組長 2018-10-08 10:58:07 |
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ここは景色がいいからのぅ…。
ほら、そこで止まっとらんで行くぞぃ
(目を丸くする彼を見てクスクス笑いながら確か夜景が綺麗だったなと思い出すように呟き車から降りすたすたとレッドカーペットを歩きふと立ち止まってる彼に呼び掛け)
あ、待てよ。…こんな所で置いてくなよ。
(見上げるのをやめ、前を見ると随分離れた相手の背を焦ったように追いかけ隣に立つ。先程とはまた違った光景に、襟元きゅっと直して)
大丈夫じゃ、服は崩れてないしちぁゃんと綺麗なままだよ。
ほら、雅見てみぃ綺麗な夜景じゃ。
(エレベーターに入り隣にいる彼が服装を直す姿を見て大丈夫と微笑みながら転んでいても着崩れないところは上質やなと思いながら崩れてないと説明しエレベーターが動きだしふと後ろにあるガラス貼りな壁の方に向き夜景が見えて彼に教え綺麗だとぽつりと呟き)
ほ、ほんとか?乱れてたりしたら教えてくれよ。あと、テーブルマナーとか…。
……すげぇ綺麗、色んな所知ってんだな。
(ナイフとフォークの使い方やマナー分からず、緊張ぬぐいきれずに居たが相手から外を見ろと言われて視線を移す。目を丸く、感動したのか相手を見上げるように見つめると尊敬の念で)
なんじゃ。惚れたかぃ?
長年生きてりゃ知恵はつく…。
雅、長生きしぃやぁ。
(すごいと言われふっと鼻で笑い意地悪そうな笑顔で惚れたかと冗談っぽく話しながらまっすぐ夜景を見て自分も若いときは空なんか見なかったからなと考えながら格言ぽいことを呟き顔を見合せ子供みたいに笑いながら長生きしろよと話し)
……男同士で何言ってんだ。ほんと、馬鹿だろ。
それは組長もだろ。俺拾っておいて早々にくたばりやがったら許さねぇからな。
(押し隠していた恋心がぶわっと蘇り耳まで赤く染まると隠すように夜景に目を向け視線逸らし、相手に対しても自分に対しての意味で馬鹿だろ、と小さく呟き。夜景を見ながら、誤魔化すように悪態つきながら肘で脇をつんっと軽く付いて)
フラれてしもぅた…。
怖いのぅ安心せぇちゃんと生きるさかぃ
…おっついたで。
(悪態をつかれ脈なしかとふぅと隠れながら息を吐きクスクス笑いながら呟き肩を萎ませながら長生きしろと返されにこりと微笑みながらちゃんと愛しい人を守りきるまで生きると宣言しエスカレーターが着きましたとチャイムがなりついたなと教え)
弄んでんじゃねぇよ、…ほら、行くぞ。
(相手は冗談のつもりなのだろうとけっと一言。その後の発言に安心感と先程からのドキドキが止まらずに、誤魔化すように我が物顔で先に降り、テーブルまで足を進め)
ほいほい、
…おおきにぃそやなとりあえずステーキでも頼むかのぅ。
(エレベーターの扉が開きすたすたと先に歩く彼の姿を微笑えましく思いながらついていく形でも歩き席に案内され椅子に座りメニューを渡されメニューを開き彼に問いかけるように話しかけ)
あ、じゃあ俺も同じので。
(メニュー表を見ると部位の名前が羅列されてあり、目を通すもどれがどれだか分からない。困ったように相手を何度かちら、と見ると注文した声に、食い気味に同じのを、と注文して)
ほな、ステーキ2つ。
1つはちゃんと火を通してもう1つはミディアムレアでお願いします。
…火が通ってないと不安なんや…。
(同じのをと言われ再び注文し直しながら若いし柔らかい肉食べたいと言ってたからミディアムレアでいいかと考え注文し自分のはちゃんと中まで火を通してと注文しあとはステーキに合うワインを頼み店員を見送り気まずそうに生だと不安と少し子供っぽく呟き)
組の頭が肉にあたってお陀仏、なんて間抜けな事できねーしな。そのくらい用心深い方が丁度いいだろ。
(相手の珍しく気弱な様子に意外だな、なんて目を丸く。お冷グラス片手に、は、っと笑って)
そういうもんか…。
あぁ、雅は何を飲むんや?頼むの忘れもぅたわ。
ノンアルコールもあるし…。
(笑われ少しむっとしながらふぅと息を吐きながら呟きそういえば彼のぶんの飲み物頼んでなかったと気づきながら彼に問いかけ好きなの飲んでもいいと話し)
俺は水でいい。
肉で腹一杯になりたいし。炭酸って腹膨らむだろ、
(首を横に振ると、ワインを飲む相手を様になるな、なんて思いながら見つめて。料理がくるのを今か今か、と内心待ち望みながら)
ふっ、ほんま食べることになると大人しいなぁ。
きたでぇ肉厚ジューシーなステーキが…。
(普段の彼とはなぜかしおらしくそれを面白く思いながらくすりと微笑みながらからかい口調で話していたら店員がステーキを運んできて机に置かれ呟き)
当たり前だろ、食べる事が唯一の楽しみだからな。
!…あ、いただきます。
(目の前に料理が置かれると、子供が欲しかったおもちゃを前にしたかのように目をキラキラさせるも、すぐさま相手の存在を思い出し誤魔化すように手を合わせ。一口、早々に食べるとその柔らかさと美味しさに、「すげぇうまいな、これ!」と嬉々とした様子で相手見つめ笑って)
そりゃよかった…。
今日はたらふく食べなはれ、ほな私もたべようかねぇ。…相変わらずうまいのぅ。
(嬉しそうな彼の顔を見てふわりと愛しそうに笑いながらよしよしと優しくなで子供に言うみたく呟き褒美だからとたらふく食べなと言い聞かせナイフとフォークを使って小さく切って食べ変わらず美味しいなと呟き)
おー、
(撫でてくる手も、ステーキを前にすると気付いくことはなく、目の前の物を嬉々と食べ進め思わず返事も適当に。自分の要望全てをかなえてくれる相手に、「いつもありがとな、」と幸せそうににっかり笑って)
明日は雨降るかもしれんのぅ。
(にこりと笑ってお礼を言う彼を見て目を見開き驚いたように時がとまったと思ったらふぅと息をつきワインを一口口に運びながらぼそりと明日はその素直さが消えているだろうと予想をたてながら呟き)
どういう意味だよ、失礼だな。
(日頃から素直なる場面が少ない自分が悪くもあるか、と思いながらけっといつも通りに戻り言い。その後も黙々と食べ勧めていって)
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