。いつもの部屋、ふと近くに置いてあったスマホを覗くと時刻は昼過ぎだった。…あぁ、また、こんな時間まで寝てたのか俺…。それと同時に呆れたのは隣で俺を眺めていたであろう男
「今、起きた?」出来るだけ、寝起きの彼の機嫌を折らないためにも出来る限り優しく声をかけた。しかし、向けられたのは冷たく、警戒する目。そんな気遣いも無駄だということだろう。ついつい苦笑いしてしまう
でも、呆れる反面、隣に居てくれたことに嬉しいと思った。しかし、敢えて冷たくあしらう。「…いつから居たの」こうでもしないとプライドが高い自分の気が持たないから。