巡り合いは運命と共に。（人数制 幼馴染み友情 恋愛。）

>希空

誰かと思ったら希空か。
(近づいてきた人影と声に思わず顔を上げると、幼馴染の一人である希空の姿があり、そう言いながら嘆息してカバンの中身を回収することに専念しようと視線を落とした時に、不意に聞こえた声に再び顔を上げると、今度は散らばった本の一つを手に取り眉を寄せている相手の顔と本のタイトルを見てから、三度視線を落として物を拾いつつ説明をし)
そりゃあ、なんの知識もない希空が読んでもちんぷんかんぷんだろう。それは試験対策の参考書だ。



(／初めまして絡みありがとうございます。クールに見えて案外可愛いところがある家族思いの長男です。こんな取っ付き難いだろう比呂と長く幼馴染でいてくれる希空ちゃんには比呂に代わって私が感謝しておくので許してください )





>彩華

ありがとござ……なんだ、彩華か。
( どうやらものを落としたことに気づいた近くの人が助けに来てくれたのかと顔も見ずに感謝を述べようとしたが、その途中でその相手が幼馴染の一人だと分かるや否やあからさまに落胆しましたと分かるような表情で嘆息し、散らばったカバンの中身を纏めて一つ一つ汚れをを払いながら入れていき、次いで相手の驚きの質問に再び嘆息すると )
見たらわかるだろう。落ちたものを拾っている。
( 相手が聞きたいことの真意を敢えて無視しているのか本気で分かっていないのか分からない的外れな返答をして )




(／初めまして、絡みありがとうございます。こちらこそ付き合いにくい奴ですが、よろしくお願いします )