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No.62
by ニール背後 2025-01-13 20:23:51
(/お久しぶりでございます。
最近ニューヨークにまつわる映画を観賞したことがきっかけで、懐かしさが抑えきれず、こうしてこの場所を訪れ、筆を執らせていただきました。
あれからもう6年もの歳月が流れたのかと思うと、時の速さに驚くばかりです。それほどあの場所でのマリア様をはじめとする皆様との交流、そして二つのお部屋でマリア様と交わした言葉の一つひとつが、今なお私の中に鮮明に刻まれているのだと実感しております。
元のトピックは閉じてしまいましたが、その後も数か月に渡り、こちらを含め何度か確認しに足を運ぶ程には、マリア様への想いを拭いきれなかった当時の自分がおります。
そして今も尚、初めて一緒にステップを踏んだ曲や、ニールが落ち込んでいた夜にマリア様が選んでくださった曲など、二人の物語に登場した音楽を耳にするたび、頭の隅に思い出しておりました。
辛いことがあった日でもそれらの曲を聴くと不思議と心が軽くなるのは、ニールを通して貴女からいただいた厳しくも温かい言葉の数々が、その旋律に寄り添うように響いてくるからなのだと思います。
この数年の間に、私自身の生活だけでなく、世界の在り方も随分変わったように感じます。新型ウイルスのパンデミックや国際的な戦争、自然災害など、辛いニュースが絶えない日々ではありましたが、あの場所で出会った皆様、そして貴女様に、悪い影響が及んでいないことを心より祈るばかりです。
ニューヨークの街角でささやかな幸せを大切にしながら、確かな愛のもと支え合い、歩んでいったであろう若い二人を想います。
そしてあの夜バーカウンターで共に描いた「大きな平和」の夢が、今も二人の世界に息づいていることを願っています。
どうか、マリア背後様がどこかでお元気でいらっしゃいますように。
そして、いつか今日の私と同じようにこの場所を思い出してくださった日に、この書き置きが貴女の元へ届きますように。)